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【自律神経失調症?】女性の高齢者に起こる寝汗の原因と治し方

【自律神経失調症?】女性の高齢者に起こる寝汗の原因と治し方
公開日:2022年12月25日
更新日:2024年09月06日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

更年期の寝汗をツボの三陰交で改善した症例を紹介

更年期障害は、ホルモンバランスが崩れることで自律神経が乱れ様々な症状が出現します。
症状が出現する期間は幅広く、中でも睡眠に関わる症状は多く、寝つきが悪い、夜中に目が覚める、寝汗をかく、足がほてるなど様々です。
当院には更年期の患者様が沢山ご来院されますので、ツボの三陰交を利用した改善例を1つをご紹介いたします。

※女性は寝汗でも下半身にかきやすい傾向にあります。
 詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

患者情報と症状

51歳 女性 会社員
3年ほど前から寝つきが悪くなり、睡眠の質も低下してきて途中で目が覚めるようになってきた。
明け方は身体がほてり寝汗をひどくかく。婦人科と心療内科に行き薬を処方されたが効果がなく、強い作用の薬だと眠れるが副作用が強くやめてしまった。
肩こりや頭痛の症状もあり明け方の凝り感で気持ち悪くなることも多々ある。

初診時の評価

<所見>
腹部の硬さと手足の冷え、常に汗をかいており首から背中にかけて凝りがある。

<病態>
ホルモンバランスが乱れ自律神経に影響が出ていると考える。睡眠時に副交感神経が優位になっていないことで寝つきが悪く、眠りも浅くなっているので中途覚醒を起こしていると考える。常に交感神経優位な状態であり、リラックスできていないので体が緊張し筋肉の凝りやこわばりが発生している状態。
鍼灸治療で自律神経の正常化を図り局所の血流を改善していく。

治療と生活のアドバイス

1週間に1回のペースでの治療を推奨。足元が冷えるとほてりが出やすいので、温めるように。お風呂の後90分後くらいにお布団に入るようにと説明。

更年期の寝汗に効果的なツボ

三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指3本分上がったところ。
婦人科系の疾患、月経周期に伴う様々な不調で用いられることが多い。

症状の経過

2回目(7日後)
「まだ夜中2時ごろに起きてしまう。汗もかく」
3回目(7日後)
「症状は変わらず。今週は気圧のせいか頭痛が強く出た」
4回目(7日後)
「今週は頭痛なし。なんとなく寝つきが良い気がする」
5回目(7日後)
「夜中に起きないことが2日くらいあった。睡眠の質は良くなっている感じ」
6回目(7日後)
「汗はまだかくが、眠れるようになってきている」
7回目(7日後)
「朝起きた時の疲労感がない。体の凝りも感じにくくなっている」
8回目以降
少しずつ体調が変わり13回を過ぎたあたりで体調が良い状態が安定してきた。現在も通院中だが、夜に起きることはほとんどない。体のほてりも軽減してきている。
ただ生活のリズムが乱れたり、仕事が忙しくなってくると体調が悪くなることも多々ある。

まとめ

睡眠障害は改善に時間がかかるケースが多い。なぜならば、生活習慣や日々のストレスが大きく関わっているため、それらを改善しなければ治療を続けても効果が出にくいということがある。
基本的に睡眠障害は身体が緊張状態(交感神経優位)であることが多いのでリラックスできるような治療が必要であり、鍼灸治療を受けた当日はよく眠れるなど直後の効果は発揮しやすいが、継続して眠れるようになるには継続した治療が必要不可欠になってくる。

悪化すると頭部内うつ熱に進行するため早めの改善が重要です

このような寝汗を伴う更年期障害は悪化すると「頭部内うつ熱」と呼ばれる、頭が熱くなる症状に進行する可能性があります。
この頭部内うつ熱というのは東洋医学的な用語になりますが、西洋医学では「自律神経失調症による血流異常、感覚異常」になります。

発熱とは違うホットフラッシュのような急に頭部がカッカと熱くなるような症状が起こり不快感が高まります。
そのため悪化しないように注意が必要な症状です。

※頭部内うつ熱については別のページで解説しています。
 詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

更年期の寝汗はツボの三陰交を利用した鍼灸治療がおすすめ

当院では今回ご紹介した更年期障害の寝汗に効果的な三陰交を利用した鍼灸治療を行っております。ぜひ、更年期障害の寝汗に限らず様々な症状でお悩みの方は当院の東洋医学に基づく鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


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適応症状

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