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背中の痛みの原因は自律神経?検査で異常なしの不調を改善する対策と受診目安

背中の痛みの原因は自律神経?検査で異常なしの不調を改善する対策と受診目安
公開日:2022年11月15日
更新日:2026年03月11日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。

「背中が痛くて息苦しい…」「検査をしても『異常なし』と言われた」そんな悩みをお持ちではありませんか?30〜50代の働き盛りに多いその不調、実は自律神経の乱れが深く関わっているかもしれません。背中の痛みは、単なる筋肉痛から命に関わる病気、そしてメンタル由来の症状まで多岐にわたります。本記事では、自律神経と背中の痛みのメカニズム、そして「今すぐ病院へ行くべきサイン」から、自分で行える対策までを専門家の視点で網羅解説します。この記事を読めば、あなたの痛みの正体と、明日から取るべき行動が明確になります。

【結論】背中の痛みは「自律神経の乱れ」が引き起こす筋肉の緊張が原因

結論からお伝えすると、病院の検査で内臓や骨に異常がない場合、過度なストレスや姿勢不良によって自律神経が乱れ、背中の筋肉が「異常な緊張状態」に陥っていることが考えられます。自律神経(交感神経)が優位になりすぎると、血管が収縮して血流が悪化し、筋肉が硬くなります。それが「痛み」や「張り」、さらには肺を包む肋骨周りの筋肉を固まらせて「息苦しさ」として現れるのです。

結論からお伝えすると、病院の検査で内臓や骨に異常がない場合、過度なストレスや姿勢不良によって自律神経が乱れ、背中の筋肉が「異常な緊張状態」に陥っていることが考えられます。自律神経(交感神経)が優位になりすぎると、血管が収縮して血流が悪化し、筋肉が硬くなります。それが「痛み」や「張り」、さらには肺を包む肋骨周りの筋肉を固まらせて「息苦しさ」として現れるのです。

なぜ自律神経が乱れると「背中」が痛むのか?

緊急の病気ではない場合、なぜ背中に不調が出るのでしょうか。そのメカニズムは大きく分けて3つあります。

1. ストレスによる「筋緊張」の連鎖
精神的なストレスを感じると、脳は体を守るために「戦うモード(交感神経優位)」にします。すると、無意識に背中や肩に力が入り、筋肉が凝り固まります。これが慢性化すると、自律神経が常に乱れ、痛みを感じやすい体質になってしまいます。

2. デスクワーク・スマホによる「姿勢不良」
長時間のパソコン作業は、頭が前に出る「巻き肩」や「猫背」を招きます。この姿勢は背中の筋肉(多裂筋や僧帽筋)に常に数キロの負荷をかけ続け、血流不良を引き起こします。

3. 「息苦しさ」を伴う理由
背中の筋肉が硬くなると、呼吸の際に動くべき「肋骨(胸郭)」の動きが制限されます。深く息を吸い込めなくなるため、脳が「酸素不足」を感じ、不安感やさらなる自律神経の乱れを招くという悪循環に陥ります。

緊急の病気ではない場合、なぜ背中に不調が出るのでしょうか。そのメカニズムは大きく分けて3つあります。

1. ストレスによる「筋緊張」の連鎖
精神的なストレスを感じると、脳は体を守るために「戦うモード(交感神経優位)」にします。すると、無意識に背中や肩に力が入り、筋肉が凝り固まります。これが慢性化すると、自律神経が常に乱れ、痛みを感じやすい体質になってしまいます。

2. デスクワーク・スマホによる「姿勢不良」
長時間のパソコン作業は、頭が前に出る「巻き肩」や「猫背」を招きます。この姿勢は背中の筋肉(多裂筋や僧帽筋)に常に数キロの負荷をかけ続け、血流不良を引き起こします。

3. 「息苦しさ」を伴う理由
背中の筋肉が硬くなると、呼吸の際に動くべき「肋骨(胸郭)」の動きが制限されます。深く息を吸い込めなくなるため、脳が「酸素不足」を感じ、不安感やさらなる自律神経の乱れを招くという悪循環に陥ります。

呼吸が浅いのは自律神経の乱れ?デスクワークやスマホが招く「浅い呼吸」の原因

自律神経が乱れると呼吸が浅くなる緊張する場面で人は呼吸が浅くなったり頻回になることがあります。
これは一過性に自律神経である交感神経の高まりによって起こる反応です。

