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風邪やコロナで耳が詰まる・痛い原因は?対処法と受診の目安を解説
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年06月26日
更新日:2026年06月26日

【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「風邪をひいてから耳が詰まった感じがする…」「新型コロナウイルスに感染したけれど、耳が痛いのはなぜ?」風邪やコロナの療養中、あるいは回復期に耳の違和感を覚えると、「このまま治らないのでは?」と不安になりますよね。実は、風邪やコロナによる鼻水の放置や、激しい咳・くしゃみは、耳のトラブルを引き起こす大きな原因になります。この記事では、風邪やコロナに伴う耳の詰まり・痛みの原因と、自宅での注意点、そして「すぐに病院へ行くべきサイン」を専門的な視点からわかりやすく解説します。この記事を読むことで、今ある症状の正体がわかり、次に取るべき正しい行動が明確になります。
【結論】風邪・コロナ時の耳の詰まりや痛みは「耳と鼻のつながり」が原因

結論からお伝えすると、風邪やコロナのときに耳が詰まったり痛んだりする主な原因は、鼻の奥と耳(中耳)をつなぐ「耳管(じかん)」という管に炎症が起きたり、ウイルスや細菌が入り込んだりするためです。 具体的には、以下の3つの病気が疑われます。
・急性中耳炎(きゅうせいちゅうじえん)
・滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)
・耳管狭窄症(じかんきょうさくしょう) / 耳管機能障害
風邪やコロナのウイルスそのものが耳に悪さをすることもありますが、多くは「鼻や喉の炎症が耳に波及したもの」です。そのため、耳の症状を治すには、原因となっている鼻や喉のケア、そして適切な医療機関での治療が不可欠です。
風邪やコロナで「耳が詰まる(耳閉感)」3つの原因
耳が詰まったような、膜が張ったような感覚(耳閉感)が起こる主な原因を解説します。
1. 耳管狭窄症(じかんきょうさくしょう)
耳管は通常、唾を飲み込んだりあくびをしたりするときに開き、耳の穴の中の気圧を調整しています。 しかし、風邪やコロナで鼻の奥が腫れると、この耳管の通り道が狭くなり、閉じ込められた状態になります。
・症状の特徴:飛行機に乗ったときやトンネルに入ったときのような、耳が詰まった感じが続く。
・原因:鼻の粘膜の腫れ。
2. 滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)
耳管の機能が落ちた状態が続くと、耳の奥(中耳腔)の気圧が下がり、周囲の組織から「滲出液(しんしゅつえき)」という液体がしみ出て溜まってしまいます。
・症状の特徴:耳が詰まる、自分の声が響く、聞こえが何となく悪い(強い痛みは伴わないことが多い)。
・原因:耳管の詰まりの長期化。
3. コロナウイルス特有の神経への影響(内耳炎など)
新型コロナウイルス(COVID-19)では、ウイルスが耳の奥の神経(内耳)に直接ダメージを与えるケースが報告されています。 これにより、耳の詰まり感だけでなく、急激な難聴やめまいを引き起こすことがあります。
コロナや風邪で「耳が痛い」ときに考えられる2つの病気
耳の詰まりだけでなく「ズキズキ痛む」「針で刺されたような痛みがある」という場合は、以下の可能性が高くなります。
1. 急性中耳炎(きゅうせいちゅうじえん)
鼻水に含まれるウイルスや細菌が、耳管を通って耳の奥(中耳)に入り込み、そこで急激な炎症を起こして膿(うみ)が溜まる病気です。
・症状の特徴:激しい耳の痛み、発熱、耳だれ(膿が出る)。
・注意点:子どもに多い病気ですが、大人がコロナや風邪をひいた際にも発症します。
2. 喉(のど)の炎症による放散痛(ほうさんつう)
新型コロナウイルス感染症では、喉に非常に強い痛みを伴うケースが多く見られます。 喉の神経と耳の神経は脳の近くでつながっているため、「喉の激しい痛み」を脳が「耳の痛み」と錯覚してしまう現象(放散痛)が起こることがあります。この場合、耳自体には異常がありません。
自宅でできる応急処置と、絶対にやってはいけないNG行動
耳のトラブルがある際、自宅でできるケアと、症状を悪化させないための注意点です。
【対処法】自宅でできること
1. 鼻水をこまめに、優しくすする・吸引する
鼻水が溜まると耳に菌が回りやすくなります。市販の鼻吸い器などを使い、優しく取り除きましょう。
2. 痛む場合は冷やす
急性中耳炎などで耳がズキズキ痛むときは、冷たいタオルなどで耳の後ろや冷やすと痛みが和らぐことがあります。
【NG行動】絶対にやってはいけないこと
・鼻を「両方同時に」「強く」すする
勢いよく鼻をかむと、鼻水が耳管へ逆流し、中耳炎を悪化させます。必ず「片方ずつ」「優しく」かんでください。
・耳の奥を綿棒などでいじる
違和感があるからといって耳掃除をすると、外耳道や鼓膜を傷つけ、二次感染の原因になります。
・飛行機に乗る・ダイビングをする
気圧の変化に耳管が耐えられず、激しい痛みや鼓膜の損傷(気圧性中耳炎)を招きます。
【受診の目安】すぐに耳鼻咽喉科へ行くべき危険なサイン
風邪やコロナの耳の症状は自然に軽快することもありますが、放置すると難聴などの後遺症が残るリスクがあります。以下の症状がある場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。
・急に聞こえが悪くなった(突発的な難聴)
・めまいやふらつきを伴う
・耳の痛みが激しく、眠れない
・耳から膿や血が出ている(耳だれ)
・風邪やコロナが治った後も、1週間以上耳の詰まりが続く
※新型コロナウイルスに感染中(陽性・療養期間中)の場合は、直接クリニックに行かず、まずはかかりつけ医や発熱外来、お住まいの自治体の相談窓口に電話で相談し、受診方法の指示を仰いでください。
風邪・コロナと耳の症状に関するFAQ(よくある質問)

