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唾液が止まらない・気持ち悪い原因と対策|急に出る唾液過多症の改善法
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年05月27日
更新日:2026年05月27日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「急に唾液がたくさん出て気持ち悪い…」「唾液が溢れてきて何度も飲み込まないといけないのがツラい」このように、急に唾液が止まらなくなると、不快感だけでなく「何か大きな病気なのではないか」と不安になりますよね。結論からお伝えすると、急に唾液がたくさん出て気持ち悪くなる症状の多くは、自律神経の乱れや胃腸の冷え、あるいは嚥下(えんげ:飲み込み)機能の低下が原因です。医療機関で検査をしても「異常なし」と言われるケースが少なくありませんが、体質を見直すことでしっかりと改善を目指せます。本記事では、プロの鍼灸師が東洋医学の視点も交え、唾液が止まらない原因や今すぐできる対策、根本から改善する方法をわかりやすく解説します。
そもそもなぜ?急に唾液がたくさん出て気持ち悪い2つの原因

急に唾液が増えて気持ち悪くなる状態は、医学的には「唾液過多症(だえきかたしょう)」、または実際には増えていないのに多く感じる「仮性(かせい)唾液過多症」の可能性があります。これらを引き起こす主な原因は、大きく分けて次の2つです。
原因①:ストレスや緊張による自律神経の乱れ
唾液の分泌は、私たちの意思とは関係なく「自律神経」によってコントロールされています。
・サラサラした唾液:リラックスしているとき(副交感神経が優位なとき)に出る
・ネバネバした唾液:強いストレスや緊張、不安があるとき(交感神経が優位なとき)に出る
ストレスや過労、睡眠不足などが重なると、この自律神経のバランスが崩れます。その結果、唾液の分泌コントロールが利かなくなったり、ネバネバとした不快な唾液が急に溢れるように出たりして、「気持ち悪い」と感じる原因になります。
原因②:胃腸の冷えや機能低下(東洋医学の視点)
東洋医学では、唾液の異常は五臓六腑の「脾(ひ:胃腸のこと)」と「腎(じん:水の代謝を司る器官)」の不調が深く関係していると考えます。特に、冷たいものの摂りすぎや暴飲暴食で胃腸(脾)が冷えると、体内の水分代謝がうまくいかなくなります。行き場を失った水分が口から「サラサラとした唾液」として溢れ出てしまうのです。また、妊娠初期の「よだれつわり」も、この胃腸の機能低下や冷えが引き起こす代表例です。
【セルフチェック】あなたの唾液はどちら?症状から見るタイプ
唾液が止まらないと感じるとき、その「性状(状態)」を観察することで、身体のどこが弱っているかを推測できます。
1. サラサラした唾液が溢れるタイプ
・特徴:水のような唾液がいくらでも出てくる。
・主な原因:胃腸の冷え、水分代謝の低下、またはリラックスモードの乱れ。
・一言アドバイス:お腹を温め、冷たい飲食を控えることが最優先です。
2. ネバネバ・泡状の唾液で気持ち悪いタイプ
・特徴:口の中がネバついて不快。泡っぽい唾液が出る。
・主な原因:強いストレス、緊張、過労、脱水(水分不足)。
・一言アドバイス:心身を休め、リラックスする時間を意識的に作りましょう。
唾液が止まらない・気持ち悪いときの応急処置と5つの対策

「今、この瞬間の気持ち悪さをどうにかしたい!」というときに試してほしい応急処置と、日常生活でできる対策を5つ紹介します。
1. 唾液を無理に飲み込まず、ティッシュに吐き出す
気持ち悪いからといって、溢れる唾液をすべて飲み込もうとすると、胃に空気が一緒に入って胃痛やさらなる吐き気を誘発します。外出先では難しいかもしれませんが、できるだけティッシュやハンカチにそっと吐き出すようにしてください。
2. 温かい飲み物(白湯など)でお腹を温める
胃腸の冷えによって唾液が出ている場合、冷たい水を飲むと悪化します。人肌より少し熱めの白湯や、お腹を温める生姜湯などをゆっくり飲むのがおすすめです。胃腸が温まると、過剰な唾液分泌がスッと落ち着くことがあります。
3. ツボ(裏内庭・足三里)を押してみる
唾液過多や胃腸の不快感に効果的なツボを刺激してみましょう。痛気持ちいい強さで5秒×3回ほど押してみてください。
・裏内庭(うらないてい):足の裏、人差し指の付け根の少し下のふくらみにあるツボ。つわりや胃腸の不調に効果的です。
・足三里(あしさんり):ひざの皿の外側、くぼみから指4本分下がったすねの外側。胃腸の働きを整える万能のツボです。
4. 規則正しい睡眠とストレスケア
自律神経を整えるために、夜は湯船に浸かって身体を温め、早めに就寝しましょう。スマホを寝る直前まで見るのは交感神経を刺激するため避けてください。
