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【専門家解説】眉頭が痛い原因は?病気の可能性や対処法・受診の目安を解説
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年09月30日
更新日:2026年09月30日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「眉頭を押すと痛い」「片側の眉頭だけがズキズキ痛む」といった症状に不安を感じていませんか?結論からお伝えすると、眉頭の痛みは単なる目の疲れ(眼精疲労)だけでなく、副鼻腔炎(蓄膿症)や群発頭痛・片頭痛といった病気が原因で起こっている可能性があります。痛みの種類や伴う症状によって対処法や行くべき診療科(眼科・耳鼻咽喉科・脳神経外科など)が異なります。放置すると悪化することもあるため、適切な対策を知ることが大切です。この記事では、眉頭が痛む主な原因、自分でできる緊急対策、受診すべき目安をわかりやすく解説します。読み終えることで痛みの原因を正しく把握し、不安を解消するための具体的な一歩を踏み出せます。
眉頭が痛いときの原因一覧|考えられる病気とメカニズム
眉頭(眉毛の鼻側の根本付近)周辺には、重要な神経や血管、副鼻腔という骨の空洞が存在します。そのため、さまざまな要因で痛みが引き起こされます。主な原因と症状の特徴をまとめました。
【原因・病気 / 痛みの特徴・主な症状 / おすすめの対処・診療科】
眼精疲労・IT眼症 / 眉頭を押すと痛い、重だるい、目が乾く / 目を休める、温める(眼科)
副鼻腔炎(前頭洞炎) / 眉頭からおでこにかけてズキズキ・重痛い、鼻水 / 薬物療法(耳鼻咽喉科)
緊張型頭痛 / 眉頭・後頭部・頭全体が締め付けられるように痛む / マッサージ、ストレッチ(脳神経外科)
片頭痛(偏頭痛) / 片側の眉頭・こめかみが脈打つように痛む、光や音に過敏 / 冷やす、暗い場所で安静(脳神経外科)
三叉神経痛・滑車神経痛 / ピリッとした一瞬の激痛、押すと激痛が走る / 神経ブロック治療等(ペインクリニック等)
眉頭が痛む主な原因5つ

① 眼精疲労(パソコン・スマホの使いすぎ)
現代人に最も多い原因です。目を酷使すると、目を動かす筋肉や目周辺の筋肉が緊張し、血流が滞ります。
・特徴: 眉頭の奥が重だるい、押すとイタ気持ちいい・痛い、夕方になると悪化する。
・しくみ: 眉頭には「三叉神経」の枝や筋肉が集中しているため、目の疲れが直接痛みとして現れやすい部位です。
② 副鼻腔炎・前頭洞炎(蓄膿症など)
鼻の奥にある空洞(副鼻腔)のうち、おでこ・眉間の奥にある「前頭洞(ぜんとうどう)」に炎症が起き、膿が溜まることで起こります。
・特徴: 眉頭やおでこの奥がズキズキ痛む、おじぎをすると痛みが強まる、粘り気のある黄色・緑色の鼻水が出る。
・注意点: 風邪の後に続きやすく、市販の頭痛薬では根本解決しにくいため、早めの耳鼻咽喉科受診が推奨されます。
③ 緊張型頭痛(肩こり・首こり由来)
ストレスや長時間の姿勢不良により、首・肩・頭の筋肉がこり固まることで起こる頭痛です。
・特徴: 頭全体や眉頭、後頭部が締め付けられるように重痛い。お風呂に入って温まると和らぐことが多い。
④ 片頭痛(偏頭痛)
脳の血管が急激に拡張し、周囲の神経を刺激することで発生します。
・特徴: 片側の眉頭やこめかみが「ズキンズキン」と脈打つように痛む。吐き気や、光・音への過敏症状を伴うことがある。
⑤ 滑車神経痛・三叉神経痛
眉頭のすぐ下にある「滑車(かっしゃ)」という組織周辺を通る神経に負担がかかることで起こります。
・特徴: 眉頭の決まったポイントを押すと激痛が走る、電気・針で刺されたようなピリッとした痛みが一瞬生じる。
【今すぐできる】痛みの種類別応急処置・対処法

痛みの原因によって「温めるべきか」「冷やすべきか」が異なります。逆効果にならないよう、ご自身の痛みのタイプに合わせて対処しましょう。
「押すと痛い・重だるい」場合(眼精疲労・緊張型頭痛)
温めて血行を改善するのが効果的です。
1. ホットタオルで温める: 水で濡らして絞ったタオルを電子レンジで30〜40秒温め、閉じた目の上や眉頭に5〜10分乗せます。
2. ツボ押し(攅竹・さんちく): 眉頭のやや下にある凹んだ部分を、親指の腹で気持ちいいと感じる強さで5秒×3回ほど優しく押します。
3. 首・肩のストレッチ: 肩を上下させたり、首をゆっくり回して血流を促します。
「ズキズキ脈打つ・熱感がある」場合(片頭痛・副鼻腔炎の急激な炎症)
冷やして炎症や血管の拡張を抑えるのが効果的です。
1. 氷嚢や冷感シートで冷やす: 痛みがある眉頭やこめかみ、首の後ろ(太い血管が通る場所)をピンポイントで冷やします。
2. 暗く静かな部屋で安静にする: 光や音の刺激を避け、横になって休みます。
3. 入浴やマッサージは控える: 温めると血管が広がり、痛みが悪化する可能性があるため注意してください。
病院へ行くべき目安と何科を受診すべきか?
