BLOG
ブログ
寝ようとすると動悸がする原因は自律神経?目が覚める時の対処法と受診の目安
- カテゴリ:
- 全身のお悩み
公開日:2026年07月14日
更新日:2026年07月14日

【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
はじめに:寝室で感じるその動悸、実は自律神経の乱れかも?
「ベッドに入ってリラックスしたいのに、なぜか心臓がバクバクする…」「夜中に突然、激しい動悸で目が覚めて不安になる…」このような症状に悩まされていませんか?体に異変を感じると、「重大な病気なのでは?」と不安が膨らんでしまいますよね。結論からお伝えすると、寝ようとする時や夜間に起こる動悸の多くは「自律神経の乱れ」が関係しています。この記事では、夜間の動悸と自律神経の関係性、今すぐできる対処法、そして見逃してはいけない受診のサインまで、プロの視点からわかりやすく解説します。読めば、今夜からできる対策がわかり、不安な夜を安心に変えるヒントが見つかります。
【結論】寝ようとすると動悸がする・目が覚めるのは「副交感神経」への切り替えが原因

布団に入った時や、寝ている最中に動悸が起こる最大の理由は、自律神経のスイッチがうまく切り替わっていないからです。 本来は「リラックスの神経」が優位になる時間 人間の体は、自律神経(交感神経と副交感神経)によってコントロールされています。
・昼間(活動時): 交感神経が優位(心拍数や血圧が上がる)
・夜間(睡眠時): 副交感神経が優位(心拍数や血圧が下がる)
本来、寝る前は副交感神経が優位になり、体も心もリラックスモードに入るのが正常です。
なぜ寝る前に心臓がバクバクするのか?
日中に強いストレスや疲労を抱えていると、寝る時間になっても交感神経(興奮モード)が働いたままになってしまいます。 この「交感神経から副交感神経への切り替え」がスムーズにいかないギャップや、自律神経の乱れによって、リラックスすべきタイミングで心臓が過剰に働いてしまい、強い動悸として自覚されるのです。
【注意】
動悸には自律神経だけでなく、心臓や甲状腺などの病気が隠れている可能性もあります。症状が続く場合は、自己判断せず早めに専門医へ相談してください。
寝ようとすると動悸がする4つの主な原因
夜間の動悸を引き起こす、具体的な4つの原因を見ていきましょう。
① ストレスや不安による交感神経の過緊張
人間関係、仕事のプレッシャー、将来への不安などを抱えていると、脳が「危険な状態」と判断し、交感神経が興奮し続けます。 特に夜は静かで余計なことを考えやすいため、不安が膨らんで動悸が強くなる傾向があります。
② 慢性的な疲労と睡眠不足
体が疲弊していると、自律神経のバランスを保つ機能そのものが低下します。 「疲れているのに眠れない」「寝ても疲れが取れない」という悪循環に陥り、夜間の動悸につながります。
③ カフェインやアルコールの過剰摂取
夕方以降にコーヒーや緑茶、エナジードリンクなどのカフェインを摂取すると、交感神経が刺激されます。 また、「寝酒」として飲むアルコールは、代謝される過程で心拍数を上昇させ、眠りが浅くなる原因(動悸で目が覚める原因)になります。
④ ホルモンバランスの変化(更年期など)
女性の場合、更年期(40代〜50代)における女性ホルモンの減少が、自律神経の乱れを直撃します。 これによって、夜間に突然激しい動悸や発汗(ホットフラッシュ)が起こり、目が覚めてしまうケースが多々あります。
動悸で目が覚める・眠れないときの「即効」対処法

