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上咽頭炎の塊の出し方とは?軟口蓋が痛い原因と自力でできる予防・改善法
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年06月19日
更新日:2026年06月19日

【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「喉の奥に何か張り付いている」「軟口蓋(口の上の奥の柔らかい部分)のあたりが痛む」「喉から不快な塊が出てくる……」このような症状に悩んでいませんか?それは「上咽頭(じょういんとう)」という部分に炎症が起きる上咽頭炎(じょういんとうえん)が原因かもしれません。この記事では、上咽頭炎による不快な塊(膿や痰、膿栓)の正しい対処法や、自力でできるケア、根本的な治し方について分かりやすく解説します。
【結論】上咽頭炎の塊は無理に出すのはNG!正しい治し方と対処法
結論からお伝えすると、喉に張り付いた不快な塊を無理やり自力で掻き出したり、強く咳き込んで出そうとしたりするのは絶対にやめてください。軟口蓋の裏側にある上咽頭の粘膜は非常にデリケートです。無理に出そうとすると粘膜を傷つけ、炎症をさらに悪化させてしまう恐れがあります。
正しい3つの対処法
・無理に取ろうとせず、鼻うがい等で自然な排出を促す
・耳鼻咽喉科で専門的な治療(Bスポット療法など)を受ける
・自律神経を整え、体質から免疫力を高めて根本改善を目指す
喉の塊は単なるゴミではなく、炎症によって生じた膿や痰、または「膿栓(のうせん・臭い玉)」と呼ばれるものです。原因である上咽頭の炎症を鎮めることこそが、塊を出さずに済む根本的な解決策になります。
そもそも上咽頭炎とは?軟口蓋が痛む原因とメカニズム

軟口蓋の裏側にある「上咽頭」
上咽頭は、口を大きく開けたときに見える「軟口蓋(なんこうがい:上あごの奥の柔らかい部分)」のさらに裏側、鼻の奥と喉が交わる部分にあります。ここは呼吸の通り道であり、空気中のウイルスや細菌が真っ先に付着しやすい場所です。そのため、大人になっても非常に炎症を起こしやすい部位として知られています。
なぜ「不快な塊」ができるのか?
上咽頭で慢性的な炎症が続くと、白血球の死骸や細菌の塊、粘り気のある分泌物が混ざり合い、膿(うみ)やへばりつくような痰(たん)の塊になります。また、これがさらに慢性化すると、喉の奥にある扁桃(へんとう)や上咽頭に「膿栓(のうせん)」と呼ばれる白や黄色の小さな塊が作られることがあります。これは俗に「臭い玉(においだま)」とも呼ばれ、口臭の原因にもなります。
上咽頭炎の塊を「自力」で安全に対処・予防する4つの方法

