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【専門家監修】上咽頭炎は自力で治せる?自宅での治し方と塊の出し方・セルフケアの限…
- カテゴリ:
- 全身のお悩み
公開日:2026年07月30日
更新日:2026年07月30日

【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「喉の奥(上咽頭)に違和感がある」「鼻と口の間にある軟口蓋(なんこうがい)が痛い」「粘り気のある痰(たん)や塊が引っかかって取れない…」と悩んでいませんか?結論から言うと、上咽頭炎の症状を自力で「和らげる」セルフケアは可能ですが、根本的な治癒を狙うなら耳鼻咽喉科での専門的な治療(EAT治療など)との併用が最も効果的です。この記事では、上咽頭炎に悩む方に向けて、自宅で安全にできる自力の治し方(セルフケア)や不快な「塊」の安全な対処法、病院を受診すべきタイミングまで詳しく解説します。読めば、喉の不快感から解放されるための具体的なステップが分かります。
【結論】上咽頭炎は自力で治せる?セルフケアと受診の考え方
まずは、多くの方が一番気になる「自力で治せるのか?」という疑問に対する結論からお伝えします。
セルフケアで「症状の軽減・予防」は可能
軽度の違和感や、急性上咽頭炎の初期段階であれば、自宅でのセルフケアによって炎症を抑え、症状を大幅に和らげることが可能です。また、慢性化している場合でも、日々のケアを続けることで「つらい症状が出にくい状態」を保つことができます。
根本治療には耳鼻咽喉科での専門治療が必要
上咽頭(ノドの奥、鼻の突き当たり)は構造が複雑で、自分で直接薬を塗ったり洗浄したりすることが難しい部位です。慢性的に強い痛みが続く場合や、喉の奥の違和感が取れない場合は、自力でのケアだけに頼らず、耳鼻咽喉科での「上咽頭擦過療法(EAT/Bスポット療法)」などの治療を受けることが確実な解決策となります。
※注意
上咽頭炎の症状には個人差があります。強い痛み、発熱、血痰(血が混ざった塊)が見られる場合や、セルフケアを数日続けても改善しない場合は、自己判断を続けず早めに耳鼻咽喉科・専門医にご相談ください。
上咽頭炎の不快な「塊」や「ネバネバした痰」の出し方

上咽頭炎になると、軟口蓋の裏あたりに「ネバネバした塊(後鼻漏)」が張り付き、不快感や痛みの原因になります。無理に出そうとすると粘膜を傷つけるため、正しい対処法を知っておくことが重要です。
安全な出し方:上咽頭洗浄(上鼻うがい)と加湿
塊を安全に出す・排泄しやすくするには、以下の方法が有効です。
・ハミング(鼻抜き):口を閉じ、「ムー」と声を出しながら鼻から息を出すことで、喉の奥の塊を前に移動させやすくします。
・生理食塩水での鼻うがい:体温と同じくらいの温食塩水(約0.9%)を使い、鼻から入れて口から出す(または鼻から出す)ことで、粘膜にこびりついた塊を洗い流せます。
・蒸気吸入(蒸しタオル・吸入器):温かい蒸気を吸うことで、固まった粘液が柔らかくなり、自然と体外へ排出されやすくなります。
やってはいけない NG行動
喉の違和感を解消しようとして、以下の行為を行うと炎症が悪化・粘膜からの出血につながります。絶対におやめください。
・無理に「カーッ」と強く痰を吐き出す:喉の粘膜を強く擦り合わせることになり、軟口蓋や上咽頭の痛みを悪化させます。
・指や綿棒を奥まで突っ込む:粘膜を傷つけ、細菌感染を引き起こす危険があります。
・水道水で直接鼻うがいをする:浸透圧の違いで激痛が走り、粘膜を傷める原因になります。必ず「生理食塩水」を使用してください。
【自宅でできる】上咽頭炎の症状を和らげる自力の治し方5選
自宅で今日から実践できる、効果的なセルフケア(自力の治し方)を5つ厳選して紹介します。
① 食塩水での「鼻うがい(上咽頭洗浄)」
最も効果的なセルフケアが鼻うがいです。上咽頭に付着したウイルス・細菌・花粉・粉塵を物理的に洗い流します。
・やり方:市販の鼻洗浄器具と専用の素(または0.9%の生理食塩水)を用意します。ぬるま湯(36〜38℃)で行うと痛みを感じにくくなります。
・頻度:朝と帰宅後(または就寝前)の1日2回が目安です。
② スロートコートティーやハチミツでの喉の保護
炎症を起こしている粘膜を保護し、痛みを和らげます。
・マヌカハニー・ハチミツ:高い抗菌・抗炎症作用があります。スプーン1杯をゆっくり舐め込むように飲み込むと、軟口蓋や喉の奥を潤します。(※1歳未満の乳幼児には与えないでください)
・ハーブティー:ハーブの成分(リコリスやスリッパリーエルムなど)が含まれたスロートケア用のお茶(スロートコートなど)は、喉の粘膜を保湿・保護するのに適しています。
③ 首元を温めて血行を促進する
上咽頭の血流が滞ると、免疫力が低下し炎症が長引きやすくなります。
・蒸しタオルやネックウォーマーで首の後ろ(首の根元)を温めることで、自律神経が整い、血流が改善して痛みが和らぎます。
④ 室内の湿度管理とマスク着用(乾燥対策)
乾燥は上咽頭炎の最大的天敵です。粘膜のバリア機能が低下し、症状が悪化します。
・加湿器を使用し、部屋の湿度を50〜60%に保ちましょう。
・就寝時に「濡れマスク」や「保温マスク」をつけることで、寝ている間の乾燥を防ぐことができます。
⑤ 上体(頭)を少し高くして寝る
夜間、後鼻漏(鼻水が喉に落ちること)や塊が喉に溜まって眠れない・喉が痛むという場合は、枕を少し高くして頭を起こした状態で寝ると、液体の停滞を防ぎ症状が楽になります。
上咽頭炎が治らない・悪化する主な原因

