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【症状別】耳鳴りに効くツムラ漢方薬の番号一覧!選び方と市販・処方の違い
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公開日:2026年08月07日
更新日:2026年08月07日

【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「キーンと耳鳴りがしてつらい」「耳鼻科で異常なしと言われたけれど、ツムラの漢方薬で改善できる?」と悩んでいませんか?結論からお伝えすると、耳鳴りに効くツムラ漢方薬は「症状のタイプ(原因)」によって処方される番号が異なります。
・【キーンという高音・ストレス性】:ツムラ47番(釣藤散)・ツムラ54番(抑肝散)
・【ジージーという低音・加齢・体力を補いたい】:ツムラ107番(牛車腎気丸)・ツムラ7番(八味地黄丸)
・【めまい・耳閉感・水ぶくれ感】:ツムラ39番(苓桂朮甘湯)・ツムラ17番(五苓散)
・【女性の冷え性・血の巡り・更年期】:ツムラ23番(当帰芍薬散)・ツムラ24番(加味逍遙散)
耳鳴りは原因に合わない番号を服用しても効果を実感しにくいため、自分の症状にぴったり合った処方を選ぶことが重要です。この記事を読めば、あなたの耳鳴りタイプに合うツムラ番号と、今すぐ実践できる改善法がすべてわかります。
【タイプ別】耳鳴りに効果的なツムラ漢方薬の番号と特徴
漢方医学では、耳鳴りを「体の不調のあらわれ」として捉え、体質や原因(気・血・水や臓器の乱れ)に合わせて処方を選びます。代表的なツムラ漢方薬の番号と適応症状を一覧表にまとめました。
耳鳴りに使われる代表的なツムラ漢方薬一覧
【ツムラ番号 / 漢方薬名 / 主な適応症状・タイプ特徴】
ツムラ47 / 釣藤散(ちょうとうさん) / 高音のキーン音・高血圧傾向・イライラ脳血管の緊張を和らげ、自律神経を整える
ツムラ54 / 抑肝散(よくかんさん) / ストレス・神経過敏・不眠・怒りっぽい神経の興奮を抑え、ストレス性の耳鳴りを和らげる
ツムラ107 / 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん) / 低音のジージー音・加齢・足腰の冷え・頻尿「腎虚(加齢)」を補い、慢性的な耳鳴りにアプローチ
ツムラ7 / 八味地黄丸(はちみじおうがん) / 加齢・かすみ目・冷え症・夜間頻尿生命力を補い、耳の機能をサポートする
ツムラ39 / 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) / めまい・立ちくらみ・頭重感体内の偏った水分代謝を整え、内耳の不調を改善
ツムラ17 / 五苓散(ごれいさん) / 耳の詰まり感(耳閉感)・雨の日の悪化余分な水分を排出させ、むくみ・内耳圧を軽減
ツムラ23 / 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) / 女性の冷え性・貧血・肩こり血行(血虚・瘀血)を改善し、耳周辺の巡りを良くする
ツムラ24 / 加味逍遙散(かみしょうようさん) / 更年期障害・のぼせ・精神不安気の滞りを解消し、女性特有の自律神経乱れに対応
ツムラ124 / 滋腎通耳湯(じじんつうじとう) / 慢性の耳鳴り・難聴・聴力低下耳の栄養補給を行い、慢性症状を和らげる
症状・原因から選ぶツムラ漢方薬の選び方
具体的にどのような症状の時にどのツムラ番号を選べばよいのか、代表的な4つのタイプ別に詳しく解説します。
①【ストレス・自律神経タイプ】「キーン」という高い耳鳴り
・主な症状:金属音や電子音のような「キーン」という高音、イライラすると悪化する、頭痛や肩こりがある
・おすすめのツムラ番号:ツムラ47番(釣藤散) / ツムラ54番(抑肝散)
ストレスや緊張によって自律神経が乱れ、頭部に熱や気がのぼる「肝火上擾(かんかじょうじょう)」の状態です。
血管の緊張を緩める釣藤散(47番)や、神経の興奮を落ち着かせる抑肝散(54番)が第一選択となります。