完全に治すには医療機関での治療が必要ですが、自宅で「これ以上塊を増やさない」「自然な排出を促す」ために自力でできるセルフケアをご紹介します。
1. 鼻うがい(生理食塩水)で洗い流す
上咽頭にこびりついた膿や痰を優しく洗い流すには、「鼻うがい」が最も効果的です。市販の鼻うがいキットを使い、体液に近い濃度の食塩水(ぬるま湯)で行うことで、粘膜を痛めずに上咽頭を清潔に保ち、塊の自然な排出を助けます。
2. 徹底的な保湿と乾燥対策
乾燥は上咽頭炎の大敵です。粘膜が乾くと炎症がひどくなり、痰や膿が固まりやすくなります。
・こまめに水分補給をする
・室内では加湿器を使用する
・就寝時はマスクを着用し、喉の乾燥を防ぐ
3. 首元を温めて血行を促進する
喉や首の後ろを温めることで、首周りの血流が良くなり、免疫力が活性化します。蒸しタオルやネックウォーマーを活用して、日常的に首元を冷やさない工夫をしましょう。
4. 生活習慣を整え、自律神経をケアする
慢性的な上咽頭炎は、ストレスや疲労による自律神経の乱れと深く関係しています。十分な睡眠をとり、バランスの良い食事を心がけ、免疫力を底上げすることが自力での予防につながります。
病院で行われる上咽頭炎の専門的な治療法
セルフケアだけで改善しない慢性的な上咽頭炎には、耳鼻咽喉科などでの専門治療が必要です。
薬物療法(一般的な初期治療)
抗生物質や消炎酵素剤、うがい薬などが処方されます。ただし、慢性化した上咽頭炎の場合、薬物療法だけでは効果が一時的で、再発を繰り返してしまうことも少なくありません。
Bスポット療法(塩化亜鉛擦過療法)
現在、上咽頭炎の治療として非常に有効とされているのが「Bスポット療法(EAT)」です。 これは、消炎・殺菌作用のある「塩化亜鉛」という薬液を、綿棒を使って上咽頭に直接塗布する治療法です。
・効果: 上咽頭の炎症を直接鎮め、膿や痰の塊、膿栓(臭い玉)をできにくくします。
・回数: 週に1〜2回、合計10〜30回程度を目安に継続します。
・注意点: 炎症が強い人ほど、治療後しばらくヒリヒリとした強い痛みを感じたり、血の混じった鼻水・痰が出たりすることがあります。
なかなか治らない慢性上咽頭炎には「鍼灸治療」という選択肢も
「病院の薬やBスポット療法を数ヶ月続けたけれど、すぐに塊や違和感が戻ってしまう……」そのような場合は、鍼灸(しんきゅう)治療によって体質そのものを見直すアプローチが効果的です。慢性上咽頭炎は、局所の炎症だけでなく、全身の冷えやストレス、自律神経の乱れが引き金となっているケースが多くあります。東洋医学の鍼灸治療で全身の血流を整え、自律神経をリラックスさせることで、体本来の「自然治癒力」が高まり、長年悩まされていた喉の膿や痰が根本から改善していく事例が数多くあります。病院の治療でなかなかスッキリしない方は、自律神経専門の鍼灸院などに相談してみるのも一つの手段です。
上咽頭炎に関するFAQ(よくある質問)
Q1. 喉の塊(臭い玉)を綿棒やピンセットで取ってもいいですか?
A. 絶対にやめてください。 軟口蓋の裏や扁桃の周辺は非常にデリケートで血管も多く通っています。自己判断で器具を使って取ろうとすると、粘膜を傷つけて細菌感染を引き起こしたり、かえって炎症を悪化させて塊ができやすくなったりします。気になる場合は必ず耳鼻咽喉科を受診してください。
Q2. 上咽頭炎は放置するとどうなりますか?
A. 喉の不快感だけでなく、全身の不調につながることがあります。 上咽頭は自律神経の神経線維が豊富に集まっている場所です。そのため、ここの炎症を放置して慢性化させると、頭重感、肩こり、めまい、倦怠感といった自律神経失調症のような全身症状(病巣クリーン化現象)を引き起こす原因になることがあります。早めのケアが大切です。
Q3. 市販の風邪薬やのど飴で治りますか?
A. 一時的な緩和にはなりますが、根本的な解決にはなりません。 のど飴や市販薬は痛みを一時的に和らげるのには役立ちますが、慢性化した上咽頭の奥の炎症を完全に取り除くことは難しいです。症状が1週間以上続く、または定期的にぶり返す場合は専門の医療機関を受診しましょう。
まとめ:明日からできるネクストアクション
上咽頭炎による喉の塊や軟口蓋の痛みは、無理に出そうとせず、原因となっている「上咽頭の炎症」を優しく鎮めていくことが完治への最短ルートです。 不安な日々を終わらせるために、まずは明日から以下のステップを実践してみましょう。
1. 【今すぐできること】 市販の鼻うがいを始めて、喉を徹底的に保湿・乾燥から守る。
2. 【医療機関の検討】 症状が長引く場合は、一度「耳鼻咽喉科」で内視鏡検査を受け、Bスポット療法などの適応があるか相談する。
3. 【根本改善へのアプローチ】 病院の治療でスッキリしない、または再発を繰り返す場合は、自律神経を整える「鍼灸治療」など体質改善の選択肢も視野に入れる。
正しくケアを続ければ、あの喉の不快感や塊に悩まされない、スッキリとした快適な毎日を取り戻すことができます。一人で悩まず、まずは専門医や信頼できる治療院へ相談し、一歩を踏み出してみませんか?
上咽頭炎を自力で治したい方へ!鍼灸が塊や喉の痛みに有効な理由
病院の薬やBスポット療法を続けても上咽頭炎の塊や軟口蓋の痛みがぶり返す場合、東洋医学の「鍼灸治療」が根本改善への近道となります。慢性的な上咽頭炎は、喉の局所的な炎症だけでなく、ストレスや冷えによる自律神経の乱れが深く関係しています。鍼灸治療によって全身の血流を整え、自律神経をリラックスさせることで、体本来の免疫力(自然治癒力)が向上します。「自力でのケアに限界を感じる」「喉の不快感を根本から治したい」という方は、症状をこれ以上長引かせないためにも、早めに自律神経専門の鍼灸院コモラボへ相談してみるのがおすすめです。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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