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【専門家監修】トラゾドンは睡眠トラブルに効果あり?中途覚醒や持続時間を徹底解説
- カテゴリ:
- 全身のお悩み
公開日:2026年06月10日
更新日:2026年06月10日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
「夜中に何度も目が覚めてぐっすり眠れない…」「抗うつ薬のトラゾドンが睡眠に効くって本当?」このような不安や疑問を抱えていませんか?トラゾドン(主な商品名:デジレル、レスリン)は本来「抗うつ薬」に分類されますが、「中途覚醒(夜中に目が覚める)」をはじめとする睡眠トラブルの改善に広く処方されているお薬です。この記事では、トラゾドンが睡眠に効果を発揮する仕組みや、持続時間、注意すべき副作用などを詳しく解説します。正しい知識を身につけ、質の高い睡眠を取り戻すステップを踏み出しましょう。
結論:トラゾドンは「中途覚醒」の改善と「深い睡眠」に高い効果が期待できる
まず結論からお伝えすると、トラゾドンは夜中に何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」や「早朝覚醒」に対して高い改善効果が期待できます。一般的な睡眠薬(ベンゾジアゼピン系など)とは異なり、脳内のセロトニン受容体に働きかけることで、睡眠の質そのものを深める(徐波睡眠を増やす)特徴があります。
トラゾドンの主な睡眠効果まとめ
・中途覚醒・早朝覚醒の減少:夜間や早朝に目が覚める回数を減らします。
・睡眠の質を向上:深い睡眠(ノンレム睡眠)の時間を増やし、熟眠感を高めます。
・低い依存性:一般的な睡眠薬に比べて、依存や耐性(薬が効かなくなること)がつきにくいとされています。
睡眠補助として使用する場合、通常は25mg〜50mg程度の少量から処方され、十分な効果を発揮することが多いです。
トラゾドンが睡眠(中途覚醒)に効く仕組みと特徴

なぜ抗うつ薬であるトラゾドンが、睡眠トラブルに効くのでしょうか。その具体的な理由と仕組みを解説します。
1. セロトニン5-HT2A受容体の遮断作用
トラゾドンには、脳内の「セロトニン5-HT2A受容体」をブロックする作用があります。 この受容体がブロックされると、深い睡眠(徐波睡眠)が増加し、睡眠が安定するため、夜中に目が覚めてしまう中途覚醒を減らすことができるのです。
2. 抗ヒスタミン作用(強力な眠気)
アレルギーの薬を飲むと眠くなるのと同様に、トラゾドンにもヒスタミンの働きを抑える作用があります。これにより、自然で強い眠気を促し、スムーズな入眠をサポートします。
3. 不安やうつ気分に伴う不眠に強い
精神的なストレスや、不安・うつ傾向が原因で眠れない場合、トラゾドンは背景にある心のモヤモヤを和らげながら、睡眠をサポートしてくれます。
トラゾドンの睡眠効果は何時間?血中濃度と持続時間
薬の効果がどれくらい続くのかを知ることは、翌朝を快適に迎えるためにとても重要です。
効果のピークと持続時間の目安
・最高血中濃度到達時間(効果のピーク):服用後 約1〜2時間
・半減期(薬の成分が半分になる時間):約6〜7時間
・全体的な作用持続時間:約8時間
トラゾドンを服用してから効果のピークを迎えるまで約1〜2時間かかるため、就寝の1〜2時間前に服用するのがベストなタイミングです。効果は約8時間持続するため、朝までしっかりと睡眠を維持するのに適しています。
トラゾドンを服用する際の注意点と副作用
安全に薬を使用するために、あらかじめ知っておくべき副作用と注意点を確認しておきましょう。
1. 翌朝の眠気・持ち越し効果
作用時間が約8時間と長めであるため、体質や服用タイミングによっては「翌朝起きたときに眠気やだるさが残る」ことがあります。特に高齢者の方は代謝が遅くなりやすいため、少量から慎重に調整する必要があります。
2. 起立性低血圧(立ちくらみ)
血管を広げる作用もあるため、急にベッドから立ち上がったときに「クラッ」とする立ちくらみを起こすことがあります。夜中にトイレに起きる際などは、ゆっくり動くよう心がけてください。
3. アルコール(お酒)との併用は厳禁
お酒と一緒にトラゾドンを飲むと、薬の作用や副作用が異常に強まり、過剰な眠気や呼吸抑制などを引き起こす危険性があります。また、アルコール自体が中途覚醒の原因になるため、服用期間中の飲酒は控えましょう。
トラゾドンに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 睡眠薬として長期間飲み続けても依存しませんか?
A. 一般的な睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)に比べ、依存性は極めて低いとされています。 ただし、自分の判断で急に服用をやめると、以前より不眠が悪化する「反跳性不眠」や、イライラ感などの離脱症状が出ることがあります。やめる際は必ず医師の指示通りに少しずつ減量してください。
Q2. 市販の睡眠改善薬と何が違うのですか?
A. 作用の強さと「睡眠の質(深さ)」を改善する力が異なります。 市販の睡眠改善薬(ドリエルなど)は一時的な寝付きの悪さを改善するもので、中途覚醒の改善や長期的な治療には向きません。トラゾドンは医師の処方が必要な医療用医薬品であり、より深い睡眠構造にアプローチできます。
Q3. 服用して何日くらいで中途覚醒に効果が出ますか?
A. 眠気や睡眠維持の効果は、服用したその日から実感できることが多いです。 ただし、不安やうつ気分の改善といった本来の抗うつ効果が出てくるまでには、1〜2週間以上の継続が必要となる場合があります。
まとめ:明日から実践できるステップ
この記事の重要なポイントを振り返りましょう。
・トラゾドンは「中途覚醒」を減らし、深い睡眠を増やす効果がある
・効果の持続時間は約8時間。就寝の1〜2時間前の服用が効果的
・依存性は低いが、翌朝の眠気や立ちくらみには注意が必要
睡眠のトラブルは、日中のパフォーマンス低下だけでなく、心身の健康に大きな影響を与えます。もし「薬が合わない」「翌朝眠すぎる」と感じた場合も、自己判断で中断せず、まずは主治医に相談することが大切です。
今すぐできる具体的なアクション
1. 睡眠記録をつける:何時に薬を飲み、何時に目が覚めたかをメモし、次回の診察時に医師へ共有しましょう。
2. 就寝前のルーティンを見直す:スマホの画面を避ける、カフェインやアルコールを控えるなど、薬の効果を高める環境を整えてみてください。
3. 専門医へ早めの相談を:不眠の症状が続く場合や不安が強い場合は、決して一人で悩まず、精神科・心療内科や睡眠外来の専門医へ早めに相談し、あなたに最適な治療計画を一緒に立てていきましょう。
トラゾドンと併用も!睡眠・中途覚醒に鍼灸治療が有効な理由
薬物治療だけでなく、東洋医学の「鍼灸(しんきゅう)治療」も不眠や中途覚醒の改善に心強い味方となります。鍼灸は自律神経のバランスを整え、交感神経の過度な興奮を抑えることで、心身を深いリラックス状態へと導くのが特徴です。これにより、トラゾドンのようなお薬と併用しながら、体質そのものを自然に眠りやすい状態へとガッツリ底上げできます。「薬の量を減らしていきたい」「副作用が心配で別のケアも試したい」という方は、選択肢の一つとして、鍼灸院コモラボなどの専門機関へ早めに相談してみるのがおすすめです。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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