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耳から脈の音が聞こえる(片耳)原因は?拍動性耳鳴りの対処法と病院受診の目安

耳から脈の音が聞こえる(片耳)原因は?拍動性耳鳴りの対処法と病院受診の目安

公開日:2026年08月07日
更新日:2026年08月07日

【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。

「片耳からドクドク、ザーザーと自分の脈拍に合わせた音が聞こえる……」「静かな場所に行くと特に気になって不安」そんな症状に悩んでいませんか?結論から言うと、片耳から脈打つような音が聞こえる場合、「拍動性耳鳴り(はくどうせいいみなり)」の可能性が高いです。多くは血流の音や耳周辺の血管の乱れが原因ですが、中には高血圧や脳血管の異常などの病気が隠れているケースもあります。この記事を読むことで、片耳だけ脈の音が聞こえる原因から、受診すべき何科の病院なのか、自宅でできる対処法までがすべて分かります。不安を解消し、適切な行動をとるための参考にしてください。

【結論】片耳から脈の音が聞こえる正体は「拍動性耳鳴り」

片耳だけから脈拍に連動した音が聞こえる症状は、医学的に「拍動性耳鳴り」と呼ばれます。一般的な「キーン」「ピー」といった電子音のような耳鳴りとは異なり、血管の中を血液が流れる音が耳に伝わることで発生します。

拍動性耳鳴りの主な特徴と音の種類
拍動性耳鳴りでは、主に以下のような音が自分の脈拍と同じリズム(拍動)で聞こえます。

・「ドクドク」「トクトク」(心臓の鼓動のような音)
・「ザーザー」「ザッザッ」(血液が勢いよく流れる音)
・「ドックン、ドックン」(強く脈打つ音)

また、片耳だけに現れることが多いのも特徴です。頭を特定の方向に傾けたり、首の血管(頸動脈)を軽く押さえたりすると音が小さくなる・消える場合があります。

なぜ片耳から脈の音が?考えられる5つの原因

拍動性耳鳴りが起こる背景には、耳の病気から全身の疾患、生活習慣までさまざまな要因が考えられます。

1. 耳の疾患(中耳炎・耳管狭窄症など)
耳の内部(中耳など)に炎症や液体が溜まることで、周辺の血流音が骨や組織を伝わって内耳に届きやすくなります。 片耳だけに症状が出ている場合、その耳の炎症や「耳管(耳と鼻をつなぐ管)」の働きが低下している可能性があります。

2. 血管の異常・構造の変化
耳の近くを通る動脈や静脈の形状が変化したり、血管が細くなったりすると、血液が流れる際に乱流(流れる音)が生じます。 特に「硬膜動静脈瘻(こうまくどうじょうみゃくろう)」や「頸動脈の動脈硬化」など、血管の病気が潜んでいる場合もあるため注意が必要です。

3. 高血圧・血流の増加
血圧が高くなると、血液が血管壁を押す力が強まり、流れる音が大きくなります。 また、運動後や発熱時、妊娠中、貧血気味のときなど、全身の血流が一時的に増えている状態でも片耳に脈の音が響きやすくなります。

4. 自律神経の乱れ・ストレス
過度なストレスや睡眠不足は自律神経のバランスを崩します。 交感神経が優位になると血管が収縮して血圧が上昇し、神経が過敏になるため、普段は気にならない体内の血流音を敏感に拾ってしまうことがあります。

5. 加齢による血管の弾力低下
年齢を重ねると血管の柔軟性が失われ(動脈硬化)、血流の音が周囲に伝わりやすくなります。 中年期以降で「静かな夜になると急に片耳からドクドク聞こえる」という場合は、血管の経年変化が影響している可能性があります。

拍動性耳鳴りが起こる背景には、耳の病気から全身の疾患、生活習慣までさまざまな要因が考えられます。

1. 耳の疾患(中耳炎・耳管狭窄症など)
耳の内部(中耳など)に炎症や液体が溜まることで、周辺の血流音が骨や組織を伝わって内耳に届きやすくなります。 片耳だけに症状が出ている場合、その耳の炎症や「耳管(耳と鼻をつなぐ管)」の働きが低下している可能性があります。

