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【専門家監修】便秘と頭痛が同時に起きる原因は?対処法と危険なサイン
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年08月19日
更新日:2026年08月19日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次

「便秘が続いているときに、なぜか頭まで重く痛んでくる……」「お腹の張りだけでなく頭痛まで同時に起こると、身体の中で何が起きているのか不安になる」このように、便秘と頭痛のダブルの不調に悩まされている方は決して少なくありません。結論からお伝えすると、便秘と頭痛が同時に起こる主な原因は「自律神経の乱れ」と「腸内環境の悪化による炎症(有害物質の広がり)」です。お腹と頭は一見離れた部位に見えますが、実は「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」と呼ばれる神経のネットワークで深くつながっています。そのため、腸の不調が脳(頭痛)へ、脳のストレスが腸(便秘)へと相互に悪影響を及ぼし合ってしまうのです。この記事では、便秘と頭痛が同時に起こるメカニズムから、今日からできるセルフケア、注意すべき危険な病気のサインまで分かりやすく解説します。最後までお読みいただくことで、不調の根本原因が整理され、明日から何をすべきかが明確になります。
【結論】なぜ便秘と頭痛は同時に起こるのか?2つの大きな原因

便秘と頭痛が同時にやってくる背景には、大きく分けて2つの根本原因が存在します。
原因①:自律神経の乱れ(ストレスや過労)
胃や腸などの消化管は、自律神経(交感神経と副交感神経)によってコントロールされています。
・交感神経(緊張・ストレスモード): 優位になると血管が収縮し、腸のぜん動運動が低下して便秘になりやすい。
・副交感神経(リラックスモード): 優位になると血管が拡張し、腸の働きが活発になる。
現代社会では、日常的なストレスやPC・スマホの長時間使用、睡眠不足などにより、「交感神経が優位になりっぱなし」の状態が続きがちです。 交感神経が優位になりすぎると、腸の動きが止まって便秘を引き起こします。同時に、首や肩の筋肉が緊張して血行が悪くなり「緊張型頭痛」を誘発します。 また、緊張状態から急に解放されて副交感神経へ切り替わる際の血管の急激な拡張は「片頭痛」を引き起こす原因になります。 つまり、1つの自律神経の乱れが、お腹では「便秘」、頭では「頭痛」という2つの症状として同時に表面化しているのです。
原因②:腸の炎症と有害物質の蓄積
便秘が慢性化すると、腸内に古い便が長期間留まることになります。
1. 悪玉菌の繁殖: 滞留した便を餌にして腸内の悪玉菌が急増します。
2. 有害物質の発生: 悪玉菌はアンモニアやスカトールなどの有害物質やガスを発生させます。
3. 腸壁の炎症: 有害物質が腸の粘膜を刺激し、腸壁に微細な炎症を起こしてむくませます。
4. ぜん動運動の低下: むくんだ腸は本来の力強い動きができなくなり、さらに便秘が悪化する悪循環に陥ります。
さらに炎症が進行すると、腸粘膜のバリア機能が低下する「リーキーガット(腸もれ)状態」を引き起こす可能性があります。腸から漏れ出た有害物質や炎症物質が血液に乗って全身を巡り、脳の血管や神経を刺激することで、慢性的で原因不明の頭痛につながるケースがあるのです。
あなたの頭痛はどっち?タイプ別の特徴と関係性
便秘に伴う頭痛は、主に「緊張型頭痛」と「片頭痛」の2種類に分けられます。ご自身の頭痛がどちらのタイプか確認してみましょう。
【頭痛のタイプ / 痛みの特徴 / 主な原因・きっかけ / 便秘との関係】
緊張型頭痛 / 頭全体が締め付けられるような重い痛み(鉢巻きをされた感じ) / デスクワーク、姿勢の悪さ、長時間のストレス / 交感神経の優位による筋肉の緊張と血行不良が共通原因
片頭痛 / 頭の片側(両側)がズキズキと脈打つ痛み、光や音に過敏になる / ストレスからの解放、寝不足・寝すぎ、女性ホルモンの変動 / 腸からの有害物質の影響や自律神経の急激な変動
※痛みのタイプによって冷やすべきか温めるべきかの対処法が異なるため、自分の症状を見極めることが大切です。
便秘と頭痛を同時に和らげる!5つのセルフケア

