BLOG
ブログ
【専門家監修】産後4ヶ月につわりのような症状がでる原因と対処法|吐き気や頭痛は放…
- カテゴリ:
- 全身のお悩み
公開日:2026年07月18日
更新日:2026年07月18日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「出産して4ヶ月も経つのに、なぜかつわりのような吐き気がする…」「もう妊娠していないはずなのに、気持ち悪くて起き上がれない」産後4ヶ月頃、突然おそってくる「つわりのような症状(吐き気・頭痛・めまい)」に不安を感じていませんか?結論から言うと、産後4ヶ月のつわりのような症状は、妊娠によるものではなく「激しいホルモンバランスの変動」「育児疲労や睡眠不足による自律神経の乱れ」「深刻な鉄欠乏(貧血)」が主な原因です。産後4ヶ月は、赤ちゃんが活発になり育児の疲れがピークに達しやすい時期です。「ただの疲れ」と放置すると、慢性的な体調不良や産後うつにつながる恐れもあります。この記事では、最新医療ガイドラインに基づき、産後4ヶ月につわりのような症状が起こる原因と、今すぐできる対処法を専門家が分かりやすく解説します。
産後4ヶ月につわりのような症状(吐き気・頭痛)が起こる4つの原因

産後4ヶ月目に出るつわりのような気持ち悪さは、決して気のせいではありません。主な原因として、以下の4つが考えられます。
原因①:自律神経の乱れ(ホルモンバランスの急激な変化)
産後は女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)が急激に減少します。産後4ヶ月頃は、少しずつホルモンが戻ろうとする時期ですが、日々の授乳や夜泣きによる慢性的な睡眠不足、育児ストレスが重なることで、自律神経が大きく乱れてしまいます。自律神経は胃腸の動きをコントロールしているため、乱れると胃のムカムカや吐き気、頭痛といった「つわりに酷似した症状」を引き起こします。
原因②:鉄欠乏性貧血・潜在性鉄欠乏症(隠れ貧血)
出産時の大量出血に加え、毎日の授乳によってママの体からは大量の鉄分が失われ続けています。一般的な血液検査で「ヘモグロビン値」が正常であっても、体内の貯蔵鉄(フェリチン)が枯渇している「潜在性鉄欠乏症(隠れ貧血)」のケースが非常に多いです。フェリチンが不足すると、強い吐き気、立ちくらみ、頭痛、激しい疲労感、気分の落ち込みなどが現れます。
原因③:産後高血圧(妊娠高血圧症候群の後遺症など)
妊娠中に血圧が高かった方はもちろん、産後になってから突然高血圧(140/90mmHg以上)になるケースもあります。血圧が高い状態を放置すると、激しい頭痛や嘔吐を伴うことがあり、最悪の場合は脳出血などのリスクも高まります。強い頭痛と一緒に吐き気がする場合は、特に注意が必要です。
原因④:産後うつ
産後4ヶ月頃は、「育児に慣れなければならない」というプレッシャーや孤独感から、メンタルに不調をきたしやすい時期です。産後うつの初期症状として、頭全体が重くなるような頭痛、目の奥の痛み、食欲不振、つわりのような吐き気といった身体症状が出ることは珍しくありません。
【症状別】産後につわりのような症状が起きたときの対処法