もし今夜、ベッドの中で動悸がしてしまったら、次の3つのステップを試してみてください。
ステップ1:ゆっくりと「吐く」ことを意識した腹式呼吸
動悸がすると呼吸が浅くなり、さらに交感神経が刺激されてしまいます。
1. まず、お腹に手を当てます。
2. 「4秒」かけて鼻から静かに息を吸います。
3. 吸った時間の倍である「8秒」かけて、口から細く長く息を吐き出します。
息をしっかり吐き切ることで、副交感神経が強制的に刺激され、心拍数が落ち着いていきます。
ステップ2:一度ベッドから出て、部屋を暗くして過ごす
「早く寝なきゃ」と焦るほど、ストレスで動悸は悪化します。 15分以上眠れずバクバクが続くなら、一度思い切ってベッドから出ましょう。 薄暗い部屋でソファに座り、温かい白湯やノンカフェインのハーブティー(カモミールなど)を飲んで、気分転換をしてください。
ステップ3:スマホの画面は見ない
不安だからといって、暗い部屋でスマホを使って「動悸 原因」などと検索するのは絶対に逆効果です。 スマホのブルーライトは交感神経を激しく刺激し、検索したネガティブな情報がさらに不安を煽ってしまいます。
自律神経を整え、夜の動悸を予防する「日中の習慣」
夜にリラックスして眠るためには、昼間や夕方の過ごし方が重要です。
朝一番に太陽の光を浴びる
朝起きてすぐに日光を浴びることで、体内時計がリセットされます。 これにより、約14〜16時間後に睡眠ホルモンである「メラトニン」が分泌され、夜間に自然と副交感神経へ切り替わるようになります。
入浴は「就寝の90分前」にぬるめのお湯で
湯船に浸かることは自律神経の調整に最適です。
・温度: 38度〜40度のぬるめのお湯
・時間: 10分〜15分程度
就寝の約90分前に入浴を済ませると、寝るタイミングで体の深部体温が下がり、スムーズで深い睡眠に入ることができます。
夕方以降の刺激物をコントロールする
・カフェイン: 14時以降は控える
・アルコール: 夕食時の適量にとどめ、寝酒は避ける
・夕食: 就寝の3時間前までに済ませる(胃腸の消化活動が交感神経を刺激するため)
見逃さないで!病院を受診すべき危険なサイン
![多くは自律神経の乱れが原因ですが、中には心臓の病気(不整脈や狭心症など)や、その他の疾患(甲状腺機能亢進症、パニック障害など)が隠れているケースもあります。 以下の症状に当てはまる場合は、我慢せず早めに「循環器内科」や「内科」を受診してください。
すぐに病院へ行くべき症状チェックリスト
[ ] 動悸と一緒に激しい胸の痛みや圧迫感がある
[ ] 息切れがひどく、息苦しさやめまい、ふらつきを伴う
[ ] 意識が遠くなるような感覚(失神しそうになる)がある
[ ] 脈を触ったときに、完全にバラバラで不規則に打っている
[ ] 体重が急激に減る、手が震えるなどの症状が他にある
受診時のポイント:
動悸が「いつ」「どのような状況で」「何分くらい続いたか」をメモしておくと、医師への診察がスムーズになります。](https://comlabollc.co.jp/blog/wp-content/uploads/2026/07/30771909e83df42696477796a76103a1-4-300x169.jpg)
多くは自律神経の乱れが原因ですが、中には心臓の病気(不整脈や狭心症など)や、その他の疾患(甲状腺機能亢進症、パニック障害など)が隠れているケースもあります。 以下の症状に当てはまる場合は、我慢せず早めに「循環器内科」や「内科」を受診してください。
すぐに病院へ行くべき症状チェックリスト
[ ] 動悸と一緒に激しい胸の痛みや圧迫感がある
[ ] 息切れがひどく、息苦しさやめまい、ふらつきを伴う
[ ] 意識が遠くなるような感覚(失神しそうになる)がある
[ ] 脈を触ったときに、完全にバラバラで不規則に打っている
[ ] 体重が急激に減る、手が震えるなどの症状が他にある
受診時のポイント:
動悸が「いつ」「どのような状況で」「何分くらい続いたか」をメモしておくと、医師への診察がスムーズになります。
FAQ:寝ようとすると起こる動悸・自律神経に関するよくある質問

Q1. 心臓の検査で「異常なし」と言われたのに、毎日動悸がするのはなぜですか?
A. 自律神経の乱れや、精神的なストレスが原因である可能性が非常に高いです。 病院の検査(心電図など)で異常がない場合、心臓の構造そのものには問題がありません。しかし、ストレスによって神経が過敏になり、普段なら気にならない心臓の鼓動を「激しい動悸」として感じてしまっている状態が考えられます。この場合は、休息や心療内科でのケアが有効なことがあります。
Q2. 20代〜30代の若者でも、自律神経の乱れで夜間に動悸がすることはありますか?
A. はい、年齢に関係なくよく起こります。 特に若年層では、就寝直前までのスマホ使用、夜型の生活、仕事や人間関係のストレス、過度なダイエットなどが原因で自律神経が乱れ、寝る前に動悸を訴える方が増えています。
Q3. 動悸がして怖いとき、市販の漢方薬や薬は効きますか?
A. ストレス性の動悸を和らげる漢方薬(柴胡加竜骨牡蛎湯など)は市販されています。 ただし、これらはあくまで一時的な緩和や体質改善のサポートです。まずは原因を特定することが最優先ですので、市販薬を使い続ける前に、一度医師の診断を受けることを強くおすすめします。
まとめ:今夜からできるネクストアクション
寝ようとしたときの動悸や、夜中に目が覚める症状は、あなたの体が「ストレスや疲労が溜まっているよ」と教えてくれているサインです。 まずは以下の3つのステップから、できることを始めてみましょう。
・今夜から: 布団に入ったら、意識して「4秒吸って、8秒吐く」腹式呼吸をする。
・明日から: スマホを見るのを布団に入る30分前にやめ、夕方以降のカフェインを控える。
・今週末: 症状が毎日続く場合や、胸の痛み・めまいを伴う場合は、スケジュールを調整して「循環器内科」を受診する。
自律神経を整えるには、毎日の小さな習慣の積み重ねが一番の近道です。焦らず、まずは今夜ゆっくり深呼吸をすることから始めて、心地よい眠りを取り戻していきましょう。
寝る前の動悸に鍼灸が効く?自律神経を整え深く眠るための選択肢
自律神経の乱れによる夜間の動悸には、東洋医学に基づく「鍼灸治療」も非常に有効な選択肢です。鍼灸は、緊張して凝り固まった筋肉をほぐし、交感神経の過剰な興奮をダイレクトに鎮める効果が期待できます。特に「寝ようとすると心臓がバクバクする」「夜中に動悸で目が覚める」といった症状は、体が休まるモードに入れないサイン。鍼灸で全身の気血の巡りを整えることで、副交感神経が優位になり、質の良い睡眠を取り戻しやすくなります。セルフケアで改善しない場合は、専門の鍼灸院コモラボへ相談してみるのもおすすめです。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
Youtube , Instagram , X(Twitter)






この症状に対する質問