BLOG

ブログ

【専門家解説】耳がどくどくする原因は?脈打つ耳鳴りの正体と病院へ行く目安

【専門家解説】耳がどくどくする原因は?脈打つ耳鳴りの正体と病院へ行く目安

公開日:2026年10月07日
更新日:2026年10月07日

【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。

「耳の奥でどくどく、ドクドクと音が聞こえる…」「自分の心臓の音や脈拍と同期して聴こえる気がして不安」このように、耳の中で自分の脈と同じタイミングで音が聴こえると、「脳や心臓の大きな病気ではないか」と心配になりますよね。結論から言うと、耳がどくどくする症状の多くは「脈拍性耳鳴(みゃくはくせいにみなり)」と呼ばれるもので、血流の乱れや耳・血管の異常が原因で発生します。一時的なストレスや疲労で起こるケースもありますが、中には脳血管の病気や耳の疾患が隠れているリスクもあるため注意が必要です。本記事では、耳がどくどくする原因や危険なサイン、何科を受診すべきかの目安を分かりやすく解説します。

【結論】耳がどくどくする正体は「脈拍性耳鳴」!危険な病気が隠れていることも

まずは、読者の皆様が一番気になる「なぜどくどく音が鳴るのか」「すぐ病院に行くべきか」の結論からお伝えします。

どくどく音の多くは血流の音が耳に届いている状態
耳の中で「どくどく」「ドクドク」と聴こえる音は、頭部や耳の周囲を走る血管の血流音が耳(内耳)に伝わることで発生します。これを専門用語で「脈拍性耳鳴」と呼びます。通常の耳鳴り(キーン、ピーなど)は神経の伝達異常で起こることが多いですが、脈拍性耳鳴は「実際に流れている血液の音」が聞こえている点が大きな特徴です。

放置厳禁!こんな症状があれば早めに専門医へ
一時的な疲労や高血圧で起こることもありますが、放置すると危険なケースもあります。以下の症状に当てはまる場合は、自己判断せず早めに耳鼻咽喉科または脳神経外科を受診してください。

・片方の耳だけでどくどく音がする
・手足のしびれ、めまい、激しい頭痛を伴う
・音がだんだん大きくなっている、または24時間以上続いている
・首や頭を圧迫すると音が小さくなったり変化したりする

耳がどくどく動く・聞こえる4つの主な原因

耳の中で「どくどく」という音が聞こえる場合、大きく分けて4つの原因が考えられます。

1. 脳や頭部の血管異常(脳血管障害など)
最も警戒すべき原因が、脳や首の血管の異常です。 血管が狭くなったり、動脈と静脈が直接つながってしまう異常が起きると、血流が乱れて大きな不快音(ドクドク音)が発生します。

・硬膜動静脈穿孔(こうまくどうじょうみゃくせんこう):脳の血管異常
・未破裂脳動脈瘤や動脈硬化:血管の弾力低下や狭窄
・頸動脈狭窄症:首の太い血管のトラブル

これらは脳梗塞や脳出血につながるリスクがあるため、検査での早期発見が不可欠です。

2. 耳の疾患(中耳炎・耳管開閉障害・腫瘍など)
耳そのもののトラブルによって、周囲の血流音が大きく響いて聴こえるケースです。

・滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん):耳の中に液体が溜まる
・耳管開放症・耳管狭窄症:耳と鼻をつなぐ管の働きが乱れる
・耳小骨や中耳の腫瘍(グロムス腫瘍など):血管に富んだ腫瘍による影響

耳の詰まり感や聞こえにくさ(難聴)を伴う場合は、耳鼻咽喉科の疾患が強く疑われます。

3. 血流の増加・高血圧・貧血
病気でなくても、体内の血液循環が急激に変化することで症状が出ることがあります。

・高血圧:血圧が高くなると血管壁を叩く音が強くなる
・貧血・甲状腺機能亢進症:全身に酸素を運ぶため、心臓が過剰に血液を送り出す
・妊娠・激しい運動後:一時的に血流が増加する

4. ストレス・自律神経の乱れ・睡眠不足
過度なストレスや睡眠不足が続くと、自律神経のうち「交感神経」が優位になります。 これにより血管が収縮して血圧が上昇したり、音に対する感受性が過敏になったりして、普段は気にならない血流音が聞こえてしまうことがあります。