「少しでもこの気持ち悪さを楽にしたい」というときの実践的な対処法を解説します。
吐き気・胃のムカムカがある場合
・食事は「小分け」にして食べる: 一度にたくさん食べると胃腸に負担がかかります。つわりの時のように、1日4〜5回に分けて少しずつ口にしましょう。 ・消化に良いものを温かい状態で摂る: スープやお粥、うどんなど胃に優しいものを選んでください。冷たいものは胃腸の動きを低下させ、吐き気を悪化させます。
頭痛・めまいがある場合
・鉄分とタンパク質を意識して摂取する: 貧血対策として、レバー、赤身の肉や魚、ほうれん草、大豆製品を積極的に摂りましょう。食事での摂取が難しい場合は、授乳中でも安心なサプリメントを活用してください。
・血圧を測定する: 自宅に血圧計がある場合は測定し、最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上の状態が続く場合は速やかに医療機関へ相談しましょう。
「これって二人目の妊娠?」と迷ったときのセルフチェック
産後4ヶ月でつわりのような症状が出ると、「もしかして二人目を妊娠した?」と考える方も少なくありません。産後であっても、生理が再開していなくても排卵が先に行われるため、妊娠の可能性はゼロではありません。まずは以下の点を確認しましょう。
・避妊をしない性交渉があったか
・妊娠検査薬を使用してみる(前回の性交渉から3週間以上経過している場合)
もし検査薬が陰性で、それでもつわりのような症状が続く場合は、前述した「自律神経の乱れ」や「貧血」が原因である可能性が極めて高いです。
産後の体調不良に関するFAQ(よくある質問)

Q. 産後のつわりみたいな症状はいつまで続きますか?
A. 個人差がありますが、授乳回数が減り、まとまった睡眠が取れるようになる「産後6ヶ月〜1年」頃に落ち着く方が多いです。 ただし、鉄欠乏や高血圧などの原因を放置していると、卒乳後も長引くことがあります。適切なケアや治療を行うことが早期改善の近道です。
Q. 病院は何科を受診すれば良いですか?
A. まずは「出産した産婦人科」または「内科」を受診してください。 授乳中の場合は、薬の処方にも配慮が必要なため、産後の体のメカニズムを熟知している産婦人科が最もスムーズです。もしメンタルのつらさや強い不安を伴う場合は、心療内科や地域の保健センターへの相談も検討しましょう。
Q. 授乳中でも飲める漢方薬や薬はありますか?
A. 授律中のママでも安心して服用できる漢方薬(半夏厚朴湯や五苓散など)や、赤ちゃんへの影響が少ない胃薬・鎮痛剤があります。 ただし、自己判断で市販薬を服用するのは避け、必ず医師や薬剤師に「授乳中であること」を伝えた上で処方してもらいましょう。
まとめ:ママの笑顔のために、明日からできるネクストアクション
産後4ヶ月の「つわりのような症状」は、あなたがこれまで育児を一生懸命がんばってきた証拠であり、「体が限界を迎えているサイン」です。「母親なんだからこれくらい耐えなきゃ」と一人で抱え込む必要はまったくありません。明日から、以下のステップを一つずつ実践してみてください。
・ステップ1:パートナーや家族に体調不良を伝え、家事・育児を頼む
・ステップ2:赤ちゃんが寝ている時間は、スマホを見ずに一緒に横になる
・ステップ3:症状が改善しない場合は、我慢せず産婦人科や内科を受診する
・ステップ4:薬に頼りたくない場合は、自律神経を整える鍼灸治療なども選択肢に入れる
※強い胸の痛み、激しい頭痛と嘔吐、意識が遠のくようなめまいがある場合は、重大な病気が隠れている可能性があるため、速やかに医療機関を受診してください。あなたの体調が回復し、少しでも健やかに育児ができるよう、まずは周囲のサポートを頼ることから始めてみましょう。
産後の吐き気は鍼灸で治る?自律神経を整えるメリットと効果
病院の検査で「異常なし」と言われた産後4ヶ月のつらい吐き気や頭痛には、自律神経や内臓機能を根本から整える東洋医学の「鍼灸治療」が非常に有効な選択肢です。鍼灸は、乱れた自律神経のバランスを心地よい刺激で直接コントロールし、血流を改善して体を内側から温めます。さらに授乳中で「薬をあまり飲みたくない」「副作用が心配」というママでも、体に負担をかけずに安心して受けられるのが大きなメリットです。疲れがピークを迎える産後4ヶ月だからこそ、我慢せず専門の鍼灸院コモラボに頼り、心と体を適切にケアして健やかな育児ライフを取り戻しましょう。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
Youtube , Instagram , X(Twitter)







この症状に対する質問