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【更年期のストレス?】胆道ジスキネジーの診断基準と対処法
- カテゴリ:
- 胸やお腹の悩み
公開日:2024年6月12日
更新日:2024年9月16日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
胆道ジスキネジーでお悩みの方に適切なアドバイス
「食後に決まって右のみぞおちに痛みが起こる」
「食後になると吐き気、胸焼け、下痢の不調がでる」
「ストレスがたまると右のみぞおちがシクシクと痛む」
このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。
この不調がある場合考えられる疾患は胆道ジスキネジーの可能性があります。
ジスキネジーとは運動異常のことで、胆道ジスキネジーは胆道運動異常症ともいわれています。
この疾患は傾向として女性に多い疾患とされています。
今回は「【更年期のストレス?】胆道ジスキネジーの診断基準と対処法」と題して胆道ジスキネジーについて詳しく解説します。
胆道ジスキネジーは更年期以降の女性に多くなる傾向
胆道ジスキネジーは、主に右上腹部(みぞおちの右側)痛、右背部痛、発熱、吐き気、胸焼け、下痢などの症状がみられます。
とくに食事の後に腹痛が起こりやすく胆石症によく似た症状がみられます。
しかし、胆石や胆のう・肝臓の炎症、腫瘍などの異常が検査ではみられません。
胆道ジスキネジーは自律神経やホルモンの異常によって、胆汁の排出がうまくいかなくなると考えられています。
自律神経やホルモンの働きが乱れやすい更年期以降の女性に起こりやすい傾向にあります。
そのため自律神経やホルモンが回復すると、胆道ジスキネジーも自然と回復することがあります。
胆道ジスキネジーは自律神経の低下によって起こる
胆道ジスキネジーの症状は胆石症の症状によく似ています。
しかし、胆道ジスキネジーでは、胆道系に胆石や炎症、腫瘍がなく、肝臓にも異常は認められません。
そのため精密検査を受けて、胆のうや肝臓に異常がないのに食後に右上腹部に痛みが生じる場合は、胆道ジスキネジーの可能性があります。
胆汁の排出機能をコントロールしている自律神経の働きが低下すると、胆汁の排出がうまくいかなくなると考えられています。
胆道ジスキネジーの主な症状
胆道ジスキネジーの主な症状は次のようなものがあります。
・右上腹部(みぞおちの右側)の痛み、違和感、重い感じ
・右背部痛
・発熱
・吐き気
・嘔吐
・胸焼け
・下痢
・腹部膨満感(お腹の張り)
胆道ジスキネジーは3タイプに分かれる
胆道ジスキネジーの症状は食後に発生することが多く、胆のうの収縮の仕方によって、緊張亢進型、運動亢進型、緊張低下型の3つに分類されます。
このタイプによって症状の出方が異なります。
※胆道ジスキネジーは、胆のう収縮ホルモンの刺激に対してファーター乳頭の開閉に異常が生じ、胆汁の排出がうまくいかなくなることが一つの要因として考えられています。
【(1)緊張亢進型】
食後数時間後から腹痛が生じます。
胆のうの緊張により収縮が遅れるため胆汁がうまく出せない状態です。
それにより胆のうの圧が高まり、パンパンに張って痛みが起こってしまいます。
【(2)運動亢進型】
食事直後に腹痛が生じます。
食事をすることで刺激され、急激に胆汁が排出されるときに痛みが起こります。
【(3)緊張低下型】
腹部に持続性の重い痛みが生じます。
胆のうの収縮が弱く、胆汁の排出が遅れることで痛みが起こります。
胆道ジスキネジーの西洋医学的な治療
胆道ジスキネジーの治療は、主に食事療法と薬です。
また、胆汁の排出をコントロールしている自律神経を整えることも重要です。
【(1)食事療法】
・暴飲暴食をやめる
・刺激物の摂取を控える
・緊張亢進型と運動亢進型では、脂肪の多い食事を控えて、胆のうの強い収縮が起きないように抑える
・緊張低下型では、脂肪の多めの食事を積極的に摂って胆のうの収縮を促す
【(2)薬物療法】
・緊張亢進型と運動亢進型では、胆のう収縮を抑える抗コリン薬、精神安定剤を内服する
・緊張低下型では、利胆薬(りたんやく)、平滑筋(へいかつきん)収縮薬を内服する
【(3)外科的対処】
薬物療法で改善がみられない場合には、外科的対処を行うことがあります。
【(4)生活習慣の改善】
胆道ジスキネジーは自律神経の異常によって起こるといわれています。
そのため生活習慣を見直して自律神経を整えるように心がけましょう。
・規則正しい生活を心がける
・ウォーキングや適度な運動を習慣化する
・朝日を浴びる
・よく噛んで食べる
・ぬるめのお風呂にゆっくりつかる
・趣味などでストレスを発散する
・十分な睡眠をとる
胆道ジスキネジーは当院の鍼灸治療で改善できます
当院では、胆道ジスキネジーを改善するために、以下の方針を行います。
【1.自律神経とホルモンバランスを改善させる】
当院の鍼灸施術では、自律神経とホルモンのバランスの乱れを正常に戻します。
胆道ジスキネジーの方は自律神経の中でも交感神経が過敏な状態です。
それに伴いホルモンバランスも乱れている傾向にあります。
この交感神経とホルモンのバランスを正常に戻すことにより、胆道ジスキネジーの改善が図れます。
【2.身体の緊張を緩和させる】
胆道ジスキネジーの方は交感神経の影響により自然と身体が緊張して固くなっています。
特に、首から背部にかけての筋肉が硬くなっているのが特徴です。
とくに肩こりなども顕著に強い状態です。
全身の緊張によって倦怠感も出ています。
この身体の緊張を緩めることで胆道ジスキネジーの症状が緩和できます。
【3.免疫力の向上】
胆道ジスキネジーの方はストレス、疲れ、生活習慣の乱れを経験しています。
また不眠なども併発しており身体がゆっくりと休めていません。
この結果、免疫力が低下し、症状が強くなるという悪循環を繰り返しています。
そのため鍼灸施術による身体全体の免疫力を改善するツボを刺激する行うことで症状を緩和して健康的な体質へと戻します。
胆道ジスキネジーは鍼灸による自律神経の正常化によって解消させることができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
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実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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鍼灸院コモラボ院長
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【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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