耳の中で「どくどく」という音が聞こえる場合、大きく分けて4つの原因が考えられます。

1. 脳や頭部の血管異常(脳血管障害など)
最も警戒すべき原因が、脳や首の血管の異常です。 血管が狭くなったり、動脈と静脈が直接つながってしまう異常が起きると、血流が乱れて大きな不快音(ドクドク音)が発生します。

・硬膜動静脈穿孔(こうまくどうじょうみゃくせんこう):脳の血管異常
・未破裂脳動脈瘤や動脈硬化:血管の弾力低下や狭窄
・頸動脈狭窄症:首の太い血管のトラブル

これらは脳梗塞や脳出血につながるリスクがあるため、検査での早期発見が不可欠です。

2. 耳の疾患(中耳炎・耳管開閉障害・腫瘍など)
耳そのもののトラブルによって、周囲の血流音が大きく響いて聴こえるケースです。

・滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん):耳の中に液体が溜まる
・耳管開放症・耳管狭窄症:耳と鼻をつなぐ管の働きが乱れる
・耳小骨や中耳の腫瘍(グロムス腫瘍など):血管に富んだ腫瘍による影響

耳の詰まり感や聞こえにくさ(難聴)を伴う場合は、耳鼻咽喉科の疾患が強く疑われます。

3. 血流の増加・高血圧・貧血
病気でなくても、体内の血液循環が急激に変化することで症状が出ることがあります。

・高血圧:血圧が高くなると血管壁を叩く音が強くなる
・貧血・甲状腺機能亢進症:全身に酸素を運ぶため、心臓が過剰に血液を送り出す
・妊娠・激しい運動後:一時的に血流が増加する

4. ストレス・自律神経の乱れ・睡眠不足
過度なストレスや睡眠不足が続くと、自律神経のうち「交感神経」が優位になります。 これにより血管が収縮して血圧が上昇したり、音に対する感受性が過敏になったりして、普段は気にならない血流音が聞こえてしまうことがあります。

【症状チェッカー】原因を見分けるためのポイント

「自分の症状はどの原因に近いの?」と不安な方は、以下のチェック表を参考にしてください。

【伴う症状・特徴 / 考えられる主な原因受診すべき推奨診療科】
頭痛、しびれ、めまい、言葉の出にくさ / 脳血管疾患の可能性 / 脳神経外科・ 脳神経内科
耳詰まり感、聞こえにくさ、痛みの発生 / 中耳炎や耳管障害など / 耳鼻咽喉科
普段から血圧が高い、動悸、息切れ / 高血圧、貧血、甲状腺異常 / 循環器内科・ 内科
疲れ・ストレス時にだけ発生、両耳で聴こえる / 自律神経の乱れ、疲労 / 耳鼻咽喉科・内科

※上記は目安です。片耳だけに強いどくどく感が続く場合は、念のため早期の受診をお勧めします。

病院に行くべきタイミングと何科を受診すべきか?

耳の症状だからと「耳鼻科に行けばいい」と思いがちですが、伴う症状によって受診先が変わります。

迷ったらまずは「耳鼻咽喉科」へ
特別な伴随症状がなく、「とにかく耳の奥でどくどく音がする」という場合は、耳鼻咽喉科を最初を受診するのが一般的です。耳の中の状態や鼓膜、聴力を確認し、耳由来の原因がないかを診断してもらえます。

頭痛やしびれがある場合は「脳神経外科」へ
どくどく音と同時に激しい頭痛、ふらつき、手足の脱力・しびれなどがある場合は、脳の血管異常が疑われます。速やかに脳神経外科または脳神経内科を受診し、MRIやCT検査を受けてください。

よくある質問(FAQ)

耳のどくどく音に関して、多くの方が抱く疑問にお答えします。

Q1. 市販薬や漢方薬で「どくどく音」は治りますか?
A. 原因を特定しないまま市販薬に頼るのは避けてください。 ストレスや肩こり起因の血行不良であれば、血流改善の漢方(当帰芍薬散など)が和らげることもあります。しかし、脳血管障害や中耳の腫瘍が原因だった場合、市販薬では根本解決にならず、発見が遅れる危険があります。まずは医療機関で検査を受けましょう。

