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【寒がりの原因】極端に寒さを感じるのはなぜ?原因8つと病気の可能性・改善法を解説
- カテゴリ:
- 全身のお悩み
公開日:2026年08月13日
更新日:2026年08月13日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「周りは平気なのに、自分だけいつも寒い…」「冬はもちろん、夏場の冷房でも手足が氷のように冷えてツライ…」そんな「寒がり」の症状に悩み、不安を抱えていませんか?
結論からお伝えすると、極端な寒がりの原因は単なる「体質」ではなく、「筋肉量の低下」「自律神経の乱れ」、そして「甲状腺機能低下症(橋本病)などの病気」が潜んでいる可能性があります。寒がりの原因を正しく知ることで、自分に合った対策が分かり、つらい冷えの悩みから解放される第一歩を踏み出せます。本記事では、寒がりを引き起こす8つの主な原因をはじめ、注意すべき病気のサイン、今日から試せるセルフケアや受診の目安まで分かりやすく解説します。ぜひ最後までチェックして、温かい身体を取り戻しましょう!
【結論】寒がりの原因は体質だけじゃない!主な8つの要因

「人一倍寒がりなのは生まれつきの体質だから仕方ない」とあきらめていませんか?実は、身体が寒さを感じやすくなる背景には、生活習慣や体内環境に起因するさまざまな要因が存在します。まずは、寒がりを引き起こす代表的な8つの原因を順番に見ていきましょう。
原因1:筋肉量の低下(熱を生み出せない)
人間の身体において、最大の「発熱器官」は筋肉です。運動不足や加齢によって筋肉量が減ると、体内での熱生産量が大幅に減少してしまいます。特に女性やデスクワーク中心の方は筋肉量が少なくなりがちなため、体内で十分な熱を作れず、寒がりになりやすい特徴があります。
・筋肉が少ないと基礎代謝が低下する
・熱が作れず、身体の芯から冷えやすくなる
原因2:基礎代謝の低下
基礎代謝とは、じっとしている間でも生命維持のために消費されるエネルギーのことです。基礎代謝が低いと、エネルギー消費に伴う発熱量が減るため、身体が冷えやすくなります。筋肉量の減少だけでなく、偏ったダイエットによる栄養不足や加齢も、基礎代謝を低下させる大きな要因です。
・極端な食事制限でエネルギー不足に陥る
・代謝が落ちることで体温が維持しにくくなる
原因3:肥満・脂肪のつきすぎ(脂肪の底冷え)
「脂肪が多い人は暑がりなのでは?」と思われがちですが、実は肥満も寒がりの原因になります。これを「脂肪の底冷え」と呼びます。脂肪は一度冷えると温まりにくく、熱伝導率が低いため、体内で作られた熱が皮膚表面まで伝わりにくくなるのです。
・脂肪が冷たいバリアとなり熱を遮断する
・運動不足による肥満は筋肉量も少なく冷えやすい
原因4:血行不良(熱が全身に行き渡らない)
体内で作られた熱は、血液の流れに乗って全身へと運ばれます。しかし、血行不良が起きていると、熱が手足などの末端まで届きません。長時間のデスクワーク、締め付けの強い衣類、塩分の取りすぎなどは血流を悪化させ、手足の強烈な冷えを引き起こします。
・血流が滞り、手足の末端が冷え切る
・肩こりや慢性的な疲労感も伴いやすい
原因5:鉄分不足・貧血
血液中のヘモグロビンは、全身の細胞に酸素を運ぶ重要な役割を担っています。鉄分が不足して貧血状態になると、酸素が全身に十分行き届かず、細胞での代謝が低下して熱が作れなくなります。「しっかり食べているのに寒い」「体がだるく疲れやすい」という方は、鉄分不足を疑ってみましょう。
・酸素不足によりエネルギー代謝が滞る
・立ちくらみや倦怠感を伴うことが多い
原因6:自律神経の乱れ
体温調節をコントロールしているのは自律神経です。自律神経は、暑い時には血管を広げて熱を逃がし、寒い時には血管を収縮させて熱の逃散を防ぐ調整を行っています。不規則な生活や昼夜逆転、精神的なストレスが重なると自律神経が乱れ、体温調節機能がうまく働かなくなります。
・エアコンの効きすぎた環境も自律神経を鈍らせる
・体温調整がうまくできず冷えを感じやすくなる
原因7:ストレス
