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更年期の耳の痛みに悩む方へ|原因と自宅でできるセルフケア・対策法
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年10月09日
更新日:2026年10月09日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
更年期に入り、「耳の奥がツーンと痛む」「原因がわからない耳の違和感がある」と不安を感じていませんか?結論からお伝えすると、更年期に起こる耳の痛みの多くは、女性ホルモン(エストロゲン)の減少に伴う自律神経の乱れや、首・肩のこり、ストレスが複合的に影響して引き起こされます。耳鼻咽喉科などで病的な異常が見つからない場合、ホルモンバランスの変動や血行不良が大きく関与している可能性が高いです。この記事では、更年期における耳の痛みの仕組みから、自宅で今すぐ試せるセルフケア、受診の目安まで分かりやすく解説します。
【結論】更年期の耳の痛みの主な原因は「自律神経の乱れ」と「血行不良」

更年期(40代〜50代以降)を迎えると、エストロゲンの分泌量が急激に低下します。エストロゲンは自律神経の調整にも深く関わっているため、ホルモンバランスが崩れると自律神経も乱れがちになります。自律神経が乱れると、以下のようなプロセスで耳に負担がかかります。
・血管の収縮と血行不良:交感神経が優位になり、首や頭部周辺の血流が悪化する
・筋肉の緊張(首こり・肩こり・顎関節):首や顎の緊張が耳の周囲の神経を刺激する
・痛みの感度の上昇:ストレスや自律神経の乱れにより、普段なら気にならない刺激を痛みに感じやすくなる
「耳そのもの」に炎症や異常がないにもかかわらず痛みを感じる場合、この血行不良と自律神経の不調が根本にあるケースが多く見られます。
更年期に現れやすい耳の痛み・違和感のタイプ
更年期に生じる耳の不快感には、いくつか典型的なパターンがあります。ご自身の症状と照らし合わせてみてください。
① 耳の奥が「ツーン」「チクチク」と痛む(神経痛タイプ)
突発的に耳の奥が刺すように痛む場合、自律神経の乱れからくる「三叉神経痛」や「舌咽(ぜついん)神経痛」、あるいは頭部の血流不足が影響している可能性があります。
② 耳が詰まった感じ(閉塞感)や痛みが続く
「耳に水が入ったような詰まり感」とともに重い痛みを伴うケースです。自律神経の乱れにより内耳の水分代謝がうまくいかなくなったり、耳管(耳と鼻をつなぐ管)の働きが低下したりすることで起こります。
③ 顎(あご)の痛みや首こりを伴う耳の痛み
噛み合わせや食いしばり、首・肩の極度なこりから耳周辺へ痛みが放散している状態です。更年期のストレスで無意識に歯を食いしばる人が増えることも、耳の痛みを助長します。
自宅でできる!更年期の耳の痛みを和らげる4つのセルフケア

