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夜になると動悸がする…寝る前のドキドキの原因と今すぐできる対処法
- カテゴリ:
- 胸やお腹の悩み
公開日:2026年06月06日
更新日:2026年06月06日

【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
夜、布団に入ると急に胸がドキドキして眠れない……。「何か大きな病気なのでは?」と不安になりますよね。この記事では、夜になると動悸がする・寝る前に動悸が起きる原因と、今すぐ試せる対処法をわかりやすく解説します。不安な夜を解消し、安心して眠るためのステップを一緒に見ていきましょう。
【結論】夜や寝る前に動悸がする主な原因は「自律神経の乱れ」と「不安」
急ぎの方へ:まず結論をお伝えします
夜や寝る前に動悸がする主な原因は、自律神経の切り替えがスムーズにいかないこと、そして夜の静けさによる不安やストレスの増幅です。日中は交感神経(アクセル)が優位ですが、夜は副交感神経(ブレーキ)に切り替わります。このバランスが崩れると、横になったときに心拍数を強く感じやすくなります。まずは**「ゆっくりと深呼吸(腹式呼吸)」**をして、体をリラックスモードに切り替えましょう。
なぜ夜・寝る前になると動悸がするのか?4つの主な原因

日中は気にならないのに、なぜ「夜」や「寝る前」に限って動悸が激しくなるのでしょうか。それには人間の体の仕組みが深く関係しています。原因は大きく分けて4つあります。
① 自律神経の乱れ(交感神経と副交感神経のバグ)
人間の体は、日中は活動を支える「交感神経」が働き、夜はリラックスを促す「副交感神経」が優位になります。 しかし、ストレスや疲労、不規則な生活が続くと、夜になっても交感神経が興奮したままになってしまいます。その結果、寝ようとしたタイミングで心臓がドキドキしてしまうのです。
② 夜の静けさによる「認知のゆがみ」と不安の増幅
昼間は仕事や家事、テレビの音などで周囲が賑やかです。しかし、夜になり部屋が静かになると、自分の体の中の音(心音や脈拍)に意識が集中しやすくなります。 「少しドキドキするな」と感じたことが引き金となり、「病気かもしれない」「眠れなかったらどうしよう」という不安がさらなる動悸を呼ぶ悪循環に陥ります。
③ 体の構造によるもの(横になると心音が響きやすい)
ベッドや布団に横になると、立っているときよりも心臓と布団、あるいは耳が物理的に近くなります。また、体を横にすることで全身の血液が心臓に戻りやすくなり、一時的に心臓の一拍一拍が強く感じられることがあります。これは病気ではなく、体の構造上の自然な反応です。
④ カフェインやアルコールの摂取
夕食後や寝る前に、コーヒー、緑茶、エナジードリンクなどを飲んでいませんか? カフェインには強い覚醒作用と心拍数を上げる作用があります。また、「寝酒」としてアルコールを飲むのも逆効果です。アルコールが体内で分解されるときに発生する「アセトアルデヒド」は、動悸を引き起こす大きな原因になります。
【シーン別】寝る前に動悸がしたときの今すぐできる対処法
今、まさにベッドの中で動悸がして困っている方へ。まずは以下のステップを試して、体をリラックスさせてください。
【布団の中でできる】腹式呼吸で副交感神経を優位にする
動悸がすると呼吸が浅く、速くなりがちです。あえて意識して「息を吐く」ことに集中しましょう。
1. お腹に手を当て、口からゆっくりと息を吐き出す(6〜8秒かける)
2. 鼻から優しく息を吸い込み、お腹をふくらませる(3〜4秒)
3. これを5回ほど繰り返す
息を吐く時間を長くすることで、リラックスを司る「副交感神経」が強制的に刺激され、心拍数が落ち着いていきます。
【いったん布団から出る】リラックスできる環境づくり
布団の中で「寝なきゃ」と思えば思うほど、脳は緊張して動悸が悪化します。思い切っていったん布団から出ましょう。
1. ぬるい白湯やハーブティー(カモミールなど)を飲む
2. 部屋の照明を暗めにして、リラクゼーション音楽を聴く
3. 軽いストレッチをして筋肉の緊張をほぐす
やってはいけない注意点
動悸がするからといって、スマホを見るのは絶対にNGです。スマホのブルーライトは脳を完全に「昼間のモード(交感神経優位)」にしてしまい、動悸と不眠を悪化させます。
日常生活でできる「夜の動悸」を予防する4つの習慣

