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生理中におしりを突き上げる痛みの原因は?知恵袋でも話題の症状と対処法
- カテゴリ:
- 胸やお腹の悩み
公開日:2026年09月29日
更新日:2026年09月29日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「生理になると、おしりの奥を棒で突かれたような激痛が走る…」知恵袋やSNSでも多く寄せられるこの悩みは、プロスタグランジンの過剰分泌による腸のひきつれや、子宮内膜症などの疾患が主な原因です。一刻も早く痛みを和らげたい方へ、結論からお伝えします。
【結論】痛みの原因と今すぐできる緊急対処法
・主な原因:ホルモン作用による腸の収縮、または「ダグラス腔」付近の排卵・子宮内膜症の炎症
・今すぐできる対処:鎮痛薬(ロキソニンやイブプロフェン等)を痛みが強くなる前に服用し、カイロや入浴で骨盤周りを温める
・受診の目安:毎回動けないほどの激痛がある場合や、鎮痛薬が効かなくなってきた場合は婦人科(産婦人科)を受診してください
この記事では、生理中におしりが痛む詳しいメカニズムや、背景に潜む病気、市販薬の選び方、そして明日からできる予防ストレッチまでをわかりやすく解説します。
なぜ生理中におしりが突き上げるように痛むのか?3つの主要因

生理中におしりの奥(肛門付近)がズキズキ・キリキリ痛む現象には、女性特有の身体の仕組みが深く関わっています。
1. プロスタグランジンによる「腸や骨盤底筋」の過剰収縮
生理中、子宮内膜を排出するために「プロスタグランジン」という物質が分泌されます。 この物質は子宮だけでなく、隣接する直腸や骨盤底筋(骨盤を支える筋肉)まで過剰に収縮させてしまいます。 その結果、腸がひきつれたり、おしりの奥がぎゅーっと締め付けられるような激痛を感じるのです。
2. 生理に伴う排便痛・ガスの圧迫
生理前後はホルモンバランスの変化により、便秘や下痢になりやすくなります。 腸内にガスや便が溜まっている状態でプロスタグランジンが作用すると、膨らんだ直腸が内側から圧迫され、「突き上げられるような激しい痛み」として自覚されます。
3. 子宮と直腸の間(ダグラス腔)の炎症・癒着
子宮と直腸の間に存在する「ダグラス腔(くう)」と呼ばれるくぼみは、お腹の中で最も低い位置にあります。 ここに経血や炎症物質が溜まったり、子宮内膜症による癒着が起きたりすると、おしりの奥へダイレクトに響く痛みが発生します。
注意すべき疾患:単なる生理痛ではない可能性も
おしりの奥の痛みが毎月のように続き、年々強くなっている場合は、婦人科系の疾患が隠れている可能性があります。
子宮内膜症(特にダグラス腔の癒着)
子宮内膜に似た組織が、子宮以外の場所(卵巣やダグラス腔、直腸の表面など)で増殖する病気です。ダグラス腔に子宮内膜症ができると、直腸と子宮がくっついてしまい(癒着)、便が通る際や生理のたびに激痛を生じます。
子宮腺筋症・子宮筋腫
子宮の筋肉内に内膜組織ができる「子宮腺筋症」や、子宮に良性の腫瘍ができる「子宮筋腫」も原因となります。子宮自体が大きく腫れることで後ろにある直腸を圧迫し、おしりへの突き上げ感や重痛さを引き起こします。
【症状の特徴 / 単なる生理痛(機能性月経困難症) / 疾患が原因(器質性月経困難症)】
痛みのピーク / 生理の1〜2日目 / 生理期間中ずっと、または生理後も続く
市販の鎮痛薬 / よく効く / 徐々に効きにくくなる
伴う症状 / 軽度の腹痛・腰痛 / 経血量の異常増加・過激な排便痛
今すぐ痛みを和らげる!応急処置と緩和策