しかし、この反応は自覚していなくても起こります。
それがスマホやパソコン作業など目からの情報によるストレスが脳に与えられると起こる反応です。

身体的な運動がなく常に脳の情報処理を利用したデスクワークの人は自律神経が乱れて交感神経が高まり呼吸が浅く頻回な呼吸になりやすい傾向にあります。※1

※背中には交感神経幹(こうかんしんけいかん)と呼ばれる、交感神経が密になっている場所があります。
これによって背中の痛みが起こりやすくなります。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

緊張する場面で呼吸が浅くなったり、回数が増えたりすることがあります。これは一過性に自律神経の交感神経が優位になることで起こる生理反応です。しかし、この反応は無自覚なまま日常的に定着しています。特にスマホやパソコン作業など、目からの膨大な情報によるストレスが脳に負荷を与えると、このスイッチが入ります。身体を動かさず、常に脳の情報処理をフル活用しているデスクワーク中心の人は、自律神経が乱れやすく、慢性的で浅い呼吸に陥りやすい傾向にあります(※1)。呼吸の乱れはさらなる心身の不調を招くため、意識的なリラックスが不可欠です。

背中の痛みは自律神経の乱れによる呼吸器の疲労

背中の痛みは自律神経の乱れによる呼吸器の疲労このようなスマホやパソコン作業中に起こる背中の痛みの原因は呼吸器系の肺や横隔膜の疲れと考えられます。
呼吸が浅く頻回になることで肺と横隔膜の運動が高まることで疲労が溜まりやすくなります。

こういった肺や横隔膜などの内臓の疲れが体表面に痛みとして現れることを西洋医学では「内臓痛」と呼びます。
しかし、この肺や横隔膜による背中の痛みは二次的に起きているため、根本的な原因は先ほど述べたように自律神経の乱れによるものです。

改善のためには自律神経の乱れを整える必要があります。

このようなスマホやパソコン作業中に起こる背中の痛みの原因は呼吸器系の肺や横隔膜の疲れと考えられます。
呼吸が浅く頻回になることで肺と横隔膜の運動が高まることで疲労が溜まりやすくなります。

こういった肺や横隔膜などの内臓の疲れが体表面に痛みとして現れることを西洋医学では「内臓痛」と呼びます。
しかし、この肺や横隔膜による背中の痛みは二次的に起きているため、根本的な原因は先ほど述べたように自律神経の乱れによるものです。

改善のためには自律神経の乱れを整える必要があります。

精神疾患や慢性疼痛との関係

実は、うつ病患者の**約42%**が背中の痛みを訴えているというデータがあります。 「痛み」は脳で感じているため、心が疲弊すると脳の「痛み抑制システム」がうまく機能しなくなります。

うつ病・不安症: 体の痛みとして精神的苦痛が変換される(身体化)。
自律神経失調症: 交感神経と副交感神経の切り替えができず、筋肉が休まらない。

このように、背中の痛みは心からの「休んでほしい」というSOSサインであることも多いのです。

自宅でできる!背中の痛みを和らげる3つのセルフケア

「原因が自律神経や姿勢にある」と分かったら、次のステップを試してみましょう。

① 肩甲骨を剥がす「キャット&カウ」
1. 四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸め、肩甲骨を外側に広げます。
2. 息を吸いながら背中を反らせ、胸を張ります。 これを1日5回繰り返すだけで、背中の血流が劇的に改善します。

② 「4-7-8呼吸法」で副交感神経を強制スイッチ
1. 4秒かけて鼻から吸う。
2. 7秒間止める。 8秒かけて口からゆっくり吐き出す。 深呼吸は、自律神経を自分でコントロールできる唯一の方法です。 ③ デスク環境の見直し モニターの高さ:目線の高さに合わせる。 足の裏:しっかり床につける(つかない場合は足置きを使う)。

「原因が自律神経や姿勢にある」と分かったら、次のステップを試してみましょう。

肩甲骨を剥がす「キャット&カウ」
1. 四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸め、肩甲骨を外側に広げます。
2. 息を吸いながら背中を反らせ、胸を張ります。 これを1日5回繰り返すだけで、背中の血流が劇的に改善します。

「4-7-8呼吸法」で副交感神経を強制スイッチ
1. 4秒かけて鼻から吸う。
2. 7秒間止める。 8秒かけて口からゆっくり吐き出す。 深呼吸は、自律神経を自分でコントロールできる唯一の方法です。 ③ デスク環境の見直し モニターの高さ:目線の高さに合わせる。 足の裏:しっかり床につける(つかない場合は足置きを使う)。

専門的な解決策:なぜ「鍼灸治療」が効果的なのか?