眉頭の痛みが続く場合、自己判断せず医療機関を受診しましょう。
受診をおすすめする症状の目安
・症状が3日以上続いて改善しない
・市販の鎮痛薬(頭痛薬)が効かない・効果が切れるとすぐ痛む
・黄色や緑色の粘り気のある鼻水・鼻づまりを伴う
・視力が落ちた、物が二重に見える、目が赤く充血している
何科を受診すればいい?
・耳鼻咽喉科: 鼻水、鼻づまり、おじぎをすると痛む、おでこ周囲の痛みがある場合(副鼻腔炎の疑い)
・眼科: 目の充血、見えにくさ、酷いドライアイ、目を開けているのが辛い場合(眼精疲労・眼科疾患の疑い)
・脳神経外科・内科: 吐き気を伴う激しい頭痛、ズキズキとした痛みが繰り返す場合(片頭痛・頭痛症の疑い)
【注意】
健康や身体に関わる症状は個人差が大きく、背景に思いがけない疾患が隠れていることもあります。激しい痛みや違和感が続く場合は、無理をせず早めに専門医へ相談してください。
眉頭の痛みに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 眉頭を押すと痛いのはガンなどの重い病気ですか?
A. 多くの場合は眼精疲労や神経痛、副鼻腔炎が原因ですが、ゼロではありません。 悪性腫瘍などが原因となるケースは非常に稀ですが、徐々に痛みが強くなる場合や、しびれ・視力障害などを伴う場合は、早めに脳神経外科や耳鼻咽喉科でMRIやCT検査を受けることを推奨します。
Q2. 市販の頭痛薬を飲んでも大丈夫ですか?
A. 一時的な痛みの緩和には有効ですが、根本治療にはなりません。 ロキソニンやイブなどの鎮痛薬は一時的に痛みを抑えますが、副鼻腔炎などの感染症が原因の場合は原因菌を退治できません。薬を頻繁に飲み続けると「薬剤乱用頭痛」を引き起こすリスクもあるため、数日使用しても改善しない場合は受診してください。
Q3. ストレスで眉頭が痛くなることはありますか?
A. はい、非常に深く関係しています。 精神的・身体的ストレスを感じると自律神経が乱れ、無意識に顔や肩の筋肉に力が入ります。これにより血流が悪化し、「緊張型頭痛」や「滑車神経痛」を引き起こしやすくなります。
まとめ|眉頭の痛みから解放されるためのアクション
眉頭が痛む原因は、眼精疲労などの日常的な疲れから、副鼻腔炎や各種頭痛といった専門的な治療が必要なものまで様々です。 痛みや違和感を長引かせないために、今日から実践できる3つのステップを取り入れましょう。
1. 痛みのタイプを見極める: 「重だるい(温める)」か「ズキズキ脈打つ(冷やす)」かで初期対応を変える。
2. 目を休める環境を作る: スマホやPCの作業中は1時間に1回、5分程度の休憩を入れる。
3. 症状が改善しない場合は無理せず専門医へ: 鼻症状があれば耳鼻咽喉科、目の違和感があれば眼科、頭痛がひどければ脳神経外科を受診する。
適切なケアと早めの相談で、不快な痛みや不安を解消し、快適な毎日を取り戻しましょう。
眉頭の痛みが治らないなら鍼灸治療も選択肢!血行改善とツボ刺激効果
セルフケアや病院の受診と並行して、鍼灸治療(しんきゅうちりょう)を試すのも有効な手です。眉頭周辺には「攅竹(さんちく)」や「魚腰(ぎょよう)」といった眼精疲労や頭痛に効くツボが集まっており、鍼や灸で直接刺激することで、頑固な筋肉の緊張を緩和できます。さらに、自律神経の乱れを整えて頭部の血行を促すため、慢性的な緊張型頭痛や目の奥の重だるさにも高い効果が期待できます。「薬だけに頼らず症状を和らげたい」「根本から体質改善したい」とお悩みの方は、一度専門の鍼灸院コモラボへ相談してみてはいかがでしょうか。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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