耳の痛みが自律神経や血行不良に起因している場合、日常のセルフケアで症状が和らぐことがあります。明日から無理なく続けられる方法をご紹介します。
セルフケア①:耳・首回りを温めて血行を促進する
ホットタオルやあずきの温熱シートなどで、耳の後ろから首すじ、肩にかけて5〜10分程度温めるのが効果的です。血流が改善し、副交感神経が優位になって緊張がほぐれます。
セルフケア②:耳引っ張り&耳もみストレッチ
耳には多くのツボが集まっています。以下のストレッチで耳周辺の血流を促しましょう。
1. 上・横・下に引っ張る:耳の上部・中部・下部をそれぞれ優しく数秒間引っ張る
2. 折りたたむ:耳を前後・上下に軽く折りたたんで数秒キープ
3. まわす:耳全体を軽くつまみ、後ろ向きに大きくゆっくり回す
※痛みが強いときは無理をせず、心地よいと感じる強さで行ってください。
セルフケア③:良質な睡眠とリラックスタイムの確保
自律神経を整える最大の鍵は「質の良い睡眠」です。就寝前のぬるめのお湯(38〜40℃)での入浴や、スマホ・PCの画面を控える習慣をつけ、副交感神経を高めましょう。
セルフケア④:ホルモンバランスを整える栄養素の摂取
日々の食事に、大豆イソフラボン(豆腐、納豆、味噌など)や、血行を促すビタミンE(ナッツ類、アボカドなど)、神経の働きを助けるビタミンB群を積極的に取り入れましょう。
【注意】放置は禁物!病院を受診すべき目安と受診科
更年期症状だと思って放置していると、背景に別の耳の病気が隠れている場合もあります。以下のチェックリストに当てはまる場合は、早めの受診を検討しましょう。
すぐに耳鼻咽喉科を受診すべき症状
・強いめまいや吐き気を伴う場合
・聞こえにくさ(難聴)や急激な耳鳴りがある場合
・耳から水や膿(耳漏)が出ている場合
・痛みが日に日に強くなっている場合
・高熱を伴う場合
何科を受診すればいい?
・まずは「耳鼻咽喉科」:器質的な病気(中耳炎、突発性難聴、メニエール病など)がないかを優先して検査します。
・異常がない場合は「婦人科」や「婦人科外来(更年期外来)」:耳鼻科で「問題なし」と言われた場合、更年期障害としての治療(HRT:ホルモン補充療法や漢方薬の処方)が効果的な場合があります。
※健康や医療に関する体の不調は個人差が大きいため、不安な場合や症状が持続する場合は、早めに専門医へご相談ください。
よくある質問(FAQ)

Q1. 更年期の耳の痛みはどれくらいで治まりますか?
A. 原因によって異なります。一時的な血行不良やストレスによるものであれば、セルフケアや十分な休養により数日〜数週間で和らぐことがあります。ただし、更年期自体の症状として長引くこともあるため、婦人科での治療(漢方など)を併用することで早めの改善が期待できます。
Q2. ストレスで耳が痛くなることは本当にあるのですか?
A. はい、十分にあり得ます。強いストレスを受けると交感神経が優位になり、頭部や耳の周囲の微細な血管が収縮します。これにより組織が酸素不足になり、痛みを起こす物質が放出されたり、神経が過敏になったりします。
Q3. 耳鳴りやめまいも更年期と関係がありますか?
A. 深く関係しています。自律神経の乱れや内耳の血流不足は、耳の痛みだけでなく、耳鳴りや浮遊感のあるめまいを引き起こす典型的な原因です。症状が重い場合は我慢せず医療機関を受診してください。
まとめ:焦らず心と体を労わり、今日からセルフケアを始めよう
更年期の耳の痛みは、ホルモンバランスの変動と自律神経の乱れ、そして日々のストレスやこりが重なって生じるケースが多く見られます。まずは「身体からのSOS」を受け止め、以下のファーストステップから試してみましょう。
今夜できるアクションステップ
1. お風呂上がりにホットタオルで耳の後ろと首を5分温める
2. 耳を優しく回すストレッチを1分行う
3. 就寝前はスマホを置いて、深く息を吐きながらリラックスする
急な強い痛みや難聴・めまいを伴う場合は放置せず、早めに耳鼻咽喉科や婦人科を受診して原因を確かめることが安心への第一歩です。ご自身の体を労わりながら、焦らず少しずつ調子を整えていきましょう。
更年期の耳の痛みには鍼灸治療も有効!根本から整えるセルフケアと対策
更年期の耳の痛みは、ホルモンバランスの低下や自律神経の乱れ、首・肩のこりが影響して起こります。セルフケアを試しても症状が続く場合や、自律神経を根本から整えたい場合は「鍼灸治療」も非常に効果的な選択肢です。鍼灸はツボを刺激して深部の血流を改善し、自律神経の働きを和らげる効果が期待できます。
今夜のアクション
1. ホットタオルで耳の後後ろを5分温める
2. 痛みが続くなら無理せず耳鼻咽喉科・婦人科を受診
3. 自律神経の乱れや首こりには鍼灸院でのケアを検討する
身体からのSOSを放置せず、一歩ずつ調子を整えていきましょう。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
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【医療受診の案内と施術の注意点】
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現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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