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【鼻の奥に圧迫感】副鼻腔炎は自律神経失調症を治す
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2022年11月23日
更新日:2024年09月16日
目次
※自律神経失調症が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
治らない副鼻腔炎の症状でお悩みの方に適切なアドバイス
「自律神経失調症で副鼻腔炎が悪化した気がする」
「鼻の奥が圧迫感を感じる」
「副鼻腔炎で不安神経症が併発した感じがする」
「蓄膿症でやってはいけないことはあるのか」
このような症状でお悩みや疑問をお持ちの方はおられないでしょうか。
副鼻腔炎は慢性化すると鼻づまりや鼻汁だけでなく呼吸器系へのストレスを介して自律神経が乱れて自律神経の不調も起こります。
今回は「【鼻の奥に圧迫感】副鼻腔炎は自律神経失調症を治す」と題して副鼻腔炎の主症状と副鼻腔炎による自律神経症状、さらにこれらの不調に効果のある漢方薬や鍼灸の改善方法をお教えいたします。
副鼻腔炎の多くは風邪が長引いて発症する
副鼻腔炎(蓄膿症)は単なる風邪症状から発展するケースが多い特徴があります。
初期は風邪のウイルスが喉や鼻に感染することで発熱、喉の痛み、鼻づまり、鼻汁(前鼻漏)、倦怠感、関節痛などの症状を起こします。
この急性期症状の段階で上手く身体の免疫力によりウイルスや細菌を撃退できれば炎症も収束し症状が緩解します。
しかし、上手くウイルスや細菌を撃退できずに長引いてしまうと、喉の痛みや倦怠感などが改善されたにも関わらず「鼻づまりや鼻汁の症状だけが残っている」といったことが起こります。この状態になると副鼻腔炎に発展している可能性があります。※1.
副鼻腔炎を治りにくくさせる要因について
副鼻腔炎は風邪のウイルスや細菌が副鼻腔の空洞の出入り口の粘膜に入り込むことで起こる炎症症状です。
この炎症により出入口の粘膜が腫れて塞がり空気の出入りや粘液の排出がしにくくなります。
この状態が副鼻腔の症状である鼻づまりや鼻汁を起こしています。
さらに鼻の中でウイルスや細菌の感染が拡大し副鼻腔内部にまで炎症が拡大することで副鼻腔内に膿が貯まることで症状を悪化させます。
その結果、粘膜の炎症が強くなり出入口がさらに強くふさがってしまい「膿が出にくくなり炎症が長引いしてしまう」という悪循環が副鼻腔炎を治りにくくさせる要因になります。
鼻づまりで呼吸が浅くなると交感神経が興奮してしまう
副鼻腔炎は副鼻腔に溜まった膿が垂れることで鼻づまりを起こします。
この鼻づまりの症状によって上手く鼻呼吸ができずに口呼吸が多くなり、かつ浅く頻回な呼吸へと発展します。
この浅い口呼吸が長引くことで呼吸器系への負荷が高まってしまい自律神経の中の交感神経が興奮し自律神経症状が生じやすくなります。※2
副鼻腔炎の自律神経症状に片頭痛がある
副鼻腔炎によって起こりやすい症状に片頭痛があります。
これは鼻づまりから呼吸が浅くなることで起こる交感神経の高まりが原因と考えられます。
片頭痛の多くは自律神経である交感神経の興奮や交感神経と副交感神経のアンバランスなど自律神経の失調によって起こるとされています。
そのため呼吸が乱れることによって自律神経のバランスが崩れて片頭痛が誘発されることは副鼻腔炎では多々あります。
また副鼻腔炎はこの自律神経の乱れによる片頭痛に似た症状で「目の奥の痛み」というものがあります。
これは副鼻腔内の炎症と溜まった膿によって副鼻腔の内圧が高まることで起こる痛みです。※3
※また副鼻腔炎は下を向いたり横に寝ると頭痛が起こる傾向にあります。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。
めまいや吐き気などの症状も起こりやすい
この副鼻腔炎による自律神経症状は頭痛以外にめまいや吐き気なども引きお起こすことがあります。
先ほども解説した通り、呼吸の乱れや副鼻腔内の内圧の上昇などによって自律神経の働きが崩れることで自律神経が調節している頭部への血流や胃の働きなどにも影響が起こりめまいや吐き気が起こるとされています。
他にも頭がボーっとしたり日中の眠気なども併せて起こるとされています。
当院が考える副鼻腔炎の自律神経失調症を治す鍼灸治療
当院ではこのような副鼻腔炎症状には東洋医学に基づく鍼灸治療で改善を図ります。
個々の患者様の体質や病態を詳しくお調べし東洋医学的な診断をすることで体質に合った鍼灸のツボを選定することができます。
これにより正確なツボ刺激での体質改善が可能となり鍼灸治療の効果を最大限に引き出すことができます。
ご来院される方の多くが慢性化した副鼻腔炎の状態で自律神経の不調を抱えているため、副鼻腔炎を完治させるための免疫力の向上と自律神経の正常化を目的として鍼灸治療を行います。
副鼻腔炎の自律神経失調症状を改善するツボ
【副鼻腔炎の自律神経症状を改善するツボ】
・迎香(げいこう)・・・小鼻(鼻柱の左右のふくらみ)の脇にある。
【ツボマッサージのポイント】
人差し指でツボの周囲を押してとズーンと響くポイントがあります。
響くところを見つけたらじっくりと5秒間指圧したあとに力を緩めずに小さく円を描くようにマッサージしてみてください。
深呼吸を行いながらこれを3セット行います。
※他にも副鼻腔炎(蓄膿症)に行うツボマッサージを解説しています。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。
悪化すると不安神経症に進行するため早めの改善が重要です
副鼻腔炎は自律神経失調症に伴って悪化すると不安神経症へと発展する可能性があります。
副鼻腔炎によって呼吸が浅くなり、交感神経の興奮が高まると自律神経失調症になりやすい傾向にあります。
それにより不安感やうつ症状が慢性化すると不安神経症と呼ばれる病気に進行しやすくなります。
そのため副鼻腔炎の症状だけでなく情緒不安定など精神的な不調を感じた場合は悪化を予防するためにも早期に改善することが重要です。
※不安神経症については別のページで解説しています。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。
副鼻腔炎の自律神経失調症は当院の東洋医学の鍼灸治療で改善できる
副鼻腔炎によって起こる頭痛や自律神経症状は西洋医学の薬物療法では症状を抑えるのみの対処療法であるため根本的な改善には至りません。
改善するためには副鼻腔炎が起きている原因である免疫力低下・回復力の低下を向上させる体質改善が必要です。
それを可能にするのが東洋医学に基づく鍼灸治療です。
東洋医学は体質を診断しそれに基づきながら一人ひとりの体質に合わせて治療を行います。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
[その他のおすすめの記事]
Bスポット治療で治らない上咽頭炎の完治ブログ
[参考]
※1.慢性副鼻腔炎(蓄膿症)/洛和会音羽病院
https://www.rakuwa.or.jp/otowa/shinryoka/jibika/chikunou.html
※2.口呼吸について/日本病巣疾患研究所
https://jfir.jp/mouth-breathing/
※3.副鼻腔炎で頭痛が起こる?/頭痛オンライン
https://zutsu-online.jp/factor/cause.shtml
【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】
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鍼灸院コモラボ院長
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鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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