Q1. コロナで耳が痛いのは何日くらいで治りますか?
A1. 喉の痛みに伴う放散痛であれば、喉の回復(3日〜1週間程度)とともに自然に消えることが多いです。 ただし、急性中耳炎や内耳へのウイルス感染が原因である場合は、適切な治療(抗生物質やステロイドの投与など)を行わないと長引いたり、悪化したりすることがあります。1週間経っても痛みが引かない、または強くなる場合は受診をおすすめします。
Q2. 耳が詰まった感じ(耳閉感)を自分で治す方法はありますか?
A2. 鼻の症状(鼻水・鼻詰まり)を改善することが先決です。 市販の点鼻薬(血管収縮剤入り)を一時的に使用すると、鼻の粘膜の腫れがひき、耳管が通って楽になることがあります。ただし、点鼻薬の長期使用は逆に鼻詰まりを悪化させるため、数日使っても改善しない場合は耳鼻咽喉科で根本的な治療を受けてください。
まとめとネクストアクション
風邪や新型コロナウイルスによる「耳の詰まり」や「耳の痛み」は、鼻や喉の炎症が耳管を通じて耳に影響を与えているサインです。 多くの場合は一時的なものですが、放置すると中耳に液体が溜まる「滲出性中耳炎」や、聴力に影響する「内耳の障害」につながるリスクがあります。
明日から実践できる具体的ステップ
1. 鼻をかむときは、必ず「片方ずつ」「優しく」を徹底する。
2. 痛みが強いときや、耳の詰まりが1週間以上続く場合は、我慢せず早めに専門医(耳鼻咽喉科)へ相談する。
3. 現在コロナ陽性で療養中の場合は、まずは電話で医療機関に相談する。
耳の違和感は体からの SOS です。適切なケアと早期受診で、不安のない健やかな生活を取り戻しましょう。
コロナや風邪の後の耳の詰まり・痛みに!鍼灸治療が有効な理由
風邪やコロナの後遺症による耳の詰まり・痛みには、鍼灸治療も効果的です。鍼灸には首や耳まわりの血流を促し、自律神経を整えて免疫力を高める効果があります。これにより、鼻や喉の慢性的な炎症(腫れ)が引きやすくなり、結果として耳管の通りがスムーズになって耳閉感や痛みの早期改善が期待できます。「病院の検査で異常がないと言われた」「薬を飲んでも耳の違和感がスッキリ抜けない」という場合は、放置せず、血流と神経にアプローチできる鍼灸院への相談を選択肢に入れてみてください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
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【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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