セルフケアで改善しない重度の「背中の張り」には、**東洋医学(鍼灸)**が非常に有効です。

・深部筋肉へのアプローチ: 指圧では届かない深い場所にある筋肉(多裂筋など)に直接アプローチし、血流を改善します。
・自律神経の調整: 鍼刺激は、脳に働きかけて副交感神経を優位にする効果が科学的に認められています。
・息苦しさの解消: 呼吸に関わる筋肉(外肋間筋など)を緩めることで、その場で「息が吸いやすくなった」と実感される方が多いのが特徴です。

セルフケアで改善しない重度の「背中の張り」には、**東洋医学(鍼灸)**が非常に有効です。

深部筋肉へのアプローチ: 指圧では届かない深い場所にある筋肉(多裂筋など)に直接アプローチし、血流を改善します。
自律神経の調整: 鍼刺激は、脳に働きかけて副交感神経を優位にする効果が科学的に認められています。
息苦しさの解消: 呼吸に関わる筋肉(外肋間筋など)を緩めることで、その場で「息が吸いやすくなった」と実感される方が多いのが特徴です。

FAQ:よくある質問

Q. 背中の右側だけ(または左側だけ)痛いのですが、自律神経ですか?
A. 自律神経の乱れでも片側に強く出ることがありますが、右側は肝臓・胆のう、左側はすい臓・心臓などの内臓疾患が隠れている場合もあります。痛みが鋭い、または食後に悪化する場合は、まず内科を受診してください。

Q. どのくらいの頻度でストレッチをすべきですか?
A. 「1回10分」よりも「1時間に1回の30秒」が効果的です。筋肉が固まる前にリセットする習慣をつけましょう。

Q. 背中の右側だけ(または左側だけ)痛いのですが、自律神経ですか?
A. 自律神経の乱れでも片側に強く出ることがありますが、右側は肝臓・胆のう、左側はすい臓・心臓などの内臓疾患が隠れている場合もあります。痛みが鋭い、または食後に悪化する場合は、まず内科を受診してください。

Q. どのくらいの頻度でストレッチをすべきですか?
A. 「1回10分」よりも「1時間に1回の30秒」が効果的です。筋肉が固まる前にリセットする習慣をつけましょう。

背中の痛みと息苦しさは自律神経の乱れ?自律神経の不調に効く鍼灸治療

スマホやPC作業のときに起こる背中の痛みや息苦しさの原因は、単なる猫背等の姿勢不良だけではありません。実は、深部筋肉の緊張が引き起こす自律神経の不調が深く関係しています。 こうした自律神経失調症に伴う諸症状には、東洋医学に基づく鍼灸治療が非常に効果的です。デスクワークで続く背中の痛みや不快な息苦しさにお悩みの方は、ぜひ当院の鍼灸で心身のバランスを整えてみませんか?

ストレスによる背中の痛み【37歳女性 自営業(東京都在住)】

【ストレスによる背中の痛みが改善された方の感想(口コミレビュー)】
・東京都在住/37歳女性
長年、ストレスが引き金となって背中の痛みと息苦しさに悩まされてきました。
病院では自律神経の乱れと診断され、複数の薬を処方されましたが、症状は一向に改善せず、むしろ副作用で体が重くなる日もありました。
そんな中、藁にもすがる思いで鍼灸治療をコモラボさんで受けてみることにしました。
初回の施術後、背中の緊張がふっと緩んだ感覚があり、呼吸が少し楽になったのを覚えています。
その後、週1回のペースで通い、9回目を終えた頃には、背中の痛みも息苦しさもほとんど気にならなくなっていました。
鍼灸は、ただ痛みを取るだけでなく、心身のバランスを整える力があるのだと実感しました。
薬では届かなかった深い部分に、鍼と灸が静かに作用してくれたような感覚です。
今では、朝の目覚めも軽く、仕事にも集中できるようになりました。
同じような症状で悩んでいる方には、ぜひ一度鍼灸を試してみてほしいと思います。
私にとっては、呼吸を取り戻し、日常を取り戻すきっかけとなった大切な治療法でした。

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



[参考]
※1 夜間や早朝に呼吸が苦しくなる / 日本呼吸器学会
https://www.jrs.or.jp/citizen/faq/q12.html
※2 「肺」の病証と治療/ 和漢全人会花月クリニック
http://kagetsu-clinic.or.jp/kanpou/k_15.html

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