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ステロイドの副作用はどんな症状?下痢が起きる原因と正しい対処法
- カテゴリ:
- 全身のお悩み
公開日:2026年06月03日
更新日:2026年06月03日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
ステロイド(副腎皮質ホルモン)の薬を処方され、「副作用にどんな症状があるのだろう…」「最近下痢気味なのはステロイドのせい?」と不安に思っていませんか? ステロイドは炎症を強力に抑える素晴らしい薬ですが、正しく使いこなすには副作用の知識が欠かせません。 この記事では、ステロイドの代表的な副作用や、下痢が起こる理由、そして安心して治療を続けるための具体的な対策を専門的知見に基づいて分かりやすく解説します。
大前提としての一番大切なルール
ステロイドの副作用が怖いからといって、自己判断で薬を減らしたり、中止したりすることは絶対に避けてください。 症状が急激に悪化する恐れがあります。不安な症状がある場合は、必ず主治医に相談しましょう。
ステロイドの副作用にはどんな症状がある?時期別のまとめ
ステロイドの副作用は、服用を始めてから「すぐに現れやすいもの」と、数ヶ月など「長期間経ってから現れやすいもの」があります。 見出しを追うだけで、いつ・どんな症状に注意すべきかが分かります。
【初期〜中期】飲み始めに気をつけるべき副作用
服用を開始して比較的早い段階(数日から数週間)で現れることがある症状です。
・感染症にかかりやすくなる(易感染性): 免疫力が下がるため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
・満月様顔貌(ムーンフェイス)・中心性肥満: 食欲が増進することに加え、脂肪の代謝が変わることで、顔が丸くなったり、お腹周りに脂肪がつきやすくなったりします。
・不眠・イライラ(精神症状): 脳が興奮状態になりやすく、寝付きが悪くなったり、気分が沈んだり高ぶったりすることがあります。
・胃潰瘍・消化器症状: 胃粘膜を保護する物質が減り、胃が荒れたり、腹痛や下痢を引き起こしたりすることがあります。
【長期服用】数ヶ月〜数年で注意すべき副作用
数ヶ月以上の長期にわたってステロイドを服用する場合に、定期的な検査でチェックしていく症状です。
・骨粗鬆症(こつそしょうしょう): 骨がもろくなり、骨折しやすくなります。
・動脈硬化・脂質異常症・高血圧: 血管や血液の状態に影響を与え、生活習慣病のリスクが高まります。
・ステロイド糖尿病: 血糖値を下げる「インスリン」の働きを弱めてしまうため、血糖値が上昇しやすくなります。
・白内障・緑内障: 目のレンズが濁ったり、目の圧(眼圧)が上がったりすることがあります。
ステロイドで下痢が起きるのはなぜ?主な2つの原因

「ステロイドで下痢が起こすのはなぜ」という疑問について解説します。ステロイドを飲んでいて下痢や軟便が起こる場合、主に2つのメカニズムが関係しています。
① 胃腸の粘膜が荒れやすくなるため
ステロイドには、胃や腸の粘膜を保護している「プロスタグランジン」という物質の合成を抑えてしまう作用があります。 これにより、胃酸の刺激から胃腸を守るバリア機能が低下し、消化不良や腸の炎症、結果として下痢を引き起こしやすくなります。 (※医療機関では、この対策として胃薬を一緒に処方することが一般的です)
② 免疫力低下による「感染性胃腸炎」の可能性
ステロイドは免疫を抑える薬です。そのため、普段なら跳ね返せるような微量な細菌やウイルスに感染しやすくなり、胃腸炎を起こして下痢になることがあります。 いつもと違う腹痛や発熱、水のような下痢が続く場合は、感染症の可能性を疑う必要があります。
日常生活でできる!ステロイドの副作用対策4選

