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寝ると体が熱くなるのは病気?原因とすぐ試せる5つの解消法【専門家が解説】
- カテゴリ:
- 全身のお悩み
公開日:2024年11月19日
更新日:2026年02月26日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次

「夜、布団に入ると体が火照って眠れない」「手足が熱くて目が覚めてしまう」そんな悩みをお持ちではありませんか?実は、寝る時に体が熱くなる現象の多くは、体温調節機能の正常な反応、あるいは自律神経の乱れが原因です。この記事では、30〜50代の方が感じやすい「夜間の熱感」の正体を突き止め、今夜からぐっすり眠るための具体的な対処法を専門家の視点で網羅解説します。
【結論】なぜ寝る時に体が熱くなるのか?

まず結論からお伝えします。寝る時に体が熱くなるのは、「深部体温(脳や内臓の温度)」を下げて脳を休ませようとする体の準備メカニズムが働いているからです。
眠りのスイッチが入るサイン
本来、人は眠りにつく際、内部の熱を皮膚表面(特に手足)から放出して、深部体温を下げようとします。
・正常な反応: 手足がポカポカし、内部の熱が外へ逃げている状態。
・お悩みの状態: 自律神経の乱れ等により熱の放出がうまくいかず、体内に熱がこもって「火照り」として不快に感じている状態。
つまり、**「熱を逃がしたいのに逃がせていない」**ことが、不快な熱さの正体です。
寝ると体が熱くなる4つの主な原因

なぜ、大人になってからこの熱感を強く感じるようになるのでしょうか。考えられる主な原因は以下の4つです。
① 自律神経の乱れ(ストレス・過労)
30〜50代は働き盛りであり、精神的なストレスも多い世代です。交感神経が優位なまま布団に入ると、血管が収縮したままになり、スムーズな熱放散が妨げられます。
② 更年期によるホルモンバランスの変化
女性だけでなく、近年は男性更年期(LOH症候群)も注目されています。ホルモンバランスが崩れると、脳の体温調節センターが誤作動を起こし、**ホットフラッシュ(急激な火照り)**を引き起こします。
③ 生活習慣(食事・アルコール・入浴)
・就寝直前の食事: 消化活動で代謝が上がり、体温が高止まりします。
・アルコール: 分解の過程で血管が拡張し、一時的に熱を帯びますが、その後の睡眠の質を著しく下げます。
④ 寝具や寝室環境の問題
高密度すぎるウレタンマットレスや、通気性の悪いパジャマは、体から出た熱を閉じ込めてしまいます。
熱がこもる不調は更年期以降に起こりやすい

この体に熱がこもる不調でお悩みの方の多くは「体は疲れているし眠気もあるのに眠れない」という不眠傾向にあります。
とくに更年期に差し掛かったあたりの方に生じる症状です。
そのため一時的な不調ではなく毎日のように続くため、心身ともに辛くて仕方がない状態になります。
あまりにも眠れない場合は病院を受診される方もおられますが西洋医学ではとくに具体的な治療がないものです。
そのためどうにかして眠れるようになりたいと思って睡眠薬を処方して服用する方もおられます。
体の熱が冷ませない陰虚体質について

しかし、東洋医学では、夜になると身体がほてって眠れないという不調は説明することができます。
東洋医学では身体を冷やす働きでもある陰気が不足して体を冷ますことができない体質を陰虚(いんきょ)といいます。
この陰虚体質は漢方や鍼灸で対応することができ、改善することができます。
陰虚は加齢や慢性疲労で起こりやすい
この陰虚は、加齢による体質の変化、慢性的な疲労が溜まった状態による虚弱体質で起こりやすいと考えられています。
一時的に生じてしまう場合は、「かなり身体が疲れている」と理解してもらい静養することが大切です。
疲労を感じていなかったとしても、身体は正直に反応しているため、無理に体力を消耗する活動を続けてしまうとほてりと不眠が強くなり悪化してしまうことがあります。
今すぐ試せる!夜の火照りを鎮める5つの対処法

