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【専門家監修】拍動性耳鳴りはストレスが原因?ドクドク鳴る理由と何科に行くべきかを…
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年08月29日
更新日:2026年08月29日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次

「夜、寝ようとすると耳の奥からドクドク、ザーザーと心臓の鼓動と同じリズムで音が聞こえて眠れない…」「これってストレスのせい?それとも脳や血管の重い病気?」このような不安を感じていませんか?本記事では、拍動性耳鳴り(はくどうせいにめい)の原因とストレスの関係、受診すべき最適な診療科についてわかりやすく解説します。
結論:拍動性耳鳴りはストレスや血流異常が原因。まずは「耳鼻咽喉科」へ!
結論から言うと、心臓の脈拍に合わせて聞こえる「拍動性耳鳴り」の多くは、ストレスや自律神経の乱れ、血流の変化が影響しています。ただし、稀に脳や血管の病気が隠れているケースもあるため、放置は厳禁です。 受診すべき診療科の正しい順番は以下の通りです。 ステップ1: まずは耳鼻咽喉科を受診(耳自体の異常の有無を確認) ステップ2: 耳鼻科で異常がなければ脳神経外科・脳神経内科へ(MRI/MRA検査で脳血管を確認) 以下で、具体的な原因やセルフチェック法、今すぐできる対処法を詳しく紐解いていきます。
拍動性耳鳴りとは?一般的な耳鳴り(キーン・ジー)との違い
耳鳴りには大きく分けて2つのタイプがあります。ご自身の症状がどちらに当てはまるか確認しましょう。
自覚的耳鳴り(一般的な耳鳴り)
・音の聞こえ方: 「キーン」「ジー」「ピピピ」など
・特徴: 本人にしか聞こえない音。内耳の聴覚細胞の障害や加齢、ストレスが主な原因です。
他覚的耳鳴り(拍動性耳鳴り)
・音の聞こえ方: 「ドクドク」「ザッザッ」「ボウボウ」など(心臓の脈拍と一致)
・特徴: 実際に耳の周囲の血管を流れる「血液の流れる音(血流音)」が響いて聞こえる状態です。聴診器などを当てると他者にも聞こえることがあります。
拍動性耳鳴りと「ストレス」の深い関係

