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飛行機頭痛が痛すぎる!離着陸時の激しい顔面痛・頭痛の原因と今すぐできる対策5選
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年06月18日
更新日:2026年06月18日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「飛行機が着陸するとき、おでこや目の奥が割れるように痛い…」「飛行機頭痛が痛すぎて、次のフライトに乗るのが怖い…」飛行機に乗った際、離着陸のタイミングで突然おそってくる激しい頭痛や顔面の痛み。あまりの痛さに「頭の病気ではないか」と不安になる方も少なくありません。結論からお伝えすると、この「飛行機頭痛」の正体は、フライト中の急激な気圧変化に鼻の奥(副鼻腔)が対応できずに起こる「気圧外傷」です。この記事では、飛行機頭痛が痛すぎる原因や、次回のフライトで痛みを防ぐための具体的な予防対策、病院での検査・治療法をプロが分かりやすく解説します。
そもそも「飛行機頭痛」とは?特徴と痛みのメカニズム
飛行機頭痛(ひこうきずつう)とは、文字通り飛行機の離着陸時に発生する特徴的な頭痛のことです。 まずは、その具体的な症状と、なぜ「痛すぎる」ほどの激痛が走るのかというメカニズムを解説します。
飛行機頭痛の主な症状
・発生のタイミング: 主に飛行機の降下(着陸)時に起こる(全体の8〜9割)。まれに離陸時に起こることもある。
・痛みの持続時間: 数分〜30分程度で自然に治まることが多いが、重症化すると1日中鈍痛が続くケースもある。
・痛む場所: おでこ(前頭部)、眉毛の周辺、目の周り(眼窩周辺)、片側の顔面。 痛みの種類: 刺すような激痛、割れるような鋭い痛み。
・随伴症状: 涙が出る、鼻づまり、目の充血など。
なぜ痛すぎる?原因は「副鼻腔」の気圧トラブル
飛行機頭痛の根本的な原因は、鼻の奥にある空洞「副鼻腔(ふくびくう)」の圧力変化です。
1. 離陸時(気圧が下がる): 客室内の気圧が下がると、副鼻腔内の空気が膨張し、外へ逃げようとします。
2. 着陸時(気圧が上がる): 高度が下がると客室内の気圧が上がるため、周囲の空気が副鼻腔内に入り込もうとします。
しかし、鼻の粘膜が腫れていたり、副鼻腔の出入り口が狭くなっていたりすると、空気のスムーズな行き来ができません。 その結果、副鼻腔の内部が強い陰圧(引っ張られる力)になり、粘膜が剥がれそうになるほどの刺激(気圧外傷)を受けます。これが、のたうち回るほどの激痛の原因です。
飛行機頭痛が起こりやすい人の3つの特徴
飛行機頭痛は、全員に起こるわけではありません。以下のような特徴や持病がある方は、副鼻腔の空気の通り道が狭くなっているため、飛行機頭痛を発症しやすい傾向にあります。
1. 副鼻腔炎(ちくのう症)やアレルギー性鼻炎がある
慢性的な副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、風邪による鼻づまりがある人は、すでに鼻の粘膜が腫れています。 副鼻腔の出入り口が完全に塞がりやすいため、激しい飛行機頭痛を引き起こす最大の要因になります。
2. 鼻の骨が曲がっている(鼻中隔弯曲症)
鼻の穴を左右に仕切る壁(鼻中隔)が強く曲がっている人は、物理的に鼻の通り道や副鼻腔の換気ルートが狭くなっています。そのため、気圧変化の影響をダイレクトに受けやすくなります。
3. 生まれつき眉間の副鼻腔(前頭洞)が発達している
解剖学的に、おでこや眉毛のあたりにある副鼻腔(前頭洞)が人より大きく発達している場合、気圧差が生じた際の体積変化が大きくなるため、痛みが強く出やすいことが分かっています。
飛行機頭痛が痛すぎるときに!今すぐできる予防対策5選

「もうあの痛みを味わいたくない…」という方のために、次回のフライトから実践できる5つの対策を紹介します。
① 搭乗前に「耳鼻科」で点鼻薬を処方してもらう
最も効果的なのは、フライト前に耳鼻科を受診し、血管収縮作用のある点鼻薬や抗アレルギー薬を処方してもらうことです。 飛行機が降下(着陸準備)に入る30分〜1時間ほど前に点鼻薬を使用することで、一時的に鼻粘膜の腫れが引き、副鼻腔の空気の通り道が確保されやすくなります。
② 市販の「気圧コントロール機能付き耳栓」を着用する
飛行機用として市販されている「気圧調整機能付きの耳栓」は、耳の奥(鼓膜)だけでなく、連動している鼻や副鼻腔への急激な気圧変化を緩やかにする効果が期待できます。離陸前から着用しておくのがおすすめです。
③ 離着陸時は「絶対に眠らない」
飛行機が下降を始める時間帯に眠っていると、無意識のうちに耳抜き(唾を飲み込むなど)ができなくなり、副鼻腔や耳の気圧調整が完全に遅れてしまいます。 着陸のサイン(ベルト着用サイン点灯など)が出たら必ず起きておきましょう。
④ こまめに水分を摂る・飴を舐める
唾を飲み込む動作は、鼻の奥と耳をつなぐ管(耳管)を開き、副鼻腔の気圧調整をサポートします。離着陸時はこまめに水を飲むか、飴を舐めて唾液を分泌させ、意図的に飲み込む回数を増やしましょう。