精神的・肉体的な強いストレスを感じると、交感神経が優位になりすぎて血管が強く収縮します。緊張した時に手足がサーッと冷たくなるのは、ストレスによる血行障害が原因です。慢性的なストレスを抱えていると、常に血管が縮んだ状態となり、慢性的な寒がりへとつながってしまいます。
・ストレスで血管が収縮し血流がブロックされる
・リラックス(副交感神経)の時間を増やすことが不可欠
原因8:ホルモンバランスの変化
女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量は、月経周期や妊娠、更年期などによって大きく変動します。女性ホルモンの変動は自律神経にもダイレクトに影響を与えるため、急激な冷えや寒がりを感じやすくなります。男性であっても、加齢に伴う男性ホルモン(テストステロン)の低下によって冷え症状が現れることがあります。
突然の強い寒がりは病気かも?疑われる疾患とサイン
「以前と比べて急に寒がりになった」 「夏場でも厚着をしないと居られない」 このように極端な寒さを感じる場合、単なる冷え性ではなく何らかの病気が隠れているケースがあります。 特に注意したい代表的な疾患について確認しておきましょう。
1. 甲状腺機能低下症(橋本病)
甲状腺ホルモンは、全身の代謝を活性化させて熱を作り出す「生命のボイラー」のような役割を果たしています。 この甲状腺ホルモンの分泌が低下する代表的な病気が「橋本病(甲状腺機能低下症)」です。 ホルモンが不足すると新陳代謝が極端に落ちるため、激しい寒がりや体温低下が起こります。
・周りが暑がっているのに自分だけ寒い
・体重増加、むくみ、皮膚の乾燥、強いだるさ
・無気力や抑うつ感、物忘れが増える
※「夏でも暖房を入れたくなるほど寒い」といった極端な症状がある場合は、早めに内分泌内科や甲状腺科を受診することをおすすめします。
2. 貧血(鉄欠乏性貧血など)
前述の通り、ヘモグロビン不足による貧血は身体の冷えに直結します。 特に女性は月経やダイエットによって鉄分が不足しがちです。 寒がりと同時に「息切れ」「めまい」「爪が割れやすい」などの症状が見られる場合は、医療機関で血液検査を受けましょう。
3. 膠原病・血管疾患(レイノー現象など)
寒さに当たると手足の指先が白や紫に変色し、痺れや痛みを伴う場合は「レイノー現象」が疑われます。 全身性強皮症や全身性エリテマトーデス(SLE)などの膠原病、あるいは閉塞性動脈硬化症といった血管の病気が原因の可能性があります。 ただの冷え性だと放置せず、皮膚科やリウマチ内科などの専門医に相談しましょう。
医療機関を受診する目安
以下のような症状に該当する場合は、自己判断で放置せず早めに専門医へご相談ください。
・真夏でも手足が冷え切り、厚着や暖房が必要なレベル
・急激に寒がりになり、強いだるさやむくみが続いている
・寒さで手足の指の色が白や紫に変色する
・体重が増えやすく、皮膚がカサカサに乾燥する
※本記事の情報は健康管理の参考に留め、症状がつらい場合や持病がある方は医師の診察を優先してください。
今日からできる!寒がりを克服する5つの対策

病気によるものではない生活習慣起因の寒がりなら、日々の行動を少し変えるだけで大きく改善が期待できます。今日から実践できる具体的な対策を5つ紹介します。
対策1:スクワットで下半身の筋肉を鍛える
体内の筋肉の約70%は下半身に集中しています。そのため、下半身を効率よく鍛える「スクワット」は、効率的に体温を上げる最強のトレーニングです。1日10〜15回を目安に、無理のない範囲で始めてみましょう。
1. 足を肩幅よりやや広めに開いて立つ
2. 息を吐きながら膝が90度になるまで腰を落とす
3. 息を吸いながらゆっくり元の体勢に戻る
対策2:湯船に浸かって深部体温を上げる
シャワーだけで済ませず、しっかり湯船に浸かる習慣をつけましょう。38〜40度前後ぬるめのお湯に15〜20分ほどゆっくり浸かることで、全身の血流が改善し、自律神経のリラックス効果も得られます。
1. 就寝の1〜2時間前に入浴すると質の高い睡眠が得られる
2. 炭酸ガス系の入浴剤を活用すると血行促進効果がアップ
対策3:温活食材と鉄分を意識した食事
体内から熱を作り出すために、体を温める効果のある食材(温性食材)を積極的に摂取しましょう。また、貧血予防のために鉄分をしっかり摂ることも大切です。
