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【専門家監修】頭鳴りの原因とは?耳鳴りとの違いや病院・漢方・鍼灸での治療法を徹底…
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年09月18日
更新日:2026年09月18日

【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「頭の中でキーン・ジーと音が響いて眠れない…」「病院の検査で『異常なし』と言われたけれど、対処法はないの?」こんな悩みを抱えていませんか?結論から言うと、頭鳴り(ずめい)の主な原因は「自律神経の乱れ」「首・肩の重度な筋肉緊張(コリ)」「ストレス」による脳の過敏化です。命に関わる脳疾患が隠れていないかを病院で確認した上で、薬物療法だけでなく、漢方や鍼灸といった東洋医学、首・肩のコリをほぐす姿勢改善を組み合わせることで、頭鳴りは十分に和らげることができます。この記事では、頭鳴りと耳鳴りの決定的な違いから、考えられる原因、病院での治療、東洋医学的アプローチ、今日からできるセルフケアまでを網羅して解説します。
頭鳴り(ずめい)とは?耳鳴りとの違いと感じ方の特徴
「耳」ではなく「頭の中心や奥」で音が鳴る症状耳鳴りが「右耳」「左耳」など左右の耳から音が聞こえるのに対し、頭鳴りは「頭の奥」「後頭部」「頭全体」で音が響くのが大きな特徴です。「耳を塞いでも頭の中で鳴りやまない」と感じるため、耳鳴り以上に強い不快感や精神的な不安を感じる方が多く存在します。
代表的な音の種類と症状が強まるタイミング
頭鳴りでよく訴えられる音には、以下のような種類があります。
・高音:「キーン」「ピー」「シ・シ・シ」
・低音:「ジー」「ザー」「ブーン」
・拍動音:「ドクドク」「シュッシュッ」(血管の脈打ちに同調)
これらの音は、周囲が静かになる夜間や就寝前、仕事や家事で疲労がピークに達した時に強く感じやすくなります。その結果、不眠や集中力の低下を引き起こす悪循環に陥りやすくなります。
めまい・頭痛・耳鳴りと併発するケース
頭鳴りは単独で起こるだけでなく、緊張型頭痛、めまい、耳鳴り、肩こりと同時に現れることが少なくありません。これらは共通して「自律神経の乱れ」や「血流障害」「首周りの筋肉過緊張」が引き金となっているためです。※ただし、「突然の激しい頭痛」「手足のしびれ」「言語障害」「激しいめまい」を伴う場合は、脳血管障害の可能性があるため、直ちに脳神経外科や救急医療機関を受診してください。
なぜ起きる?頭鳴りを引き起こす4つの主な原因

1. 自律神経の乱れ・睡眠不足・精神的ストレス
過度なストレスや過労、睡眠不足が続くと、交感神経が優位になり自律神経のバランスが崩れます。 自律神経が乱れると、脳が音のシグナルに対して過敏になり、普段なら無視できる微小な生体内音を「異音」として強く増幅して認識してしまうようになります。
2. 首・肩の重いコリと血流障害
長時間のスマホ使用やデスクワークによる「ストレートネック」「猫背」は、首から後頭部にかけての筋肉(後頭下筋群など)を過度に緊張させます。 首周りの血管や神経が圧迫されると、脳への血流が滞り、頭部の神経が過敏化して頭鳴りを誘発します。
3. 顎関節症・噛みしめ・歯ぎしり
無意識の「噛みしめ」や夜間の「歯ぎしり」は、側頭筋や翼突筋といった頭部の筋肉を疲労させます。顎関節と耳・頭部の構造は近接しているため、顎の緊張がそのまま頭部へのノイズとして伝わることがあります。
4. 放置厳禁!注意すべき背景疾患
頭鳴りの陰には、以下のような医療機関での治療が必要な疾患が隠れている場合があります。
・脳血管障害(未破裂脳動脈瘤、脳動静脈奇形など)
・聴神経腫瘍
・高血圧
・加齢性難聴・内耳疾患
特に「片側だけから強く音がする」「拍動性(脈打つ音)である」場合は、血管性・器質的な原因が疑われます。
病院で行われる検査と一般的な治療法