「今まさに痛みで動けない…」という時に試してほしい対処法です。
1. 鎮痛薬(鎮痛鎮痙剤)の正しい服用法
市販の鎮痛薬(ロキソニンS、イブA錠など)を使用する際は、「痛みが本格化する直前〜初期」に服用するのがポイントです。 プロスタグランジンが大量生成された後に飲んでも効果が出にくいため、我慢せずに早めに服用しましょう。 ※痛みが激しい場合は、腸の過剰な動きを抑える「ブスコパン」などの鎮痛鎮痙薬が有効なケースもあります。
2. 骨盤周りを温めて血流を改善
カイロを「下腹部」と「腰(仙骨のあたり)」に貼るか、湯船にじっくり浸かって温めましょう。 温めることで骨盤内の血行が促され、筋肉や腸の緊張が和らぎます。
3. 楽な体勢をとる(横になって膝を曲げる)
おしりの痛みが強い時は、横向きに寝て膝を軽く曲げる体勢をとると、骨盤底筋への負担が減り痛みが緩和されやすくなります。
予防に効果的!骨盤底筋を緩める簡単ストレッチ
生理前やおしりの張りを感じた時に行うと、痛みの軽減が期待できるストレッチです。
1. キャット&カウ(四つんばいストレッチ)
・四つんばいになり、息を吐きながら背中を丸め、目線をへそに向けます。
・息を吸いながら背中を軽く反らせ、胸を開きます。これを5回繰り返します。
2. お尻とお腹の筋肉をほぐす抱え込み
・仰向けに寝て、片膝を両手で抱え、胸に寄せるようにして15秒キープします。
・左右交互に行うことで、おしり奥の緊張を和らげます。
疑問を解消!よくある質問(FAQ)

Q1. 知恵袋などで「男でもおしりが突き上げるように痛む」と見かけました。男性でも起こりますか?
A. はい、男性にも起こる可能性があります。 男性の場合は生理はありませんが、「前立腺炎」や「消え去り性直腸痛(プロクतालジア・フガックス)」、「肛門挙筋症候群」など、直腸や骨盤底筋のスパズム(発痙)が原因で同様の突発的な激痛が起こることがあります。痛みが続く場合は消化器内科や肛門外科を受診してください。
Q2. 病院に行くなら何科を受診すべきですか?
A. 女性で生理周期に合わせて痛む場合は「婦人科(産婦人科)」を優先してください。 生理周期に関係なく血便や排便時の異常が続く場合は「消化器内科」や「肛門外科」の受診をおすすめします。
Q3. 市販薬がまったく効かない時はどうすればいいですか?
A. 我慢せず早めに婦人科で相談してください。 市販の鎮痛薬が効かないレベルの痛みは、子宮内膜症などの疾患が進行しているサインである可能性が高いです。低用量ピルや黄体ホルモン製剤による治療で、痛みが劇的に改善するケースが多くあります。
まとめ:我慢せず受診を!明日からできるステップ
生理中のおしりを突き上げるような痛みは、「体質だから」と我慢する必要はありません。
【明日から実践できるアクションプラン】
1. 記録をつける:痛みが発生した日や、生理周期との関係をメモしておく
2. 温活と早めの服薬:痛む前に対策をし、カイロなどで骨盤周りを温める
3. 婦人科の予約をとる:痛みが毎月続く・強くなっているなら専門医へ相談する
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。自己判断で放置せず、強い痛みや異常を感じる場合は早めに医療機関(婦人科・産婦人科)を受診してください。
薬に頼らない選択肢!骨盤内の血流を整える鍼灸治療の効果とは
薬を増やしたくない方や、根本的な痛みの予防を目指す方には「鍼灸(しんきゅう)治療」も有効な選択肢です。鍼灸でおしり周辺や腰、足にあるツボ(次髎や三陰交など)を刺激することで、自律神経の乱れを整え、骨盤内の血行を大幅に促進します。これにより、プロスタグランジンによる直腸や骨盤底筋の過剰な緊張・ひき流れが和らぎ、冷えや自律神経からくる激痛の予防が期待できます。セルフケアや市販薬で改善しない場合は、婦人科系の診療実績がある鍼灸院コモラボへ相談してみるのもおすすめです。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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