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夏バテは漢方で解消|夏バテにおすすめの漢方6種

夏バテは漢方で解消|夏バテにおすすめの漢方6種
公開日:2025年06月19日
更新日:2025年06月19日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

夏バテは自律神経の機能低下で起こる

日本の夏は温度と湿度が高いため、何とか生命を維持しようと熱を逃がして体温を一定に保つ防衛本能が働きます。
この時に必要以上のエネルギーを消費して身体に負担がかかります。
とくに冷房の効いた室内と、高温多湿の屋外を出たり入ったりすると体は強いストレスを受けます。
このような状態が長く続くと、徐々に自律神経の働きが鈍化し体温調節をうまくコントロールできなくなっていきます。

日本の夏は温度と湿度が高いため、何とか生命を維持しようと熱を逃がして体温を一定に保つ防衛本能が働きます。
この時に必要以上のエネルギーを消費して身体に負担がかかります。
とくに冷房の効いた室内と、高温多湿の屋外を出たり入ったりすると体は強いストレスを受けます。
このような状態が長く続くと、徐々に自律神経の働きが鈍化し体温調節をうまくコントロールできなくなります。

エアコンで熱を奪われると冷房病にかかる

体温調節機能が低下すると「体温がうまく下げられずに熱が出る」、「水分の循環がうまくいかずに胃腸の働きが弱くなる」。「食欲不振で身体がだるい」といった内臓機能の低下や、頭痛、倦怠感、動悸、頻脈など体全体の不調が起こります。
さらにエアコンの冷房などで人工的に熱を奪われて体のバランスを崩すと腰痛、肩こり、手足の冷えしびれなどの症状を伴う、いわゆる「冷房病」にかかります。

体温調節機能が低下すると「体温がうまく下げられずに熱が出る」、「水分の循環がうまくいかずに胃腸の働きが弱くなる」。「食欲不振で身体がだるい」といった内臓機能の低下や、頭痛、倦怠感、動悸、頻脈など体全体の不調が起こります。
さらにエアコンの冷房などで人工的に熱を奪われて体のバランスを崩すと腰痛、肩こり、手足の冷えしびれなどの症状を伴う、いわゆる「冷房病」にかかります。

冷たいもので消化管の機能低下が起こる

また、猛暑の中、冷たいものを頻繁に摂るようになると、急激に温度の低いものが消化管に入るとそれが刺激となって消化や吸収がうまく働かなくなります。
それにより消化管内の消化酵素の働きも低下し免疫能の低下にもつながります。

このように夏バテは自律神経のバランスの崩れや消化管の機能低下による消化吸収と食欲不振で必要な栄養素が不足することで様々な症状が現れてきます。
この問題を改善するためには、環境を快適にするだけでなく消化管の機能の改善と自律神経のバランスの改善が重要になってきます。

また、夏バテの症状は夏の期間だけではなく少し遅れて涼しくなった初秋に生じることがあります。
この時期に自律神経失調症のような症状が出る場合には夏バテと考えて対処することが望ましいと考えます。

また、猛暑の中、冷たいものを頻繁に摂るようになると、急激に温度の低いものが消化管に入るとそれが刺激となって消化や吸収がうまく働かなくなります。
それにより消化管内の消化酵素の働きも低下し免疫能の低下にもつながります。

このように夏バテは自律神経のバランスの崩れや消化管の機能低下による消化吸収と食欲不振で必要な栄養素が不足することで様々な症状が現れてきます。
この問題を改善するためには、環境を快適にするだけでなく消化管の機能の改善と自律神経のバランスの改善が重要になってきます。

また、夏バテの症状は夏の期間だけではなく少し遅れて涼しくなった初秋に生じることがあります。
この時期に自律神経失調症のような症状が出る場合には夏バテと考えて対処することが望ましいと考えます。

夏バテにおすすめの漢方6種

漢方薬は夏バテ対策としてはおもに消化管の蠕動運動を改善し副交感神経を活発にすることを目的としたものを選びます。
その他に自律神経のリズムを改善したり、水分代謝を改善したりするような漢方処方も体質に応じて選択します。
以下におすすめの漢方を解説します。

漢方薬は夏バテ対策としてはおもに消化管の蠕動運動を改善し副交感神経を活発にすることを目的としたものを選びます。
その他に自律神経のリズムを改善したり、水分代謝を改善したりするような漢方処方も体質に応じて選択します。
以下におすすめの漢方を解説します。

体力回復を目的としたもの

夏バテは主に身体のだるさや疲労感などが顕著に症状として現れます。
そのため体力回復、滋養強壮といった効果の漢方が選択されます。

清暑益気湯(せいしょえっきとう)

暑さによる食欲不振・疲労倦怠を改善します。
体重減少の解消を目標とします。

暑さによる食欲不振・疲労倦怠を改善します。
体重減少の解消を目標とします。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

胃腸を丈夫にしてエネルギーを高め、元気が出るようにします。
おもに小腸に作用することで食欲不振(食べる気がしない)を改善します。

胃腸を丈夫にしてエネルギーを高め、元気が出るようにします。
おもに小腸に作用することで食欲不振(食べる気がしない)を改善します。

六君子湯(りっくんしとう)

胃腸の働きをよくして、水分の停滞を改善します。
おもに胃に作用して食欲不振(空腹感がない)を改善します。

胃腸の働きをよくして、水分の停滞を改善します。
おもに胃に作用して食欲不振(空腹感がない)を改善します。

十全大補湯

皮膚の乾燥や貧血傾向を伴う易疲労感を改善します。

皮膚の乾燥や貧血傾向を伴う易疲労感を改善します。

人参養栄湯(にんじんえいようとう)

人参を主薬にして胃腸の消化力の低下、疲労倦怠し 四肢がだるい、貧血、手足が冷えるなどの症状を改善します。

水分代謝の改善として

五苓散(ごれいさん)

クーラー病(冷房病)によって自律神経のバランスが乱れると、体は体温調節のためにエネルギーを消耗してしまいます。
クーラーの効いた涼しい環境にいることで末端の血行不良が起こり、だるさや疲れやすさなどの症状が出現します。

クーラー病(冷房病)によって自律神経のバランスが乱れると、体は体温調節のためにエネルギーを消耗してしまいます。
クーラーの効いた涼しい環境にいることで末端の血行不良が起こり、だるさや疲れやすさなどの症状が出現します。

夏バテは当院の鍼灸治療で改善できる

夏バテは自律神経失調症に似た症状であるためクリニックなどでは対処療法として薬物が処方されるのみの治療です。
しかし、薬物療法では根本的な改善に至らないために当院にご来院される方がおられます。

根本的な改善をするためには東洋医学に基づき自律神経の機能を向上させる治療方法が良いと当院では考えております。ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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