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【専門家監修】夜に動悸が起きる原因とは?心配いらないケースと受診の目安
- カテゴリ:
- 胸やお腹の悩み
公開日:2026年10月05日
更新日:2026年10月05日

【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。

「寝ようとすると急に心臓がバクバクする…」「夜中に胸がドキッとして目が覚め、不安で眠れない…」静かな夜に突然感じる動悸は、誰でも大きな不安を覚えるものです。「何か重い心臓病なのでは…」と一人で悩んでいませんか?結論から申し上げますと、夜間の動悸の多くは「生理的な影響」や「一時的な脈の乱れ」によるものであり、すぐに命に関わるものではありません。ただし、背景に医療機関での適切な処置が必要な疾患が隠れているケースもあります。この記事では、専門家の医療的知見に基づき、夜に動悸を感じる仕組みや日常生活で考えられる原因、受診が必要な危険サインについて分かりやすく解説します。
【結論】夜に動悸を感じやすい3つの理由
「なぜ夜になると急に動悸が気になるのか」疑問に思う方も多いでしょう。これには、夜間特有の身体のメカニズムと環境が深く関係しています。
理由①:副交感神経から交感神経への急激な変化
本来、夜は体を休める「副交感神経」が優位になる時間帯です。しかし、ストレスや疲労、自律神経の乱れがあると、リラックスすべき場面で興奮を司る「交感神経」が活発化してしまうことがあります。この交感神経の急激な働きにより、脈拍が早くなったり強く打ったりして動悸として自覚されます。
理由②:静かな環境と姿勢(左側を下にして寝るなど)
昼間は仕事や家事、周囲の音などに気を取られていますが、夜は静寂の中で自分の身体の感覚に意識が向きやすくなります。また、体を横にすると心臓の振動が布団や身体に伝わりやすくなり、特に左側を下にして寝ると心臓が胸壁に近づくため、より脈拍を強く「ドキドキ」と感じやすくなります。
理由③:一時的な脈の乱れ(期外収縮)
心臓の電気信号が一瞬乱れ、脈拍が飛んだり早く打ったりする現象を「期外収縮(きがいしゅうしゅく)」と呼びます。健康な人にもごく普通に起こる生理現象であり、夜の静かな環境で「ドキッ」と自覚しやすくなります。多くの場合、これ自体は過剰に心配する必要はありません。
夜間の動悸を起こす主な原因(日常生活・病気)

夜の動悸には、日常生活の乱れから起きるものと医療的な対応が必要な病気の2パターンがあります。
【生活習慣】日常生活に潜む動悸の要因
心臓自体に病気がなくても、日頃の習慣やストレスによって動悸が誘発されます。
・カフェイン・アルコールの摂取:就寝前のコーヒーや緑茶、アルコールは交感神経を刺激します。特にアルコールは体内で分解される過程で血管を拡張させ、心拍数を増加させるため夜間の動悸の原因になりやすいです。
・精神的ストレス・不安・自律神経の乱れ:悩みごとや不安があると、入眠時にも脳が休まらず、動悸とともに強い恐怖感や緊張感を伴うことがあります。
・睡眠不足・過度な疲労:疲労が蓄積すると自律神経のコントロールが利きにくくなり、過剰な心拍変化を引き起こします。
【疾患】注意したい病気や睡眠障害
動悸が特定の病気のサインとして現れている可能性もあります。
・不整脈(心房細動など):一瞬の乱れではなく、長時間規則性のないバクバク感が続く場合、心房細動などの不整脈の可能性があります。
・睡眠時無呼吸症候群(SAS):睡眠中に一時的に呼吸が止まることで血中酸素濃度が低下し、身体が危機を感じて交感神経が激しく活動します。その結果、激しい動悸とともに目が覚めることがあります。強いいびきや日中の強い眠気がある方は注意が必要です。
・過換気症候群(パニック障害):不安感から呼吸が激しくなり、動悸や息苦しさ、手のシビレなどを伴う症状です。甲状腺機能亢進症・高血圧:ホルモンバランスの乱れや血圧の変動が心臓に負担をかける場合もあります。
【セルフチェック】様子見OK?病院へ行くべき?