2. 血管の異常・構造の変化
耳の近くを通る動脈や静脈の形状が変化したり、血管が細くなったりすると、血液が流れる際に乱流(流れる音)が生じます。 特に「硬膜動静脈瘻(こうまくどうじょうみゃくろう)」や「頸動脈の動脈硬化」など、血管の病気が潜んでいる場合もあるため注意が必要です。

3. 高血圧・血流の増加
血圧が高くなると、血液が血管壁を押す力が強まり、流れる音が大きくなります。 また、運動後や発熱時、妊娠中、貧血気味のときなど、全身の血流が一時的に増えている状態でも片耳に脈の音が響きやすくなります。

4. 自律神経の乱れ・ストレス
過度なストレスや睡眠不足は自律神経のバランスを崩します。 交感神経が優位になると血管が収縮して血圧が上昇し、神経が過敏になるため、普段は気にならない体内の血流音を敏感に拾ってしまうことがあります。

5. 加齢による血管の弾力低下
年齢を重ねると血管の柔軟性が失われ(動脈硬化)、血流の音が周囲に伝わりやすくなります。 中年期以降で「静かな夜になると急に片耳からドクドク聞こえる」という場合は、血管の経年変化が影響している可能性があります。

病院に行くべき?危険な症状のチェックリスト

片耳から聞こえる脈の音の多くは一時的なものですが、重大な病気のサインである場合もあります。

すぐに受診すべき警戒症状(赤信号)
以下の症状が1つでも当てはまる場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。

・激しい頭痛やめまい、吐き気を伴う
・手足のしびれ、力が入らない、ろれつが回らない
・片耳の聞こえが一気に悪くなった(突発性難聴の疑い)
・耳鳴りが日増しに強くなっている

※これらは脳血管障害(脳梗塞やステント狭窄など)や聴覚障害の危険信号である可能性があります。

受診するなら何科に行くべき?
まずは「耳鼻咽喉科」を受診するのが基本です。耳の機能や構造に問題がないかを詳しく検査します。もし耳鼻咽喉科の検査で耳自体に異常が見つからず、血管の病気が疑われる場合は、必要に応じて「脳神経外科」や「循環器内科」での精密検査(MRI・CT検査など)が推奨されます。

片耳から聞こえる脈の音の多くは一時的なものですが、重大な病気のサインである場合もあります。

すぐに受診すべき警戒症状(赤信号)
以下の症状が1つでも当てはまる場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。

・激しい頭痛やめまい、吐き気を伴う
・手足のしびれ、力が入らない、ろれつが回らない
・片耳の聞こえが一気に悪くなった(突発性難聴の疑い)
・耳鳴りが日増しに強くなっている

※これらは脳血管障害(脳梗塞やステント狭窄など)や聴覚障害の危険信号である可能性があります。

受診するなら何科に行くべき?
まずは「耳鼻咽喉科」を受診するのが基本です。耳の機能や構造に問題がないかを詳しく検査します。もし耳鼻咽喉科の検査で耳自体に異常が見つからず、血管の病気が疑われる場合は、必要に応じて「脳神経外科」や「循環器内科」での精密検査(MRI・CT検査など)が推奨されます。

耳から脈の音が聞こえるときのセルフケアと予防策

病気によるものではなく、ストレスや一時的な血流の変化が原因である場合、日常のケアで緩和できることがあります。

1. 自律神経を整える規則正しい生活
・十分な睡眠時間の確保:寝不足は血管の収縮を招きます。
・リラックスタイムの導入:ぬるめのお湯に浸かる、アロマを焚くなど心身を休めましょう。

2. 首・肩まわりのストレッチ
首や肩のこりは血流を悪化させ、耳周りの循環障害を引き起こします。
1. 肩を上下にギュッと引き上げてから、ストンと落とす(5回)
2. 首を左右にゆっくり傾け、筋を伸ばす(各10秒)
デスクワークの合間など、こまめに首周りをほぐしましょう。

3. 塩分・カフェインの過剰摂取を控える
塩分の摂りすぎは高血圧の原因になり、血流音を大きくさせます。 また、カフェインやアルコール、タバコ(ニコチン)は血管を収縮・拡張させて刺激を与えるため、症状が気になる時期は控えめにするのが望ましいです。

病気によるものではなく、ストレスや一時的な血流の変化が原因である場合、日常のケアで緩和できることがあります。

1. 自律神経を整える規則正しい生活
・十分な睡眠時間の確保:寝不足は血管の収縮を招きます。
・リラックスタイムの導入:ぬるめのお湯に浸かる、アロマを焚くなど心身を休めましょう。