便秘と頭痛の双方を根本から解消するには、「自律神経を整えること」と「腸内環境を改善すること」のダブルアプローチが効果的です。
① 夜の入浴習慣で自律神経をリセット
自律神経をリラックスモード(副交感神経優位)に切り替えるには、お風呂の入り方が重要です。
・就寝1時間前に、38〜40℃程度のぬるめのお湯に15分ほど浸かる。
・一度体温をしっかり上げることで、就寝時に体温がスムーズに下がり、質の良い睡眠が得られます。
※熱すぎるお湯(42℃以上)は交感神経を刺激してしまうため避けましょう。
② 寝る前の「デジタルデトックス」
スマートフォンやパソコンから発せられるブルーライトは、脳に「昼間だ」と勘違いさせ、交感神経を優位にしてしまいます。
・就寝の1〜2時間前にはスマホやPCの画面を見ないようにしましょう。
・布団に入ってからのスマホ操作は、腸の動きを止め、頭の緊張を高める最大の原因になります。
③ 水分補給と「発酵食品+水溶性食物繊維」の摂取
腸内環境(腸内フローラ)を整え、便の水分量を増やす食事を意識しましょう。
・朝起きたらコップ1杯のお水(またはぬるま湯)を飲む: 胃腸が刺激され、自然な排便を促します。
・善玉菌を補う(発酵食品): ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌など。
・善玉菌のエサになる(水溶性食物繊維): 押し麦・大麦、海藻類(わかめ・昆布)、アボカド、キウイフルーツなど。
※便秘時に「不溶性食物繊維(ごぼうや芋類など)」を摂りすぎると、かえって便がカチカチになり便秘が悪化することがあるため、水溶性食物繊維を優先的に選びましょう。
④ つらい時にすぐ試せる「即効ツボ押し」
自律神経を安定させ、腸の動きを助けるおすすめのツボをご紹介します。息を吐きながら心地よい強さで5秒間押し、ゆっくり離す作業を3〜5回繰り返してください。
・神門(しんもん): 手首のシワの小指側にある凹み。精神を安定させ、自律神経の乱れを鎮めます。
・合谷(ごうこく): 手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる手前の凹み。頭痛の緩和と大腸の働きを整える万能のツボです。
・足三里(あしさんり): 膝のお皿の外側の下から、指4本分下にある凹み。胃腸の働きを活発にします。
⑤ 適度な有酸素運動とストレッチ
長時間の座りっぱなしは、腸の動きを停滞させ、首・肩のこりを悪化させます。
・1日20分程度のウォーキング
・朝晩の軽いお腹のひねりストレッチ
・深呼吸(お腹を膨らませる腹式呼吸)
腹式呼吸を行うだけで横隔膜が上下し、内臓がマッサージされて副交感神経が優位になります。
【要注意】今すぐ病院へ行くべき危険な頭痛のサイン
多くの便秘に伴う頭痛は生活習慣や自律神経の影響ですが、中には命に関わる重大な病気(くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍、髄膜炎など)が隠れている場合もあります。以下の症状に1つでも当てはまる場合は、自己判断で市販薬を飲んで様子を見たりせず、速やかに脳神経外科や救急医療機関を受診してください。
・これまで経験したことがないような「突然の激しい頭痛」
・バットで殴られたような衝撃を伴う痛みの発生
・頭痛とともに「発熱」「手足のしびれ」「言語障害」「視覚異常(二重に見える)」がある
・日に日に痛みが強くなっていく
・嘔吐を伴う激しい頭痛
また、頭痛だけでなく「激しい腹痛」「吐き気」「便に血が混じる」「急激な体重減少」などの症状が伴う場合は、大腸疾患(大腸がんや腸閉塞など)の危険性もあります。この場合は消化器内科を早期に受診してください。
よくある質問(FAQ)

