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咳をすると頭痛がするのはなぜ?熱なし・風邪症状との関係と対処法を解説
- カテゴリ:
- 胸やお腹の悩み
公開日:2024年11月29日
更新日:2026年05月13日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次

咳をするたびに頭にズキズキとした痛みが走ると、「大きな病気ではないか」と不安になりますよね。結論から言うと、咳による頭痛の多くは「咳頭痛(せきずつう)」と呼ばれるもので、咳によって急激に脳の静脈圧が上がることが原因です。しかし、熱がないのに咳と頭痛が続く場合は、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、あるいは重大な脳疾患が隠れている可能性も否定できません。この記事では、咳と頭痛が同時に起こる原因、熱がない場合の考えられる病気、そして「病院へ行くべき目安」をプロの視点でわかりやすく解説します。
咳をすると頭痛がする主な原因とメカニズム

咳と頭痛がセットで起こるのには、明確な理由があります。まずは、なぜ咳が頭痛を誘発するのかを理解しましょう。
咳頭痛(一次性咳頭痛)の仕組み
咳をすると、胸やお腹に強い力がかかります。これにより一時的に脳の静脈の圧力(脳圧)が急上昇し、脳を包んでいる膜などが刺激されて痛みが生じます。
・痛みの特徴: 咳をした直後に「ズキン」と激しく痛み、数秒〜数分で治まる。
・起こりやすい場面: 咳だけでなく、くしゃみ、鼻をすする、重い物を持つ、いきむ時など。
風邪による炎症の波及
風邪のウイルスが原因で喉や気管支に炎症が起きている場合、その炎症反応や免疫反応の一環として頭痛を伴うことがあります。この場合、咳が落ち着くとともに頭痛も軽減するのが一般的です。
「熱なし」で咳と頭痛が続く場合に考えられる病気
「熱はないのに、咳と頭痛だけが続いてツライ」という場合、単なる風邪ではない可能性があります。以下の3つの可能性をチェックしてみましょう。
① 副鼻腔炎(ちくのう症)
鼻の奥にある空洞「副鼻腔」に膿が溜まる病気です。
・なぜ頭痛がする?: 膿が溜まることで顔面や頭部の神経が圧迫されます。お辞儀をしたり、咳で振動が加わると痛みが強くなるのが特徴です。
・特徴的な症状: 鼻詰まり、ドロッとした鼻水、頬の痛み。
② アレルギー性鼻炎・喘息
花粉やハウスダストによるアレルギー反応でも咳は出ます。
・なぜ頭痛がする?: 激しい咳を繰り返すことで筋肉が緊張し、「緊張型頭痛」を併発することがあります。また、鼻粘膜の腫れが頭重感(頭が重い感じ)を引き起こします。
③ 血管性頭痛(片頭痛)
もともと片頭痛持ちの方は、咳による刺激がトリガーとなって片頭痛が誘発されることがあります。この場合、熱がなくても強い吐き気や光・音への過敏さを伴うことがあります。
【注意】
自己判断で「ただの疲れ」と決めつけるのは危険です。特に症状が長引く場合は、早めに呼吸器内科や耳鼻咽喉科への受診をおすすめします。
要注意!すぐに病院へ行くべき「危険な頭痛」の見分け方

ほとんどの咳頭痛は心配ありませんが、稀に脳の構造的な異常(キアリ奇形など)や血管の病気が隠れている「二次性咳頭痛」の場合があります。 以下の症状に当てはまる場合は、すぐに内科や脳神経外科を受診してください。
・痛みの変化: 以前よりも痛みが強くなっている、または頻度が増えている。
・持続時間: 咳をした後の痛みが数時間以上続く。
・神経症状: 手足のしびれ、力が入らない、視界が二重に見える、滑舌が悪くなる。
・年齢: 40歳以降で初めて「咳による強い頭痛」を経験した。
咳と頭痛を和らげるためのセルフケア

受診までの間、少しでも症状を楽にするための具体的な対策です。
咳を鎮めることが最優先
頭痛の引き金である「咳」を抑えることが、頭痛解消への近道です。
・加湿: 部屋の湿度を60%程度に保ち、喉の粘膜を保護する。
・水分補給: こまめに水を飲み、痰を出しやすくする。
・刺激物を避ける: タバコの煙、冷気、刺激の強い食べ物は咳を誘発します。
頭痛へのアプローチ
・安静: 咳が出そうな時は、なるべく頭を動かさないように固定する。
・首まわりを温める(緊張型の場合): 咳による筋肉の凝りが原因なら、蒸しタオルなどで首の後ろを温めると緩和されます。
※ズキズキと拍動するような痛み(片頭痛)の場合は、逆に冷やすのが正解です。
FAQ:読者の「ここが知りたい」に回答
Q1. 市販の鎮痛剤(ロキソニンなど)は効きますか?
A. 一時的な頭痛の緩和には有効ですが、根本原因である「咳」が止まらない限り、薬が切れると再び痛みが出ます。咳止め薬との併用を検討するか、医師に相談しましょう。
Q2. 咳をしすぎて頭の血管が切れることはありますか?
A. 健康な方であれば、咳だけで血管が切れることは極めて稀です。ただし、もともと脳動脈瘤がある場合などはリスクがゼロではありません。激しい衝撃のような痛みを感じたら、直ちに医療機関へ。
Q3. 何科を受診すればいいですか?
A. 咳が主症状なら「呼吸器内科」、鼻水や顔の痛みがあるなら「耳鼻咽喉科」、頭痛が耐え難いほど強いなら「脳神経外科」が適しています。迷ったら、まずはかかりつけの内科を受診しましょう。
まとめ:明日から実践できるステップ
咳に伴う頭痛は、体からの「休んでほしい」「炎症が起きている」というサインです。放置せず、以下のステップで対応しましょう。
・まずは安静: 激しい運動を避け、喉を保湿して咳の頻度を下げます。
・症状を記録: 「熱はないか」「痛みは何分続くか」「鼻水は出ているか」をメモしておくと、診察がスムーズです。
・早めの受診: 3日以上咳と頭痛が続く、または痛みが強くなる場合は、迷わず専門医へ。
「ただの風邪」と油断せず、自分の体をいたわってあげてくださいね。適切な処置を受ければ、その痛みは必ず改善に向かいます。
咳・頭痛が治らない時は鍼灸が有効?自律神経を整え根本改善を目指す方法
なかなか引かない咳や頭痛には、鍼灸(しんきゅう)治療も非常に有効な選択肢です。激しい咳を繰り返すと、首や肩まわりの筋肉が過度に緊張し、血行不良からくる「緊張型頭痛」を併発しやすくなります。鍼灸は、硬くなった筋肉を深部から緩めるだけでなく、自律神経の乱れを整えて呼吸器の過敏な反応を抑える効果が期待できます。「薬を飲み続けるのが不安」「検査では異常がないのにツライ」という方は、東洋医学の視点から免疫力を高め、体質そのものを改善していくアプローチがおすすめです。まずは専門医を受診し、必要に応じて鍼灸院コモラボへも相談してみましょう。
当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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