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【姿勢が悪いと便秘に】猫背の改善で便秘解消と内臓が整う
- カテゴリ:
- 胸やお腹の悩み
公開日:2024年11月01日
更新日:2024年11月01日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
体調不良でお悩みの方に適切なアドバイス
「体がすっきりしない」
「体調不良で病院に通っているけれど、なかなか改善しない」
このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。
猫背と便秘は関連性がないように思われがちですが、実はとても深い関わりがあります。
便を肛門まで運ぶ為には、いわゆる腸の蠕動運動が大切です。
この蠕動運動を起こす為には、自律神経の中でも副交感神経の働きが重要になります。
また姿勢と自律神経は大きな繋がりがあります。
現代人に多くみられる猫背姿勢は、交感神経が優位になりやすいという特徴があります。
そのため、日頃から意識的に食物繊維を摂っていたとしても、猫背姿勢のままでは蠕動運動が働かずに便秘を悪化させてしまう可能性があります。
今回は「【姿勢が悪いと便秘に】猫背の改善で便秘解消と内臓が整う」と題して猫背による便秘と内臓の不調についてご紹介します。
排便するためには副交感神経が重要
便が作られるのは大腸になります。
食べたものは口で咀嚼され、胃や小腸を経由し栄養分が体内に吸収された後、その残りかすが大腸へ送られます。
大腸では、送られてきた便の元(残りかす)から水分を抜き、最終的に便に変わっていきます。
この送られてきた便の元は、大腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)という働きによって、肛門まで運ばれていきます。
蠕動運動とは、ミミズが地面を這うような動きになり、送られてきたものを運ぶ以外にも攪拌(かくはん)する役割もあります。
この蠕動運動が無ければ、肛門まで便を作り運ぶことができません。
蠕動運動を促すためには自律神経である副交感神経が働くことが重要です。
交感神経が優位に働いている状態では、大腸を含め腸の動きが鈍くなってしまうのです。
便秘の多くはこの交感神経が興奮していることが原因とされています。
猫背姿勢は腸に負担がかかる
猫背の人が便秘になる原因には、背骨を丸めることで内臓を圧迫している姿勢があります。
この姿勢をとることで腸に大きな負担がかかってしまうからです。
腸に圧迫の重みがかかると、食べたものをスムーズに送り出すぜん動運動が弱くなってしまいます。
それにより便が詰まりやすく便秘になります。
そのほかにも猫背は胸部も圧迫するため、呼吸が浅くなり交感神経が活発になり続けます。
この交感神経の興奮により血流の悪化が起こることでも便秘につながります。
また、猫背姿勢は腹筋の筋力も衰えやすくなるため便を排出する力も弱まります。
猫背で胃下垂が起こる理由
胃下垂は胃が正常な位置より常に下がっている異常な状態です。
この胃下垂は猫背の姿勢が関係しており、胃を押しつぶしていることが発生の原因といわれています。
ほとんどの臓器は天井と床をつなぐよう上下に筋肉ついて支えています。
しかし横隔膜と骨盤底筋群は横に仕切るようにあります。
この横隔膜は肺と心臓、その他臓器を分けており、骨盤底筋群は下から内臓を支えています。
正しい姿勢の場合は横隔膜が引っ張られて正常な位置を保ちますが、猫背になると胃を圧迫し垂れ下がってしまいます。
姿勢が原因の胸やけ
胸やけが起こる主な原因は胃の中にある胃酸が食道を逆流です。
じつはその原因には猫背姿勢が関係しています。
猫背になると横隔膜がたるんで噴門(ふんもん)が押し上げられます。
それにより胃酸が食道に逆流しやすくなります。
噴門とは食道から胃の入り口を指し、胃の内容物が食道に逆流しないように筋肉の力で噴門を締める働きがあります。
本来胃に収まっているはずの胃液が食道に逆流すると、内壁を痛めつけて食道が荒れ、胸やけやむかつきがひどくなります。
便を出すスタイル
猫背姿勢では、内臓を圧迫したり、交感神経が優位になることで蠕動運動が低下するため便秘が起こることをご理解頂けたかと思います。
最後は便を出す姿勢(格好)の話です。
日本のトイレは、ここ数十年で和式から洋式へと変化しました。
足腰が弱い高齢者などは、足腰にかかる負担から考えて、洋式に座って排便する方が良いかと思います。
しかし、排便の姿勢を解剖学的に考えると和式トイレの方がはるかに便は出しやすいといえます。
その理由に和式トイレのような「しゃがむ」姿勢は、大腸の中でも便が詰まりやすい部分を圧迫します。
そのため排便に必要な腹筋が足りなくても姿勢による大腸の圧迫によって便の排出を促すようになります。
猫背による便秘は鍼灸で改善できます
今回は女性の悩みで多い便秘について解説しました。
便秘といっても付随する症状が多岐にわたり(頭痛、皮膚炎、咳、口臭、吐き気など)、長期化すると大腸がんなどのリスクも出てくるものですので早期に改善する必要があります。
その中で東洋医学では様々な体質によって便秘を分類し改善に導けるものです。
東洋医学の鍼灸治療は便秘やコロコロ便などの完治に効果的です。
鍼灸治療は便秘完治に効果的な経穴(ツボ)を利用し腸内の潤いを高めて排便をスムーズにします。
ぜひ、便秘でお悩みの方は東洋医学の鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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