BLOG

ブログ

【専門家監修】目をつぶると目が回る原因は?耳や脳の危険な病気と対処法

【専門家監修】目をつぶると目が回る原因は?耳や脳の危険な病気と対処法

公開日:2026年10月05日
更新日:2026年10月05日

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。

「目を閉じるとグルグルと目が回る…」「怖くて目をつぶれない…」といった症状に悩まされていませんか?目を閉じたときに起こるめまいの多くは、耳の中にある平衡感覚のセンサー(内耳)の異常が原因(末梢性めまい)です。しかし、まれに脳の病気(中枢性めまい)が隠れているケースもあり、自己判断は非常に危険です。この記事では、目を閉じたときに目が回る原因や考えられる病気、病院へ行くべき危険なサイン、そして今すぐできる対処法についてわかりやすく解説します。

【結論】目をつぶると目が回る主な原因は「耳(内耳)の異常」

結論から言うと、目を閉じるとめまいが強くなる場合、多くは「耳の疾患(末梢性めまい)」が原因です。

なぜ「目を閉じると」めまいが酷くなるのか?
人間の体は、主に以下の3つの情報を脳で統合してバランスを保っています。

・視覚情報(目で見た周囲の景色)
・前庭感覚(耳の内耳にある三半規管や耳石器が感じる揺れ・回転)
・深部感覚(足の裏や筋肉が感じる体位・接地感)

目を開けている間は、耳のセンサーが異常な刺激を出していても、「目からの視覚情報」が脳の混乱をカバー(補正)してくれます。しかし、目をつぶると視覚情報が完全にシャットアウトされます。その結果、耳から送られてくる狂った信号だけが脳にダイレクトに伝わり、「目を閉じると急にグルグル回る」「めまいが強くなった気がする」と感じるのです。

目をつぶると目が回る時に考えられる4つの病気

耳が原因で起こるめまい(末梢性めまい)には、いくつか代表的な病気があります。それぞれの特徴を確認してみましょう。

① 良性発作性頭位めまい症(BPPV)
めまいの原因の中で最も頻度が高い病気です。

・原因:耳の中にある「耳石(じせき)」が剥がれ落ち、三半規管に入り込むことで起こります。
・特徴:寝返りを打つ、上を向く、下を向くなど「頭の位置を変えた瞬間」に数秒〜数十秒の激しい回転性めまいが起こります。 ・耳の症状:難聴や耳鳴りは伴いません。

② メニエール病
30〜40代に多く、ストレスや疲労が引き金となりやすい病気です。

・原因:内耳の中に液体がたまる「内リンパ水腫(むくみ)」が原因です。
・特徴:激しい回転性めまいが20分以上〜数時間持続し、何度も繰り返します。
・耳の症状:めまいと同時に「耳鳴り」「難聴」「耳の塞がり感(耳閉感)」を伴うのが大きな特徴です。

③ 前庭神経炎
風邪などをひいた後に突然発症することが多い病気です。

・原因:平衡感覚を脳に伝える「前庭神経」にウイルス感染や炎症が起きることで発生します。
・特徴:予告なく非常に激しい回転性めまいが突然始まり、数日〜1週間程度強い症状が続きます。
・耳の症状:難聴や耳鳴りは伴いません。

④ めまいを伴う突発性難聴
ある日突然、片方の耳の聞こえが悪くなる病気です。

・原因:内耳の血流障害やウイルス感染が疑われています。
・特徴:突然の難聴とともにめまいが発生します。めまいを伴う突発性難聴は比較的重症化しやすいため、発症から48時間以内の早期治療が極めて重要です。

耳が原因で起こるめまい(末梢性めまい)には、いくつか代表的な病気があります。それぞれの特徴を確認してみましょう。

① 良性発作性頭位めまい症(BPPV)
めまいの原因の中で最も頻度が高い病気です。

・原因:耳の中にある「耳石(じせき)」が剥がれ落ち、三半規管に入り込むことで起こります。
・特徴:寝返りを打つ、上を向く、下を向くなど「頭の位置を変えた瞬間」に数秒〜数十秒の激しい回転性めまいが起こります。 ・耳の症状:難聴や耳鳴りは伴いません。

② メニエール病
30〜40代に多く、ストレスや疲労が引き金となりやすい病気です。

・原因:内耳の中に液体がたまる「内リンパ水腫(むくみ)」が原因です。
・特徴:激しい回転性めまいが20分以上〜数時間持続し、何度も繰り返します。
・耳の症状:めまいと同時に「耳鳴り」「難聴」「耳の塞がり感(耳閉感)」を伴うのが大きな特徴です。