まずは「耳鼻咽喉科」または「脳神経外科」へ頭鳴りを感じたら、まずは安全性の確認が最優先です。
1. 耳鼻咽喉科:聴力検査、ティンパノメトリー(鼓膜の検査)などを行い、耳由来の疾患がないか調査。
2. 脳神経外科・内科:MRIやCT、VSRADなどの画像検査を行い、脳腫瘍や脳血管異常がないか確認。
病院での検査で「異常なし」と言われる理由
検査を受けても「脳にも耳にも異常はありません」と告げられるケースが非常に多くあります。これは「命に関わる危険な病気はない」という安心なサインである一方、レントゲンやMRIには映らない「自律神経の乱れ」や「微小な筋緊張」が原因であることを意味しています。
病院での標準的な薬物療法
病院では主に症状を和らげるための対症療法が行われます。
・ビタミンB12製剤(メチコバール等):神経の修復を促す
・末梢血管拡張薬:頭部や耳周りの血流を改善する
・筋弛緩薬:首肩のコリをほぐす
・抗不安薬・睡眠導入剤:ストレスや不眠を解消し、脳の興奮を抑える
病院以外の選択肢|東洋医学(漢方・鍼灸)のアプローチ
病院の薬だけで改善が見られない場合、体質そのものを整える東洋医学的アプローチ(漢方・鍼灸)が非常に有効です。
1. 漢方薬によるアプローチ
東洋医学では、頭鳴りを「気(エネルギー)・血(血液)・水(体液)」の巡りの滞りや不足として捉えます。
【タイプ・症状 / 考えられる状態 / 代表的な漢方処方例】
ストレス・イライラ型 / 「気鬱(きうつ)」「気逆(きぎゃく)」:気が頭部に突き上げている / 抑肝散(よくかんさん)、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼりとう)
水もれ・めまい型 / 「水滞(すいたい)」:体内の水分代謝が悪い / 五苓散(ごれいさん)、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
疲労・加齢・冷え型 / 「腎虚(じんきょ)」:生命エネルギーが低下している / 八味地黄丸(はちみじおうがん)、耳鳴丸(じめいがん)
※漢方薬は体質(証)に合わせて選ぶ必要があるため、自己判断での服用は避け、必ず漢方専門医や薬剤師にご相談ください。
2. 鍼灸(しんきゅう)治療の効果
鍼灸治療は、ツボ(経穴)を刺激することで自律神経を副交感神経優位に切り替え、首・肩・頭部の深層筋肉を直接緩めることができます。
・筋緊張の緩和:頑固な首コリ・頭皮の硬さをほぐし、頭部への血流を回復。
・自律神経の調整:脳の過敏な興奮状態を鎮め、音に対する閾値(感度)を正常に戻す。
自宅でできる!頭鳴りを和らげるツボとセルフケア



自分でできる日々のケアを取り入れることで、頭鳴りの軽減・予防につながります。
頭鳴りに効果的な3つのツボ
指の腹を使い、「気持ちいい」と感じる強さで5秒×3回ほど押してみましょう。
1. 風池(ふうち)
・場所:首の骨の両脇、髪の生え際にある凹んだ部分。
・効果:首肩のコリ解消、頭部の血流改善、頭痛・頭鳴りの緩和。
2. 翳風(えいふう)
・場所:耳たぶの裏側にある凹んだ部分。
・効果:耳・頭周囲の代謝向上、耳鳴り・頭鳴りの軽減。
3. 太衝(たいしょう)
・場所:足の甲、親指と人差し指の骨が交わる手前の凹み。
・効果:ストレス解消、自律神経の安定、のぼせの改善。
生活習慣の改善ポイント
・サウンドセラピー(音環境の工夫)
無音の環境はかえって頭鳴りを際立たせます。寝室では微かなホワイトノイズや川のせせらぎ、BGMを流して「音を意識させない環境」を作りましょう。
・首・肩を温める
蒸しタオルやシャワーで首の後ろを温めると、副交感神経が優位になり血流が促されます。
・就寝前30分の「脱スマホ」
ブルーライトは脳を興奮させ自律神経を乱します。夜間は照明を落とし、リラックスタイムを設けましょう。
頭鳴りに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 頭鳴りは放っておいても自然に治りますか?
A. 一時的な疲労や寝不足が原因の場合は、休息により自然に治まることがあります。 しかし、数日以上続いている場合や徐々に強くなっている場合は、背景に病気が隠れている可能性や、自律神経の慢性的な乱れが考えられます。放置せず早めに医療機関を受診してください。
Q2. 頭鳴りと耳鳴りは同時に起こることもありますか?
A. はい、非常に多く見られます。 耳鳴りと頭鳴りは発生メカニズムに共通点が多く、「耳でも鳴り、頭全体でも響く」と感じる患者様は少なくありません。アプローチ方法も重なる部分が多いため、並行して治療を行います。
Q3. 脳の病気が心配ですが、何科を受ければいいですか?
A. まずは「耳鼻咽喉科」または「脳神経外科」を受診してください。 MRI等の画像検査で脳血管障害や脳腫瘍などの重篤な疾患がないかを確認することが最優先となります。
まとめ:頭鳴り改善への3ステップとネクストアクション
頭鳴りは目に見えない症状だからこそ、「このまま治らないのでは」と不安が大きくなりやすいものです。しかし、正しい順番でアプローチしていけば、症状をコントロールし落ち着いた日常を取り戻すことができます。
明日から実践できる改善への3ステップ
ステップ1:医療機関での安全確認まずは耳鼻咽喉科や脳神経外科を受診し、脳や耳に重大な疾患がないか検査を受けましょう。
ステップ2:セルフケアと環境の調整首肩を温め、ツボ押し(風池・翳風)を行い、夜間は静寂を避けて背景音を流しましょう。
ステップ3:東洋医学や専門施術の検討病院で「異常なし」と言われた場合は、自律神経や首コリにアプローチできる鍼灸院や漢方薬局への相談をおすすめします。
一人で抱え込まず、まずは専門医への相談や本日のツボ押しから、できることを一つずつ始めてみましょう。
頭鳴りは鍼灸治療で改善できる?自律神経と血流を整える効果的なアプローチ
病院で「異常なし」と診断された頭鳴りの改善には、鍼灸治療が非常に有効です。頭鳴りの多くは、自律神経の乱れや首・肩の頑固な筋緊張によって脳が過敏化し、血流が滞ることが原因で起こります。鍼灸で「風池」や「翳風」などのツボを刺激することで、手技では届かない深層の筋肉を緩めて頭部への血流を促進します。さらに副交感神経を優位に導いて脳の過剰な興奮を鎮め、音に対する感度を正常化します。薬に頼り切らず根本から体質を整えたい方や、不眠・肩こりを伴う頭鳴りに悩む方に最適な選択肢です。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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