【食材カテゴリー / おすすめの食材】
身体を温める食材 / 生姜、唐辛子、根菜類(根菜、人参、ゴボウ)、発酵食品(味噌、納豆)
鉄分が豊富な食材 / レバー、赤身肉、マグロ、カツオ、小松菜、ひじき
たんぱく質(筋肉のもと) / 鶏胸肉、卵、豆腐、大豆製品
4. 首・手首・足首の「3つの首」を温める
皮膚が薄く、太い血管が表面近くを通っている「3つの首(首・手首・足首)」を温めるのが最も効果的です。ここを冷やすと冷えた血液が全身に巡ってしまうため、ウォーマー類を活用して保護しましょう。
・ネックウォーマーやレッグウォーマーを活用する
・腹巻きを着用して内臓を温めるのも非常に効果的
5. 自律神経を整える規則正しい生活
自律神経を正常に保つために、規則正しい生活リズムを意識しましょう。
・朝起きたら太陽の光を浴びて体内時計をリセットする
・夜寝る前のスマホ閲覧を控え、脳を休ませる
・深呼吸やストレッチでリラックスタイムを作る
寒がりに関するFAQ(よくある質問)
寒がりに関して読者から寄せられることの多い疑問に回答します。
Q1. 夏場でも人一倍寒く感じるのはなぜですか?
A. 冷房による室内外の激しい温度差で自律神経が乱れる「冷房病(クーラー病)」が主な原因です。 屋外の暑さと冷え切った室内の往復により体温調節機能が混乱し、強い冷えやだるさを感じます。 羽織りものやひざ掛けを常備し、冷気を直接肌に当てないよう工夫しましょう。
Q2. 寒がりと冷え性の違いは何ですか?
A. 「身体全体が寒く感じるか」「手足の末端などが局所的に冷えるか」の違いです。 寒がり:体温調節機能や基礎代謝の低下により、全身で寒さを敏感に感じやすい状態。 冷え性:血行不良などにより、体温は正常なのに手足などの末端だけが冷たく感じる状態。 原因や対策には重なる部分が多いため、まずは血行促進と筋力アップから取り組むのが効果的です。
Q3. 病院に行く場合、何科を受診すればいいですか?
A. まずは「一般内科」の受診をおすすめします。 内科で血液検査などを受け、甲状腺機能の異常が疑われる場合は「内分泌内科」、血流や動脈に問題がある場合は「循環器内科」などを案内してもらうとスムーズです。
まとめ:寒がりを克服して快適な毎日を過ごそう
極端な寒がりは、単なる体質ではなく身体からの大切なサインです。最後にもう一度、重要なポイントをおさらいしておきましょう。
1. 寒がりの背景には筋肉量不足、自律神経の乱れ、血行不良などが潜んでいる
2. 突然の激しい寒がりやむくみ・だるさは「甲状腺機能低下症(橋本病)」などの病気の可能性も
3. 筋トレ(スクワット)、入浴、温活食材の摂取など日々のセルフケアで改善を目指す
4. 症状が改善しない・日常生活に支障が出る場合は無理せず早めに医療機関へ
【明日からできるネクストアクション】
・今夜はシャワーで済ませず、39度のお湯に15分浸かってみる
・明日の朝食に温かいスープや生姜を取り入れてみる
・今日から隙間時間に「スクワット10回」を日課にする
「ずっと寒がりだから…」とあきらめる必要はありません。できることから1つずつ生活に取り入れ、冷えに負けない温かく快適な身体を手に入れましょう!
セルフケアで改善しない冷え・寒がりには鍼灸治療も効果的
セルフケアを続けても冷えや寒がりが改善しない場合、鍼灸治療を取り入れるのも非常に有効な手です。鍼灸は、ツボを刺激することで自律神経の乱れを整え、滞りがちな全身の血行や水分の巡りを根本から改善するアプローチを得意としています。筋肉の緊張をほぐして深部体温を上げやすい身体づくりをサポートするため、手足の末端冷え性から全身の慢性的な寒がりまで幅広く効果が期待できます。「冷え体質を本気で変えたい」とお悩みの方は、鍼灸院コモラボや専門家に一度相談してみてはいかがでしょうか。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
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次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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