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【耳の中がドクドク不規則に鳴る】寝るときに心臓の音が聞こえる原因と対処法
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2026年05月30日
更新日:2026年05月30日
【監修者】
・鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
・鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
・神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
目次
夜、ベッドに入って静かになると、「耳の中でドクドクと不規則な音がする」「自分の心臓の音が聞こえて眠れない」といった症状に不安を感じていませんか?「何か大きな病気なのでは…」と一人で悩んでしまう方も少なくありません。この記事では、耳の中でドクドクと音が聞こえる原因や、夜に症状が強くなる理由、そして今すぐ試せる対処法をわかりやすく解説します。この記事を読むことで、不快な耳鳴りの正体がわかり、今夜から安心して眠るための具体的なステップがみえてきます。まずは、気になる「結論」からみていきましょう。
結論:耳の中でドクドク不規則に音がする正体は「血管性耳鳴り」
結論ファースト:自分の脈拍や血流の音が聞こえている状態
耳の中で「ドクドク」「トクトク」と不規則に音が聞こえる場合、その多くは「血管性耳鳴り(けっかんせいじめいり)」と呼ばれるものです。これは、耳の周辺を通っている大きな血管の血流や、心臓の拍動(脈拍)が、何らかの理由で耳の奥(内耳)に響いてしまっている状態を指します。不規則に感じる理由は、緊張やストレス、姿勢の変化によって、一時的に血流の速さや血圧が変動するためです。
寝るときに「心臓の音」が大きく聞こえる2つの理由
日中は気にならないのに、就寝時にだけ音が大きく聞こえるのには、明確な理由があります。
・周囲が静かになるため(遮蔽効果の消失):昼間はテレビの音や生活音(環境雑音)にかき消されていたわずかな音が、夜の静寂によってクローズアップされます。
・枕に耳を押し当てるため(骨導音の伝播):横になって枕に耳を当てると、首や頭の血管の拍動が枕を通じて直接耳に伝わりやすくなります。
まずは「静かな環境と姿勢のせいで大きく聞こえやすくなっている」という点を押さえておきましょう。
なぜ不規則にドクドク鳴る?考えられる4つの主な原因

耳の中で血流の音が響いてしまう背景には、いくつかの原因があります。ご自身の日常と照らし合わせてみてください。
1. 自律神経の乱れと睡眠不足
過度なストレスや疲労、睡眠不足が続くと、自律神経のバランスが崩れます。 交感神経が優位になると血管が収縮し、一時的に血圧が上昇します。これにより、耳の周りの血流が激しくなり、ドクドクという拍動音が不規則に聞こえやすくなります。
2. 首や肩の激しいこり・筋肉の緊張
デスクワークやスマホの長時間利用により、首や肩、アゴの筋肉がカチカチに硬くなっていませんか? 首の周りには、脳へ血液を送る重要な太い血管(頸動脈など)が通っています。周りの筋肉が凝り固まって血管を圧迫すると、血流に乱れ(乱流)が生じ、それが耳に響く原因になります。
3. 一時的な血圧の変動や貧血
急に立ち上がったときや、寝不足の朝など、血圧が不安定なときに拍動性の耳鳴りが起こることがあります。 また、貧血気味の方は、酸素を体中に届けようとして心臓が一度に送り出す血液量を増やすため、血流の音が大きくなりやすい傾向があります。
4. 耳の器官のトラブル(耳管開放症など)
耳と鼻をつなぐ管(耳管)が開きっぱなしになる「耳管開放症(じかんかいほうしょう)」になると、自分の声や呼吸音、血流の音が耳の中で異常に響くようになります。 体重が急激に減少したときや、脱水症状のときに見られやすいのが特徴です。
今すぐできる!寝るときのドクドク音を和らげる5つのセルフケア

夜、耳鳴りのせいで眠れないときに試してほしい、具体的な対処法をご紹介します。
1. 枕の高さを調整する・耳を圧迫しない
横向きで寝ると、枕に接した耳から拍動が伝わりやすくなります。
・仰向けで寝てみる
・少し高めの枕にして、頭の位置を心臓より高くする(頭への血流を緩やかにする)
・柔らかい素材の枕に変えてみる これだけでも、耳に伝わるドクドク感を大幅に軽減できる場合があります。
2. 小さな音(環境音)を流して意識をそらす
静かすぎる部屋は、耳鳴りをより際立たせてしまいます。 スマホのアプリなどで、「雨の音」「波の音」「川のせせらぎ」などの自然音(ピンクノイズ)を小さな音量で流してみてください。脳が耳鳴りの音だけに集中するのを防ぎ、入眠をサポートしてくれます。
3. 首や耳の周りを優しく温める
筋肉の緊張が原因の場合、温めることが非常に効果的です。 就寝前にホットアイマスクや温かい蒸しタオルを首の後ろや耳の周りに当ててみてください。血管が広がり、血流がスムーズになることで、耳の奥のドクドク音が落ち着きやすくなります。
