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動悸で病院に行くタイミングは?|動悸で受診する目安
- カテゴリ:
- 胸やお腹の悩み

公開日:2025年07月23日
更新日:2025年07月23日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次
- 1 動悸が起きたときの対処を解説します
- 2 動悸が起きたら病院に行った方がいい?
- 3 動悸がしたときに病院に行く目安
- 4 動悸とはどんなもの
- 5 動悸の具体的な症状について
- 6 病院を受診する目安
- 7 動悸は何科を受診すべきか
- 8 原因がわからず総合的な検査を受けたい場合
- 9 ストレスが原因の場合
- 10 女性ホルモンが原因の場合
- 11 生活習慣が原因の場合
- 12 動悸がしたときに気を付けるべき生活のポイント
- 13 動悸がしたときの対処法
- 14 動悸が起きた直後の方法
- 15 動悸が落ち着いたら病院を受診しましょう
- 16 精神的なストレスで誘引される引き金と場合
- 17 ストレスはなるべく解消するように心がける
- 18 動悸の原因は生活習慣にある
- 19 カフェインやアルコールの摂り過ぎ
- 20 喫煙
- 21 運動をしたとき
- 22 薬の副作用
- 23 動悸を治すなら当院の東洋医学の鍼灸が効果的
- 24 当院で患者様の治療実績はこちらから
- 25 関連する記事

動悸が起きたときの対処を解説します

「少し動いただけで胸がドキドキする」
「安静にしているのに心拍が激しい」
このような不調を感じたことはないでしょうか。
動悸が続いても、「休めば治るから」とごまかし続けるのは要注意です。
今回は「動悸で病院に行くタイミングは?|動悸で受診する目安」と題して、動悸が起こった際に知っておきたい治療のタイミング、日常生活で気をつけたいポイントについて詳しく解説いたします。
動悸が起きたら病院に行った方がいい?

日常生活の中で、ふいに動悸がすることはありませんか。
「運動不足だから」
「疲れているから」
「年を重ねたから」
「仕方のないこと」
このように諦めている方もいらっしゃるかもしれません。
動悸の症状を放置してしまう理由には「病院に行くタイミングがわからない」ということもあります。
ここでは診察を受けるタイミングと何科に行くべきか解説します。
動悸がしたときに病院に行く目安
「脈が速くなる」
「胸がドキドキすることが多い」
「安静にしても心臓がドカドカする」
「いつもより鼓動が早く感じる」
このような症状はないでしょうか。
動悸を単純にドキドキすることと捉え、
「年を重ねたから」
「運動不足だから」
「寝不足だから」
「更年期だから」
と安易に考えてはいけません。
「少しくらい心臓がドキドキするときがあるからといって、病院やクリニックを受診するほどでもない」と考える方も多いと思います。
しかし、動悸には様々な原因があり、病気のサインである可能性もあるため、おかしいと感じたら早めに診察を受けましょう。
動悸とはどんなもの
動悸とは以下のような症状が起こります。
・心臓の動きが乱れ
・鼓動が強い
・鼓動が速い
以上のような不快に感じることです。
動悸の具体的な症状について
「動悸と呼べるほどの症状かどうかわからない」という方もおられるのではないでしょうか。
それを理由になかなか治療が始められないという方も多いです。
動悸の主な症状としては以下のような症状があります。
・心臓の動きがドカンドカン(ドクンドクン)する
・強い脈飛びがある
・めまいがする
・脈が増えると手が震える
・胸が詰まるような感覚がある
これらの症状があります。
病院を受診する目安
・動悸を長く感じるようになった
・安静にしていても脈拍が100回/分を超えている
・動悸の他に息苦しさ、むくみ、痛みの症状がある
以上のような症状がある場合は治療を開始することをおすすめします。
病院での初診の際には、できるだけ以下のような症状を詳しく話せるようにしましょう。
・動悸を自覚した時期
・動悸が起こる状況(人前や移動時、運動後、ストレスの有無など)
・症状が続く時間
・動悸以外の症状の有無
・脈のリズム(不規則、速い、遅いなど)
・動悸の始まりと終わりの感覚
以上のような反応を日ごろから意識的にチェックしておきましょう。
動悸は何科を受診すべきか

