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夏バテで吐き気|夏バテの原因である胃腸バテについて

夏バテで吐き気|夏バテの原因である胃腸バテについて
公開日:2025年06月25日
更新日:2025年06月25日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

夏バテで吐き気がしたら胃腸バテが起きている

今回は「夏バテで吐き気|夏バテの原因である胃腸バテについて」と題して、夏バテと胃腸の関係性について詳しく解説します。

今回は「夏バテで吐き気|夏バテの原因である胃腸バテについて」と題して、夏バテと胃腸の関係性について詳しく解説します。

夏バテが引き起こす胃腸バテについて

夏バテは体力を奪って身体の倦怠感を起こすだけでなく胃や腸の不調にも影響を与えます。
暑い夏でも元気に過ごせるよう、具体的な対策法を解説します。

夏バテだけでなく秋バテにも要注意

夏の暑さに体力を奪われて身体に不調が起こるのが夏バテです。
こういった時期はアイスクリームやかき氷、アイスコーヒーなど、冷たい物が欲しくなります。

しかし、夏バテの影響は夏だけで終わりません。
最近では秋バテを訴える人も急増しています。
夏の時期に気の向くままに涼を求めた結果、秋風を感じる9月頃になっても疲れやだるさから解消されないのが秋バテです。

この夏バテ、秋バテは東洋医学を利用したセルフケアで解消させることができます。
具体的に解説していきます。

夏の胃腸は疲労困憊な状態

漢方の考えでは心身の生理機能を司るところとして「五臓(肝、心、脾、肺、腎)」があります。
その中で「脾(ひ)」は、胃腸などの消化器系の働きを司っています。

また東洋医学では日々の活力(=エネルギー)は、胃腸で作られると考えられています。
そのため胃腸の働きが悪くなると活力が作れなくなるため身体がだるく疲れやすくなると考えます。

しかし、「夏バテにならないためにたくさん食べなければいけない」と思って無理して食べるのは逆効果です。
胃腸に負担をかけ過ぎると、胃腸が「疲労困憊(胃腸バテ)」に陥ってしまうからです。

漢方の考えでは心身の生理機能を司るところとして「五臓(肝、心、脾、肺、腎)」があります。
その中で「脾(ひ)」は、胃腸などの消化器系の働きを司っています。

また東洋医学では日々の活力(=エネルギー)は、胃腸で作られると考えられています。
そのため胃腸の働きが悪くなると活力が作れなくなるため身体がだるく疲れやすくなると考えます。

しかし、「夏バテにならないためにたくさん食べなければいけない」と思って無理して食べるのは逆効果です。
胃腸に負担をかけ過ぎると、胃腸が「疲労困憊(胃腸バテ)」に陥ってしまうからです。

冷たい食べ物や飲み物が胃腸バテの原因

トマト、きゅうり、冬瓜、スイカ、バナナ、マンゴーなど、夏の旬の食材や南国で作られる食材には、身体を冷やすものが多くあります。
一見、暑さを凌ぐには理にかなっていますが、こうした食材を冷房の効いた部屋で食べることで、さらに身体を冷やしてしまいます。
身体の熱を冷ますという本来の目的を越え、現代生活では胃腸を冷やしすぎる場合があるのです。

この身体の冷えによって「脾(ひ)」の働きが悪くなると、胃もたれや消化不良、お腹の張り、下痢などの便通異常が起こります。
こうした症状が、胃腸バテに発展する胃腸の機能低下のサインと考えます。

栄養面の偏りによる代謝の低下に要注意

近年起こっている猛暑の環境ではあっさりした素麺やお茶漬け、喉ごしのよいジュースや清涼飲料水、ゼリーやアイスクリームなどが欲しくなります。
しかし、このような食生活を続けると、炭水化物(糖質)は十分でも、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が不足し、栄養の偏りから新陳代謝が低下してしまいます。
「あまり食べてないのに体重が増えてしまう」と感じた方は身体の冷えによる代謝の低下を起こしている可能性があります。

特に45歳から55歳頃までの、いわゆる更年期世代はこの夏バテ症状に要注意です。
このような体質の変化を見過ごすと、更年期の症状を悪化させたり、老化を早めたりする可能性がでてしまうので、夏の食事法でケアしていきましょう。

