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「座るとお腹痛い」原因は?猫背や内臓の圧迫、女性特有の病気まで徹底解説

「座るとお腹痛い」原因は?猫背や内臓の圧迫、女性特有の病気まで徹底解説
公開日:2023年04月20日
更新日:2026年02月28日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。

「仕事で椅子に座っていると、なぜか下腹部がじんわり痛む……」
「立ち上がったり、横になったりすると楽になるのに、座るとまた痛い」
そんな悩みを抱えていませんか?実は、座っている時にだけ起こる腹痛は、単なる食べ過ぎや便秘ではなく、**「姿勢」や「血管のうっ血」、あるいは「筋肉の緊張」**が複雑に絡み合っているケースが少なくありません。この記事では、消化器内科の専門的な視点から、座るとお腹が痛くなるメカニズムと、見逃されがちな原因、そして今日からできる対策を分かりやすく解説します。

【結論】なぜ「座ると」お腹が痛くなるのか?

結論から述べると、座った姿勢でお腹が痛くなる主な理由は、腹腔(お腹の中)への物理的な圧迫と血流の停滞にあります。
特に以下の3つの要因が連動している可能性が高いです。

・内臓への物理的圧迫: 前かがみの姿勢が胃や腸を押し潰し、機能を低下させる。
・骨盤内うっ血症候群: 長時間の着座で骨盤内の血流が滞り、慢性的な鈍痛を引き起こす。
・筋肉の連動痛: 大腰筋などの深層筋肉が硬くなり、お腹の痛みとして脳が誤認する。

「検査をしても異常がない」と言われた腹痛の約40%は、こうした複数の要因が重なっているというデータもあります。まずは、あなたの痛みがどのタイプに近いか、詳しく見ていきましょう。

結論から述べると、座った姿勢でお腹が痛くなる主な理由は、腹腔(お腹の中)への物理的な圧迫と血流の停滞にあります。
特に以下の3つの要因が連動している可能性が高いです。

内臓への物理的圧迫: 前かがみの姿勢が胃や腸を押し潰し、機能を低下させる。
骨盤内うっ血症候群: 長時間の着座で骨盤内の血流が滞り、慢性的な鈍痛を引き起こす。
筋肉の連動痛: 大腰筋などの深層筋肉が硬くなり、お腹の痛みとして脳が誤認する。

「検査をしても異常がない」と言われた腹痛の約40%は、こうした複数の要因が重なっているというデータもあります。まずは、あなたの痛みがどのタイプに近いか、詳しく見ていきましょう。

姿勢が内臓を押し潰す?「前かがみ」が招く腹痛の正体

多くの人が無意識に取っている「猫背」や「前かがみ」の姿勢。これが内臓にとって大きな負担となります。

内臓の位置がズレる「物理的圧迫」
お腹の中を一つの「風船」だと想像してみてください。座って前かがみになると、風船の真ん中がギュッと押し潰されます。この圧力により、胃や腸が本来あるべき位置から押し出され、消化管の動きや血流が阻害されます。これが、座っている時の不快感や痛みの直接的な原因となります。

自律神経の乱れによる消化機能低下
悪い姿勢、特に顎を突き出した姿勢は、首の付け根にある自律神経の通り道を圧迫します。自律神経は内臓の動きをコントロールしているため、ここが乱れると腸の動きが不安定になり、腹痛や便秘、下痢を引き起こしやすくなります。

多くの人が無意識に取っている「猫背」や「前かがみ」の姿勢。これが内臓にとって大きな負担となります。

内臓の位置がズレる「物理的圧迫」
お腹の中を一つの「風船」だと想像してみてください。座って前かがみになると、風船の真ん中がギュッと押し潰されます。この圧力により、胃や腸が本来あるべき位置から押し出され、消化管の動きや血流が阻害されます。これが、座っている時の不快感や痛みの直接的な原因となります。

自律神経の乱れによる消化機能低下
悪い姿勢、特に顎を突き出した姿勢は、首の付け根にある自律神経の通り道を圧迫します。自律神経は内臓の動きをコントロールしているため、ここが乱れると腸の動きが不安定になり、腹痛や便秘、下痢を引き起こしやすくなります。

みぞおちに痛みが起こる原因に消化管の圧迫

椅子に座ると胃が痛くなる原因に猫背姿勢がある椅子に座ると胃が痛くなる原因に構造的な問題があります。

人間の体幹は、胸部には心臓と肺があるため、胸骨、肋骨、鎖骨、背骨などでガードされています。
しかし、腹部は背面にある背骨しかありません。

椅子に座った時に腰が丸まり首が前に出て肩が内巻きになる猫背姿勢になってしまうと、胸郭が腹部を圧迫してしまいます。
上から胸郭によって胃が圧迫されて胃に痛みが起きているため、内科で消化管内を調べても原因が発見できません。※1