⑤ 最新型の飛行機(ボーイング787、エアバスA350など)を選ぶ
もしフライトを選べる状況であれば、「ボーイング787」や「エアバスA350」といった最新鋭の機体を選ぶのも一つの手です。 従来の飛行機は上空で地上約2,400m相当まで気圧が下がりますが、最新型は地上約1,800m相当の快適な気圧に保たれる設計になっています。地上との気圧差が少ないため、飛行機頭痛のリスクを大幅に軽減できます。
痛みが改善しない場合は?病院での検査と治療法
対策をしても痛みが治まらない場合や、毎回耐えがたい激痛に襲われる場合は、医療機関(耳鼻咽喉科など)での適切な検査と治療が必要です。
病院で行われる主な検査
・内視鏡検査: 細いカメラを鼻から入れ、鼻中隔の曲がりや粘膜の腫れ、ポリープ(鼻茸)がないかを確認します。
・副鼻腔CT: レントゲンよりも詳細に副鼻腔の構造を撮影し、軽度の副鼻腔炎の有無や、出入り口が狭くなっていないかを調べます。
主な治療アプローチ
根本的な原因が「鼻の構造」や「慢性副鼻腔炎」である場合、以下のような治療が行われます。
1. 薬物療法: 副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎を根本から治療するための内服薬や点鼻薬の治療。
2. 手術(内視鏡下副鼻腔手術): 鼻中隔の弯曲が強い場合や、副鼻腔の構造に問題がある場合は、日帰り〜短期入院での内視鏡手術を検討することもあります。出入り口を広げることで、フライト時も気圧差が生じなくなります。
3. 東洋医学(鍼灸治療)による体質改善: 西洋医学の薬が合わない方や、自律神経の乱れ・慢性的な鼻の粘膜トラブルに対して、免疫力を高めて体質を根本から整える鍼灸を選択される方も増えています。
※「たかが頭痛」と放置せず、毎回激しい痛みを伴う場合は、重大な気圧外傷(副鼻腔内の血腫など)を防ぐためにも、早めに専門医へ相談することをお勧めします。
飛行機頭痛に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 痛み止め(ロキソニンやバファリンなど)は効きますか?
A. 一定の効果は期待できますが、万能ではありません。 鎮痛薬は痛みの感覚を和らげるのには有効ですが、飛行機頭痛の根本原因である「副鼻腔の気圧差(陰圧)」そのものを解消するわけではありません。使用する場合は、飛行機が下降を始める1時間前など、早めのタイミングで服用しておく必要があります。根本的な予防には、耳鼻科の点鼻薬を併用するのがベストです。
Q2. 飛行機頭痛は脳の病気(脳梗塞や脳出血など)の可能性もありますか?
A. 基本的には副鼻腔のトラブルですが、激痛が続く場合は注意が必要です。 離着陸のタイミングに一致して数分〜30分で治まる場合は、多くが飛行機頭痛(副鼻腔の気圧外傷)です。しかし、「飛行機を降りた後も激しい痛みが何時間も続く」「手足のしびれや吐き気、ろれつが回らないなどの症状を伴う」といった場合は、別の脳疾患の可能性も否定できません。その場合は速やかに脳神経外科などを受診してください。
Q3. 子供でも飛行機頭痛になりますか?
A. はい、子供でも起こります。 子供は大人に比べて耳や鼻の管が未発達なため、気圧調整が上手くできないことがあります。離着陸時に不機嫌になったり、泣き叫んだりする場合は、耳や副鼻腔が痛んでいるサインかもしれません。ジュースを飲ませたり、キャンディを舐めさせたりして、こまめに唾を飲み込めるようサポートしてあげましょう。
まとめ:正しい対策で「痛すぎる飛行機頭痛」への不安を解消しよう!
飛行機頭痛は、フライト中の激しい気圧変化によって副鼻腔がダメージを受ける「気圧外傷」です。「痛すぎてフライトが苦痛…」という方は、明日からできる以下のステップを実践してみてください。
1. 次回のフライト前に必ず「耳鼻咽喉科」を受診する
2. 鼻の粘膜を落ち着かせる点鼻薬を処方してもらう
3. フライト中は「着陸30分前の点鼻」「気圧調整耳栓の着用」「睡眠禁止」を徹底する
快適な空の旅を取り戻すために、まずは専門医への相談や、手軽にできるセルフケアから一歩を踏み出してみましょう!
痛すぎる飛行機頭痛に鍼灸治療!鼻の粘膜と自律神経を整える
飛行機頭痛の根本原因である「鼻粘膜の腫れ」や「副鼻腔の血流不全」に対して、鍼灸治療は非常に有効なアプローチです。顔周りや手足にある適切なツボを刺激することで、鼻の通りをスムーズにし、慢性的な副鼻腔炎や鼻炎による粘膜のトラブルを和らげます。さらに、自律神経の働きを整える効果もあるため、急激な気圧変化に耐えられる体質へと導いてくれます。「薬の副作用が気になる」「根本から体質を改善して、あの激痛を予防したい」という方は、専門医への相談と合わせて、鍼灸院コモラボでのケアを選択肢に入れてみるのがおすすめです。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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