近年起こっている猛暑の環境ではあっさりした素麺やお茶漬け、喉ごしのよいジュースや清涼飲料水、ゼリーやアイスクリームなどが欲しくなります。
しかし、このような食生活を続けると、炭水化物(糖質)は十分でも、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が不足し、栄養の偏りから新陳代謝が低下してしまいます。
「あまり食べてないのに体重が増えてしまう」と感じた方は身体の冷えによる代謝の低下を起こしている可能性があります。

特に45歳から55歳頃までの、いわゆる更年期世代はこの夏バテ症状に要注意です。
このような体質の変化を見過ごすと、更年期の症状を悪化させたり、老化を早めたりする可能性がでてしまうので、夏の食事法でケアしていきましょう。

胃腸バテになったら胃腸を冷やさない

夏バテ、秋バテにならないための予防策を解説します。
第一に重要なのが胃腸の働きを高める力を蓄えるのが重要です。

夏バテでは、冷たいものを食べ過ぎると胃の張りを感じたり、食後1~2時間後くらいに下痢や身体のだるさが出現することがあります。
この不調が起きたら胃腸の働きが低下している「胃腸バテ」の可能性があります。
その場合、まずは胃腸を冷やさないことを優先します。

夏バテ、秋バテにならないための予防策を解説します。
第一に重要なのが胃腸の働きを高める力を蓄えるのが重要です。

夏バテでは、冷たいものを食べ過ぎると胃の張りを感じたり、食後1~2時間後くらいに下痢や身体のだるさが出現することがあります。
この不調が起きたら胃腸の働きが低下している「胃腸バテ」の可能性があります。
その場合、まずは胃腸を冷やさないことを優先します。

食事を工夫して胃腸を冷やさないように

例えば、よく冷えた飲み物で喉ごしを満足させたなら、2杯目以降は氷を少なめにしたり、常温に近い飲み物にしたりするよう心掛けましょう。
またアイスクリームなどの冷たい物を食べることで腹痛や下痢をしやすい体質の方は、白湯などの温かいものを一緒に摂るようにしましょう。

日本では、古くから胃腸を冷やしすぎない工夫が、生活の中に溶け込んでいます。
例えば、夏の定番、冷やし素麺や冷や奴には、ショウガを添えたり、ネギやシソと一緒に食べたりという習慣があります。
日本古来の薬味は、カラダを温めるものが多いのです。
胃腸バテが心配になったら、大いに薬味を活用しましょう。

胃腸バテになってしまったときの対処法

胃腸バテをこじらせてしまうと、病院での治療が必要になる場合があります。
主に胃の不調を訴える方は食事指導をしたうえで、胃の消化力を助ける漢方薬の服用が効果的です。

漢方薬の種類では胃の余分な「湿(水分)」を除く働きのものがあります。
この生薬によって食欲不振、消化不良や膨満感を改善します。
また気の働きを整えて胃の機能を促進してくれる生薬なども含まれるため回復が早まります。

胃腸は五臓の本(胃腸は元気の源)

約2000年前の中国古典『黄帝内経素問』は、『胃は五臓の本』と説明しています。
つまり、五臓の栄養はみな胃によってまかなわれているという意味です。

日々の活力や活動エネルギー(=気)は胃腸で作られ、五臓に栄養として分配されます。
これを東洋医学では「気が巡る」と呼びます。

身体を巡る気を作り出すのは胃ですから、「健康の基本は胃腸、特に胃にある」といえるでしょう。
だから、ちょっとした胃の不調を感じる人は、放っておかずに早めのケアが大切です。

胃の不調をセルフチェック

・なんとなく胃がもたれる
・胃の不調が繰り返し起こる
・食後に食べ物が残っている感じがする
・食後に胃がもたれやすくなった
・油っぽいものが苦手になってきた
・無理をすると胃に不調がおきやすい
・鎮痛剤、かぜ薬などを服用すると胃に不快感が出やすい

日ごろから上記のような不調がある方は胃腸バテや夏バテを起こしやすい体質です。
胃腸バテや夏バテにならないように予防が重要です。

夏バテは当院の鍼灸治療で改善できる

夏バテは自律神経失調症に似た症状であるためクリニックなどでは対処療法として薬物が処方されるのみの治療です。
しかし、薬物療法では根本的な改善に至らないために当院にご来院される方がおられます。

根本的な改善をするためには東洋医学に基づき自律神経の機能を向上させる治療方法が良いと当院では考えております。ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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