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首の後ろが熱くなる原因|首の後ろの熱感は自律神経失調症
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- 全身のお悩み

公開日:2025年04月16日
更新日:2025年04月16日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

急に首が熱くなる原因について解説します

「首の後ろが熱く感じる」
「ストレスを感じると首の後ろに熱感が起こる」
「首の後ろが熱くて冷やしたくなる」
このような不調でお悩みの方はおられますでしょうか。
首の後ろが急に熱く感じる現象は自律神経の働きが関係しています。
自律神経は自分の意志とは無関係に心拍数、血圧、体温調整などを調節しています。
この神経が過剰に反応することで特定の部位に血流が集中し熱感を感じることがあります。
今回は「首の後ろが熱くなる原因|首の後ろの熱感は自律神経失調症」と題して首の後ろが熱くなる原因について解説します。
交感神経が刺激されて首が熱くなる

自律神経の一つである交感神経は身体が外部からの刺激に対して迅速に反応する働きます。
とくにストレスや緊張が高まると交感神経が過剰に刺激されることがあります。
刺激されると血管が拡張し血流が増加して首の後ろの皮膚や筋肉に熱感が生じるようになります。
この反応は一時的なものであることが多いですが継続的なストレスや緊張が原因で症状が長引くことがあります。
神経伝達物質の放出によって首が熱くなる

心身のストレスや感情の揺れによってノルアドレナリンなどの神経伝達物質が生理反応として放出されます。
これらの物質は交感神経を活発にさせます。
それにより首の後ろの血管が拡張し血流を増加させる結果を招きます。
このため急に首の後ろが熱く感じられることがあります。
生活習慣によって首の後ろが熱くなる原因
生活習慣や日常の行動によって首の後ろに熱さを感じる原因となることがあります。
特に慢性的なストレスや生活環境の急激な変化が大きな影響を与えます。
持続的なストレスや緊張で誘発される

慢性的なストレスや緊張は交感神経が持続的に刺激されてしまい首の後ろに熱感を起こります。
特に心身のストレスが持続的に続いている場合は交感神経の過剰な活動が長期になり、熱さを感じる症状が慢性化する可能性があります。
気温や気圧の急激な変化

気候や気圧の急激な変化、生活環境の変化(急に寒い場所から暑い場所に移動するなど)は、体にストレスを与え交感神経が刺激される原因となります。
これにより首の後ろに熱さを感じることがあります。
特に環境の変化が頻繁に起こると、この症状が繰り返し発生する可能性が高まります。
感情の乱れで誘発される

強い感情、怒りや不安、恐怖などが交感神経を刺激し首の後ろの血流を増加させることがあります。
これが熱さを感じる原因となることがあります。
感情のコントロールが難しい状況では、こうした症状が頻繁に起こります。
原因不明の首の後ろが熱さは首こりが原因

このような症状は自律神経に関わる血流や神経の働きの問題が関与していることが多いです。
しかし、特に原因が見つからない場合は首こりが誘発させている可能性があります。
首の後ろが熱さは体温上昇とは無関係

首の後ろに感じる熱感や熱さは皮膚表面や内部で炎症や血行不良が起こって感じられるものがあります。
しかし、これらの感覚は実際の体温上昇とは無関係です。
多くは神経系の過敏反応が原因であると考えられています。
このような熱感は急に現れることが多いですが、体の状態によってはしばらく続くこともあります。
一般的に熱感が起こる原因にはストレスや疲労、姿勢の悪さが引き金となることが多いです。
特定の原因が見つからない場合は首こりが関与していることが考えられます。
首こりが首の後ろの熱感を引き起こす

首こりがどのようにして首の後ろの熱感を引き起こすのかについて以下のように解説します。
神経圧迫による皮膚の感覚過敏

首には脳から体全体に信号を送る重要な神経が集中しています。
首の筋肉が緊張するとこれらの神経を圧迫することになり異常な感覚を引き起こします。
これが首の後ろに熱さや熱感を感じる原因となることがあります。
特に首や肩の筋肉が緊張すると神経が過敏になりやすくなり、首の後ろの皮膚感覚が過敏になることがあります。
これが首こりによる熱感の主要な原因の一つです。
筋肉のこりによる血行不良が影響

首の筋肉が緊張すると首から頭部への血行循環が悪化します。
血行不良が起こると首の筋肉や皮膚に十分な酸素や栄養が供給されず老廃物が蓄積するようになります。
老廃物の蓄積が炎症を引き起こし熱感を感じることがあります。
特に長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で首が緊張している場合は血行不良が悪化し、首の後ろに強い熱感を感じることがあります。
自律神経の乱れによる影響

首こりによって自律神経のバランスに影響を与えて首の後ろの熱感を引き起こす原因も考えられます。
自律神経は体温調節にも関与しており、自律神経が乱れると必要以上に熱を感じやすくなります。
とくに交感神経が優位になると血流が悪化し首の後ろに熱感が生じることがあります。
首の後ろが熱くなる症状は鍼灸治療で改善できます
このような首の後ろが熱くなる症状は自律神経失調症が考えられます。
自律神経失調症はストレス、過労、生活習慣の乱れなどが影響し自律神経のバランスが崩れることで起こります。
この不調は慢性的な疲労、睡眠障害、頭痛、心の不安、胃腸の不調など、多種多様な症状が含まれます。
当院では、自律神経失調症に対して東洋医学と西洋医学を組み合わせた鍼灸アプローチを取り入れています。
この治療は長年の経験と知識による効果的な治療法です。
ぜひ、首の後ろが熱くなる不調でお悩みの方は当院にご相談ください。
当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
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