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【専門医監修】頭が痺れる原因とは?考えられる病気と受診の目安を解説
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年08月13日
更新日:2026年08月13日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「頭が痺れる感覚があり不安…」「何科を受診すればいいの?」とお悩みではありませんか?頭の痺れ(頭皮のしびれ)は、首や肩のこりによる一時的な神経圧迫や血行不良が原因であることが大半です。しかし、中には脳卒中(脳梗塞・脳出血)や帯状疱疹などの注意すべき病気が隠れているケースもあります。この記事では、頭が痺れる主な原因、危険な病気の見分け方、自分でできる対処法を専門的かつ分かりやすく解説します。最後までお読みいただくことで、ご自身の症状が緊急を要するものか判断でき、適切な予防法・対処法が分かります。
【結論】頭が痺れる3つの主な原因

頭が痺れる主な原因は、大きく分けて「神経の圧迫」「血行不良」「ストレス」の3つに分類されます。 まずは、なぜ頭に痺れが起きるのか、そのメカニズムを結論から解説します。
① 神経の圧迫(後頭神経痛など)
首や肩の筋肉が凝り固まると、頭部へとつながる神経(大後頭神経・小後頭神経など)が圧迫されます。 これにより、頭皮や後頭部に「ピリッとする」「チクチクする」といった痺れや痛みが生じます。
・主な要因: 長時間のデスクワーク、スマホの長時間使用、不適切な姿勢、体に合わない枕の使用など
② 血行不良
頭部への血流が滞ると、頭皮の神経に必要な酸素や栄養が行き渡らなくなり、痺れや正座の後のような感覚麻痺が起こります。
・主な要因: 冷え、エアコンの風、乾燥、長時間の同一姿勢、運動不足など
③ ストレスや自律神経の乱れ
精神的なストレスや過労が続くと、自律神経のうち「交感神経」が過剰に優位になります。 交感神経が優位になると全身の血管が収縮するため、手足だけでなく頭皮の筋肉や皮膚にも痺れやこわばりが現れることがあります。
要注意!頭が痺れる時に考えられる代表的な病気
「たかが痺れ」と放置するのは危険です。 頭の痺れの背景には、早急な医療機関の受診や治療が必要な病気が隠れている場合があります。
帯状疱疹(たいじょうほうしん)
水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で起こる皮膚疾患です。 頭皮や顔面の片側に「ピリピリ・チクチクした痺れや痛み」が現れ、数日後に赤い発疹や水ぶくれが生じます。
・特徴: 左右どちらか片側だけに症状が出る
・対応: 抗ウイルス薬による早期治療が重要です。放っておくと神経痛が長引く
(帯状疱疹後神経痛)リスクがあるため、皮膚科や脳神経内科を受診しましょう。
頚椎疾患(頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア)
首の骨(頚椎)やクッションの役割を果たす椎間板に変形・飛び出しが起き、神経を圧迫する病気です。 首や肩、手足の痺れだけでなく、顔面や頭皮にまで痺れが波及することがあります。
・特徴: 上を向く姿勢で痺れが強まる、手足の痺れや脱力感を伴う
・対応: 整形外科や脳神経外科での画像診断(MRIなど)が必要です。
脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)
脳の血管が詰まったり破れたりする緊急性の高い病気です。 頭皮の表面だけでなく、「脳の奥や片顔、体の半身が痺れる」といった症状が急激に現れます。 注意すべき症状(FAST):
・F(Face): 顔の片側が下がる、歪む
・A(Arm): 片腕に力が入らず上がらない
・S(Speech): ろれつが回らない、言葉が出ない
・T(Time): すぐに救急車(119番)を呼ぶ!
【セルフチェック】すぐに救急車・病院受診が必要な危険なサイン