②【加齢・体力低下タイプ】「ジージー」という低い耳鳴り
・主な症状:蝉の鳴き声のような「ジージー」「ボーン」という低音、夜静かになると響く、足腰の冷えや頻尿
・おすすめのツムラ番号:ツムラ107番(牛車腎気丸) / ツムラ7番(八味地黄丸)
漢方でいう「腎(じん)」は、耳の機能や成長・加齢に深く関わっています。加齢や疲労蓄積により腎のエネルギーが不足する「腎虚(じんきょ)」になると、低音の耳鳴りが発生しやすくなります。
牛車腎気丸(107番)や八味地黄丸(7番)で腎の働きを高め、体全体の巡りと耳の機能を補います。
③【水滞・めまい併発タイプ】耳の詰まり感やフワフワ感
・主な症状:耳が詰まった感じ(耳閉感)、めまいや立ちくらみが同時に起こる、天気が悪い日に悪化する
・おすすめのツムラ番号:ツムラ39番(苓桂朮甘湯) / ツムラ17番(五苓散)
体内の水分の巡りが滞る「水滞(すいたい)」によって内耳に水が溜まり、耳鳴りやめまいを引き起こしている状態です。
五苓散(17番)や苓桂朮甘湯(39番)で体内の不要な水分を排出・循環させることで、内耳のむくみをスッキリ和らげます。
④【血流不全・女性特有タイプ】冷え症や肩こり・更年期を伴う
・主な症状:冷え性、月経不順、更年期障害の症状(のぼせ、不安感)、肩こりや頭重感
・おすすめのツムラ番号:ツムラ23番(当帰芍薬散) / ツムラ24番(加味逍遙散)
血液の巡りが悪い「瘀血(おけつ)」や、血液が不足している「血虚(けっきょ)」があると、内耳へ十分な酸素と栄養が届きません。
血行を改善する当帰芍薬散(23番)や、気の巡りを整える加味逍遙散(24番)が効果的です。
ツムラ漢方薬の市販(ドラッグストア)と医療用(保険適用)の違い
「ドラッグストアでツムラの漢方を買うのと、病院で処方してもらうのはどう違う?」と気になる方も多いでしょう。主な違いは以下の3点です。
1. 成分量の違い(満量処方と1/2処方)
病院で処方される医療用ツムラ漢方薬(エキス顆粒医療用)は、有効成分がしっかり入った医療用基準です。一方、薬局やドラッグストアで購入できる市販のツムラ(ツムラ漢方シリーズ)は、安全性を考慮して成分量が医療用の約1/2〜2/3に抑えられている場合があります。
2. 費用の違い(保険適用の有無)
・病院での処方:耳鼻咽喉科や内科などで診断を受け、医師の判断で処方された場合は健康保険(1〜3割負担)が適用され、費用を抑えられます。
・市販で購入:保険適用外のため全額自己負担となります。
3. 体質診断の正確さ
耳鳴りは自分の判断だけで「腎虚タイプ」「ストレスタイプ」を見分けるのが難しいため、専門医や漢方相談薬局の薬剤師に体質(証)を診断してもらうのが改善への一番の近道です。
今日からできる!耳鳴りを和らげるセルフケア&生活習慣



漢方薬の服用と併せて日常のセルフケアを行うことで、耳鳴りの改善スピードがぐっと高まります。
① 耳の周りをほぐす「即効ツボ押し」
血流を促進し、耳の不快感を和らげる代表的なツボです。指の腹を使って、心地よいと感じる強さで押し揉んでみましょう。
・翳風(えいふう):耳たぶのすぐ後ろの凹んだ部分。人差し指で30秒ほど優しく押す。
・耳門(じもん):耳の穴の前、口を開けたときに少し凹む場所。指先で円を描くようにマッサージする。
・百会(ひゃくえ):頭頂部の中心。両手中指で3分ほどじっくり押すことで自律神経が整います。
② ビタミンB12・亜鉛を補う食事
神経の修復をサポートするビタミンB12(レバー、あさり、サンマ、牛乳)や、血行・細胞の新陳代謝を高める亜鉛(牡蠣、ナッツ類、赤身肉)を日々の食事に意識して取り入れましょう。
③ 自律神経を整える睡眠とカフェイン控え
・カフェインの制限:コーヒーやエナジードリンクなどのカフェイン過多は、交感神経を刺激して血管を収縮させます。1日1〜2杯程度に留めましょう。
・就寝前のスマホオフ:寝る直前のブルーライトは自律神経を乱します。就寝1時間前は画面を見ず、ぬるめのお湯でリラックスするのが効果的です。
よくある質問(FAQ)

Q1. ツムラの漢方薬はどれくらいで効果が出ますか?
