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胸の痛みが真ん中に感じる|ストレスが原因の胸痛とは
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- 胸やお腹の悩み

公開日:2025年07月22日
更新日:2025年07月22日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

胸痛の多くはストレスが原因

心臓の働きを含めすべての内臓は、ストレスの増減によって働きが左右されます。
特に近年では、新型コロナウイルス感染症の流行とその後遺症によってストレスが増え、胸の痛みで悩む方がおられます。
胸痛は主にストレスで自律神経が乱れることで心臓の動きがうまく行われなくなることが原因です。
また、胸の痛みと同時に動悸や不整脈も引き起こすケースがあります。
胸の痛みが現れたらまず楽な姿勢で安静になり深呼吸を続けてみましょう。
ストレスによる胸の痛み、動悸、不整脈である場合は、この方法で自然と治まることがあります。
ただし、痛みが10分以上経過しても治まらない場合は、狭心症や心筋梗塞の可能性があるため、速やかに医療機関へ受診しましょう。
胸の痛みセルフチェック
・チクチク刺されるような胸の痛み
・胸がピリピリと痛む
・ギュッと胸が締め付けられるような痛み
・胸が重苦しい
・胸が圧迫されるような痛み
・胸の痛みだけではなく、歯や肩も痛い
胸痛の症状は個人差が大きく、痛みが持続する時間もまちまちです。
胸痛は一般的なイメージとしては「何か重大な病気が隠れているかも」という不安になる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
また一時的な胸痛であれば、つい「気のせいだ」と思って日々過ごしてしまうことも少なくありません。
「胸痛」はストレス性だけでなく何らかの疾患が潜んでいるサインとして現れることもあります。
生死に関わるほど危険な疾患が隠れていることもあるため、放置せずに受診しましょう。
胸の真ん中が痛くなる原因について

胸の真ん中が痛む場合、はとくに狭心症と気胸が疑われます。
狭心症とは、心臓に酸素を運ぶ血管が動脈硬化によって狭くなったり、血管がけいれんを起こしてしまったりすることで、心臓が酸欠状態になり胸痛を引き起こす疾患です。
また、気胸とは、肺がしぼむことで胸膜が破れ、胸痛を引き起こす疾患です。
狭心症も気胸も、ご自身で治療できる疾患ではないため、発症した際は速やかに受診する必要があります。
胸の痛みが伴う疾患

胸痛を引き起こす疾患は色々あり、中には以下のように、治療が必要な疾患もあります。
命に関わる疾患もあるため、症状が現れた際はまずは速やかに医療機関へ受診しましょう。
心筋梗塞
【心筋梗塞 の特徴】
心臓に血管を運ぶ冠動脈が詰まることで、心筋へ栄養が届かなくなり壊死を引き起こす
【心筋梗塞の症状】
・15分以上続く
・強い胸の痛み
・ めまいや息切れ
・動悸
・吐き気
・脱力感
狭心症
【狭心症の特徴】
冠動脈に動脈硬化が起きることで、血管が狭くなり心筋が酸欠状態になる
【狭心症の症状】
・ 胸部の真ん中~左側の部分が、締め付けられるように痛む(特に寒い日や運動時に起きる)
・ 首や肩などの広がるような痛みや、左腕のしびれ、歯の痛み、動悸、息苦しさなどの症状もみられる
気胸
【気胸の特徴】
・ 肺のブラ(風船のようなもの)が破れることで、肺の空気が漏れてしまう
【気胸の症状】
・ 胸から肩にかけての痛みが現れる
・ 瘦せ型の若い男性によく現れる
・ 息を吸うと息苦しさを感じる
大動脈解離
【大動脈解離の特徴】
・ 大動脈という大きな血管の壁がはがれることで、本来流れないところにも血液が流れてしまう
【大動脈解離の症状】
・ 激しい胸の痛みが急に現れる
・ 背中~腰にかけての痛み
・ 喉や腰の痛み、けいれん、腹痛、失神などの症状も現れる
心筋炎
【心筋炎の特徴】
・ 心筋がウイルスに感染することで炎症を引き起こす
【心筋炎の症状】
・ 全身の倦怠感や頭痛、発熱、寒気、筋肉痛など、風邪と似た症状が現れたあとに、胸が痛む
・ 不整脈や心不全が現れるケースもある
エコノミークラス症候群 (肺塞栓症)
【エコノミークラス症候群 (肺塞栓症)の特徴】
・ 足の血管に血栓ができることで、肺動脈を詰まらせてしまう
【エコノミークラス症候群 (肺塞栓症)の症状】
・ 息を吸うと、鋭い胸の痛みが現れる
・ 息苦しさや、咳、血痰などもみられる
・ 長時間同じ姿勢でいることが原因で引き起こされる
心房細動
【心房細動の特徴】
・ 心房が一分間に300~500回もけいれんすることで、心臓の収縮リズムが乱れてうまく動けなくなってしまう
【心房細動の症状】
・ 胸の痛みだけではなく、動悸や息切れ、胸の不快感なども現れる
・ 心房にできた血栓が脳動脈へ流れることで、脳塞栓症が引き起こされるリスクがある
動悸を治すなら当院の東洋医学の鍼灸が効果的
ストレスで起こる胸の痛みは東洋医学の鍼灸で改善できます。
東洋医学では動悸や不安感は「心臓の栄養不足」で考えます。
この栄養不足を補う治療が東洋医学の鍼灸治療で行えます。
西洋医学ではこの胸痛、動悸、不安感には抗不安薬や向精神薬などを処方して対処しますが、抗不安薬や向精神薬は依存性が高くリスクがあります。
ぜひ、「どこに行けば正しく身体が改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
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