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【専門家相談の目安】目を上下左右に動かすと痛い原因とは?知恵袋の疑問を徹底解説
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年08月14日
更新日:2026年08月14日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「目を上下左右に動かすと、目の奥がズキズキ痛む…」「知恵袋で検索してみたけれど、自分と同じ症状なのか不安…」目を動かしたときの不快な痛みや重みを感じると、何か重大な病気ではないかと不安になりますよね。結論からお伝えすると、目を上下左右に動かすときの痛みは、多くの場合「眼精疲労」や「目の周りの筋肉(外眼筋)のコリ」が原因です。ただし、痛みが強い場合や頭痛・視力低下を伴う場合は、「視神経炎」や「三叉神経痛」「副鼻腔炎」といった専門医による治療が必要な疾患が隠れている可能性もあります。本記事では、Yahoo!知恵袋などで多く寄せられるお悩みをベースに、考えられる原因や危険なサイン、今すぐできるセルフケアから受診すべき診療科までを分かりやすく解説します。最後までお読みいただくことで、ご自身の痛みの原因を整理でき、次に取るべき具体的なアクションが明確になります。
【結論】目を上下左右に動かすと痛い主な原因3選

目を閉じた状態や開けた状態で眼球を動かしたときに痛みを感じる場合、主な原因は大きく分けて3つあります。まずはご自身の症状がどれに該当するかチェックしてみましょう。
原因①:深刻なデジタル眼精疲労・スマホ老眼
最も頻度が高い原因が「重度の眼精疲労」です。パソコンやスマートフォンを長時間凝視し続けると、ピントを調節する筋肉(毛様体筋)や、眼球を動かす6つの筋肉(外眼筋)が過度に緊張し、硬直します。
症状の特徴:
・痛みのほか、目の奥の「重さ」「だるさ」を感じる
・夕方以降やパソコン作業後に症状が強くなる
・目の乾燥(ドライアイ)や肩こり・首こりを伴う
筋肉が固まった状態で眼球を上下左右に無理に動かすことで、ストレッチされた筋肉に痛みが生じます。
原因②:視神経炎・強膜炎などの目の炎症
単なる疲れ目ではなく、目そのものや周囲の組織に「炎症」が起きているパターンです。特に注意が必要なのが「視神経炎(ししんけいえん)」です。目から脳へ情報を伝える視神経に炎症が起きると、目を動かしたときに神経が引っ張られ、目の奥に強い痛みを引き起こします。
症状の特徴:
・目を動かしたときの急激な痛み
・視力が落ちる、視野がかすむ、色が薄く見える
・片目だけに発症することが多い
また、目の白目部分の深い層に炎症が起きる「強膜炎(きょうまくえん)」でも、眼球運動に伴う強い痛みや充血が現れます。
原因③:副鼻腔炎や三叉神経痛などの周辺組織の異常
目の周辺にある「鼻の副鼻腔」や「顔面の神経」のトラブルが、目の奥の痛みとして感じられるケースがあります。
・副鼻腔炎(蓄膿症):目の下や眉間の奥にある副鼻腔に膿が溜まると、目の奥圧迫感や痛みを引き起こします。おじぎをしたときや顔を下に向けたときに痛みが強まるのが特徴です。
・三叉神経痛・眼窩神経痛:顔の感覚を司る三叉神経が圧迫・刺激されることで、眉毛の下やこめかみ、目の奥にピリッとした痛みが走ります。風邪の引き始めや体調不良時にも起こりやすくなります。
知恵袋でよくある悩み!「ぐりぐり動かすと痛い」のはなぜ?
Yahoo!知恵袋などのQAサイトでは、「目を閉じてぐりぐり上下左右に動かすと痛い」「わざと端まで目を出 we むけると痛い」という相談が非常に多く見られます。 なぜこのような現象が起きるのでしょうか?
眼球を支える「外眼筋」の筋肉痛
人間の眼球は、上下左右・斜めに動かすために6本のみの筋肉(外眼筋)で支えられています。 日常的にデスクワークなどで一点を見つめ続けていると、これらの筋肉は特定の角度で固定され、血行不良に陥ります。その状態で無理に限界まで動かしたり、ぐりぐりと円を描くように動かしたりすると、硬くなった筋肉が急激に引き伸ばされ、いわゆる「筋肉痛」のような痛みが発生するのです。
無理に動かすのはNG!レム睡眠と目のメンテナンス
知恵袋の回答などでも指摘される通り、痛みを感じるような動作を故意に繰り返すのは逆効果です。 人間は睡眠中の「レム睡眠」の際、意識とは無関係に急速眼球運動(REM)を行い、目の筋肉の疲労や脳の整理を自然に行っています。 身体には自己回復機能が備わっているため、「痛む方向にわざと動かして確認する」行為は避け、静かに目を休めることが鉄則です。
セルフケアで様子見して良いケース vs すぐに病院へ行くべきケース
「目の痛みで病院に行くべきか迷う…」という方のために、緊急度の判断基準をまとめました。
セルフケアで様子を見て良いケース
以下の条件に当てはまる場合は、眼精疲労の可能性が高いため、まずは数日間のセルフケアと十分な睡眠で様子を見ても問題ありません。
・視力や視野に全く異常がない(普段通り見えている)
・痛みが「重痛い」「だるい」程度で、激痛ではない
・睡眠をとったり、目を温めたりすると痛みが和らぐ
・充血や目やに、まぶたの腫れが見られない
【警戒】すぐに眼科・脳神経外科を受診すべき危険なサイン
一方、以下の症状が1つでもある場合は、放置せずに早急に医療機関(眼科または脳神経外科)を受診してください。
・急激な視力低下や視野の欠け・かすみがある(視神経炎の疑い)
・片方の目だけが充血し、光を見ると激しく痛む(強膜炎・ぶどう膜炎の疑い)
・物が二重に見える(複視)(眼球運動神経麻痺の疑い)
・激しい頭痛、吐き気、めまいを伴う(急性緑内障発作や脳神経疾患の疑い)
・痛みが日ごとに強くなっている
※特に「見え方」に変化がある場合は一刻を争う疾患の可能性があるため、自己判断は禁物です。
今すぐできる!目を動かしたときの痛みを和らげる5つのセルフケア