今夜から実践できる、熱放散をスムーズにする具体的なテクニックです。
① 物理的に「太い動脈」を冷やす
冷やしすぎは禁物ですが、以下の部位を一時的に冷やすと、脳の温度が下がりやすくなります。
・首の後ろ、脇の下、鼠径部(足の付け根)
・保冷剤をタオルで巻き、10分程度当てるのが効果的です。
② 「4-7-8呼吸法」で副交感神経をスイッチ
脳が興奮して熱を持っている場合に有効です。 口から息を完全に吐き出す。
1.鼻から4秒かけて吸う。
2. 7秒間、息を止める。
3. 口から8秒かけてゆっくり吐き出す。
③ 入浴は「就寝90分前」に済ませる
お風呂の温度は38〜40度のぬるめに設定しましょう。一度お風呂で皮膚表面の血行を良くしておくと、90分後、深部体温が急降下するタイミングでスムーズに入眠できます。
④ 「レッグウォーマー」と「頭寒足熱」
意外かもしれませんが、足を出しっぱなしにするより、足首を温める方が末梢血管が開き、結果として内部の熱が逃げやすくなります。頭は冷やし、足元は循環を良くするのが快眠のコツです。
⑤ 衣服の素材を「天然素材」に変える
ポリエステルなどの化繊は熱がこもります。綿(コットン)やシルク、麻などの吸湿・放湿性に優れたパジャマに変えるだけで、体感温度は劇的に変わります。
足のほてりでも足は冷やさないようにする

陰虚のほてり症状の中でも足のほてりが強いことがあります。
感覚的には冷やすと気持ちがいいので、冷やしたまま夜眠れることがあります。
しかし、この方法はあまりお勧めできません。
熱く感じている神経に冷たい刺激加えるので、気持ちがいいのですけど、冷やすと血管が収縮してしまい血流が悪くなります。
継続的に行うと足の血流だけでなく全身の血流が悪くなり、かえって足のほてり症状が強くなることがあります。
改善の基本は体を休息させること

身体の芯から熱い感じがあると言うことは、身体の芯まで疲れていると考えることができます。
その場合はしっかりと休息し体を休ませることが大切です。
先ほども解説したとおり鍼灸や漢方はこれらの陰虚体質の原因である疲労を取り除くことができるため効果的です。
身体の芯まで温めていく治療ですので蓄積された疲労を解消させることができます。
FAQ:読者の「ここが気になる」にお答えします

Q1. アイスノンで頭を冷やして寝てもいいですか?
A. 氷枕などで後頭部を冷やすのは、脳の温度を下げるために非常に有効です。ただし、直接冷やしすぎると頭皮を痛めたり、逆に目が冴えたりすることもあるため、必ずタオルを厚めに巻いて「ひんやりして気持ちいい」程度に調整してください。
Q2. 暑くて足だけ布団から出してしまうのですが、これって変?
A. 全く変ではありません。足の裏や手のひらには「AVA(動静脈吻合)」という熱を逃がすための特殊な血管があります。無意識に足を出しているのは、体が一生懸命に熱を逃がそうとしている証拠です。
Q3. お酒を飲むと必ず体が熱くなって眠れません。
A. アルコールが分解される時に発生するアセトアルデヒドには血管拡張作用があります。深酒は睡眠の質を下げ、中途覚醒の原因になります。寝る3時間前には飲酒を終えるか、量を控えるのが得策です。
ほてりによる不眠症状は鍼灸で改善できる
このような慢性疲労や加齢によって起こる体のほてり症状は東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
鍼灸の効果には鍼を刺したときに起こる神経反射を利用しています。
それにより中枢神経で調整している自律神経やホルモンの不具合を修正し正常な働きに改善させます。
そのため西洋医学の薬物療法とは違って、身体ほんらいの自然治癒力を高めて治すため安心安全に治療を続けることができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
体が火照って眠れない【41歳男性 会社員(東京都在住)】

【体が火照って眠れない症状が改善された方の感想(口コミレビュー)】
・東京都在住/41歳男性
数ヶ月前から、夜になると体が火照って熱くなり、布団に入っても眠れない日々が続いていました。
病院で検査を受けても「異常なし」と言われ、処方された薬も効果がなく、どうしていいか分からずにいました。
そんなときインターネットで鍼灸院コモラボさんのホームページにたどり着きました。
丁寧な説明と、実際に通われた方の体験談を読んで、「ここなら何か変わるかもしれない」と思い、思い切って予約をしました。
初めての鍼灸は少し緊張しましたが、先生がとても穏やかで話しやすく、私の症状や生活習慣をじっくり聞いてくださり、安心して施術を受けることができました。
治療を重ねるごとに、少しずつ体の火照りが和らぎ、12回目の施術を終える頃には、夜ぐっすり眠れるようになっていました。
朝の目覚めもすっきりして、日中の疲れも感じにくくなり、心身ともに軽くなったような感覚です。
病院では改善しなかった症状が、鍼灸によってここまで良くなるとは思っていませんでした。
ありがとうございました。
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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