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夕方に不安になるのはなぜか?|夕方が怖いのは自律神経失調症が原因
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- 全身のお悩み
公開日:2022年11月27日
更新日:2024年12月17日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次
夕方に不安になるのはなぜか
夕方から夜にかけて「心臓がドキドキしてくる」や「ゾワゾワと不安感が出てくる」という症状があります。
動悸や不安感が出現すると同時に呼吸が早くなったり、あぶら汗が出てきたりする症状も出現します。
このような症状は自律神経の乱れ(自律神経失調症)の症状でもあり、東洋医学の鍼灸治療で改善可能です。
当院にも多くの患者様が来院し改善しておりますのでその症例の1つをご紹介いたします。
夕方から夜にかけて不安感が出てくる
41歳 女性 自営業
夕方から夜にかけて憂鬱感があり、不安感(人が怖い感じ)が出てくる。仕事が忙しく25時くらいに寝るが睡眠も浅く夢を多く見る。寝汗もかく。
整体にも通ったが治らず心療内科を勧められたので通わなくなった。胃もたれがあり食欲もない。倦怠感もある。
初診時の評価
<評価>
肥満体型。上半身は汗をかいているが手足は冷たい。舌は赤黒く舌下静脈が怒張している。肩甲骨の内側から首にかけてコリがある。
以上のことから肺虚肝実証と考え治療する。
ストレスが加わると肝(ストレスに敏感な臓)が旺盛になり、脾(消化器系)を攻撃してし待っている状態。
肺を補いつつ肝の気を取り除き気血の流れを促す治療を行う。
治療
肺気を補い肝気を瀉法(取り除く)する。1週間空かないくらいの来院ペースを推奨。
夕方の不安感に効果的なツボを紹介
内関(ないかん)
【夕方の不安感に効果的なツボ : 内関(ないかん)】
手首のシワから指3本分手前のところ。腕の中央。
動悸、不整脈、寝汗、精神病、ヒステリーなど
症状の経過
2回目
「前回治療後のダルさはなかった昨日の台風の影響で夜就寝前まで不安感が強くなった。翌朝もやや不安感が残る」
3回目
「寝入りは悪いが睡眠は取れている」
4回目
「朝、胃のムカムカはあるが食事とれるようになってきた」
5回目
「徐々に良くなっている気がする。夕方は不安感が出る」
6回目
「不安感以外の症状は気にならなくなってきた」
7回目
「仕事の商談などで人と話していると少し不安になる」
8回目
「最初より不安感はラクになっている」
9回目以降
その後も引き続き治療をし、13回の治療で最初の症状が80%くらい改善した。
現在は10日~2週間に1回のペースで治療している。
最後に
この患者は対人恐怖症のようになっており、仕事にも支障が出ている例だった。
ストレスや気になることがあると不安感が出ることもあり、それを完全になくすのは難しいかもしれない。
しかし、日常生活に支障がでないまで症状を改善することは十分可能である。
日常のストレスを鍼灸治療で緩和しながら快適な生活を送れるようサポートするのが我々の役割だと感じた。
当院で患者様の治療実績はこちらから
【患者様の声 不安神経症(強迫観念)】
「強い不安感や強迫症状」
20歳女性 神奈川県在住
Q1.当院の鍼灸治療を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?
強迫性の症状あり
Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?
日常生活を送ることが大変だった。
Q3.実際に当院の鍼灸治療を受診してみて、どのように感じましたか?
食事の指導をしていただき、その通りに実践すると、身体がどんどんしっかりしていきました。鍼灸治療をしたことにより、夜よく眠れるようにもなり、不安も減っていきました。数ヶ月たつと強迫性の症状がだいぶ良くなり、笑顔が増えました。治療中、先生に悩みをたくさん聞いていただき、アドバイスもいただけたことが安心できました。
Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。
一番辛い時に寄り添い、丁寧に親身に治療していただきありがとうございました。
※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
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