眼精疲労が原因と考えられる場合、日常のセルフケアで症状を大幅に緩和させることができます。明日から実践できる5つのステップをご紹介します。
① 目を温めて血行を促進する(ホットアイマスク)
筋肉の緊張による痛みに最も効果的なのが「温熱ケア」です。
・やり方: 濡らしたタオルをラップで包み、電子レンジ(500Wで約30秒〜40秒)で温めます。火傷に注意しながら、閉じた目の上に5〜10分程度乗せます。
・効果: 毛細血管が広がり、蓄積した疲労物質が流れやすくなります。市販のホットアイマスクを活用するのもおすすめです。
※ただし、目が真っ赤に充血している場合や、炎症による熱感がある場合は温めず、冷たいタオルで冷やしてください。
② ビタミン配合の目薬(V.B12・V.B6)を活用する
ドラッグストアで目薬を選ぶ際は、ピント調節機能を回復させる「ビタミンB12」や、目の新陳代謝を促す「ビタミンB6」が含まれているものを選びましょう。 また、防腐剤フリーの人工涙液を点眼し、ドライアイを防ぐことも効果的です。
③ デスクワーク中の「20-20-20ルール」を実践する
アメリカ眼科学会も推奨する眼精疲労予防のアプローチです。
・20分パソコンやスマホを見たら
・20フィート(約6メートル)離れた場所を
・20秒間じっと眺める
遠くを見ることで、収縮していた毛様体筋が緩み、リラックス状態を作ることができます。
④ 目の周りのツボを優しく押す
目の周辺には、疲労回復に効くツボが集まっています。
・攅竹(さんちく): 眉頭の凹んだところ。親指で上に押し上げるように押す。
・太陽(たいよう): まゆ尻と目尻の中間から、やや後ろ(こめかみ寄り)の凹んだところ。
※眼球そのものを強く押すのは眼圧を上げるため絶対に避け、骨のフチを優しく押すようにしてください。
⑤ 質の高い睡眠をとる
何よりも最大の治療薬は「睡眠」です。 就寝前30分はスマートフォンやテレビの画面を見ないようにし、暗い部屋でしっかり目を休ませましょう。
よくある質問(FAQ)

Q1. 何科を受診すればいいですか?
A. まずは「眼科」を受診してください。 眼圧検査、細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査、眼底検査などを通して、目自体に異常がないかを調べることができます。眼科で異常が見つからず、頭痛や顔面の痛みが強い場合は、副鼻腔炎(耳鼻咽喉科)や神経痛(脳神経外科・内科)への紹介を受けるのがスムーズです。
Q2. コンタクトレンズは装着したままでも大丈夫ですか?
A. 痛みが治まるまでは、コンタクトレンズの使用を控え、メガネで過ごすことを強く推奨します。 レンズの装用は角膜への負担や乾燥を招き、痛みを悪化させる原因になります。
Q3. 目を動かす体操やストレッチはしたほうがいいですか?
A. 痛みがある最中の無理な眼球運動は避けてください。 炎症や筋膜の緊張がある状態で無理に動かすと、症状が悪化する恐れがあります。痛みや不快感が完全に引いてからの予防策として、優しく遠近交互を見る程度のストレッチにとどめましょう。
まとめ:無理に動かさず、不安な場合は専門医へ
目を上下左右に動かすときの痛みについて、原因と対処法をまとめます。
・主な原因: パソコンやスマホの使いすぎによる「重度の眼精疲労」や「外眼筋のコリ」。
・NG行動: 痛むからといって無理にぐりぐりと目を動かして状態を確認すること。
・緊急サイン: 視力低下・視野の異常・激しい頭痛・充血を伴う場合は、すぐに眼科を受診する。
・セルフケア: 目を温める・ビタミン配合目薬の使用・「20-20-20ルール」・十分な睡眠。
目の痛みは「少し目を休ませてほしい」という体からのSOSサインです。 まずは今夜、温かいタオルで目を癒やし、スマートフォンを置いて早めに休みましょう。 もし「セルフケアを続けても痛みが引かない」「見え方に違和感がある」と感じる場合は、決して放置せず、お近くの眼科で専門医の診察を受けてくださいね。
なかなか治らない目の奥の痛みには鍼灸治療もおすすめな理由
セルフケアを試しても目の奥の重みや痛みが引かない場合、鍼灸治療を検討するのも効果的です。デスクワークなどで固まった目周辺の筋肉(外眼筋)や首・肩の凝りは、深部の血流が滞っているケースが多くあります。鍼灸治療では、手技では届かない深層の筋肉やツボ(攅竹や太陽など)に直接アプローチし、血行を促進して眼精疲労の根本原因を和らげます。自律神経を整える効果も期待できるため、慢性的な目の痛みに悩む方や、眼科で異常がないと言われた方の選択肢として非常におすすめです。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
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次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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