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自律神経が関係?|熱はないのに耳が熱くなる原因と対処法
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み

公開日:2024年6月03日
更新日:2024年12月03日

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

耳が熱くなる不調でお悩みの方に適切なアドバイス

「熱はないのに片耳だけが熱くなる」
「片耳だけ赤くなる」
「耳が熱いとき自律神経が乱れている」
このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。
このような症状があるときは自律神経失調症の可能性があります。
自律神経失調症は心身の疲れやストレスによって引き起こされる、自律神経の乱れが原因で起こる症状の一つです。
その中でも、耳が熱くなるという症状が現れることがあります。
今回は「自律神経が関係?|熱はないのに耳が熱くなる原因と対処法」と題して自律神経症状が起こる原因と改善例を解説します。
自律神経失調症とは身体の機能が低下している状態

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで身体の機能に不具合が生じることで引き起こす症状です。
原因には心身のストレスや過労、生活習慣の乱れ、睡眠不足などが主な原因とされています。
また主な症状には、めまい、息切れ、動悸、吐き気、頭痛、動悸、めまいなどがあります。
また、身体症状だけでなく精神症状であるうつ症状や不安といった不調も関連して起こることがあります。
診断は除外診断で決まるため様々な疾患が当てはまらず、最後に症状から「自律神経失調症」とされることが多い傾向にあります。
この自律神経失調症の対処法には、まずストレスを避けることや、日常生活の改善、食生活の見直しが挙げられます。
耳が熱くなる原因は血管の過剰な収縮

耳が熱くなる原因は、様々なものが考えられます。
一般的なものとしては、慢性疲労や精神的なストレスによる過緊張が考えられます。
この要因によって自律神経のバランスが崩れてしまい、末梢の血管が過剰に収縮して血流が悪くなることで発生します。
また、暑さや身体の外気温との寒暖差が大きい場合でも、耳が熱く感じられることがあります。
これは、体温調節の働きも自律神経が担っているためで、必要以上に血管が拡張して熱を逃がそうとするために起こります。
ホルモンバランスが崩れることで起こる

さらに、ホルモンバランスの変化によっても、耳が熱くなることがあります。
特に、更年期や月経前症候群など女性ホルモン(エストロゲンなど)が乱れることで、この症状がみられることがあります。
最近では女性だけでなく男性でも男性ホルモンのテストステロンの乱れによって同様の症状が起こりことがあります。
病院やクリニックでは自律神経失調症の治療を行っていない

自律神経失調症このような不調は、ストレスや過労、栄養不足などが原因で、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて引き起こします。
こうした症状が軽度であれば、生活習慣の見直しやストレス解消が有効ですが、症状が慢性化したり重度の症状である場合は積極的な治療が必要となります。
しかし、病院やクリニックでは自律神経失調症に対する対処療法の薬というものがなく、また治療方法というものがありません。
それにより、自律神経失調症の多くの方が正しい治療が行えずに慢性化してしまう傾向にあります。
自律神経失調症の改善には多角的な問診や検査が重要

そのため自律神経失調症を早期に改善するためには、病院やクリニックでは行わない、筋肉、神経、血液循環などを多角的に問診や検査を行ったうえで自律神経のバランスを調べること正しい治療を確立することができます。
とくに日々の生活習慣や精神状態なども詳しく調べることが自律神経失調症の改善につながります。
悪化すると頭部内うつ熱に進行するため早めの改善が重要です

このような耳が熱くなる自律神経失調症は悪化すると「頭部内うつ熱」と呼ばれる、頭が熱くなる症状に進行する可能性があります。
この頭部内うつ熱というのは東洋医学的な用語になりますが、西洋医学では「自律神経失調症による血流異常、感覚異常」になります。
耳が熱くなる症状とは違うホットフラッシュのような急に頭部がカッカと熱くなるような症状が起こり不快感が高まります。
そのため悪化しないように注意が必要な症状です。
※頭部内うつ熱については別のページで解説しています。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。
耳の熱さを改善するためには鍼灸施術が効果的
このような心身のストレスで起こる不調は主に交感神経の過剰な興奮によって起こっています。
熱い症状を起こす要因にはストレスだけでなく慢性的な疲労、睡眠不足、心理的な不安感など様々なものがあります。
この治療に西洋医学では薬の処方による薬物療法以外にはありません。
しかし、さきほど解説したように自律神経(交感神経)に効かせる薬というものはないため、根本的な改善に至らないのは現状です。
東洋医学ではこのようなストレスによる発熱症状でも体質によって診断し治療まで結びつけることができるため治療が行えます。
また東洋医学の鍼灸治療は薬物を使わずに体質改善で不調を治すことができるため安心安全な治療法です。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で患者様の治療実績はこちらから

【患者様の声 自律神経失調症】
「めまい、息切れ、胸の圧迫感、倦怠感」
69歳男性 神奈川県在住
三年くらい前から、めまい、息切れ、胸の圧迫感、倦怠感等々の症状が現れ薬も漢方薬も服用しましたが、なかなか改善されず、頭部MRI、心臓カテーテル、腹部エコー、胃カメラ等の検査も受けましたが、異常なし!
自律神経の乱れとの診断。不安の日々の中、インターネットで自律神経失調症の検索で本院を知り縋る思いで受診しました。
先生の「良くなりますよ、頑張りましょうね」の言葉に力を頂きながら現在は週一度の治療ですが一月の初診より三月迄の二カ月間、週二度の治療で日増しに体調も楽になって来ました。改めて健康の有難さを実感しています。
先生の丁寧な施術、スタッフの皆さんの優しい対応に何時も感謝しております。これからもどうぞよろしくお願い致します。
※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
Youtube , Instagram , X(Twitter)
この症状に対する質問
片耳だけ熱くてほかの肌と比べてとても赤いんです。もう片方の耳は冷たくて普通に肌の色なのに。これは何故でしょう
島田愛莉 様
コメントありがとうございます。
もともと耳は皮膚表面に毛細血管が多いため、それが皮膚の赤さとして肉眼で確認しやすい構造をしています。
ただ片耳だけ赤くなるのは、血流をコントロールしている自律神経の誤作動によって起きていると考えられます。
おおよそ体の弱い部分にその反応として現れる傾向にありますので、循環に関わる機能が弱くなっているのではないかと推測されます。
また何かご不明な点がございましたらご返信お待ちしております。
耳がほてる場合どうしたらおさまりますか?
ふぅ 様
コメントありがとうございます。
「耳がほてる場合どうしたらおさまりますか?」とのことですが、
直接患部を冷やすことは対処法として効果ありますが、
同時に合わせて行うべき対処法に「足を温める」というものを当院では推奨しています。
ぜひ、足を温めてみてください。
ご年齢や性別を教えていただけるともう少し詳しくお伝え出来ますのでお教え頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。