③ 前庭神経炎
風邪などをひいた後に突然発症することが多い病気です。

・原因:平衡感覚を脳に伝える「前庭神経」にウイルス感染や炎症が起きることで発生します。
・特徴:予告なく非常に激しい回転性めまいが突然始まり、数日〜1週間程度強い症状が続きます。
・耳の症状:難聴や耳鳴りは伴いません。

④ めまいを伴う突発性難聴
ある日突然、片方の耳の聞こえが悪くなる病気です。

・原因:内耳の血流障害やウイルス感染が疑われています。
・特徴:突然の難聴とともにめまいが発生します。めまいを伴う突発性難聴は比較的重症化しやすいため、発症から48時間以内の早期治療が極めて重要です。

【注意】脳の病気(中枢性めまい)が隠れているケースも

「めまいは耳の病気が7割」と言われますが、残りの1〜2割は脳出血や脳梗塞、聴神経腫瘍などの「脳の疾患(中枢性めまい)」が原因です。脳が原因のめまいは命に関わるおそれがあるため、以下のチェックリストで危険な症状がないか確認してください。

【緊急チェック】今すぐ脳神経外科や救急受診が必要な症状
もし「目をつぶると目が回る」症状に加えて、以下のいずれか一つでも当てはまる場合は、すぐに脳神経外科の受診または救急車を呼んでください。

・激しい頭痛を伴う
・手足や顔のしびれ、麻痺(力が入らない)がある
・ろれつが回らない、言葉が出てこない
・物が二重に見える、視野が欠ける
・まっすぐ歩けず、立ち上がれない
・意識が遠のく、激しい嘔吐が止まらない

目をつぶると目が回るときの応急処置・対処法

自宅や出先で急に目が回り出したときは、慌てず次のように対処しましょう。

① 安全な場所で静かな姿勢をとる
転倒による怪我を防ぐため、その場で座り込むか、可能であれば横になって安静にしてください。ベルトやボタンを緩め、呼吸を楽にします。

② 無理に目をつぶらず、一点を見つめる
「目を閉じるとグルグル回って怖い」と感じる場合は、無理に目をつぶる必要はありません。 部屋の壁の点や静止している家具など、何か一つ固定された物体を静かにじっと見つめると、視覚補正が働いてめまい感が落ち着きやすくなります。

③ 暗く静かな部屋で安静にする(光や音の刺激を避ける)
強い光や大きな音は、過敏になった脳や内耳に負担をかけます。カーテンを閉めて部屋を暗くし、テレビやスマホを消して横になりましょう。

自宅や出先で急に目が回り出したときは、慌てず次のように対処しましょう。

① 安全な場所で静かな姿勢をとる
転倒による怪我を防ぐため、その場で座り込むか、可能であれば横になって安静にしてください。ベルトやボタンを緩め、呼吸を楽にします。

② 無理に目をつぶらず、一点を見つめる
「目を閉じるとグルグル回って怖い」と感じる場合は、無理に目をつぶる必要はありません。 部屋の壁の点や静止している家具など、何か一つ固定された物体を静かにじっと見つめると、視覚補正が働いてめまい感が落ち着きやすくなります。

③ 暗く静かな部屋で安静にする(光や音の刺激を避ける)
強い光や大きな音は、過敏になった脳や内耳に負担をかけます。カーテンを閉めて部屋を暗くし、テレビやスマホを消して横になりましょう。

病院は何科に行くべき?受診の目安

めまいが起きた際、「どこを受診すればいいのかわからない」と迷う方も多いでしょう。症状に合わせて以下の診療科を選択してください。

基本は「耳鼻咽喉科」を受診
・手足の麻痺や激しい頭痛など、脳の症状がない
・耳鳴り、難聴、耳の詰まり感がある
・頭を動かしたときにめまいが起こる

上記の条件に当てはまる場合は、まず耳鼻咽喉科を受診してください。眼球の動き(眼振)を調べる検査や聴力検査を行い、耳の原因を詳しく調べます。

脳の危険症状がある場合は「脳神経外科・脳神経内科」
・激しい頭痛や手足のしびれがある
・ろれつが回らない、立ち上がれない
・高齢者で血管障害のリスクが高い

上記のような症状がある場合は、迷わず脳神経外科や脳神経内科(緊急時は救急外来)を受診し、MRIやCT検査を受けてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 目をつぶると目が回るのはストレスや自律神経の乱れが原因ですか?
A. はい、ストレスや自律神経の乱れも大きな要因になります。 ストレスや過労、睡眠不足が続くと自律神経が乱れ、内耳の血流が悪くなったり、心因性めまいを引き起こしたりします。また、メニエール病の発症や悪化にもストレスが強く関係しています。