「セルフケアを続けているのに改善しない」という場合、以下のような原因が考えられます。
・口呼吸の癖がある:睡眠中などに口呼吸になると、冷たく乾燥した空気が直接上咽頭に当たり、慢性的な炎症を引き起こします。
・ストレスや睡眠不足(自律神経の乱れ):上咽頭は自律神経と密接に関わっています。ストレスや疲労で免疫力が落ちると、炎症が長引きます。
・慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎の放置:鼻のアレルギーや副鼻腔の炎症による鼻水が常に上咽頭へ流れ落ちる(後鼻漏)ことで、上咽頭炎が再発・長期化します。
【FAQ】上咽頭炎の治し方に関するよくある質問

読者から寄せられる代表的な疑問にお答えします。
Q1. 市販の喉スプレーや飲み薬で上咽頭炎は治りますか?
A. 一時的な症状緩和には有効ですが、根本治療にはなりません。 抗炎症成分入りの市販スプレーやトローチ、漢方薬(半夏厚朴湯など)は痛みを抑える手助けになります。しかし、上咽頭の奥深くの慢性炎症を市販薬だけで完全に治すのは難しいため、受診をおすすめします。
Q2. どのくらい症状が続いたら耳鼻咽喉科に行くべきですか?
A. セルフケアを1週間続けても改善しない場合、または激しい痛みがある場合は受診してください。 特に「黄色〜緑色の塊が出る」「血が混じる」「頭痛や慢性的な倦怠感がある」といった場合は、自己判断をせずすぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
Q3. 「Bスポット療法(EAT)」とはどのような治療ですか?
A. 炎上している上咽頭に、塩化亜鉛などの薬液を直接塗布する治療法です。 痛みを伴うことが多い治療ですが、慢性化した上咽頭炎や後鼻漏に対して非常に高い効果が期待できる治療法として知られています。
まとめ:自力ケアと専門医の治療で上咽頭炎を克服しよう!
上咽頭炎のつらい痛みや塊、喉の違和感に対するポイントをまとめます。
・自力でのケアは可能だが「症状軽減・予防」が中心
・塊や痰は無理に出さず、「鼻うがい」や「加湿」で安全に排出する
・「鼻うがい・保湿・首温め」の3大セルフケアを今日から実践する
・症状が1週間以上続く、または強い痛みがある場合は「耳鼻咽喉科」を受診する
今日からできるネクストアクション
喉の不快感から解放されるために、まずは今夜の就寝時のマスク着用と、明日からの「ぬるま湯を使った鼻うがい」から始めてみましょう!それでも喉の奥の塊や軟口蓋の痛みが取れない場合は、我慢せずにお近くの耳鼻咽喉科(Bスポット療法/EAT対応のクリニックがおすすめ)を予約し、専門医の診察を受けてくださいね。
鍼灸治療も効果的?上咽頭炎の改善を促すもうひとつの選択肢
自力ケアや薬物療法で上咽頭炎が改善しにくい場合、鍼灸治療も効果的な選択肢となります。上咽頭炎は、自律神経の乱れや首・肩の筋肉のこりによる血行不良が影響して慢性化するケースが多くあります。鍼灸で首周辺や全身のツボを刺激することで、血流を促して自律神経のバランスを整え、粘膜の自己治癒力を高める効果が期待できます。耳鼻科での治療と併用することで、頑固な症状の早期改善を目指せるため、セルフケアで限界を感じた際は選択肢に加えることをおすすめします。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
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【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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