「なぜストレスで血流の音が聞こえるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。その背景には、自律神経の乱れが深く関わっています。
① 自律神経の乱れによる血管の収縮と拡張
過度なストレスや過労、睡眠不足が続くと、交感神経が優位になります。すると血管がぎゅっと収縮して血圧が上昇し、血液が勢いよく流れるため、血流音が大きくなります。
② 聴覚の過敏化(音に敏感になる)
ストレスは脳の感覚フィルター機能を低下させます。普段なら脳が自動的にカットしている「体内の音(血流音)」を、脳が「異常な音」としてキャッチしてしまうようになります。
③ 睡眠障害との悪循環
1. 夜、静かになると「ドクドク」音が気になって眠れない
2. 睡眠不足と不安でさらにストレスが溜まる
3. 自律神経が乱れ、耳鳴りが悪化する
この悪循環(負のスパイラル)に陥る前に、適切なケアと受診が必要です。
ストレス以外に考えられる5つの原因
拍動性耳鳴りは、ストレス以外にも身体的な変化や病気が原因で起こることがあります。
1. 高血圧・動脈硬化(生活習慣病)
血圧が高い状態や、血管が硬く狭くなっていると、血液が流れる際に「乱流」が生じます。この乱流音が耳の奥に伝わり、ドクドク音となります。
2. ホルモンバランスの乱れ(更年期・妊娠・月経)
特に40〜50代の女性の場合、エストロゲンの減少によって自律神経が不安定になり、血圧の変動や血管の収縮が起こりやすくなります。
3. 貧血・甲状腺機能亢進症
貧血になると、酸素を運ぶために心臓がより多くの血液を送り出そうとし、心拍数と血流量が増加します。甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)でも代謝が上がり、血流音が大きくなります。
4. 骨の構造異常(破骨や耳の近くの静脈異常)
耳の周囲をとおる静脈の壁が薄くなったり、骨が薄くなったりすることで、普段は遮断されている血流音がダイレクトに耳に響くことがあります。
5. 脳血管の疾患(※注意が必要なケース)
稀ですが、以下のような脳血管の病気が原因となっていることがあります。
・硬膜動静脈瘻(こうまくどうじょうみゃくろう): 脳の動脈と静脈が直接つながってしまう病気。
・脳動脈瘤・血管変形: 血管にこぶができたり、一部が狭くなったりする病気。
注意点
拍動性耳鳴りの多くは命に別条のないケースですが、上記のような脳血管疾患が潜んでいる可能性もゼロではありません。不安を煽る必要はありませんが、自己判断で放置せず、必ず一度は医療機関を受診してください。
何科に行くべき?病院受診の正しいフロー
「どこに相談すればいいのかわからない」とお悩みの方は、以下の順序で病院を受診してください。
【受付窓口】耳鼻咽喉科
├─(耳の検査・聴力検査)── 異常あり ➔ 耳鼻科で治療開始 │
└─ 異常なし │
▼ 【ステップ2】脳神経外科 / 脳神経内科(MRI・MRA検査) │
├─ 血管病変あり ➔ 脳神経外科で精密治療
└─ 血管異常なし ➔ ストレス・自律神経ケア / 鍼灸・東洋医学など
なぜ最初に「耳鼻咽喉科」なのか?
耳の構造自体に異常(滲出性中耳炎や耳管機能障害など)がないか、聴力低下が起きていないかを判定するためです。
なぜ「脳神経外科」でMRI/MRAが必要なのか?
耳鼻科で「異常なし」と言われた場合、音の原因は耳の奥(脳や頭蓋内の血管)にあります。MRA(磁気共鳴血管撮影)を行うことで、脳の血管の形や血流の乱れをくっきりと画像化し、深刻な病気の有無を確実にチェックできます。
拍動性耳鳴りに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 片耳だけ「ドクドク」鳴るのは危険ですか?
A. 片耳だけに聞こえるケースは、拍動性耳鳴りでは非常によく見られます。必ずしも危険とは限りませんが、血管の走行異常や片側の血流変化が原因のことがあるため、一度脳神経外科でMRI/MRA検査を受けることをおすすめします。
Q2. 市販の耳鳴り薬や漢方薬は効きますか?
A. 自律神経の乱れや血流不全が原因の場合、血行を改善する漢方薬(当帰芍薬散や抑肝散など)や市販薬が緩和に役立つことがあります。ただし、血管の病気が原因の場合は根本解決にならないため、医師の診断を受けた上で併用しましょう。
Q3. 音が気になって夜眠れない時はどうすればいいですか?
A. 完全な静寂を作らないことがポイントです。静かな部屋では耳鳴りが強調されます。寝室でホワイトノイズ、波の音、オルゴール音などの環境音を小さく流したり、タイマー付きでラジオをかけたりして、耳鳴りから意識を逸らす工夫(音治療の考え方)が効果的です。
まとめと明日からできるネクストアクション
拍動性耳鳴りは、「ストレスや自律神経の乱れによるSOSサイン」であることが多い症状です。適切な対処を行えば、症状が和らぐ可能性は十分にあります。 症状を悪化させず、安心して毎日を過ごすために、まずは以下の3ステップを実践してみましょう。
あなたが今すぐ取るべき3つの行動
1. 専門医を受診する(まずは耳鼻咽喉科へ)
自己判断で悩まず、まずは耳鼻科の予約を取りましょう。異常がなければ脳神経外科でMRIを受け、「重い病気ではない」と確認することが、最大のストレス軽減になります。
2. 夜の環境づくり(サウンドセラピー)
静かな寝室でドクドク音が気になるときは、スマホアプリ等で「雨の音」や「ホワイトノイズ」をうっすら流し、音の意識を紛らわせましょう。
3. 自律神経を整える首・肩ストレッチ
首や肩のコリは頭部への血流を乱します。お風呂上がりに首を優しく回したり、蒸しタオルで首の後ろを温めたりして、緊張をほぐしてください。
「ただのストレスかも」と我慢しすぎず、まずは医療機関で検査を受け、安心感を得ることから始めてみてくださいね。
医療機関で異常がないなら鍼灸で自律神経ケアを
病院の検査で「異常なし」と診断された場合、ストレスによる自律神経の乱れや首・肩の凝りが血流障害を引き起こしている可能性があります。そんな時は、自律神経の調整を得意とする「鍼灸治療」も有効な選択肢です。鍼灸は首や頭部の血行を促し、過剰に高ぶった交感神経を鎮める働きがあります。耳周りの血流が整うことでドクドク音の緩和が期待できるため、医療機関での受診と並行して、つらい耳鳴りを和らげる根本アプローチとしてぜひご検討ください。
【患者様の声】ストレスによるドクドク鳴る拍動性耳鳴りが鍼灸治療で改善された事例

【改善された方の感想(口コミレビュー)】
・宮城県在住/60歳女性
病院の検査で異常がないと言われ、途方に暮れていたところでした。しかし、鍼灸院コモラボで自律神経や首肩のこりに着目した鍼灸治療を受けたことで、ストレスからくる耳の奥でドクドクと鳴り響く不快な拍動性耳鳴りの症状が徐々に和らいでいきました。首や肩の緊張がほぐれて自律神経のバランスが整うとともに、夜も安心してぐっすり眠れるまでに劇的に改善いたしました。不安だった私に寄り添いながら、親身で丁寧な施術をしてくださり根本改善へと導いていただいた担当の鈴木先生には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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