5. 刺激物や甘いものの摂取を控える
香辛料などの刺激物や、極端に甘いお菓子などは、唾液腺を刺激して分泌を促してしまいます。症状が気になる期間は、薄味で消化に良い食事を心がけましょう。
なかなか治らない場合は「東洋医学(鍼灸)」がおすすめな理由
「耳鼻科や口腔外科、内科に行っても『どこも異常ありません』と言われた」「漢方を飲んでみたけれど、あまり変わらない」そのような方には、東洋医学による鍼灸施術が非常に適しています。西洋医学の検査では、唾液腺そのものの形に異常がなければ「原因不明」とされがちです。しかし、東洋医学では「四診法(ししんほう)」という独自のカウンセリング(脈を診る、お腹に触れるなど)を行い、身体のバランスがどう崩れているかを突き止めます。鍼やお灸を使って「脾(胃腸)」や「腎(水の巡り)」のツボを的確に刺激することで、自律神経を安定させ、唾液の分泌量を根本からコントロールできるよう体質を改善していきます。肩こりや冷え性、生理不順なども同時に軽くなるケースが多いのが特徴です。
※ただし、脳神経の病気や薬の副作用などが隠れている場合もあります。「急激にろれつが回らなくなった」「飲み込みが明らかにおかしい」といった場合は、早めに専門医(脳神経外科や神経内科など)を受診してください。
唾液過多に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 妊娠してから急に唾液がたくさん出るようになりました。これも唾液過多症ですか?
A. はい、妊娠初期によく見られる「よだれつわり(唾液つわり)」と呼ばれる症状です。 ホルモンバランスの急激な変化や、それに伴う胃腸機能の低下(東洋医学でいう「脾」の弱り)が原因です。安定期に入る頃に落ち着くことが多いですが、ツラいときは無理せず、温かい飲み物を少しずつ摂り、お腹を冷やさないようにしてください。鍼灸もマタニティケアとして非常に有効です。
Q2. 病院は何科を受診すればよいですか?
A. まずは耳鼻咽喉科(耳鼻科)や口腔外科、またはかかりつけの内科を受診するのが一般的です。 虫歯や歯周病、唾液腺の炎症、あるいは逆流性食道炎などが原因で唾液が増えているケースを検査するためです。そこで「異常なし」と言われた場合は、自律神経の乱れや体質的な問題である可能性が高いため、鍼灸院などの東洋医学のアプローチを検討してみてください。
Q3. ストレスが原因で唾液がネバネバして気持ち悪いとき、ガムを噛むのは効果がありますか?
A. あまりおすすめしません。 ガムを噛む行為そのものが唾液腺を刺激し、さらに唾液の分泌を促してしまいます。また、噛むことで空気を一緒に飲み込みやすくなり、胃が張って気持ち悪さが増す原因にもなります。口のネバつきが気になるときは、こまめなうがいや、温かい白湯を一口含む程度にとどめるのが良いでしょう。
まとめ:明日からできる!唾液の気持ち悪さを解消する3ステップ
「唾液が止まらない・気持ち悪い」という症状は、身体からの「自律神経が乱れているよ」「胃腸が冷えて疲れているよ」というサインです。まずは以下の3つのステップを明日から実践してみましょう。飲み物を「冷たいもの」から「温かい白湯や麦茶」に変える唾液が溢れても無理に飲み込まず、ティッシュ等に吐き出す夜はぬるめのお風呂に浸かり、10分でも早く布団に入るもし、これらのセルフケアを続けても症状が良くならない場合や、日常生活に支障が出ている場合は、我慢しすぎずにお近くの専門医や、体質改善を得意とする鍼灸院コモラボへ相談することをおすすめします。一歩を踏み出して、スッキリとした快適な毎日を取り戻しましょう!
唾液過多・気持ち悪い症状に鍼灸が効果的な理由と体質改善
検査で異常がないのに唾液が止まらない、気持ち悪いといった症状が続く場合、東洋医学の鍼灸治療が非常に有効です。鍼灸は、過剰な唾液分泌を引き起こす「自律神経の乱れ」や「胃腸の冷え(水分代謝の低下)」に対して、ツボを刺激することで直接アプローチできます。表面的な対処療法ではなく、身体の内側からバランスを整えるため、唾液の不快感だけでなく、冷えやストレスに伴う諸症状の根本改善が目指せます。病院の治療で改善が見られず悩んでいる方は、体質に合わせた鍼灸施術をぜひ選択肢に入れてみてください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
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現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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