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【体験談】拍動性耳鳴りが治った!ドクドクする原因と何科に行くべきかをブログで解説
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年06月18日
更新日:2026年06月18日

【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
こんにちは。ある日突然、耳の奥で「ドクドク」「ザーザー」と心臓の鼓動と同じリズムの音が聞こえ始めたら、誰しも「脳の病気かも…」「このまま治らないのでは」と強い不安に襲われますよね。この心臓の脈拍と連動する耳鳴りは、医学的に「拍動性(はくどうせい)耳鳴り」と呼ばれます。当記事では、実際に拍動性耳鳴りに悩み、そして「治った」という筆者のリアルな体験談をベースに、考えられる原因、何科に行くべきか、そして自律神経を整えて回復へ導く具体的な方法までを徹底的に解説します。
【結論】拍動性耳鳴りは「原因の特定」と「自律神経・血流のケア」で改善を目指せます!
まず結論からお伝えします。不気味に響く拍動性耳鳴りは、適切な医療機関での検査で危険な病気を除外し、ストレスや血流の乱れ(自律神経の乱れ)を整えることで、十分に改善を目指せる症状です。筆者自身も、一時は夜も眠れないほどの「ドクドク音」に悩まされましたが、病院での検査と生活習慣の見直し、そして東洋医学的なアプローチを取り入れたことで、今ではすっかり元の静かな日常を取り戻しています。不安な気持ちのまま放置を続けると、脳がその音に過敏になり、かえって症状が悪化するという悪循環に陥りかねません。「まずは専門医に相談する」「自律神経を整える」という2つのアプローチを、一刻も早くスタートさせることが大切です。
【体験談】ある日突然「ドクドク」と心臓の音が聞こえ始めた患者の拍動性耳鳴り体験
ここでは、ご来院された患者様が実際に経験した拍動性耳鳴りの始まりから、精神的に追い詰められた日々までのリアルな体験談をお伝えします。
① 静かな環境で響く不気味なリズム音の正体
私の耳鳴りが始まったのは、ある仕事が忙しかった時期の静かな夜でした。布団に入ると、片方の耳の奥から「ドクンドクン」という不気味なリズム音が聞こえてきたのです。 最初は「気のせいか、一時的なものだろう」と思っていましたが、翌日も、その次の日も、静かになると必ずその音が主張し始めました。 一般的な「キーン」「ジー」という耳鳴りと違い、自分の生命活動(脈拍)そのものが耳元でスピーカーのように鳴り響く感覚は、これまでにない恐怖を伴うものでした。
② 私の耳鳴りは「ドクドク」と「ザーザー」が混ざった音だった
症状は日によって、また姿勢によっても変化しました。
・基本の音: 心臓の鼓動と完全に一致した、低く重い「ドクドク」という音
・体調や姿勢の変化時: 立ち上がったり、少し急に動いたりした後に強まる「ザーザー」という血流の擦れるような雑音
日によって音の種類や大きさが微妙に変わるため、「今日はひどいな」「何か血管が詰まりかけているのではないか」と、毎日のように一喜一憂し、不安を煽られる日々が続きました。
③ 不安で眠れない日々が続いた体験
最も辛かったのは、夜の睡眠が妨げられたことです。 静かな寝室になればなるほど、頭の中で「ドクドク音」が大きく響き渡ります。「気にしてはいけない」と思えば思うほど意識が耳に集中し、時計の針が深夜2時、3時を回ることもザラでした。 「明日も仕事なのに眠れない」という焦りがさらなるストレスを生み、そのストレスでさらに耳鳴りが大きく聞こえるという最悪の悪循環に陥りました。日中も集中力が続かず、精神的にかなり追い詰められていたのを今でも鮮明に覚えています。
これは拍動性耳鳴り?考えられる4つの原因を解説

拍動性耳鳴りは、耳のすぐ近くを通る太い血管の音(血流音)を、何らかの理由で耳が拾ってしまっている状態です。その引き金となる主な原因を4つ解説します。
① ストレスや過労が誘因となるケース
精神的なストレスや肉体的な過労がたまると、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが著しく乱れます。 自律神経は血管の収縮・拡張をコントロールしているため、これが乱れると耳の周りの血管が急激に収縮したり、血圧が不安定になったりします。その結果、普段は聞こえないはずの血流音が「ドクドク」と聞こえるようになるのです。また、ストレス自体が脳の聴覚過敏を引き起こし、音を大きく感じさせる原因にもなります。
② 高血圧など血流異常が関与している可能性
血圧が高い状態が続くと、当然ながら血管の壁にかかる圧力が強くなり、血液が流れる「ドクドク」という音が大きくなります。 また、年齢とともに血管が硬くなる動脈硬化が起きると、血管の内側が狭くなり、そこを血液が通過するときに「ザーザー」という乱流音(川の激流のような音)が発生しやすくなります。これらが耳の近くの血管で起きることで、拍動性耳鳴りとして知覚されます。
③ 放置は危険かもしれない:脳血管疾患が隠れていることも
拍動性耳鳴りの多くは命に別条のないものですが、中には重大な病気のサインであるケースもあります。
・硬膜動静脈瘻(こうまくどうじょうみゃくろう): 脳を包む膜の動脈と静脈が直接つながってしまう病気
・脳動脈瘤: 脳の血管にコブができる病気
・血管周辺の腫瘍
これらは放置すると脳出血などのリスクがあるため、「ただの耳鳴り」と自己判断して放置するのは大変危険です。
④ 更年期に伴うホルモン変動も一因になり得る
40代〜50代の女性の場合、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少が原因となっていることもあります。 ホルモンバランスの乱れは、自律神経を直撃します。自律神経が乱れることで、血圧の乱高下やのぼせ(ホットフラッシュ)、動悸などが起こり、それに伴って拍動性耳鳴りが発生しやすくなります。
拍動性耳鳴りを治したいとき、まず何科を受診すべきか?
