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【鍼灸と漢方】好酸球性副鼻腔炎が体質改善で治ったブログ
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2024年07月17日
更新日:2024年09月13日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
好酸球性副鼻腔炎でお悩みの方に適切なアドバイス
「匂いを感じない」
「鼻づまりがひどくて呼吸ができない」
「喉に痰がへばりついている」
「頭痛や頭重感がある」
好酸球性副鼻腔炎はこのような不調が長引く難病とされています。
しかし、東洋医学ではこのような原因不明の不調でも鍼灸と漢方によって改善できる可能性があります。
好酸球性副鼻腔炎の主な症状
好酸球性副鼻腔炎は両側の多発性鼻茸と粘調な鼻汁により、高度の鼻閉と嗅覚障害示す成人発症の難治性副鼻腔炎です。
原因不明で症状として
・高度の鼻閉
・口呼吸
・鼻閉
・嗅上皮の障害による嗅覚障害
が生じ、最終的には嗅覚は消失します。
嗅覚障害のため風味も感じにくくなるため味覚障害もきたします。
また気管支喘息や難治性中耳炎を伴うこともあります。
西洋医学では経口ステロイドが主な治療法
西洋医学による治療は手術により鼻腔に充満した鼻茸(腫れ物)を摘出することがあります。
これにより鼻閉は一時的に改善しますがすぐに再発し鼻腔を充満してしまいます。
現代医学では経口ステロイド以外、有効な治療方法がまた見つかっていません。
予後について経口ステロイドの内服で軽快しますが中止すると感染、体調変化などにより増悪し、これを生涯繰り返しになります。
こういった難治性の病気であるため国に難病指定とされました。
【症例】嗅覚がない、味覚障害がある(女性36歳 )
2024年2月から受診開始
【主訴】
4年前から嗅覚の機能低下と味覚障害がある
【現病歴】
4年前に強い心身のストレスによって高熱が出た後から知らないうちに匂いがわからなくなり味覚も障害が出てきた。
その後、徐々にすべての食べ物の味にえぐみを感じるようになる(特に甘いものを食べると強く感じる)。
そのため食欲不振が起こり体重が5Kgほど減少する。
2年前から耳にかゆみが起こり、原因不明の聴力低下の症状も起こった。
また鼻水が常に喉の奥から流れており、鼻づまり、ストレスを強く感じるとイライラし、汗をかく、便秘、疲れると視力低下などの症状を伴う。
多数の病院へ受診したが原因不明であり診断がなかなかできず、最後に受診した大学病院で好酸球性副鼻腔炎だと診断される。
しかし、処方された薬を服用しているが改善していない。
【既往歴】
とくになし
好酸球性副鼻腔炎への東洋医学的な治療
【診断と治療】
東洋医学的な診断では気血津液の不足に該当する。
鍼灸治療では不足した気血津液を補い、滞っている鼻周辺の巡りを改善するようにする
【使用する主なツボ】
・印堂(いんどう)
・内関
・血海
・三陰交
などのツボに刺鍼をした。
鍼治療は週2回のペースにする。
また漢方薬の釣藤散をかかりつけのクリニックで処方してもらうよう指導し、鍼灸治療と併用して漢方の服用を促す。
【結果】
鍼治療を4回受けた後から鼻の奥から流れて来る鼻水と鼻づまりがやや緩解する。
5回目の後に定期的に行っている運動後から僅かに匂いが感じられるようになる。
食べられる品目が増えたが、まだ食パンなどに酸味を感じる。
しかし、6回目から便秘が改善をされ、イライラが減るようになる。
1ヶ月半後、嗅覚と味覚は三分の一程度に回復する。
とくに便臭、ガソリン、青菜、ラーメンの本当な匂いが分かるようになる。
それから美味しく感じた食品が半分に増えて食べられない野菜を食べても嫌な味ではないと感じるようになった。
3ヶ月後、嗅覚と味覚が半分ほど回復し、施術中のお灸の匂いがしっかりと分かるようになる。
6ヶ月目に「鼻の中の老廃物が出てきた」との報告がある。(おそらく異常な鼻粘膜の組織が剥がれ落ちたとみられる)
その後からさらに嗅覚が回復し食事を普通に食べられるくらいまで回復した。
更に治療を受けて3ヶ月後に大学病院で受診し嗅覚と味覚のテストを受けた結果、嗅覚の方では治療前にスコア1で治療後8に回復しており、味覚は甘味以外は8~9割回復されたことが確認できた。
体質が改善されることで好酸球性副鼻腔炎の主訴である嗅覚と味覚がある一定のレベルまで回復することが証明できた。
好酸球性副鼻腔炎は東洋医学の鍼灸治療で改善できます
以上のように好酸球性副鼻腔炎は東洋医学的な視点で体質を調べて的確なツボを利用した鍼灸治療と漢方で改善できます。
西洋医学では好酸球性副鼻腔炎は難病であり原因不明とされていますが、東洋医学では病名に関わらず身体の体質改善、自然治癒力の向上を目的として行うため、好酸球性副鼻腔炎でも治療方法があり改善させることができます。
ぜひ、好酸球性副鼻腔炎でお悩みの方は当院にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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