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【専門家監修】帯状疱疹で耳が聞こえにくい?原因と放置厳禁な理由・受診目安
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年08月20日
更新日:2026年08月20日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「耳の奥が痛む」「耳が聞こえにくい・詰まった感じがする」「顔の片側が動きにくい」といった症状にお悩みではありませんか?結論から言うと、帯状疱疹ウイルスが原因で耳が聞こえにくくなっている場合、「ラムゼイ・ハント症候群(耳性帯状疱疹)」などの重篤な病気が疑われます。放置すると聴力低下や顔面神経麻痺などの後遺症が残るリスクが高いため、発症から72時間以内に耳鼻咽喉科を受診することが重要です。この記事では、帯状疱疹で耳が聞こえにくくなる原因、危険な見極め症状、治療法から予防策までを分かりやすく解説します。
帯状疱疹で耳が聞こえにくくなる理由とは?
原因は「水痘・帯状疱疹ウイルス」の再活性化
幼少期にかかった「水疱瘡(みずぼうそう)」のウイルスは、治癒後も体内の神経節に潜伏しています。加齢やストレス、疲れなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び暴れ出し、神経に沿って強い炎症を引き起こします。
耳の神経(内耳・顔面神経)へダメージが及ぶ
ウイルスが耳の奥にある「聴神経(聞こえを司る神経)」や「前庭神経(バランスを保つ神経)」に炎症を起こすと、急激な難聴や耳鳴り、めまいを引き起こします。さらに「顔面神経」に及ぶと、顔の片側が麻痺する症状が現れます。
危険なサイン!「ラムゼイ・ハント症候群」の代表的な初期症状
耳の聞こえにくさに加え、以下の症状が併発している場合は「ラムゼイ・ハント症候群(耳性帯状疱疹)」の可能性が極めて高くなります。
・耳周辺の激しい痛み・水ぶくれ(発疹)
耳の穴、耳たぶ、耳の裏側などにピリピリとした痛みが走り、赤みや水疱が現れます。
・難聴・耳鳴り・めまい
片方の耳が聞こえにくい、遮音されたような詰まり感、回転性の激しいめまいが数日〜数週間続きます。
・顔面神経麻痺(顔のひきつれ・動きにくさ)
「まぶたが閉じられない」「額にシワが寄せられない」「口元から水がこぼれる」といった症状が出ます。
・味覚障害
舌の前側(約3分の2)で味が分かりにくくなったり、口の中に金属のような味が広がる感じがします。
※水ぶくれが目立たない「無疹性ハント症候群」も存在するため、ブツブツがなくても耳の痛みと難聴・麻痺があれば注意が必要です。
放置はNG!早期治療が必要な3つの理由

1. 「72時間以内」の抗ウイルス薬投与がカギ
帯状疱疹の治療では、ウイルスの増殖を抑える「抗ウイルス薬」を発症後できるだけ早く(目安として72時間以内)投与し始めることが非常に重要です。
2. 後遺症(麻痺・難聴・神経痛)のリスクを軽減
発見が遅れると、顔面神経の麻痺が残ったり(不全麻痺・病的共同運動)、難聴が定着してしまうおそれがあります。また、強い痛みが数ヶ月以上続く「帯状疱疹後神経痛」につながる場合もあります。
3. 専門的な診断(MRIや聴力検査)が必要
通常の帯状疱疹と異なり、耳の帯状疱疹は聴力検査・平衡機能検査・MRI検査などを用いて精密に状態を把握する必要があります。
耳帯状疱疹の検査と治療法
主な検査方法
1. 視診・問診: 耳の穴や周囲の発疹、顔面の麻痺状態を確認。
2. 聴力検査・平衡機能検査: 難聴の程度やめまいの原因を調べる。
3. 血液検査・MRI検査: ウイルスの確認や顔面神経の炎症部位を詳しく画像診断。
治療の基本(内服・点滴)
・抗ウイルス薬: ウイルスの増殖を抑制(アシクロビルなど)。
・ステロイド薬(副腎皮質ホルモン): 神経の強い炎症や腫れを抑える。
・ビタミンB12・代謝改善薬(ATP製剤): 損傷した神経の回復を促進。
・リハビリテーション: 顔面麻痺が生じている場合、適切な時期から顔のマッサージやリハビリを行います。
FAQ(よくある質問)

Q1. 何科を受診すればよいですか?
A. まずは「耳鼻咽喉科」を受診してください。 聴覚や平衡感覚、顔面神経に関する精密検査を受ける必要があるため、皮膚科よりも耳鼻咽喉科が適しています。近くに専門外来がない場合は、かかりつけの内科や総合病院で相談しましょう。
Q2. 周囲の人に感染・移る心配はありますか?
A. 帯状疱疹としてそのまま移ることはありません。 ただし、水痘(水疱瘡)にかかったことがない乳幼児などには「水疱瘡」として感染させるリスクがあります。患部の水ぶくれには直接触れないようにし、タオル等の共有は避けましょう。
Q3. 再発や後遺症を防ぐ予防法はありますか?
A. 50歳以上の方は「帯状疱疹ワクチン」の接種が効果的です。 また、発症の根底には「免疫力の低下」があります。日頃から十分な睡眠・休息をとり、ストレスや疲労を溜め込まない生活習慣を心がけましょう。
まとめ:耳の異変を感じたら、今すぐ専門医へ相談を
今回のポイントを復習しましょう。
・耳の痛み・聞こえにくさは帯状疱疹(ラムゼイ・ハント症候群)の疑いあり
・放置すると顔面麻痺や難聴などの後遺症が残るリスクが高い
・発症から72時間以内の「早期受診(耳鼻咽喉科)」が極めて重要
「いつもと違う耳の痛み」「急に聞こえにくくなった」「顔が動かしづらい」と感じたら、絶対に放置せず、今日・明日のうちに医療機関(耳鼻咽喉科)を受診してください。早期治療を開始することが、大切な聴力と笑顔を守るための最善の一歩です。
帯状疱疹による耳の症状や後遺症には鍼灸治療の併用も効果的?
帯状疱疹による耳の聞こえにくさや顔面麻痺、神経痛といった後遺症にお悩みの方には、医療機関での初期治療に加え「鍼灸治療」の併用も有効な選択肢です。鍼灸は血行を促進して損傷した神経の回復をサポートし、自律神経を整えて免疫力を高める効果が期待できます。病院での抗ウイルス薬などの投薬治療と並行して施術を受けることで、症状の早期緩和や痛みの軽減につながりやすくなります。治りが遅いと感じる場合や後遺症を防ぎたい方は、専門知識を持つ鍼灸院コモラボへ一度相談してみるのがおすすめです。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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