「この不快な音を消したい!」と思ったら、まずは適切な検査を受けることが最優先です。受診のステップを整理しました。
① 最初の受診先は「耳鼻咽喉科」が基本
拍動性耳鳴りに気づいたら、まずは「耳鼻咽喉科(耳鼻科)」へ行きましょう。 耳自体の病気(中耳炎や耳管の異常など)がないかを調べるため、聴力検査や鼓膜のチェックを行います。ここで耳に原因があるかどうかのスクリーニングを行うのが最初の正しいステップです。
② 耳鼻科で異常が見つからなければ「脳神経外科」や「神経内科」へ
もし耳鼻咽喉科で「耳には異常がありません」と言われた場合、次のステップとして「脳神経外科」や「神経内科」を受診してください。 前述した「脳の血管の異常」がないかを詳しく調べるためです。ここで異常がないことを確認できれば、ひとまず命に関わるような危険な状態ではないと安心することができます。
③ 病院で行われる詳しい検査内容(MRI・MRAなど)
脳神経外科などでは、以下のような画像検査を行います。
・MRI(磁気共鳴画像法): 脳そのものや組織の状態を細かく見る検査
・MRA(磁気共鳴血管撮影): 脳の「血管」だけを立体的に映し出し、コブや血管の奇形(硬膜動静脈瘻など)がないかを調べる検査
これらの検査は痛みを伴いません。拍動性耳鳴りの原因を突き止める、あるいは危険な病気を除外するために非常に重要な検査です。
拍動性耳鳴りの治療法と回復までのプロセス【ブログ体験談】
危険な脳の病気がないと分かった後、改善した患者様がどのようにして拍動性耳鳴りを克服していったのか、その治療と回復のプロセスをお話しします。
① 受けた医療機関での治療の流れ
脳のMRA検査の結果、幸いにも血管に異常は見つかりませんでした。医師からは「過労やストレスによる自律神経の乱れ、あるいは一時的な血流トラブルの可能性が高い」と診断されました。 病院では、血流を良くする薬や、ビタミンB12製剤(神経の修復を助ける薬)、不安を和らげる軽い安定剤などが処方され、まずはこれらを服用しながら様子を見ることになりました。
② 薬以外に試した「鍼灸」や「漢方」などの選択肢
薬の服用で少し気持ちは落ち着いたものの、根本的な「ドクドク音」がすっきりと消えるまでには至りませんでした。そこで私が試したのが、東洋医学(鍼灸治療や漢方)へのアプローチです。 東洋医学では、拍動性耳鳴りを「血(けつ)の巡りの滞り」や「気の乱れ(自律神経の乱れ)」と捉えます。自律神経専門の鍼灸院に通い、首や肩、耳の周りの筋肉の緊張をほぐしてもらい、全身の血流を整える施術を定期的に受けました。
③ 日常生活で症状を悪化させないための注意点
治療と並行して、日々の生活でも以下のことに注意しました。
・首や肩を冷やさない: 血流が悪化すると耳鳴りが強まるため、蒸しタオルなどで温めました。
・カフェインやアルコールを控える: 血管を急激に収縮・拡張させる刺激物は、耳鳴りの音を一時的に大きくするため、摂取を控えめにしました。
④ 【体験談】症状が徐々に改善していった経緯
鍼灸治療を始め、生活習慣を見直してから2〜3週間ほど経った頃、ふと「あれ?そういえば昨日の夜、耳鳴りを意識しなかったな」という日が現れました。 最初は「音が小さくなる日」と「また大きく聞こえる日」の一進一退でしたが、1ヶ月、2ヶ月と経つうちに、音が鳴っている時間自体がどんどん短くなっていきました。最終的には、完全に音が消え、静寂の中でぐっすり眠れるまでに回復しました。
今すぐできる!拍動性耳鳴りの不快感を和らげる3つのセルフケア

「今夜も音が気になって眠れない…」という方のために、自宅で今すぐ実践できる対処法をご紹介します。
① 就寝時に気になる音を紛らわせる対処法(サウンドマスキング)
静かな部屋ほど耳鳴りは大きく聞こえます。寝室ではあえて微小な「雑音」を流し、脳の意識を耳鳴りから逸らしましょう。
・YouTubeなどで「ホワイトノイズ」「雨の音」「波の音」を小さな音で流す
・リラクゼーションミュージックをタイマーセットしてかける
耳鳴りの音を完全に消すのではなく、「耳鳴りと同じくらいの大きさの環境音」を流すことで、脳が耳鳴りをキャッチしにくくなり、スムーズに入眠できるようになります。
② 血流改善を意識した食事と軽い運動のすすめ
耳の周囲の血流を滞らせないために、日頃から有酸素運動を取り入れましょう。
・1日20〜30分程度のウォーキング
