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【眉間・眉頭を押すと痛い】おでこを触ると頭が痛くなる原因は「筋肉のこり」?対処法…
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年06月12日
更新日:2026年06月12日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「眉間や眉頭を押すとズキズキ痛む……」「おでこをマッサージすると痛いのはなぜ?」このような症状に悩まされていませんか?病院の検査で「異常なし」と言われても、痛みが続くと不安になりますよね。実は、眉間や眉頭、おでこを触ったときに感じる痛みの多くは「筋肉のこり(緊張)」が原因です。首や顔の筋肉がガチガチに凝り固まることで、おでこ周辺に痛みを引き起こす「放散痛(ほうさんつう)」が発生している可能性が高いのです。この記事では、プロの視点から眉間や眉頭が痛くなる原因の筋肉、日常のNG習慣、自宅でできるセルフケアから根本的な改善策までを分かりやすく解説します。
【結論】眉間や眉頭を「押すと痛い」原因は2つの筋肉のこり

結論からお伝えすると、おでこを触ったときや眉間・眉頭を押したときに痛む主な原因は、「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」と「前頭筋(ぜんとうきん)」という2つの筋肉の過緊張(こり)です。 痛む場所や症状の現れ方によって、どちらの筋肉が原因か見当をつけることができます。
① 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
首の前側にある、耳の後ろから鎖骨に向かってV字に伸びている太い筋肉です。この筋肉がこり固まると、頭や顔の別の場所に痛みを飛ばす特性(トリガーポイントによる放散痛)があり、その代表例が「おでこや眉間の痛み」です。
② 前頭筋(ぜんとうきん)
おでこ全体を覆っている、表情を作るための筋肉です。眉を引き上げたり、おでこにシワを寄せたりするときに使われます。この筋肉自体がストレスや目の酷使、姿勢の悪さによって直接凝り固まることで、眉頭や眉間を押したときの強い痛みにつながります。 「おでこが痛いから」とおでこだけを揉んでいても、根本的な原因である首などの筋肉がほぐれなければ、痛みはなかなか改善しません。
原因① 首の前側にある「胸鎖乳突筋」のこりと特徴
おでこの痛みに最も深く関係しているのが、首の前側にある「胸鎖乳突筋」です。
胸鎖乳突筋が原因の場合の痛みの特徴
胸鎖乳突筋(特に鎖骨側の繊維)が凝り固まると、以下のような場所に連鎖的な痛みを引き起こします。
・おでこ(額)や前頭部全体の痛み・重だるさ
・耳の周りや耳の奥の違和感・痛み
・頭に血が滞るようなフワフワしためまい感
・奥歯の鈍痛(歯が浮いたような感覚)
・首の前側や横側がつっぱる・張る
おでこだけでなく、耳の奥や奥歯などにもなんとなく違和感がある場合は、胸鎖乳突筋が原因である可能性が極めて高いと言えます。
胸鎖乳突筋に負担をかける4つのNG習慣・姿勢
日常生活の中で、無意識にこの筋肉を痛めてしまう主な原因は「姿勢」にあります。
1. 顔を前に突き出す姿勢(スマホ首・ストレートネック)
パソコンやスマホの画面に集中するあまり、顎が前に突き出た姿勢になると、首の前側の筋肉に何倍もの負荷がかかります。
2. 顔を片側に向けたままの姿勢
ベッドやソファで横を向いたままスマホを見たり、子供と添い寝で常に同じ方向を向いて寝たりする習慣。
3. 高すぎる枕の使用
枕が高すぎると、寝ている間ずっと頭が持ち上がり、首の前側の筋肉が縮んだ状態で緊張し続けます。
4. 上を見上げる作業
立ったまま高い場所を見上げるような作業や、車の運転中に前方を凝視する時間が多いこと。
原因② おでこの筋肉「前頭筋」のこりと特徴
眉間や眉頭を直接押して、ピンポイントで痛みが走る場合は「前頭筋」が硬くなっています。
前頭筋が原因の場合の痛みの特徴
前頭筋は頭のてっぺんにある帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)という頭皮の膜へとつながっているため、痛みが広範囲に感じられることもあります。
・眉頭や眉間を押すと、ズキっとした強い痛みがある
・おでこから頭頂部(頭のてっぺん)にかけて引っ張られるように痛む
・目が開きにくい、まぶたが重く感じる
前頭筋に負担をかける原因と背景
前頭筋がこる背景には、単なる筋肉の疲労だけでなく、精神的な要因や他の筋肉からの影響があります。
・首の前側の筋肉(胸鎖乳突筋)の慢性的なこり
首が凝ることで頭皮やおでこの筋肉が二次的に引っ張られ、硬くなってしまいます。
・額にシワを寄せる
癖視力が合っていなくて目を細めたり、眉を上に引き上げる癖があると、前頭筋が常に働き続けることになります。
・不安やストレス・緊張
人は不安や不満、強い緊張を感じているとき、無意識に眉間にシワを寄せたり表情が硬くなったりします。これにより、精神的ストレスが前頭筋のこりとして現れます。
自宅でできる!眉間・眉頭の痛みを和らげるセルフケア