椅子に座るとみぞおちや胃が痛くなる原因に構造的な問題があります。

人間の体幹は、胸部には心臓と肺があるため、胸骨、肋骨、鎖骨、背骨などでガードされています。
しかし、腹部は背面にある背骨しかありません。

椅子に座った時に腰が丸まり首が前に出て肩が内巻きになる猫背姿勢になってしまうと、胸郭が腹部を圧迫してしまいます。
上から胸郭によって胃が圧迫されて胃に痛みが起きているため、内科で消化管内を調べても原因が発見できません。※1

「お腹の痛み」の正体は筋肉のコリかもしれない

内臓の痛みだと思っていたものが、実は腰や腹部の筋肉の緊張であるケースも珍しくありません。

隠れた犯人「大腰筋(だいようきん)」
背骨と股関節をつなぐ深層筋肉「大腰筋」は、座りっぱなしで最も硬くなりやすい筋肉です。この筋肉が縮んで硬くなると、お腹の深部に痛みを感じさせることがあります。これを**「関連痛」**と呼び、患者様は内臓が痛いと感じてしまうのです。

腹直筋の硬直による腰への負担
いわゆる「腹筋(腹直筋)」が硬くなると、体を後ろに反らす動きができなくなり、結果として腰や腹部に持続的な重苦しさを生じさせます。

椅子に座ると胃痛が起こる特徴的な身体のゆがみ

椅子に座ると胃が痛くなる人の特徴的な身体のゆがみ椅子に座ると胃が痛くなる人の特徴に「姿勢が悪い」というのがあります。

立っていても座っていても常に背中が丸まっており首が前に出ている人がいます。

先ほども解説したとおり、この姿勢の人は胃を圧迫しやすいため胃の痛みが起こりやすいといえるでしょう。
また他の特徴には首や肩、背中が凝りやすい人がいます。

間違った姿勢で長時間椅子に座っているため肩や首が凝りやすい状態にあるといえるでしょう。
さらに反応とすれば鎖骨の下にある大胸筋や腹部側面の肋骨を押すと圧痛が出現することがあります。

これは身体のゆがみによって筋肉が緊張して凝り固まっている状態を表します。

※ストレスによって胃がドクドクと脈をうつ不調を起こすことがあります。
 詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

椅子に座ると胃痛が起こる人の特徴に「姿勢が悪い」というのがあります。

立っていても座っていても常に背中が丸まっており首が前に出ている人がいます。

先ほども解説したとおり、この姿勢の人は胃を圧迫しやすいため胃の痛みが起こりやすいといえるでしょう。
また他の特徴には首や肩、背中が凝りやすい人がいます。

間違った姿勢で長時間椅子に座っているため肩や首が凝りやすい状態にあるといえるでしょう。
さらに反応とすれば鎖骨の下にある大胸筋や腹部側面の肋骨を押すと圧痛が出現することがあります。

これは身体のゆがみによって筋肉が緊張して凝り固まっている状態を表します。

女性に多い「骨盤内うっ血症候群」とは

30〜50代の女性、特に妊娠・出産の経験がある方に注意してほしいのが**「骨盤内うっ血症候群」**です。

「座ると痛い、寝ると楽」が重要なサイン
この病気は、骨盤内の血管(静脈)の弁がうまく働かず、血液が逆流して溜まってしまう(うっ血)ことで起こります。
・座っている時・立っている時: 重力で血液が骨盤に溜まり、血管が膨らんで痛む。
・寝ている時: 重力から解放され、血流がスムーズになるため痛みが消える。 この**「体位によって痛みが劇的に変わる」**のが、この疾患の最大の特徴です。

婦人科で「異常なし」と言われたら疑うべき
子宮内膜症や筋腫がなくても、血管のうっ血が原因で痛みが出ることがあります。これは「血管の問題」であるため、一般的な婦人科検診では見落とされる「グレーゾーン」の病態なのです。

30〜50代の女性、特に妊娠・出産の経験がある方に注意してほしいのが**「骨盤内うっ血症候群」**です。

「座ると痛い、寝ると楽」が重要なサイン
この病気は、骨盤内の血管(静脈)の弁がうまく働かず、血液が逆流して溜まってしまう(うっ血)ことで起こります。
座っている時・立っている時: 重力で血液が骨盤に溜まり、血管が膨らんで痛む。
寝ている時: 重力から解放され、血流がスムーズになるため痛みが消える。 この**「体位によって痛みが劇的に変わる」**のが、この疾患の最大の特徴です。

婦人科で「異常なし」と言われたら疑うべき
子宮内膜症や筋腫がなくても、血管のうっ血が原因で痛みが出ることがあります。これは「血管の問題」であるため、一般的な婦人科検診では見落とされる「グレーゾーン」の病態なのです。

今日からできる!座っている時の腹痛を和らげる3つの対策

原因が病的なものでない場合、生活習慣の工夫で痛みは劇的に改善します。

① 「座りっぱなし」を30分に一度リセットする
最も効果的なのは、物理的な圧迫を解くことです。
・30分に一度は立ち上がる。
・その場で軽く背伸びをして、お腹のスペースを広げる。

② 腹部と腰を「温熱」でケアする
血流の滞り(うっ血)を解消するには、温めるのが一番です。
・40度前後の入浴で骨盤深部まで温める。
・日中は腹巻やカイロを活用し、下腹部の血行を維持する。