Q2. 横になると目が回るのですが、どうしてですか?
A. 「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」の可能性が高いです。 横になったり、寝返りを打ったりした時に頭の位置が大きく動くことで、三半規管内の耳石が転がり、強いめまいが発生します。通常は数十秒〜1分程度で治まります。

Q3. めまいのときに市販の酔い止め薬を飲んでもいいですか?
A. 一時的な症状の緩和には役立つことがありますが、根本治療にはなりません。 酔い止め薬(抗ヒスタミン薬など)はめまい感を和らげる効果がありますが、原因疾患を治すものではありません。頻繁に起こる場合や症状が強い場合は、市販薬で済ませず必ず医療機関を受診してください。

Q1. 目をつぶると目が回るのはストレスや自律神経の乱れが原因ですか?
A. はい、ストレスや自律神経の乱れも大きな要因になります。 ストレスや過労、睡眠不足が続くと自律神経が乱れ、内耳の血流が悪くなったり、心因性めまいを引き起こしたりします。また、メニエール病の発症や悪化にもストレスが強く関係しています。

Q2. 横になると目が回るのですが、どうしてですか?
A. 「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」の可能性が高いです。 横になったり、寝返りを打ったりした時に頭の位置が大きく動くことで、三半規管内の耳石が転がり、強いめまいが発生します。通常は数十秒〜1分程度で治まります。

Q3. めまいのときに市販の酔い止め薬を飲んでもいいですか?
A. 一時的な症状の緩和には役立つことがありますが、根本治療にはなりません。 酔い止め薬(抗ヒスタミン薬など)はめまい感を和らげる効果がありますが、原因疾患を治すものではありません。頻繁に起こる場合や症状が強い場合は、市販薬で済ませず必ず医療機関を受診してください。

まとめと次のステップ(ネクストアクション)

この記事の要点をまとめます。

・目をつぶると目が回る原因の多くは、耳(内耳)の異常による「末梢性めまい」。
・目をつぶると視覚によるバランス補正が使えなくなるため、めまい感が強く感じられる。
・頭痛・しびれ・ろれつが回らないなどの症状がある場合は、脳の疾患の可能性があるため直ちに受診が必要。
・めまいが起きたら無理に目を閉じず、静かな場所で一点を見つめて安静にする。

今すぐできるネクストステップ
めまいは「一過性のものだから」と放っておくと、隠れた病気が進行したり、頻繁に発作が起きて日常生活に支障をきたしたりすることがあります。

1. まずは安全な場所で安静にし、症状をメモする
(「めまいの持続時間」「耳鳴りの有無」「頭を動かした時かどうか」をメモしておくと診察がスムーズです)

2. 危険なサイン(頭痛・麻痺等)がなければ、耳鼻咽喉科を予約する

3. 十分な睡眠と休日を確保し、ストレスを溜め込まない

ご自身の身体からのサインを見逃さず、不安な症状が続く場合は早めに専門医へご相談ください。

目をつぶると目が回る症状には自律神経を整える鍼灸治療も有効

病院の検査で異常がないにもかかわらず、目をつぶると目が回る症状が続く場合は、自律神経の乱れや首・肩の極度なコリが影響している可能性があります。東洋医学に基づく鍼灸治療は、内耳周辺や首肩の血流を改善し、乱れた自律神経のバランスを整えるアプローチとして効果的です。筋肉の緊張を和らげることで自律神経症状や心因性めまいの軽減が期待できます。「病院に通ってもなかなか改善しない」「薬だけに頼らず体質から見直したい」という方は、医療機関での受診と並行して、鍼灸治療を選択肢に入れてみるのもおすすめです。

患者の声

【改善された方の感想(口コミレビュー)】
・埼玉県在住/50歳女性

目をつぶるとグルグルと視界が回るような激しいめまいに悩まされていましたが、鍼灸院コモラボで施術を受けてから驚くほど症状が軽くなりました。病院では原因がはっきりせず不安な日々を送っていましたが、こちらの丁寧なカウンセリングと自律神経にアプローチする鍼灸治療のおかげで、少しずつ心身の緊張がほぐれていくのを実感できました。今では怖いと感じていた目を閉じる動作もスムーズになり、日常生活を安心して送れるようになりました。親身になって的確な施術をしてくださった鈴木先生に、心から感謝しております。

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



この症状に対する質問

質問をどうぞ

一覧に戻る