Q2. 横になると「どくどく」が強くなるのはなぜですか?
A. 横たわることで頭部への血流が変化し、周囲が静かになるためです。 横になると体圧が変わり、頭部や耳周りの血管内圧が上がりやすくなります。また、夜間は周囲の環境音が減るため、自分の体内の血流音がより際立って聴こえやすくなります。

Q3. ストレスが原因で起こることもありますか?
A. はい、十分にあり得ます。 ストレスによって自律神経が乱れると、血圧の上昇や筋肉の緊張を引き起こし、血流音が耳に響きやすくなります。ただし、「ストレスのせい」と自己判断して重大な疾患を見落とさないよう注意が必要です。

耳のどくどく音に関して、多くの方が抱く疑問にお答えします。

Q1. 市販薬や漢方薬で「どくどく音」は治りますか?
A. 原因を特定しないまま市販薬に頼るのは避けてください。 ストレスや肩こり起因の血行不良であれば、血流改善の漢方(当帰芍薬散など)が和らげることもあります。しかし、脳血管障害や中耳の腫瘍が原因だった場合、市販薬では根本解決にならず、発見が遅れる危険があります。まずは医療機関で検査を受けましょう。

Q2. 横になると「どくどく」が強くなるのはなぜですか?
A. 横たわることで頭部への血流が変化し、周囲が静かになるためです。 横になると体圧が変わり、頭部や耳周りの血管内圧が上がりやすくなります。また、夜間は周囲の環境音が減るため、自分の体内の血流音がより際立って聴こえやすくなります。

Q3. ストレスが原因で起こることもありますか?
A. はい、十分にあり得ます。 ストレスによって自律神経が乱れると、血圧の上昇や筋肉の緊張を引き起こし、血流音が耳に響きやすくなります。ただし、「ストレスのせい」と自己判断して重大な疾患を見落とさないよう注意が必要です。

まとめ:耳がどくどくしたら放置せず専門医の受診を

最後に、記事の重要なポイントを復習しましょう。

・耳がどくどくする正体の多くは「脈拍性耳鳴(血流の音)」
・原因は脳血管のトラブル、耳の病気、高血圧、ストレスなど様々
・片耳だけの症状や、頭痛・しびれ・めまいを伴う場合は特に注意が必要
・迷ったらまずは「耳鼻咽喉科」、脳症状があれば「脳神経外科」へ

明日からできる3つの具体的ネクスステップ

1. 症状のメモを取る
いつから鳴っているか、片耳か両耳か、頭痛や耳詰まり感はあるかを書き留めておきましょう。
2. 静かな場所で休養と保温に努めるストレスや冷えが影響していることもあるため、まずは体を温めて十分な睡眠をとりましょう。
3. 症状が続くなら病院の予約を入れる「たかが耳鳴り」と放置せず、早めに専門医へ相談して不安を解消しましょう。

※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、医師による診断に代わるものではありません。症状に不安がある場合や悪化が見られる場合は、早めに医療機関を受診してください。

治らない耳のどくどく音には東洋医学の鍼灸治療も効果的

病院で検査を受けても「異常なし」と診断されたり、薬で改善が見られなかったりする場合は、東洋医学のアプローチである「鍼灸(しんきゅう)治療」を検討するのも手です。鍼灸は、自律神経の乱れを整え、耳周囲や首・肩の血行障害を根本から改善する効果が期待できます。血流の乱れやストレスが原因で発生する脈拍性耳鳴に対して、体の内側からアプローチすることで症状の軽減につながります。耳鼻科での診察と並行し、つらい耳鳴りの改善策として信頼できる鍼灸院コモラボへ相談してみるのもおすすめです。

鍼灸治療で改善した患者様の声

【改善された方の感想(口コミレビュー)】
・神奈川県在住/50歳女性

長年悩んでいた耳の奥のどくどく音が、病院では異常なしと言われ途方に暮れていました。藁にもすがる思いでコモラボに通い始め、丁寧なカウンセリングと的確な鍼灸治療を受けました。施術を重ねるうちに血流や自律神経の乱れが整い、あれほど不快だった耳の脈打つような音が次第に気にならなくなりました。心身ともに軽くなり、本当に感謝しています。担当してくださった鈴木先生、優しく親身に対応していただきありがとうございました。

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



この症状に対する質問

質問をどうぞ

一覧に戻る