動悸で初診を受ける際は、何科にすべきか悩まれることがあります。
動悸といっても症状の出現の仕方で受診すべき科が変わります。
原因がわからず総合的な検査を受けたい場合
まずはかかりつけの内科で相談することをおすすめします。
しかし、より専門的な医療をお求めの場合は、循環器内科や心臓血管外科を受診しましょう。
ストレスが原因の場合
動悸の原因が以下のようなストレスと考えられる場合は、まずは心療内科をおすすめします。
【パニック障害】
極度の緊張により起こりやすく、脳内の神経伝達物質系の異常が原因とされています。
【過換気症候群】
検査で異常はないものの精神的ストレスや不安感が原因で息が苦しくなり、呼吸が速くなります。
【心臓神経症】
精神的な不安があると、胸の痛みや動悸を感じます。
【自律神経失調症】
悪い生活習慣やストレスが主な原因です。
女性ホルモンが原因の場合
女性ホルモンの乱れが原因と考えられる場合は、婦人科がおすすめです。
【更年期障害】
エストロゲンとプロゲステロンの分泌量が低下することでホルモンバランスが乱れて以下のような症状が起こります。
・動悸
・疲労感
・ほてり
・冷え
・頭痛など
【妊娠】
妊娠中は女性ホルモンの分泌が増えるため自律神経が乱れやすいです。
また貧血にもなりやすく、胸に不快感があります。
生活習慣が原因の場合
生活の乱れや嗜好品過多が原因で動悸を感じる場合は内科クリニックをおすすめします。
【貧血】
鉄分の摂取不足や出産、月経などで起こりやすいです。
【嗜好品の過剰摂取】
アルコール、たばこ、カフェインなど嗜好品を過剰に摂取すると、自律神経の乱れが血圧に影響します。
これが呼吸が速くなり動悸が起こりやすくなります。
【低血糖】
栄養不足、インスリンの不適切な使用などで血糖値が下がると、動悸の他、手足の震えやめまい、脱力が起こりやすいです。
動悸がしたときに気を付けるべき生活のポイント

動悸が起きてしまうと苦しさや不安も起こり何もできないことも多いです。
しかし、そのときに対処法を知っておけば症状をやわらげることができます。
ここでは動悸がしたときの対処法や動悸や生活習慣の関係について解説します。
動悸がしたときの対処法
動悸が起こった際にとるべき対処法をご紹介いたします。
動悸が起きた直後の方法
動悸が起こった際は以下の方法をとりましょう。
・楽な姿勢をとる
・深呼吸をする
・首の動脈や両目を優しく押す
ただし、動悸だけでなく胸の痛みや呼吸困難を感じる場合はすぐに病院を受診しましょう。
動悸が落ち着いたら病院を受診しましょう
動悸でも以下2点が当てはまる場合は落ち着いたあとに病院で受診しましょう。
・動悸が頻発する
・安静にしていてもドキドキする
精神的なストレスで誘引される引き金と場合
動悸の原因は身体の不調(疾患)だけではありません。
緊張、怒り、ストレスなどの精神的なストレスでも動悸が起こります。
そもそも心拍は交感神経と副交感神経で制御されています。
そのため緊張や怒りを感じると交感神経が過敏になり、自然と心拍数が上がります。
この心拍数を鎮静させるためには副交感神経を活発にし身体をリラックスさせることが重要です。
そのためにはゆっくりと深呼吸を繰り返すようにしましょう。
ストレスはなるべく解消するように心がける
動悸を改善するためにも質のよい睡眠をとり、疲労はためないようにすることも重要です。
ストレスが原因と考えられる場合でも、「精神的なものだから仕方がない」「環境が変われば治まるだろう」と放置してはいけません。
ストレスによる動悸でも、放置することで循環器の病気へ移行することがあります。
また、ストレスがある方は、そうでない方に比べると心筋梗塞になる可能性が約1.5倍にもなります。
動悸の原因が精神的なものでも放置すれば心臓の病になる危険があるため、気になる症状がある場合は、早めに受診・検査をおすすめします。
動悸の原因は生活習慣にある
生活習慣が動悸の原因となる場合もあります。
カフェインやアルコールの摂り過ぎ
コーヒーやお茶に含まれるカフェイン、お酒に含まれるアルコールには、自律神経を刺激し、血圧を変化させることで脈拍を速くする作用があります。
そのため、カフェインやアルコールを摂り過ぎると、動悸がしたり胸が苦しくなったりすることがあるのです。
仕事の合間などほっと一息つきたいときにカフェインを摂る程度なら問題はありません。
ただし多めにカフェインを摂取してしまう方は、一日に何杯までと決めるようにしましょう。
また、アルコールは同様に適量を守りましょう。
喫煙
たばこに含まれるニコチンもカフェインやアルコールと同じく自律神経に作用し、動悸の原因となります。
たばこは動悸の他にも様々な病気の原因となるため、本数を減らす、禁煙をすることが望ましいです。
運動をしたとき
激しい運動をしたとき、普段運動をしない方が身体を動かしたときなどにも脈が速くなり、動悸が起こりやすいです。
これは正常なものですが、少し動いただけでも動悸がする場合は、他の病気が隠れている場合もあるため注意しましょう。
薬の副作用
血管を拡張する薬や、交感神経を刺激する薬を服用すると、副作用として動悸が起こることがあります。
また、糖尿病治療のためインスリンを過剰に投与してしまうと、動悸を起こしがちです。
反対に、血圧の薬や心臓の薬の服用を中止すると、動悸が起こることもあります。
日常的に服用している薬でも、体調によって動悸が起こることも少なくありません。
動悸を治すなら当院の東洋医学の鍼灸が効果的
ストレスで起こる動悸症状は東洋医学の鍼灸で改善できます。
東洋医学では動悸や不安感は「心臓の栄養不足」で考えます。
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西洋医学ではこの動悸や不安感には抗不安薬や向精神薬などを処方して対処しますが、抗不安薬や向精神薬は依存性が高くリスクがあります。
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実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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