・入浴時はシャワーで済ませず、湯船にゆっくり浸かって全身を温める
食事面では、血管を健康に保つ青魚(EPA・DHA)や、抗酸化作用のあるビタミンE(ナッツ類やアボカドなど)を意識して摂るのがおすすめです。
③ 心身を落ち着けるためのストレス解消法
自律神経の興奮を鎮めるために、夜寝る前の「深呼吸(腹式呼吸)」が効果的です。 4秒かけて鼻から吸い、8秒かけて口から細く長く吐き出す呼吸を5回ほど繰り返すと、副交感神経が優位になり、血管の過度な緊張が緩んで耳鳴りが和らぎやすくなります。
拍動性耳鳴りに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 拍動性耳鳴りを放置するとどうなるのか?
A. 原因が「ストレス」や「一時的な血流の乱れ」であれば自然に落ち着くこともありますが、もし背景に「硬膜動静脈瘻」などの脳血管疾患が隠れていた場合、放置すると脳出血や脳梗塞などの重大なリスクにつながる恐れがあります。また、病気がない場合でも、放置して悩み続けることで脳が音を学習してしまい、慢性化・重症化することがあります。まずは一度、検査を受けることが推奨されます。
Q2. ストレスが原因の場合、自然に治ることはあるか?
A. はい、十分あり得ます。十分な睡眠をとり、過労や精神的ストレスから解放されて自律神経のバランスが戻れば、血管のコントロールが正常化し、自然とドクドク音が消えていくケースは非常に多いです。ただし、「本当にストレスだけが原因か」を病院で確かめることが前提となります。
Q3. 検査で「異常なし」と言われたが症状が続く場合の対処法は?
A. 病院の画像検査で異常がない(=命に別条はない)と言われた場合は、西洋医学的な異常はなくても、東洋医学的な観点からアプローチすることが非常に有効です。当ブログでも紹介したように、自律神経や血流のケアに特化した「鍼灸治療」や「漢方薬」の服用を試すことで、頑固な耳鳴りがスーッと改善していくケースが多くあります。諦めずに専門の鍼灸院などに相談してみてください。
まとめ:今日からできるステップで、静かな毎日を取り戻そう
最後に、拍動性耳鳴りに悩むあなたが明日から実践すべきステップをまとめます。
1. まずは「耳鼻咽喉科」、必要に応じて「脳神経外科」を受診し、MRI・MRA検査を受ける(最優先)
2. 危険な病気がなければ、夜は「ホワイトノイズ」を流して睡眠の質を確保する
3. 首や肩を温め、軽いウォーキングや深呼吸で自律神経を整える
4. 頑固な症状には、自律神経専門の「鍼灸治療」を視野に入れる
耳の奥の「ドクドク」は、あなたの身体からの「少し休んで」「ストレスが溜まっているよ」というサインかもしれません。まずは病院で安心を得た上で、自律神経を労わるケアを今日から始めてみてください。一歩を踏み出すことで、きっとあの静かで穏やかな夜を取り戻すことができますよ。
※健康・医療に関するご注意拍動性耳鳴りの中には、稀に脳血管疾患などの重篤な病気が隠れているケースがあります。本記事の体験談はあくまで一例であり、症状が続く場合や、めまい・頭痛などを伴う場合は、自己判断を避け、早めに専門医(耳鼻咽喉科や脳神経外科)へご相談ください。
拍動性耳鳴りが治ったブログ!検査で異常なしなら鍼灸治療が有効
病院の検査で「異常なし」と診断された拍動性耳鳴りの改善には、東洋医学に基づく鍼灸治療が非常に有効です。ドクドクと響く耳鳴りの多くは、ストレスや過労による自律神経の乱れ、首・肩まわりの血流不全が引き金となっています。鍼灸は、耳の周辺や全身のツボを刺激することで緊張した筋肉をほぐし、血管を拡張させて血行を根本から促進します。自律神経のバランスが整うことで、脳の聴覚過敏や不快な血流音が徐々に和らぎ、元の静かな日常を取り戻すサポートをしてくれます。薬で改善しない方はぜひ試してみましょう。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
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次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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