原因が「筋肉の緊張」であれば、日々のケアで負担を減らすことが可能です。今日からできる具体的なセルフケアを2つ紹介します。
ケア方法①:胸鎖乳突筋(首の前側)をじっくり温める
痛みを感じているのはおでこや眉間ですが、アプローチすべきは「首の前側」です。
・やり方:使い捨てカイロや、水に濡らして電子レンジで温めたホットタオル(蒸しタオル)を、首の横から前側にかけて当てます。
・ポイント:5〜10分ほどじっくり温めることで、血行が促進され、凝り固まった胸鎖乳突筋の緊張が緩んでいきます。お風呂にゆっくり浸かって首まで温めるのも効果的です。
ケア方法②:首の前側を伸ばすストレッチ
硬くなった首の筋肉を優しくほぐしましょう。
やり方:
1. 姿勢を正し、ゆっくりと首を左右に数回まわして全体の筋肉をほぐします。
2. 右の鎖骨を左手で軽く下に押さえ、頭を左斜め後ろに傾けます。
3. 右側の首筋(前側)が心地よく伸びているのを感じながら、深呼吸を3回行います。
4. 反対側も同様に行います。
注意点:首の筋肉は非常にデリケートです。勢いよく伸ばしたり、痛みを我慢して強く引っ張ったりすると逆効果になるため、「痛気持ちいい」と感じる強さで優しく伸ばしてください。
【注意】セルフケアで改善しない場合
もし、ストレッチや温めを数日間続けても症状がまったく緩和されない場合、セルフケアで対応できる範囲を超えて筋肉の緊張(硬結)が悪化している可能性があります。また、胸鎖乳突筋だけでなく、さらに奥深くにある筋肉(斜角筋など)や、首の後ろ側の筋肉まで連鎖的にガチガチになり、首全体のバランスが崩れているケースも考えられます。筋肉のこりによる放散痛であれば命に別状はありませんが、「我慢できないほどの激しい痛みがある」「急激に症状が悪化した」「手足のしびれやめまい、吐き気を伴う」といった場合は、筋肉のこりではなく重篤な脳疾患や別の病気が隠れている可能性もあります。その際は、決して放置せず速やかに脳神経外科や神経内科などの専門医を受診してください。重大な病気ではないものの、セルフケアでは痛みが引かない慢性的なこりに対しては、筋肉の深部に直接アプローチできる「鍼灸治療」や専門の整体院での施術が非常に効果的です。
眉間・眉頭の痛みに関するFAQ(よくある質問)

Q1. 眉間を押すと痛いのは、副鼻腔炎(蓄膿症)の可能性もありますか?
A. はい、可能性はあります。 眉間の奥や目の周りには「副鼻腔(ふくびくう)」という空洞があります。ここにウイルスの感染などで炎症が起き、膿が溜まる「副鼻腔炎」になると、眉間や眉頭、目の下あたりを押したときに強い痛みを感じることがあります。 筋肉のこりとの見分け方として、「ドロっとした黄色や緑色の鼻水が出る」「鼻詰まりがひどい」「下を向いたときに痛みが悪化する」といった症状を伴う場合は、副鼻腔炎の可能性が高いため、耳鼻咽喉科を受診してください。
Q2. 痛いときに、おでこを強くマッサージしても大丈夫ですか?
A. 強いマッサージは避けてください。 おでこや眉間が痛いからといって、その場所を指でグイグイと強く押し揉むのは逆効果です。周囲の神経を刺激して炎症を強めてしまったり、筋肉が防御反応で余計に硬くなってしまったりすることがあります。マッサージをするよりも、前述したように「首の前側を温める」ことや、手のひらで優しく包み込むようにしてさする程度に留めましょう。
Q3. パソコン作業中に眉間が痛くなってきたときの即効性のある対策は?
A. 1分間、目を閉じて遠くを見るイメージを持ち、首を軽く後ろに倒しましょう。 パソコン作業中の痛みは、目の酷使(眼精疲労)と、顔が前に出る姿勢が同時に引き起こしています。まずは作業を中断し、1分間目を閉じます。その後、顎を軽く引きながら首を少し後ろに倒し、天井を見上げるようにして首の前側をリセットしてください。また、意識的に数回深呼吸をして、顔の表情(特に眉間)の力を抜くように意識しましょう。
まとめと明日からのネクストアクション
眉間や眉頭を押すと痛む、おでこを触ると頭痛がする原因について要約します。
・原因の多くは、首の前側にある「胸鎖乳突筋」とおでこの「前頭筋」のこり(過緊張)。
・スマホやパソコンを見る際の「顔を前に突き出す姿勢」や「ストレスによる表情の硬さ」が引き金になる。
・対策の基本は、痛むおでこではなく「首の前側を温めること」と「優しいストレッチ」。
この痛みは、身体からの「首や目に負担がかかりすぎていますよ」「少しリラックスしてください」というサインです。慢性化して頑固な頭痛に繋がってしまう前に、生活習慣を見直していきましょう。
明日から実践できる3ステップ
不快な痛みを根本から遠ざけるために、明日から以下のステップを意識してみてください。
1. 【朝・就寝前】首の横・前側をホットタオルで5分温める
2. 【仕事中】1時間に1回は立ち上がり、首をゆっくりまわしてリセットする
3. 【スマートフォンの見直し】画面を見る時は目の高さまで持ち上げ、下を向く時間を減らす
小さな意識の積み重ねで、首とおでこの筋肉は必ず緩んでいきます。できることから一歩ずつ始めて、スッキリと快適な毎日を取り戻しましょう!
セルフケアで引かない眉間や眉頭の痛みに効果的な「鍼灸治療」
セルフケアで改善しない眉間や眉頭を押したときの痛みは、筋肉の深部がガチガチに凝り固まっているサインです。特に原因となる首の前側の「胸鎖乳突筋」や額の「前頭筋」のしつこい過緊張には、鍼灸治療が非常に効果的です。鍼灸は、マッサージのように上から強い圧迫を加えないため、繊細な顔や首の神経にストレスを与えません。痛みの引き金となっている深いこり(トリガーポイント)へ直接アプローチし、血行を促して筋肉を優しく緩めます。慢性的なおでこの痛みや頭痛に悩んでいる方は、ぜひ一度鍼灸院コモラボへご相談ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
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次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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