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女性に急増中?|寝てる時に下半身だけ寝汗をかく原因

女性に急増中?|寝てる時に下半身だけ寝汗をかく原因
公開日:2022年10月21日
更新日:2024年12月13日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

下半身の寝汗症状でお悩みの方に適切なアドバイス

「女性で寝汗を下半身だけかく」
「寝てる時に下半身だけに汗をかく」
「男性更年期でもないのに就寝中に下半身に寝汗をかく」

このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。


一般的には汗は暑い場所に居たり、緊張したりしたときにかくものです。
しかし、そのような環境や場面でなくても大量に汗をかいたり、じっとりと頭や顔に汗をかいている場合、東洋医学では不調や病気などが起こる前触れとであると考えます。

今回は「女性に急増中?|寝てる時に下半身だけ寝汗をかく原因」と題して日中や夜間における下半身の汗の原因や不調、その不調の東洋医学に基づく鍼灸治療の有効性を解説していきます。

女性で寝汗を下半身だけかく
寝てる時に下半身だけに汗をかく
男性更年期でもないのに就寝中に下半身に寝汗をかく

このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。

一般的には汗は暑い場所に居たり、緊張したりしたときにかくものです。
しかし、そのような環境や場面でなくても大量に汗をかいたり、じっとりと頭や顔に汗をかいている場合、東洋医学では不調や病気などが起こる前触れとであると考えます。

今回は「女性に急増中?|寝てる時に下半身だけ寝汗をかく原因」と題して日中や夜間における下半身の汗の原因や不調、その不調の東洋医学に基づく鍼灸治療の有効性を解説していきます。

昼夜問わず汗をかく原因はストレスによる体力の消耗

ダラダラと汗をかく原因は体力の消耗が原因にあるとくに運動しているわけでもなく、また暑い場所にいるわけでもないのにじっとりと汗が出たり、ダラダラと頭や顔から汗が出てくる経験がある方はいますでしょうか。

このダラダラ汗は東洋医学では体力の消耗が激しく虚弱体質の方に起こる「自汗じかん」という症状です。

自汗は体力が低下すると身体の水分を体内に保持することができなくなり外に流れ出てしまう病態です。この体力消耗の状態を東洋医学では気の不足として考え「気虚(ききょ)」と呼びます。※1

とくに運動しているわけでもなく、また暑い場所にいるわけでもないのにじっとりと汗が出たり、ダラダラと頭や顔から汗が出てくる経験がある方はいますでしょうか。
このダラダラ汗は東洋医学では体力の消耗が激しく虚弱体質の方に起こる「自汗じかん」という症状です。

この自汗はストレスにより体力が低下すると身体の水分を体内に保持することができなくなり外に流れ出てしまう病態です。
この体力消耗の状態を東洋医学では気の不足として考え「気虚(ききょ)」と呼びます。※1

ダラダラと汗をかく気虚体質の症状

ダラダラと汗をかく気虚体質の症状ではダラダラと汗をかくような自汗がある人はどのような全身症状があるのでしょうか。

以下の通りです。 [自汗がある人の特徴] 風に当たると寒気を感じる、風邪を引きやすい、疲れやすい、息切れしやすい、咳が出やすい、顔色が白い などがあります。

東洋医学ではこの自汗がある気虚体質は体力や免疫力などに関わる気(エネルギー)が消耗し、病気になりやすい状態をさします。
また気虚体質は身体を保温する力も落ちているため、身体が冷えやすく冷え症などになりやすい傾向にあります。※2

ではダラダラと汗をかくような自汗がある人はどのような全身症状があるのでしょうか。

以下の通りです。 [自汗がある人の特徴] 風に当たると寒気を感じる、風邪を引きやすい、疲れやすい、息切れしやすい、咳が出やすい、顔色が白い などがあります。

東洋医学ではこの自汗がある気虚体質は体力や免疫力などに関わる気(エネルギー)が消耗し、病気になりやすい状態をさします。
また気虚体質は身体を保温する力も落ちているため、身体が冷えやすく冷え症などになりやすい傾向にあります。※2

下半身にだけ汗をかく原因は陰陽のバランスが崩れている

下半身にだけ汗をかく原因は陰陽のバランスが崩れているこの気虚による自汗が長く続くと身体の体液が不足し陰陽のバランスが崩れてしまいます。

これを東洋医学では陰虚(いんきょ)といいます。
身体の体液が不足すると身体の熱を冷ますことができず身体に熱がこもってしまいます。

この内側から起こる熱によって発生する汗を盗汗(とうかん)と呼び、この盗汗を一般的には寝汗といいます。
とくに下半身に汗をかきやすい場合、東洋医学では陰陽のバランスが大きく崩れて身体の熱が強くこもると下半身の寝汗が起きると考えられています。

暑い時期でもないのに身体がほてったりダラダラと寝汗をかく症状が陰虚になります。
汗を改善するためにはこの陰にあたる(血液や体液)が増えるように習慣を変えることが重要です。 

この気虚による自汗が長く続くと身体の体液が不足し陰陽のバランスが崩れてしまいます。

これを東洋医学では陰虚(いんきょ)といいます。
身体の体液が不足すると身体の熱を冷ますことができず身体に熱がこもってしまいます。

この内側から起こる熱によって発生する汗を盗汗(とうかん)と呼び、この盗汗を一般的には寝汗といいます。
とくに下半身に汗をかきやすい場合、東洋医学では陰陽のバランスが大きく崩れて身体の熱が強くこもると下半身の寝汗が起きると考えられています。