副作用を過度に恐れる必要はありません。毎日のちょっとした心がけで、リスクを大きく減らすことができます。
① 感染予防(手洗い・うがい・マスク)
免疫力が低下しているため、「外からウイルスを貰わないこと」が最優先です。 帰宅時の手洗い・うがいの徹底はもちろん、人混みではマスクを着用しましょう。また、生ものの摂取を控え、加熱した食事を摂ることも胃腸を守るために有効です。
② 食事の工夫(暴飲暴食を避け、薄味を意識)
ステロイドを飲むと食欲が増しますが、食べすぎはムーンフェイスや糖尿病を悪化させます。
・腹八分目を意識する
・塩分を控えて浮腫(むくみ)を予防する
・骨を強くするためにカルシウムやビタミンDを積極的に摂る
③ 規則正しい生活と適度な運動
不眠対策として、朝に日光を浴びて体内時計を整えましょう。また、骨粗鬆症や筋肉量の低下を防ぐために、主治医の許可を得た範囲でウォーキングなどの軽い運動を継続することが大切です。
④ 処方された胃薬などを忘れずに飲む
ステロイドによる胃腸への負担を和らげるため、多くの場合は一緒に胃粘膜保護薬や抗潰瘍薬が処方されます。「症状がないから」と自己判断で胃薬をスキップせず、指示通りに服用してください。
【FAQ】ステロイドの副作用に関するよくある質問

Q1. 下痢が続くとき、市販の下痢止めを飲んでもいいですか?
A1. 自己判断での服用は避け、まずは主治医や薬剤師に相談してください。 もし下痢の原因が「感染症(細菌やウイルス)」だった場合、下痢止めで便を止めてしまうと、病原体が体内に停滞して症状が悪化することがあります。
Q2. ムーンフェイス(顔の腫れ)は、薬をやめれば治りますか?
A2. はい、ステロイドの量を減らしたり、服用を終了したりすれば、徐々に元の状態に戻ります。 外見の変化はとても辛いものですが、治療が進めば必ず改善していきます。決して自分の判断で薬を止めないようにしてください。
Q3. 副作用が出たら、すぐに病院に行くべきですか?
A3. 激しい腹痛、黒い便(胃腸出血のサイン)、高熱、息苦しさなどがある場合は、早急に受診してください。 軽い下痢や肌荒れなどの場合は、次回の定期受診時に相談する形で問題ないことが多いですが、不安な場合は我慢せず、まずは通院先の病院へ電話で確認することをおすすめします。
まとめ:明日からできるネクストアクション
ステロイドは、正しく使えば病気の強い味方になる優れたお薬です。「どんな症状が、なぜ起きるのか」を知っておくだけで、過度な不安は解消されます。 最後に、不安を安心に変えるための「明日からの実践ステップ」をまとめました。
1. 体調ノートをつける: 毎日の体温、体重、便の状態(下痢の有無)をメモしておくと、診察時の大きな手がかりになります。
2. 処方薬の確認: 現在、ステロイドと一緒に胃薬などがしっかり処方されているかお薬手帳を確認しましょう。
3. 主治医への相談準備: 「下痢が何日続いているか」「どんなタイミングで痛むか」を整理し、次回の受診時にすぐ切り出せるようにしておきましょう。
大切な医療メッセージ
膠原病や免疫疾患の治療において、ステロイドは非常に重要な役割を担っています。副作用のリスクを最小限に抑えつつ、最大限の効果を得るためには、専門医との二人三脚が不可欠です。少しでも気になる症状や不安があれば、些細なことと思わず、早めに専門医(主治医)へ相談し、安心して治療を続けていきましょう。
ステロイドの副作用や下痢の悩みに!鍼灸治療がおすすめな理由
ステロイドの副作用による下痢や不眠、むくみなどの症状には、東洋医学をベースとした鍼灸治療も有効なアプローチです。鍼灸には自律神経のバランスを整え、低下した胃腸の働きや血流を活性化させる効果が期待できます。薬だけに頼らず、体本来の免疫力や自然治癒力を高めることで、つらい副作用を和らげ、治療を円滑に進めるサポートをしてくれます。まずは現在の体調や薬の服用状況を信頼できる鍼灸院コモラボに相談し、西洋医学と上手に併用しながら、無理のない心身のケアを取り入れてみましょう。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
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現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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