夜の動悸に怯えずに眠るためには、昼間や夕方の過ごし方を見直すことが最も効果的です。明日から実践できる4つのポイントをまとめました。
【予防のポイント / 具体的なアクション / 期待できる効果】
カフェイン・酒を控える / 午後3時以降のカフェイン、寝酒をやめる / 睡眠の質向上、心拍数の安定
入浴はぬるめのお湯で / 就寝の90分前に38〜40℃のお湯に浸かる / 深部体温が下がり、スムーズな入眠へ
スマホの断食(デジタルデトックス) / 就寝の1〜2時間前はスマホやPCを見ない / 脳の興奮を抑え、自律神経を整える
軽い運動を取り入れる / 日中にウォーキングやストレッチをする / 適度な疲労感で夜の寝付きを良くする
【重要】病院を受診すべき?見極めのサインと何科に行くべきか
「この動悸はストレスのせい?それとも心臓の病気?」と不安な方も多いはずです。受診の目安を整理しました。
すぐに病院(救急を含む)を受診すべき危険なサイン
もし動悸に加えて、以下の症状がある場合は、心臓や血管の重大な病気(不整脈、心不全、狭心症など)の可能性があります。我慢せず、すぐに医療機関を受診、または救急車を検討してください。
・強い胸の痛みや圧迫感がある
・息苦しさ(呼吸困難)がある
・めまいがする、意識が遠のきそうになる
・冷や汗が大量に出る
様子を見ても良いが、早めに一度受診した方が良いケース
「ドクンと一瞬するだけ」「数分で完全に収まり、そのあとは元気」という場合は、緊急性は低いことが多いです。しかし、「毎晩のように続いて不安で眠れない」「日中も動悸がするようになった」という場合は、放置せず一度専門医の診察を受けましょう。
何科を受診すればいい?
まずは心臓や血管の専門である「循環器内科」を受診してください。そこで心電図や血液検査を行い、心臓そのものに異常がない(器質的疾患がない)と診断された場合は、ストレスや自律神経の乱れが原因の可能性が高いため、「心療内科」や「精神科」への相談をおすすめします。
寝る前の動悸に関するFAQ(よくある質問)

Q1. 横向きで寝ると動悸が激しくなる気がするのはなぜですか?
A. 心臓が左側にあるため、左側を下にして横になると心音が布団やベッドに響きやすくなります。 また、横になることで全身の血液が心臓に戻り、心臓が一時的に強く拍動するためです。病気ではないことが多いですが、気になる場合は、右側を下にして寝る(右側臥位)と、心臓への負担が軽減され、落ち着くことがあります。
Q2. 20代〜30代の若い世代でも、夜に動悸がすることはありますか?
A. はい、非常に多く見られます。 若い世代の夜の動悸の多くは、心臓の病気ではなく、仕事や人間関係のストレス、睡眠不足、過度なカフェイン摂取による「自律神経の乱れ」が原因です。また、パニック障害などのメンタル面の不調が隠れていることもあります。「若いから大丈夫」と過信せず、症状が続く場合は休息をとり、医療機関へ相談してください。
Q3. 動悸がするときに市販の薬や漢方は効きますか?
A. 自律神経を整える漢方薬(柴胡加竜骨牡蛎湯など)や、ストレスを和らげる市販薬が有効な場合もあります。 ただし、これらはあくまで「原因が病気ではない場合」の緩和ケアです。自己判断で飲み続ける前に、まずは循環器内科などで心臓に異常がないかを確認してもらうことが先決です。
まとめ:今夜からできる安心へのネクストアクション
夜や寝る前の動悸は、多くの場合は「自律神経からの『少し休んで』というサイン」や、「静寂による不安の増幅」が原因です。命に別状がないことが分かれば、それだけでフッと気持ちが楽になり、動悸が収まることもよくあります。 不安な気持ちをゼロにするために、まずは明日から以下のステップを実践してみましょう。
【今日できること】 布団に入ったら、スマホを遠くに置き、ゆっくり「吐く息」を意識して深呼吸する。
【明日からできること】 午後3時以降のコーヒーや、寝る前のお酒を控えてみる。
【今週できること】 動悸が毎晩続く、または息苦しさがある場合は、スケジュールを調整して「循環器内科」を予約する。
あなたの体は、日々の頑張りで少し疲れているのかもしれません。まずは「今夜は眠れなくてもいいや」くらいの楽な気持ちで、お腹をふくらませて深呼吸をしてみてくださいね。
※本記事は一般的な原因と対処法を掲載しています。症状には個人差がありますので、激しい痛みや違和感がある場合は、決して無理をせず早めに専門医へご相談ください。
夜や寝る前の動悸には自律神経を整える鍼灸治療も効果的
医療機関で検査をしても心臓に異常がない場合、夜の動悸はストレスや疲労による自律神経の乱れが原因と考えられます。このような症状に効果的なのが「鍼灸(しんきゅう)治療」です。鍼灸は、全身のツボを刺激することで興奮した交感神経を鎮め、リラックスを司る副交感神経を優位にする働きがあります。さらに、血行促進や筋肉の緊張緩和、睡眠の質向上にも期待が持てます。セルフケアだけでは「寝る前のドキドキ」がなかなか改善しないという方は、根本から体質を整える選択肢として、ぜひ一度プロの鍼灸院コモラボへ相談してみてください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
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【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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