A. 体質や症状によって異なりますが、早い方で1〜2週間、通常は1〜2ヶ月程度の継続で効果を実感し始めます。 むくみや自律神経性の耳鳴り(五苓散や抑肝散など)は比較的早期に変化を感じることがありますが、加齢による耳鳴り(牛車腎気丸など)は数ヶ月かけてじっくり根本改善を目指す傾向があります。
Q2. 突発性難聴や強いめまいを伴う場合も漢方だけで大丈夫ですか?
A. いいえ。急激に聴力が低下したり、激しいめまいを伴う場合は、すぐに耳鼻咽喉科を受診してください。 突発性難聴などの急性疾患は、発症から早期のステロイド治療等が極めて重要です。西洋医学の急性期治療を行いながら、補助的に漢方薬を取り入れるのが安心です。
Q3. 病院で「異常なし」「耳鳴りと付き合っていくしかない」と言われましたが効きますか?
A. 西洋医学の検査で「異常なし」とされた耳鳴りこそ、漢方薬が得意とする分野です。 検査値に現れない血流障害、自律神経の乱れ、冷え、水分の偏りなどを整えることで、長年悩んでいた耳鳴りが和らぐケースは多く存在します。
まとめ:自分の症状に合ったツムラ番号を選び、早めの専門相談を!
耳鳴り対策の重要ポイントを振り返りましょう。
耳鳴りの音や症状別にツムラ番号を選ぶ
・キーン音(ストレス):ツムラ47番(釣藤散)・54番(抑肝散)
・ジージー音(加齢):ツムラ107番(牛車腎気丸)・7番(八味地黄丸)
・めまい・耳の詰まり:ツムラ39番(苓桂朮甘湯)・17番(五苓散)
生活習慣の見直しとツボ押し(翳風・耳門など)をセットで実践する自己判断に迷ったら耳鼻咽喉科や漢方薬局で相談する
【読者のみなさまへのメッセージ】
「この耳鳴りはもう治らないのでは…」と一人で抱え込まず、まずは今日からツボ押しやカフェイン控えなどのセルフケアを始めてみましょう。
※耳鳴りの陰には急を要する耳の病気や脳疾患が隠れている場合もあります。急激な聴力低下や激しいめまいを感じた際は、自己判断せず速やかに耳鼻咽喉科などの専門医を受診してください。
耳鳴りに効くツムラ番号とあわせて試したい!鍼灸治療の効果とまとめ
耳鳴りの改善には、症状に合わせたツムラ漢方薬の服用に加え、自律神経の調整や血流促進が得意な「鍼灸治療」の併用も非常に効果的です。鍼灸で耳周辺や全身の血行を整えることで、体の内側からアプローチする漢方薬との相乗効果が期待できます。「耳鼻科で異常なしと言われた」「薬だけでは改善を実感しづらい」とお悩みの方は、セルフケアや漢方薬とあわせて、鍼灸院コモラボへ相談してみてはいかがでしょうか。早めの専門ケアで、すっきり快適な毎日を取り戻しましょう!


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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