4. 深呼吸(腹式呼吸)で副交感神経を優位にする
ストレスや不安でドキドキしているときは、自律神経を整える呼吸法を試しましょう。
1. 4秒かけて鼻からゆっくり息を吸う
2. お腹を膨らませるイメージを持つ
3. 8秒かけて口から細く長く息を吐き出す
これを5〜10回繰り返すと、副交感神経が優位になり、血圧と心拍数が下がって耳鳴りが和らぎます。
5. カフェインやアルコールの摂取を控える
夕方以降のコーヒーや緑茶(カフェイン)、夜遅くの飲酒は避けるのが賢明です。 これらは心拍数を上げたり、血管を拡張・収縮させたりして血流を乱すため、拍動性耳鳴りを悪化させる原因になります。夜は白湯やノンカフェインのハーブティーがおすすめです。
見逃してはいけない注意すべき症状と専門医への相談
多くの場合は一時的な疲れや血流の変動によるものですが、耳の中でドクドク音がする「拍動性耳鳴り」の中には、稀に血管の病気(動脈瘤や動静脈瘻など)が隠れているケースがあります。安全のため、以下のチェックリストを確認してください。
早めの受診が推奨されるチェックリスト
もしも以下のような症状が伴う場合は、放置せず「耳鼻咽喉科」または「脳神経外科」を早急に受診してください。
・片方の耳からだけ、常に大きなドクドク音が聞こえる
・手足のしびれ、力が入らない、激しい頭痛を伴う
・めまいやふらつきがあり、真っ直ぐ歩けない
・音が聞こえにくくなる(難聴)など、聴力に異変がある
・数週間以上、症状が全く改善せず悪化している
注意:「ただの疲れだろう」と自己判断せず、症状が続く場合や強い不安がある場合は、早めに専門医へ相談し、適切な検査を受けることが健康を守る一番の近道です。
FAQ:耳の中の不規則なドクドク音に関するよくある質問
Q1. ストレスが原因で耳から心臓の音が聞こえることはありますか?
A. はい、大いにあります。 ストレスを感じると自律神経が乱れ、心拍数が上がったり血圧が変動したりします。これにより、耳の周りの血流が激しくなり、自分の心臓の音が「ドクドク」と不規則に響くようになります。心身を休めることで改善することが多いです。
Q2. 左右どちらか片方だけドクドク鳴るのは異常ですか?
A. 片側だけ継続して鳴る場合は、専門医による確認が必要です。 一時的なものであれば心配ないことが多いですが、片側の耳だけで「常に」「規則正しく」ドクドク音が鳴り続ける場合は、その側の血管や耳の器官に何らかの負荷がかかっている可能性があります。一度、耳鼻咽喉科への受診をおすすめします。
Q3. 耳鳴りが気になって寝不足になります。睡眠薬に頼ってもいいですか?
A. 自己判断での服用は避け、まずは医師に相談してください。 睡眠不足は耳鳴りをさらに悪化させる悪循環を生みます。医療機関(耳鼻咽喉科や内科)を受診すれば、耳鳴りの不快感を和らげるお薬や、安全に眠るための睡眠導入剤を適切に処方してもらえます。
まとめ:今夜からリラックスできる環境を整え、改善しなければ受診を
最後に、この記事の大切なポイントを振り返りましょう。
・耳の中の不規則なドクドク音は、血流の音が響く「血管性耳鳴り」の可能性が高い。
・寝るときに大きく聞こえるのは、周囲の静けさと枕による圧迫が原因。
・対策として、「枕の調整」「自然音を流す」「首元を温める」「深呼吸」が有効。
・症状が長引く場合や、めまい・難聴を伴う場合は早めに専門医へ相談する。
明日から(今夜から)できるネクストアクション:
今夜ベッドに入るときは、部屋を完全に無音にせず、スマホでかすかに「波の音」を流してみてください。そして、少し高めの柔らかい枕を選び、ゆったりと深呼吸をしながら体を休めてあげましょう。 あなたの不安が少しでも和らぎ、心地よい睡眠がとれることを心より応援しております。
耳鳴りや首こり改善に!自律神経を整える鍼灸治療の効果
セルフケアでも耳の中のドクドク音がすっきりしない場合、鍼灸(しんきゅう)治療が効果的な選択肢となります。なぜなら、鍼灸は耳鳴りの2大原因である「首・肩の激しいこり」と「自律神経の乱れ」に直接アプローチできるからです。耳の周りや首筋にあるツボを刺激することで筋肉の緊張をほぐし、圧迫されていた血管の血流をスムーズに整えます。さらに、乱れた自律神経(交感神経)の興奮を抑えて深いリラックス状態へ導くため、夜の寝つきの良さや睡眠の質向上にもつながります。「慢性的な疲労やこりからくる耳鳴り」に悩む方は、鍼灸院コモラボへ一度相談してみるのがおすすめです。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
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次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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