2. 首・肩まわりのストレッチ
首や肩のこりは血流を悪化させ、耳周りの循環障害を引き起こします。
1. 肩を上下にギュッと引き上げてから、ストンと落とす(5回)
2. 首を左右にゆっくり傾け、筋を伸ばす(各10秒)
デスクワークの合間など、こまめに首周りをほぐしましょう。

3. 塩分・カフェインの過剰摂取を控える
塩分の摂りすぎは高血圧の原因になり、血流音を大きくさせます。 また、カフェインやアルコール、タバコ(ニコチン)は血管を収縮・拡張させて刺激を与えるため、症状が気になる時期は控えめにするのが望ましいです。

片耳の脈の音に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 静かな部屋や寝るときだけ片耳から「ドクドク」聞こえるのはなぜですか?
A. 周囲が静かになると外部の環境音が減るため、自分の体内の血流音(内部の音)を脳が感知しやすくなるからです。BGMやホワイトノイズ(換気扇の音など)を小さく流して、耳鳴りから意識を逸らす工夫が有効です。

Q2. 自然に治ることはありますか?
A. 一時的な疲労やストレス、一時的な血圧上昇が原因であれば、充分な休養を取ることで自然に解消されることがあります。ただし、数日以上続く場合や症状が悪化する場合は、隠れた疾患がないか医療機関で確かめることをおすすめします。

Q3. 片耳を押さえると脈の音が止まるのはなぜ?
A. 首や耳の周りの血管(頸動脈や静脈)を圧迫することで、物理的に血流が抑えられ、音が伝わりにくくなるためです。これは拍動性耳鳴りに多く見られる特徴の一つです。

Q1. 静かな部屋や寝るときだけ片耳から「ドクドク」聞こえるのはなぜですか?
A. 周囲が静かになると外部の環境音が減るため、自分の体内の血流音(内部の音)を脳が感知しやすくなるからです。BGMやホワイトノイズ(換気扇の音など)を小さく流して、耳鳴りから意識を逸らす工夫が有効です。

Q2. 自然に治ることはありますか?
A. 一時的な疲労やストレス、一時的な血圧上昇が原因であれば、充分な休養を取ることで自然に解消されることがあります。ただし、数日以上続く場合や症状が悪化する場合は、隠れた疾患がないか医療機関で確かめることをおすすめします。

Q3. 片耳を押さえると脈の音が止まるのはなぜ?
A. 首や耳の周りの血管(頸動脈や静脈)を圧迫することで、物理的に血流が抑えられ、音が伝わりにくくなるためです。これは拍動性耳鳴りに多く見られる特徴の一つです。

まとめ|気になるときは無理せず専門医へ相談を

片耳から聞こえる脈の音(拍動性耳鳴り)について要点を整理します。

・音の正体:心臓の鼓動や血流が伝わる「拍動性耳鳴り」
・主な原因:耳の疾患、血管の異常、高血圧、ストレスなど
・対処法:まずは「耳鼻咽喉科」を受診し、必要に応じて「脳神経外科」へ
・今日できる行動:首肩のストレッチ、塩分控えめの食事、十分な睡眠

「そのうち治るだろう」と放っておくと、不安感からさらにストレスが溜まり、症状が悪化する悪循環に陥ることもあります。強い頭痛やめまいを伴う場合は放置せず、早めに耳鼻咽喉科や専門医へ相談することが安心への一番の近道です。まずは今夜、首まわりをゆっくりほぐして、ゆっくり身体を休めてあげてくださいね。

自律神経や血流改善には「鍼灸(しんきゅう)治療」もおすすめ

耳鳴りの症状緩和や予防には、東洋医学のアプローチである「鍼灸(しんきゅう)治療」も有効な選択肢の一つです。鍼灸には、ツボを刺激することで全身の血行を促し、自律神経の乱れを整える効果が期待できます。特に首や肩のこりが原因で耳周りの血流が滞り、脈の音が聞こえやすくなっている場合、緊張した筋肉をゆるめることで症状が和らぐケースがあります。病院での検査で明確な異常がない場合や、ストレス・疲労からくる拍動性耳鳴りに悩んでいる方は、セルフケアとあわせて鍼灸治療の活用も検討してみましょう。



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