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動悸や吐き気はストレスが原因|動悸で息苦しい原因
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- 胸やお腹の悩み

公開日:2025年07月24日
更新日:2025年07月24日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

動悸で息苦しい、心臓がバクバクする

動悸とは心臓がドクンドクンしたり、ドキドキするなど強く鼓動を感じる状態をさします。
脈の乱れ、脈の飛び、心拍が速い(1分間に101回以上)、遅いなどの症状を自覚します。
この反応は健康な方でも出現することがありますが、何かしらの重大な病気によって引き起こされている場合もあります。
また、激しい運動後などをした直後に起こりますが、通常は時間が経つと動悸や息苦しさは改善されます。
しかし、階段の上り下りなど少し動いただけで感じる場合、もしくは安静にしていても動悸や息切れを感じる場合は、大動脈瘤や心筋梗塞、狭心症などを発症している可能性があります。
動悸の症状に気づいた場合は、まず専門医に相談するようにしましょう。
動悸の原因はストレスも関係がある

動悸は疾患だけでなく緊張やストレスなどの原因によっても引き起こされます。
原因① 不安や緊張で起こる
緊張や不安を感じると交感神経の働きが高まり、心拍数が速くなり動悸が起こります。
原因② 病気
以下の疾患がある場合、動悸が起こります。
・高血圧
・心不全
・狭心症
・不整脈
これらの病気によって動悸が出現する場合があります。
原因③ ストレス
心身のストレスによって動悸を感じる場合があります。
ストレスにより交感神経が興奮して緊張状態になると自律神経のバランスが崩れてしまい動悸が現れます。
その他にはお酒やお薬などが原因で動悸が起こることがあります。
動悸を起こす原因の病気について

動悸を引き起こす疾患として以下のようなものが挙げられます。
不整脈
不整脈は以下の状態をさします。
・脈が不規則である
・脈が遅い
・脈が速い
このような異常に脈を打つ状態であり、動悸の他に胸痛や呼吸苦などの症状が起こります。
狭心症
狭心症は動脈硬化によって引き起こされます。
心臓へ血液を流す冠動脈の血流が低下して心臓の酸素が不十分になることで、動悸や胸痛などの症状を感じる疾患です。
心不全
心不全は心臓の機能が衰えて体に血液を送れなくなった状態です。
主に以下の疾患で心不全は起こります。
・弁膜症
・心筋梗塞
・不整脈
これらの状態になると動悸が生じます。
弁膜症
心臓の弁の機能が異常となり、血液が逆向きに流れたり妨害されたりする状態です。
症状は胸痛、呼吸苦、動悸などがありますが、何も症状がない場合もあります。
高血圧症
高血圧症は正常な範囲以上の高い血圧が継続する疾患です。
大半の場合では症状がないですが、増悪すると頭痛、呼吸苦、動悸などの症状が生じます。
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
甲状腺ホルモンが異常に多く分泌されることが原因です。
症状は多様であり、全身倦怠感、疲労感、手足の震え、呼吸苦、動悸などが生じます。
気管支喘息
空気が通る気管支が狭窄するため呼吸しづらくなる状態です。
特有の症状として、痰、喘鳴、呼吸苦、動悸などが挙げられます。
動悸の症状チェック

動悸で感じる症状は個人差があります。具体例として次のような症状があります。
・胸が痛い
・息をするのが苦しい
・脈が不規則になる
・鼓動が急に速くなる
・鼓動がゆっくりと速くなる
・ドキンという鼓動がする
・脈が抜ける
不整脈のセルフチェック
次のような症状を認める方は不整脈の可能性があります。
症状の出現の仕方にも注意が必要です。
・昼間だけ出現する
・一日中ずっと出現する
・緊張した時に出現する
・就寝中に出現する
・食事をした後に出現する
・動いていない時に出現する
・運動時に出現する
このような症状をしっかりと確認することで不整脈かどうか、どのタイプの不整脈が発症しているのかをチェックできます。
動悸の検査
医師が心音を聞いたり脈拍を測定したりした後、超音波検査、心電図検査、血液検査、血圧測定などを状態に応じて実施します。
また、患者様のお家で24時間ホルター心電図を行う場合もあります。
心臓の他に原因がある可能性が高い場合は、甲状腺ホルモン値や血糖値を測定、貧血の有無などをチェックします。
病院における動悸の治療

ここでは病院における動悸の治療について解説します。
薬物療法
抗凝固薬や抗不整脈薬など体質に合った薬を処方します。
生活習慣の改善
軽度の頻脈である場合、運動習慣や食事生活を見直すことで改善する場合があります。
また、タバコをやめてしっかりと寝て休むのも重要です。
カテーテル治療
薬物療法でも効果が不十分な方に対してはカテーテル治療を検討します。
ストレスで起こる動悸を治すなら当院の東洋医学の鍼灸が効果的
ストレスで起こる動悸症状は東洋医学の鍼灸で改善できます。
東洋医学では動悸や不安感は「心臓の栄養不足」で考えます。
この栄養不足を補う治療が東洋医学の鍼灸治療で行えます。
西洋医学ではこの動悸や不安感には抗不安薬や向精神薬などを処方して対処しますが、抗不安薬や向精神薬は依存性が高くリスクがあります。
ぜひ、「どこに行けば正しく身体が改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
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実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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