暑い時期でもないのに身体がほてったりダラダラと寝汗をかく症状が陰虚になります。
汗を改善するためにはこの陰にあたる(血液や体液)が増えるように習慣を変えることが重要です。 

下半身にだけ寝汗をかく陰虚体質の症状

下半身にだけ寝汗をかく陰虚体質の症状下半身にだけ寝汗をかく症状は他にどのような全身症状はあるのでしょうか。
以下の通りです。

[下半身の寝汗がある人の特徴]
手足のほてり、のぼせ、めまい、かすみ目、のどが渇く、粘膜の乾燥、便秘、便が固い などがあります。

東洋医学ではこの寝汗がある陰虚体質は体液である血液やリンパ液が不足しており、ほてりやのぼせなど身体が熱くなる不調になりやすい状態と考えます。
また陰虚体質は自律神経やホルモンのバランスにも関わりがあるため精神症状や婦人科系の症状も起こりやすい傾向にあります。※3

※体質的に上半身だけに寝汗をかきやすい人もいます。
 詳しい解説は下記のリンクからご覧ください。

下半身にだけ寝汗をかく症状は他にどのような全身症状はあるのでしょうか。
以下の通りです。

[下半身の寝汗がある人の特徴]
手足のほてり、のぼせ、めまい、かすみ目、のどが渇く、粘膜の乾燥、便秘、便が固い
などがあります。

東洋医学ではこの寝汗がある陰虚体質は体液である血液やリンパ液が不足しており、ほてりやのぼせなど身体が熱くなる不調になりやすい状態と考えます。
また陰虚体質は自律神経やホルモンのバランスにも関わりがあるため精神症状や婦人科系の症状も起こりやすい傾向にあります。※3

【改善例&効果の高いツボ 】毎日下半身だけ寝汗をかいて目が覚めてしまう(30代女性)

【改善例&効果の高いツボ 】毎日下半身だけ寝汗をかいて目が覚めてしまう(30代女性)【治療の体験者&改善例】
30代女性で「半年前から毎日下半身だけ寝汗をかいて途中で目が覚めてしまう」との訴えでご来院されました。

当院にご来院される前に婦人科クリニックにて検査を受けましたが「とくに異常がない」との診断を受けたようです。
当院では東洋医学の観点で体の異常を調べて鍼灸治療を行います。寝汗症状は東洋医学では「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる身体の体液が不足している症状と考えられています。

とくに「下半身だけ」となるとさらに「腎(じん)」と呼ばれる身体の水分代謝が低下していると考えます。
そのためこの患者様は「体液の量が減少し、水分の循環も低下している」と推測し鍼灸治療を行い改善を促しました。


【主に利用したツボ】
・太淵(たいえん)・・・親指の付け根あたりで、手のひら側にある手首にできるしわの端。

※更年期の寝汗には三陰交が効果的です。
詳しい解説は下記のリンクからご覧ください。

【治療の体験者&改善例】
30代女性で「半年前から毎日下半身だけ寝汗をかいて途中で目が覚めてしまう」との訴えでご来院されました。

当院にご来院される前に婦人科クリニックにて検査を受けましたが「とくに異常がない」との診断を受けたようです。
当院では東洋医学の観点で体の異常を調べて鍼灸治療を行います。寝汗症状は東洋医学では「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる身体の体液が不足している症状と考えられています。

とくに「下半身だけ」となるとさらに「腎(じん)」と呼ばれる身体の水分代謝が低下していると考えます。
そのためこの患者様は「体液の量が減少し、水分の循環も低下している」と推測し鍼灸治療を行い改善を促しました。

【主に利用したツボ】
・太淵(たいえん)・・・親指の付け根あたりで、手のひら側にある手首にできるしわの端。

当院最新の症例報告と知恵袋

【最新情報】
下半身の寝汗を解消させるために重要なことは腰部の血行循環を高めることです。
このポイントを行うことで、この不調を悩まれた方の多くを解消させています。


この方法が効果的な理由には神経の走行が関係しています。
解剖学的に下肢に関わる神経は腰部や臀部から伸びています。
この神経に関係する腰部を刺激することで下肢全体の神経に良い反応を与えることができます。
結果的に下半身の寝汗が解消されると考えています。

【最新情報】
下半身の寝汗を解消させるために重要なことは腰部の血行循環を高めることです。
このポイントを行うことで、この不調を悩まれた方の多くを解消させています。

この方法が効果的な理由には神経の走行が関係しています。
解剖学的に下肢に関わる神経は腰部や臀部から伸びています。

この神経に関係する腰部を刺激することで下肢全体の神経に良い反応を与えることができます。
結果的に下半身の寝汗が解消されると考えています。

下半身の寝汗の症状は鍼灸治療が必要です

このような何をしてなくてもじっとりと寝汗をかく症状は慢性疲労による自律神経やホルモンの症状です。
慢性疲労による不調は寝汗をかく不調だけでなく、内臓の機能低下も引き起こします。

この自律神経やホルモンの症状には当院の東洋医学の鍼灸治療での改善が必要です。
ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

当院に受診された患者様の治療実績はこちらから

実際に当院に受診し改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。




[参考]
※1「気」について/和漢全人会 花月クリニック
http://kagetsu-clinic.or.jp/kanpou/k_02.html
※2漢方薬による治療 気虚(ききょ)や瘀血(おけつ)、水滞の診断や処方について/NHK 健康Ch
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_997.html
※3 陰虚体質/あやこレディースクリニック
https://ayako-clinic.com/medicine/inkyo/

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