③ 腸腰筋(大腰筋)を伸ばすストレッチ
椅子に座ったまま片足を後ろに引き、股関節の前側を伸ばすだけでも、大腰筋の緊張が緩和され、腹部への負担が減ります。

原因が病的なものでない場合、生活習慣の工夫で痛みは劇的に改善します。

「座りっぱなし」を30分に一度リセットする
最も効果的なのは、物理的な圧迫を解くことです。
・30分に一度は立ち上がる。
・その場で軽く背伸びをして、お腹のスペースを広げる。

腹部と腰を「温熱」でケアする
血流の滞り(うっ血)を解消するには、温めるのが一番です。
・40度前後の入浴で骨盤深部まで温める。
・日中は腹巻やカイロを活用し、下腹部の血行を維持する。

腸腰筋(大腰筋)を伸ばすストレッチ
椅子に座ったまま片足を後ろに引き、股関節の前側を伸ばすだけでも、大腰筋の緊張が緩和され、腹部への負担が減ります。

FAQ:座るとお腹が痛い時のよくある質問

Q. 何科を受診すればいいですか?
A. まずは消化器内科への受診をおすすめします。 腹痛には重大な消化器疾患が隠れている可能性があるため、まずは内科的な検査で大きな病気がないかを確認することが最優先です。その上で、姿勢や血管の問題を総合的に判断できる医師に相談しましょう。

Q. ストレスでも座ると痛くなりますか?
A. はい、可能性はあります。 ストレスは自律神経を介して腸を過敏にします(過敏性腸症候群など)。座っている時の圧迫刺激が、過敏になった腸にさらなる負担をかけ、痛みとして現れやすくなります。

Q. 市販の痛み止めを飲み続けても大丈夫?
A. 自己判断での常用は避けましょう。 鎮痛剤は一時的に痛みを隠しますが、根本的な「うっ血」や「筋肉の緊張」を治すものではありません。また、胃粘膜を荒らして別の腹痛を招くリスクもあります。

Q. 何科を受診すればいいですか?
A. まずは消化器内科への受診をおすすめします。 腹痛には重大な消化器疾患が隠れている可能性があるため、まずは内科的な検査で大きな病気がないかを確認することが最優先です。その上で、姿勢や血管の問題を総合的に判断できる医師に相談しましょう。

Q. ストレスでも座ると痛くなりますか?
A. はい、可能性はあります。 ストレスは自律神経を介して腸を過敏にします(過敏性腸症候群など)。座っている時の圧迫刺激が、過敏になった腸にさらなる負担をかけ、痛みとして現れやすくなります。

Q. 市販の痛み止めを飲み続けても大丈夫?
A. 自己判断での常用は避けましょう。 鎮痛剤は一時的に痛みを隠しますが、根本的な「うっ血」や「筋肉の緊張」を治すものではありません。また、胃粘膜を荒らして別の腹痛を招くリスクもあります。

座るとお腹が痛い症状の改善なら鍼灸治療が効果的

このような椅子に座ると腹部が痛い症状を改善するなら当院の東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
鍼灸治療には負担をかけている筋肉の緊張を緩めて圧迫して起こる痛みを緩和させる効果があります。

また自律神経や筋肉のバランスも調整しキリキリとした痛みを改善させます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

胃やお腹の痛み【36歳男性 会社員(埼玉県在住)】

【胃やお腹の痛みが改善された方の感想(口コミレビュー)】
・埼玉県在住/36歳男性
数ヶ月前から、椅子に座ると胃やお腹に鈍い痛みが走るようになりました。
立っているときや寝ているときは何ともないのに、座るだけで不快感が襲ってくるのです。
仕事中も食事中も落ち着かず、日常生活に支障をきたすようになりました。
病院で診察を受け、胃薬や整腸剤、自律神経を整える薬などを処方されましたが、症状は一向に改善しませんでした。
検査では異常が見つからず、「ストレスや自律神経の乱れでしょう」と言われるばかりで、出口の見えない不安に苛まれていました。
そんなとき、ネットで鍼灸院コモラボさんを知り、鍼灸治療を受けてみることにしました。
正直、半信半疑でしたが、初回の施術後から体がふわっと軽くなったような感覚があり、続けてみようと思いました。
週に一度のペースで通い、10回目を終えた頃には、あれほど悩まされていた座ったときの胃やお腹の痛みがほとんど気にならなくなっていました。薬では届かなかった深い部分に、鍼灸が確実に作用してくれましたと感じました。
今では仕事も食事も快適にこなせるようになり、心にも余裕が生まれました。
同じような症状で悩んでいる方がいたら、ぜひ一度鍼灸を試してみてほしいと思います。

実際に当院で受診し改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



[参考]
※1機能性胃腸症と姿勢の関連性について/せたがや内科・神経内科クリニック
https://setagayanaika.com/blog/168
※2情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン/厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/000580827.pdf
※3内臓痛 ・消化器機能 ・消化器症状 に対する鍼灸の効果/明治鍼灸大学 川喜田健司
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1981/51/4/51_4_466/_pdf

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