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心臓神経症への正しい対処法と有効な鍼灸治療の効果
- カテゴリ:
- 胸やお腹の悩み
公開日:2024年10月19日
更新日:2024年10月19日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
心臓神経症でお悩みの方に適切なアドバイス
「急に胸の痛みや圧迫感が起こるが原因がわからない」
「心臓がドキドキしたりバクバクすることがある」
「心臓に病気がありそうだが検査では異常が見つからない」
心臓神経症は、心身に異常を感じながらも、明確な身体的な原因が見つからない状態を指します。
心臓のドキドキや息苦しさ、めまいなどの症状が頻繁に起こり、あたかも心臓に病気があるかのように感じます。
しかし検査で異常が見つからないため、本人は強い不安や焦りを感じます。
今回は「心臓神経症への正しい対処法と有効な鍼灸治療の効果」と題して心臓神経症について解説します。
心臓神経症は不安や緊張によって心臓に不調が起こる状態
心臓神経症は心臓自体に病気があるわけではありません。
しかし心臓の拍動が気になったり不安になることで更に心臓の拍動が早まるといった悪循環によって不調が起こる状態を指します。
ときには「健康診断でちょっとした不整脈(再検査の必要無し)の指摘をされた」というきっかけで心臓神経症が発症するケースもあります。
とくに年齢や性差はなく神経質な方に起こりやすい傾向がみられます。
心臓に原因がないという除外診断が大切なため、まずは循環器内科に受診するようにしましょう。
心臓神経症は左胸部に痛みが起こりやすい
心臓神経症は主に胸の痛みが起こります。
とくに「左胸部がチクチクと痛む、心臓が重苦しい」などと表現される方が多い傾向にあります。
また痛みは活動時よりも安静時に現れやすく、長時間持続してしまうこともあります。
その他には動悸、息切れ、頭痛や眩暈、手足の痺れなどの症状が挙げられます。
また胸痛や息苦しさによって精神的なストレスや不安感が増してしまい、更に症状が悪化してしまうことがあります。
そのため不安を感じた際には無理をせず、不安感を拭えるよう気持ちの切り替えやリラックスするように心がけることが重要です。
心臓神経症の原因は過労やストレス
緊張や不安などが起こるのは過労や精神的ストレスが蓄積することが原因です。
心拍数の上昇したときに「狭心症や心筋梗塞」といった心臓病に対する強い不安感や死への恐怖心が高まることで、さらに心拍数が上昇し悪循環になってしまうことで発症するといわれています。
ストレスがきっかけに交感神経の興奮が悪循環になる
ストレスを受けると身体の中では、ストレスに対抗するために交感神経が刺激されて臨戦態勢の状態になります。
交感神経が優位になると心拍数、血圧、呼吸数などが上昇し、身体を瞬時に活動出来る状態をつくろうとします。
実際に運動時(活動時)であればこの交感神経の優位は正常な働きです。
しかし、安静時に交感神経が優位(身体が活動状態)になってしまう事は、息苦しさや心拍数の上昇を強く感じてしまう原因となります。
安静時にも交感神経が優位になることは、身体は休む状態になれず不安や恐怖感が増すきっかけをつくってしまい、更に交感神経を優位にしてしまうといった悪循環になってしまいます。
心臓神経症の治療をするうえでの重要なこと
心臓神経症を治療するうえで最も重要な事は心臓に原因がないという除外診断があることです。
胸痛や息苦しさは、狭心症や不整脈、僧帽弁逸脱症候群などの他疾患が原因で起こる場合もあります。
そのため心電図やエコー、血液検査など多角的に検査を行い、心臓自体に異常が見受けられない場合に初めて「心臓神経症」と診断されます。
心臓神経症への正しい対処法
原因であるストレスの特定や排除、自律神経を整えることが中心になります。
①抗不安薬の服用
心臓病や心筋梗塞などに対する不安感が強い場合に処方されます。
緊張や不安感を和らげる薬です。
②自律訓練法
リラックスした姿勢、環境、言葉を用いて自己暗示をおこないます。
それにより心身が安定します。
③生活習慣の改善
適度な運動、十分な睡眠、バランスの良い食事は自律神経を整える際にとても効果的です。
④鍼灸治療
鍼灸には自律神経を整える作用やストレスの緩和に効果を期待できます。
自律神経を調節する効果が高いのが鍼灸治療
鍼灸治療には自律神経やホルモンを整えて、心身をリラックスする効果があります。
心臓神経症の方は常に交感神経優位(興奮状態)になっています。
リラックス状態をつくる副交感神経優位に上手く切り替えられないことが直接的な原因と考えられています。
鍼灸の刺激はこの高まった交感神経を鎮めて、スムーズに副交感神経に切り替えられるよう調節する効果があります。
そのほかにも鍼灸刺激は皮膚から視床下部(脳)に影響を与えてβエンドルフィンという神経ペプチド(脳内麻薬物質)の分泌を活性化させることができます。
これにより筋肉の緊張を解消させたり、リラクゼーション効果を高めることができます。
このように過労やストレスによる自律神経の乱れを整えることに優れているため心臓神経症の改善には有効です。
胸痛を感じた際にはまず循環器内科へ
胸痛は不整脈や狭心症でも起こるため、まずは循環器内科の受診をするようにしましょう。
精密検査をしても心臓に悪いところが見当たらない場合には、「心臓神経症」の可能性が考えられます。
心臓神経症を改善するには心身のリフレッシュや自律神経の乱れを整えることが大切になります。
生活習慣の見直しに加えて、鍼灸治療をおこなうことで自律神経を整い心臓神経症の改善が促されます。
心臓神経症を改善するなら当院の東洋医学の鍼灸
循環器内科で「原因不明、異常なし」とされる心臓神経症は東洋医学に基づく鍼灸治療で改善することができます。
東洋医学では一人ひとりの病態を体質によって分類し、その体質に合った治療を行います。
そのため西洋医学では「原因不明」とされる不調や病気でも治療方法があり、改善することができます。
ぜひ、心臓神経症でお悩みの方は当院にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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