動悸が起きたとき、最も重要なのは「すぐに受診が必要かどうか」を見極めることです。
様子を見て良いケース(経過観察)
以下の特徴に当てはまる場合は、一時的な生理現象やストレスの影響である可能性が高く、過度に焦る必要はありません。
・「ドキッ」とするのが一瞬~数秒で終わる
・他の症状(胸の痛みやめまいなど)がなく、動悸以外は元気である
・深呼吸をすると落ち着いてくる
・カフェインやアルコールを飲んだ夜だけ起きる
すぐに循環器内科・内科を受診すべき「危険サイン」
以下の危険サイン(警告症状)が一つでも該当する場合は、重大な疾患が潜んでいる可能性があるため、早めに専門医へ相談してください。
・頻繁に起きる、または長時間(数分以上)動悸が続く
・胸の痛み、締め付け感、押しつぶされるような圧迫感がある(狭心症・心筋梗塞の疑い)
・強烈な息苦しさ・呼吸困難を伴う
・めまい、立ちくらみ、意識が遠くなる感じ(失神)がある
・いびきがひどく、夜中に息が止まっていると指摘されたことがある
※胸の激痛や意識消失などがある場合は、我慢せず救急要請(119番)を検討してください。
病院での検査内容
「医療機関に行ったらどんな検査をするの?」と不安な方のために、代表的な検査の流れを紹介します。
・心電図検査(ECG):診療時に心臓の電気信号を数分間記録する基本検査です。
・ホルター心電図検査:小型の心電計を身につけ、24時間〜数日間の日常・睡眠中の心拍変化を記録します。夜間の動悸をキャッチするのに非常に有効です。
・睡眠検査(簡易モニタリングなど):睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われる場合、自宅で装着して睡眠中の呼吸状態を評価する検査を行います。
夜の動悸を防ぎ、安心して眠るための5つの生活対策
日常的なケアによって、夜間の不快な動悸を予防・軽減することができます。今夜から試せる対策を取り入れましょう。
1. 就寝3~4時間前はカフェイン・お酒を控える
カフェインは体内に長く残るため、夕方以降の摂取を避けましょう。アルコールも「寝酒」として飲むと睡眠の質を下げ動悸を誘発します。
2. 就寝前に「ゆっくり吐く」深呼吸をする
「4秒吸って8秒かけて吐く」といった深呼吸を行うことで、副交感神経が優位になり、リラックス状態で入眠できます。
3. 寝具・寝相の工夫をする
左側を下にして横になると脈を感じやすいため、仰向けや右側を下にした体勢を試してみましょう。
4. スマホやPCの画面を寝る直前に見ない
ブルーライトは脳を覚醒させ、交感神経を高めてしまいます。就寝30分〜1日前には画面を見るのをやめましょう。ぬるめのお湯で入浴する38~40℃程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、自律神経のバランスが整いやすくなります。
よくある質問(FAQ)

Q1. 夜に動悸が起きたら、まずどう対処すればいいですか?
A. まずは身体を楽な体制にして、深く息を吐くことを意識してください。 焦ると余計に交感神経が優位になり動悸が悪化します。「息を長めに吐く深呼吸」を繰り返し、部屋の照明を落として安静にしましょう。冷たい水を一杯飲むことも自律神経のリセットに効果的です。
Q2. ストレスが原因で夜に動悸が起こることはありますか?
A. はい、非常に多く見られます。 日中のストレスや精神的緊張が残っていると、就寝時に副交感神経への切り替えがスムーズにいかず、交感神経が暴走して動悸を引き起こします。リラクゼーションや十分な休息を心がけましょう。
Q3. 何科を受診すればよいですか?
A. まずは「循環器内科」または「一般内科」の受診をおすすめします。 心臓や血管の専門である循環器内科で心電図等の検査を受け、問題がないか確認してもらうのが最も確実で安心です。必要に応じて心療内科や睡眠科などが案内されることもあります。
まとめ|一人で抱え込まず、早めの専門医相談で安心を
夜間に突然起こる動悸は誰でも怖さを感じるものですが、その多くは「自律神経の変動」「生活習慣」「生理的な一時的変動」によるものです。まずは落ち着いて深呼吸し、就寝前の生活環境を見直してみましょう。
【本記事のポイント】
・夜の動悸の多くは、副交感神経と交感神経の入れ替わりや静かな環境によるもの
・就寝前のカフェイン・アルコール・スマホを控え、深呼吸でリラックスする
・「胸の痛み」「激しい息苦しさ」「めまい」「頻繁な動悸」がある場合は早めに受診する
もし動悸が何度も繰り返される場合や、強い不安感が消えない場合は、無理をせず早めに循環器内科や内科などの専門医へご相談ください。 専門家のもとで検査を受け、「異常がない」とわかるだけでも大きな安心感につながり、快適な睡眠を取り戻す第一歩になります。
自律神経を整える鍼灸治療も夜間の動悸和らげる有効な選択肢
医療機関で検査を受けて「心臓に異常がない」と診断されたものの、夜の動悸や不安感が続く場合は、自律神経の乱れが関係している可能性があります。そのようなケースでは、鍼灸治療(しんきゅうちりょう)を選択肢に入れるのも有効です。鍼灸は東洋医学の観点から全身の血流を促し、興奮した交感神経を鎮めて副交感神経を高める効果が期待できます。緊張やストレスでこわばったお腹や背中の筋肉をほぐすことで、自律神経のバランスが整い、深い睡眠に入りやすい体作りをサポートします。原因が特定できない不調でお悩みの方は、一度相談してみるのも手です。
夜の動悸と不安を和らげる自律神経を整える鍼灸治療

【改善された方の感想(口コミレビュー)】
・東京都在住/40歳女性
夜になると急に心臓がバクバクと脈打つ動悸や、眠れないほどの強い不安感にずっと悩まされていました。病院の検査では異常がなく、どうしていいか分からず困り果てていましたが、こちらの鍼灸治療を受けてから驚くほど心身が軽くなりました。施術を重ねるうちに自律神経の乱れがしっかりと整っていき、夜も安心してぐっすり眠れるようになりました。一人ひとりに寄り添い、丁寧に向き合って根本から不調を和らげてくださった担当の鈴木先生には、本当に感謝しております。
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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