Q1. 便秘薬と頭痛薬(鎮痛剤)は一緒に飲んでも大丈夫ですか?
A. 飲み合わせには注意が必要です。必ず医師や薬剤師にご相談ください。 市販の鎮痛薬の中には、副作用として胃腸障害を起こしたり、腸の動きを抑えてしまいかえって便秘を悪化させる成分が含まれているものがあります。同時に服用したい場合は、自己判断せず薬局の薬剤師や医師に確認することをお勧めします。
Q2. 便が出たら頭痛がすっきり治ることはありますか?
A. はい、よくあります。 排便によって腸の圧迫感が取れ、腸内の有害物質の発生が抑えられること、また排便できた安心感から緊張がほぐれて自律神経が安定するためです。ただし、根本的な自律神経の乱れや腸内環境が改善していない場合、再び便秘になると頭痛が再発する可能性があります。
Q3. 生理前に便秘と頭痛が重なるのはなぜですか?
A. 女性ホルモン「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の影響です。 排卵後から生理前にかけて分泌が増えるプロゲステロンには、体に水分を溜め込み、腸の動きを抑える働きがあります。そのため便秘になりやすく、さらにホルモンバランスの変動によって頭痛(特に片頭痛)が誘発されやすくなります。
まとめ:明日からできるネクストアクション
便秘と頭痛が同時に起こる背景には、「自律神経の乱れ」と「腸内環境の悪化」という共通の原因がありました。 2つの辛い症状から解放されるために、まずは明日からできる以下のステップを1つずつ実践してみましょう。
1. 明日朝起きたら: まずコップ1杯の水を飲み、胃腸を目覚めさせる
2. 日中の仕事中: 姿勢を正し、合谷(ごうこく)のツボを押してリフレッシュする
3. 明日の夜: 就寝1時間前に39℃のお湯に浸かり、寝る前のスマホを控えて早めに休む
「たかが便秘」「いつもの頭痛」と放置せず、お腹と頭の両面から優しくケアしてあげることが大切です。 なお、セルフケアを続けても症状が改善しない場合や、強い痛み・違和感が続く場合は、無理をせず早めに医療機関(内科・消化器内科・脳神経外科)へご相談ください。
セルフケアで届かない不調に!便秘と頭痛を和らげる鍼灸治療
「生活習慣を見直しても改善しない」「薬に頼り続けたくない」という方には、鍼灸(しんきゅう)治療も効果的な選択肢です。鍼灸には、ツボへの刺激を通して自律神経のバランスを整え、胃腸の働き(ぜん動運動)を活性化させる作用があります。さらに、首や肩の頑固なコリをほぐして血行を促すため、便秘と頭痛の双方向へ同時にアプローチが可能です。慢性的なダブルの不調にお悩みの方は、身体の自己治癒力を高める専門ケアとして、鍼灸院コモラボへ相談してみてはいかがでしょうか。
便秘と頭痛が重なるお悩みを改善された患者様の声

【改善された方の感想(口コミレビュー)】
・千葉県在住/40歳女性
長年、慢性的でひどい便秘と頭痛が同時に起きる症状にずっと苦しんでいました。東洋医学的な視点から身体全体のバランスを丁寧に整えていただきました。すると自律神経の乱れや腸内環境が根本から大きく改善されていきました。今ではあれほど辛かった便秘も頭痛も嘘のようにすっかり解消されました。薬に頼ることなく毎日を健康的に快適に過ごせるようになり本当に感謝しています。親身に寄り添った施術をしてくださった鍼灸院コモラボの鈴木先生、本当にありがとうございました!
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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