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鼻づまりと咳が同時に出るのはなぜ?鼻づまりとせきの原因は上気道咳症候群
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2024年08月23日
更新日:2026年04月21日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次

「鼻が詰まって息苦しい上に、せきまで出て夜も眠れない……」「風邪薬を飲んでも、せきだけがしつこく長引いている」そんな辛い症状に悩まされていませんか?実は、鼻づまりとせきが同時に起こるのには、医学的な理由が隠されています。この記事では、**長引く鼻づまりとせきの原因となる「上気道咳症候群」**について、プロの視点で分かりやすく解説します。最後まで読めば、あなたの辛い症状を和らげるセルフケアと、適切な受診のタイミングが明確になります。
【結論】鼻づまりと長引くせきの正体は「上気道咳症候群」
結論からお伝えします。鼻づまりとせきが同時に出ている場合、その原因は**「上気道咳症候群(じょうきどうせきしょうこうぐん)」**である可能性が非常に高いです。 これは、鼻水が喉の奥へ流れ落ちる「後鼻漏(こうびろう)」などが原因で、慢性的なせきが引き起こされる疾患群のことです。 読者の皆様にお伝えしたいのは、**「せきが出ているからといって、原因が喉や肺にあるとは限らない」**ということです。 鼻の異常が喉を刺激しているため、鼻の治療をしない限りせきは止まりません。
注意: 症状が2週間以上続く場合は、自己判断で市販薬を飲み続けず、早めに耳鼻咽喉科を受診して正確な診断を受けましょう。
上気道咳症候群とは?鼻づまりでせきが出るメカニズム

なぜ、鼻が詰まることでせきが出てしまうのでしょうか。 そのメカニズムと、背後に隠れている病気を解説します。
鼻水が喉に流れ落ちる「後鼻漏」がせきを誘発
鼻が詰まると、行き場を失った鼻水が喉の方へ流れ落ちます。 この流れ落ちた鼻水が、喉の粘膜や気道の「せきセンサー(受容体)」を直接刺激するのです。 特に夜間、横になった時に鼻水が喉に溜まりやすくなるため、就寝中や明け方に激しいせきが出やすくなります。
上気道咳症候群を引き起こす3つの代表的な病気
上気道咳症候群は、主に以下の「鼻の病気」が原因で引き起こされます。
・副鼻腔炎(ちくのう症): ドロドロとした黄色や緑色の鼻水が喉にへばりつき、強いせきを引き起こします。
・アレルギー性鼻炎: 花粉やダニにより、サラサラした鼻水が絶えず喉に流れ込みます。
・感染後咳嗽(かんせんごがいそう): 風邪などのウイルス感染後、鼻や喉の粘膜の炎症だけが長引いている状態です。
全身のバランスや自律神経の乱れも影響する
長引くせきや鼻づまりは、局所的な問題だけではありません。 ストレスや疲労で自律神経の乱れが生じると、粘膜のバリア機能が低下し、少しの刺激でもせきが出やすい過敏な状態になります。
自宅ですぐできる!上気道咳症候群の辛い症状を和らげる対策

病院へ行くまでの間、少しでも症状を軽くするために今日から実践できるセルフケアを3つ紹介します。
① 鼻うがいで喉への刺激物質を洗い流す
もっとも直接的で効果的なのが**「鼻うがい(鼻洗浄)」**です。 喉へ流れ落ちる前のドロドロした鼻水や、アレルギーの原因物質を物理的に洗い流します。
・ポイント: ツーンとした痛みを防ぐため、必ず体温程度に温めた「生理食塩水(濃度0.9%)」か、市販の専用洗浄液を使用してください。
② 徹底した加湿で粘膜を保護する
空気が乾燥すると、鼻水がネバネバになり喉に張り付きやすくなります。 また、乾燥はせきを誘発する大きな原因です。
・ポイント: 部屋の湿度は**50〜60%**を目安に保ちましょう。こまめに水分補給を行い、内側から喉を潤すことも大切です。
③ 就寝時は上半身を少し高くする
夜中のせきで眠れない時は、寝る姿勢を工夫します。 体を水平にすると鼻水が喉に直撃するため、クッションなどを使って工夫しましょう。
・ポイント: 枕だけでなく、背中の下から少し角度をつけるようにして、上半身全体を少し高くして寝るのがコツです。首周りを温めて自律神経をリラックスさせるのも効果的です。
こんな症状は要注意!耳鼻咽喉科を受診する目安
以下のような症状が見られる場合は、重症化や他の疾患(喘息など)を合併している恐れがあります。
[ ] 鼻づまりとせきが2週間以上続いている
[ ] 鼻水が黄色や緑色で、嫌な臭いがする [ ] 頬や目の奥、おでこ周辺に痛みや重だるさがある
[ ] 呼吸をすると「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と音が鳴る
[ ] 市販のせき止め薬を数日飲んでも変化がない
上気道咳症候群の治療には、原因となっている「鼻の炎症」を抑える処方薬(抗生剤やアレルギー薬など)が必要です。 迷わず耳鼻咽喉科で専門医の診察を受けましょう。
FAQ:よくある質問

Q. 上気道咳症候群と後鼻漏はどう違うのですか?
A. 「後鼻漏」は鼻水が喉に流れる”状態”を指す言葉です。一方、「上気道咳症候群」は、その後鼻漏などが原因で”せきが長引いている病態全体”を指す医学的な診断名です。
Q. せき止め薬を飲めば治りますか?
A. 一時的にせきを鎮めることはできても、根本的な解決にはなりません。原因が「鼻」にあるため、鼻の治療(点鼻薬や鼻炎薬など)を優先しない限り、症状はぶり返してしまいます。
Q. 内科と耳鼻咽喉科、どちらに行くべきですか?
A. 鼻づまりや鼻水が伴うせきの場合は、鼻の奥を内視鏡で正確に検査できる耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。
まとめ:長引くせきは「鼻」の治療から始めよう
鼻づまりとせきが同時に長引く場合、喉だけをケアしても症状は改善しません。
本日の要点まとめ:
・鼻づまりとせきの併発は**「上気道咳症候群」**の可能性大。
・鼻水が喉に流れることで、せきが誘発されている。
・まずは**「鼻うがい」と「加湿」**で粘膜をいたわること。
・2週間以上続く場合は、迷わず耳鼻咽喉科を受診する。
「ただの風邪が長引いているだけ」と放置すると、慢性化して治りにくくなります。まずは今日から加湿器をつけ、早めに専門医へ相談して、ぐっすり眠れる快適な日常を取り戻しましょう!
上気道咳症候群の長引く咳に鍼灸が効く?鼻水と自律神経への効果
上気道咳症候群による長引く咳や鼻づまりの改善には、鍼灸治療も非常に有効です。鍼灸は鼻周囲の血流を促進して炎症を鎮め、後鼻漏の原因となる鼻水の過剰な分泌を抑える効果が期待できます。また、本疾患の背景にある自律神経の乱れを整えることで、過敏になった喉の「せきセンサー」を鎮静化させ、免疫力の向上にも寄与します。「薬を飲んでもぶり返す」「乾燥やストレスで咳が出る」という方は、東洋医学的アプローチで全身のバランスを整えることが、根本的な症状緩和と再発防止への近道となります。
当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
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現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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