頭の痺れの中には、一刻を争うものもあります。
以下の症状が1つでも当てはまる場合は、自己判断せずすぐに救急車を呼ぶか、緊急受診を行ってください。
・突然、激しい頭痛とともに頭が痺れ出した
・顔の片側、あるいは手足の片側に痺れや麻痺がある
・ろれつが回らない、他人の言葉が理解できない
・めまいがしてまっすぐ歩けない、視界が二重に見える
・頭皮に赤み、水ぶくれ、激しいピリピリ感が出てきた
※上記のような緊急症状がない場合でも、痺れが数日間続いたり、徐々に悪化したりする場合は、我慢せず「脳神経内科」「脳神経外科」「頭痛外来」を受診することをお勧めします。
日常生活でできる!頭の痺れを和らげる3つの対処法
検査で危険な病気が否定され、姿勢やストレス・緊張が原因である場合のセルフケア方法を紹介します。
① 首・肩周りのストレッチと温熱ケア
筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することで神経の圧迫を和らげます。
1. 首のストレッチ: 椅子に座り、頭をゆっくり前後左右に倒して首筋を伸ばす(息を吐きながら15秒ずつ)。
2. 肩甲骨動かし: 両肩を耳に引き上げ、ぐるっと後ろに回して下ろす動作を10回繰り返す。
3. 温冷ケア: 蒸しタオルやホットアイマスクで首の後ろ(風池・天柱と呼ばれるツボ付近)を温める。
※ただし、帯状疱疹の疑い(皮膚にピリピリ感や赤いポツポツがある)がある場合は、温めたりマッサージしたりすると悪化する恐れがあるため控えてください。
② デスクワーク中の姿勢見直し・スマホの高さ調整
姿勢が悪いと首への負担が通常の3〜4倍になると言われています。
・パソコンのモニター位置を正視線のやや下に調整する
・1時間に1回は立ち上がり、軽い伸展運動を行う
・スマホを見る時は、画面を目線の高さまで上げる
③ 自律神経を整えるストレスケア
副交感神経を優位にして血管の収縮を防ぎましょう。
・4秒かけて鼻から吸い、8秒かけて口から細く吐く「深呼吸」
・38〜40度ぬるめのお湯に15分ほどゆっくり浸かる
・就寝前のスマホ操作を控え、睡眠の質を高める
よくある質問(FAQ)

Q1. 頭が痺れるときは何科を受診すればいいですか?
A. まずは「脳神経内科」または「脳神経外科」の受診をおすすめします。 脳や頭部神経の専門医がMRIやCTなどの画像検査を行い、危険な脳疾患がないか確認できます。皮膚に発疹や痛みが伴う場合は「皮膚科」、首の痛みが強い場合は「整形外科」が適している場合もあります。
Q2. ストレスだけで頭が痺れることはありますか?
A. はい、十分にあり得ます。 過度なストレスは自律神経のバランスを崩し、頭皮の血管を収縮させます。また、無意識に食いしばりや肩に力が入ることで頭皮の神経が刺激され、痺れとして自覚されるケースは少なくありません。
Q3. 市販の鎮痛薬やシップは効きますか?
A. 首や肩の筋肉疲労による後頭神経痛などの場合、市販の解熱鎮痛薬(イブプロフェンやロキソプロフェン等)で一時的に和らぐことがあります。 しかし、神経障害性疼痛や帯状疱疹、脳疾患による痺れには市販薬が効きにくい場合が多いため、症状が続くときは医療機関で最適な処方を受けてください。
まとめ:不安な痺れは放置せず、早めの受診で安心を
今回は「頭が痺れる」原因や疑われる病気、対処法について解説しました。
・主な原因: 神経の圧迫(姿勢不良)、血行不良、ストレス
・注意すべき病気: 帯状疱疹、頚椎疾患、脳卒中(脳梗塞・脳出血)
・対処法: ストレッチ、首元の温め、姿勢改善、深呼吸
頭の痺れの多くは一時的な筋肉の緊張や血行不良によるものですが、自己判断で放置することはリスクを伴います。 「体の片側も痺れる」「激しい頭痛やめまいを伴う」「ろれつが回らない」といった症状がある場合は、直ちに救急車を呼ぶか緊急受診を行ってください。 特に思い当たる危険症状がない場合でも、痺れが数日続くようであれば、不安を解消するためにも「脳神経内科」や専門医への早めの相談をおすすめします。 明日からできる首のストレッチや姿勢改善を取り入れつつ、体を大切に労わってあげましょう。
頭の痺れ改善には東洋医学(鍼灸治療)も選択肢!効果と理由
首肩こりやストレスからくる頭の痺れには、鍼灸(しんきゅう)治療も非常に有効な選択肢です。鍼灸には、筋肉のこわばりを深部からほぐして神経の圧迫を和らげるとともに、自律神経のバランスを整えて血流を促進する効果があります。「病院で検査をしても異常がないと言われた」「薬だけに頼らず頭の痺れを改善したい」という方は、自律神経や血行不良にアプローチできる鍼灸治療を検討してみるのがおすすめです。辛い症状を一人で抱え込まず、東洋医学の専門家へ気軽に相談してみましょう。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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