BLOG
ブログ
【専門家監修】鼻の奥がツーンとする原因は?痛み・乾燥の対処法と受診目安
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年11月7日
更新日:2026年11月7日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
「鼻の奥がツーンとして痛い」「プールで水が入ったような刺激感がある」と不安を感じていませんか?鼻の奥がツーンとする主な原因は、鼻粘膜の乾燥(ドライノーズ)や細菌・ウイルス感染による炎症です。痛みを即効で和らげるには「鼻を強くかむのをやめ、マスクや加湿器でしっかり保湿すること」が最優先の対処法となります。本記事では、ツーンとする痛みの正体から、自宅でできるセルフケア、注意すべき病気のサインまで徹底解説します。症状を和らげるステップを把握し、快適な生活を取り戻しましょう。
鼻の奥がツーンとする4つの主な原因

鼻の奥に刺激感や痛みが起こる背景には、粘膜のバリア機能低下や炎症が関係しています。
1. 鼻粘膜の乾燥(ドライノーズ)
空気が乾燥する季節やエアコンの効いた室内では、鼻の粘膜が乾いて傷つきやすくなります。
・特徴:ムズムズ感、かゆみ、乾燥感、軽い鼻血を伴うことがある。
・原因:冬場の空気乾燥、クーラーやヒーターの長時間使用。
2. 急性鼻炎(風邪)やアレルギー性鼻炎
ウイルス感染や花粉・ハウスダストによる炎症で粘膜が過敏になります。
・特徴:サラサラした鼻水、くしゃみ、鼻づまり。
・原因:風邪ウイルス、スギ・ヒノキ花粉、ダニ・ハウスダスト。
3. 急性副鼻腔炎(蓄膿症の初期段階)
鼻の奥にある空洞(副鼻腔)に炎症が広がることで発生します。
・特徴:鼻の奥のツーンとした痛みに加え、頬・眉間・額の重痛い感じや歯痛を伴う。
・危険度:放置すると慢性化するため、早めの治療が必要です。
4. 鼻のかみ過ぎによる物理的刺激
強い力で何度も鼻をかむと、粘膜が摩擦で傷ついてしまいます。
・特徴:鼻の穴の入り口付近や奥がヒリヒリ・ツーンと痛む。
・注意点:粘膜の傷から細菌が入るリスクが高まります。
鼻の奥がツーンとするときの応急処置&自宅ケア

痛みや違和感を緩和するために、今すぐ実践できる4つのケアを紹介します。
マスク着用と室内の加湿
粘膜の乾燥を防ぐことが最優先です。
・マスク:自身の吐息で鼻腔内を保温・保湿できます。
・加湿器:室内湿度を50%〜60%に保ちましょう。
正しい鼻かみ・刺激の回避
無理な摩擦を避けて粘膜を保護します。
・鼻は片方ずつ、優しくかむ。
・ツーンと痛むときは無理に何度もかまない。
人工涙液・生理食塩水による点鼻
水道水ではなく、体液に近い濃度の「生理食塩水」を使用してください。
・36〜37℃程度の体温に近い温度に温めて使用すると刺激が少なくなります。
・乾燥防止に市販のドライノーズ用スプレーやオリーブオイルを塗る方法も有効です。
睡眠と栄養補給
免疫力を高めて粘膜の修復を促します。
・バランスの良い食事と7〜8時間の十分な睡眠を確保しましょう。
注意すべき病気と症状別のチェックリスト

痛み以外に以下の症状が併発している場合、特定の疾患が疑われます。
【併発している症状 / 疑われる原因・疾患 / 特徴・受診目安】
眉間・頬・歯の痛み / 急性副鼻腔炎 / 頬や額が重痛い。放置せず耳鼻咽喉科へ
黄色〜緑色のドロッとした鼻水 / 細菌感染・蓄膿症 / 抗生剤等の処方が必要な場合あり
止まらない鼻血(30分以上) / 粘膜の損傷・血管の破裂 / 顔をやや下に向けて小鼻を摘まんで安静に
味や匂いがわかりにくい / アレルギー性鼻炎・慢性副鼻腔炎 / 鼻腔粘膜の強い腫れが原因
医療に関する注意点
症状の自己判断は禁物です。強い痛みや熱、顔面の圧迫感がある場合は、無理をせず早めに耳鼻咽喉科などの専門医を受診してください。
鼻のツーンとする痛みに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 水道水で鼻うがいをしたら激痛が走りました。なぜですか?
A. 体液と浸透圧が異なるためです。 水道水は体液よりも塩分濃度が低いため、粘膜の細胞に水が急激に流入し、ツーンとする強い痛みが生じます。鼻うがいを行う際は、必ず0.9%の生理食塩水(または専用の鼻洗浄液)を使用してください。
Q2. 鼻風邪から耳が痛くなることはありますか?
A. はい、中耳炎を引き起こす可能性があります。 鼻と耳は「耳管(じかん)」という管でつながっています。強い鼻かみや鼻水放置により、ウイルスや細菌が耳へ侵入すると中耳炎を起こすリスクがあります。特に子どもは耳管が太く短いため注意が必要です。
Q3. 市販の点鼻薬を毎日使い続けても大丈夫ですか?
A. 血管収縮薬が入った点鼻薬の長期間使用は避けましょう。 市販薬の中には即効性のある血管収縮剤が含まれているものがあり、使いすぎると逆に粘膜が腫れあがる「薬剤性鼻炎」を引き起こす危険があります。記載の使用期間を守り、治らない場合は耳鼻科を受診してください。
まとめ:早めの保湿ケアと専門医への相談で快適に
鼻の奥がツーンとする症状の多くは、乾燥対策(マスク・加湿器)や鼻を優しくかむ習慣によって予防・軽減が可能です。
今すぐできるアクションプラン
1. 今すぐマスクを装着し、部屋の加湿器をつける
2. 鼻を強くかむのをやめ、生理食塩水でやさしく保湿する
3. 眉間の痛みや黄色い鼻水が続く場合は、週明けに耳鼻咽喉科を受診する
痛みを我慢せず、適切なケアを行って鼻の健康を守りましょう。
鼻のツーンとする痛みは鍼灸も有効!粘膜修復と血流改善の仕組み
鼻の奥がツーンとする症状の軽減には、マスクや加湿器による保湿ケアに加え、東洋医学(鍼灸治療)の活用も有効です。鍼灸には鼻周辺や自律神経に関わるツボを刺激し、血流を促して粘膜の自己修復力を高める効果が期待できます。慢性的なドライノーズやアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎に伴う不快感の根本的な体質改善を目指す選択肢として役立ちます。痛みが続く場合や強い症状がある際は早めに耳鼻咽喉科を受診しつつ、日々のセルフケアや鍼灸治療を組み合わせて鼻の健康を維持しましょう。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
Youtube , Instagram , X(Twitter)







この症状に対する質問