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【寝不足はめまいが起こりやすい?】睡眠とめまいの関係
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公開日:2024年10月16日
更新日:2024年10月16日

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

寝不足でめまいが起こるのはなぜか

人にとって睡眠時間は脳と体を休めるために必要な時間です。
その睡眠時間が不足していたり、質の低い睡眠をとり続けると寝不足状態に陥り、体に様々な不調をきたします。
めまい症状はそのうちの一つであり、比較的起こりやすい不調とされています。
最近の統計ではめまいを訴える人の多くは必要な睡眠時間を取っていないことが原因といわれています。
また最近では「寝ている時に脳が揺れている感覚がある」といっためまいも増えてきています。
しかし、一般的には寝不足がめまいに繋がるのかの理由についてそれほど知られていません。
体に悪いから何となく睡眠不足が原因なのかな?という程度の人もいるのではないでしょうか。
今回は「【寝不足はめまいが起こりやすい?】睡眠とめまいの関係」と題して寝不足とめまいの関係を解説します。
【寝不足で起こるめまい①】ふわふわめまい

寝不足や睡眠の質の低下によって起きるめまいには主に3種類あります。
一つ目は、浮遊感のあるめまいです。
「地に足がつかない感覚がある」
「立ち止まっているはずなのに脳が揺れている感じがする」
「頭がふわふわとした感覚が起こる」
このめまいに併せて息切れ、吐き気、動悸などの症状も起こります。
これは平衡感覚を失っている状態と考えられています。
寝不足は平衡感覚を保つ働きを担う脳幹や小脳の機能低下を起こるとされています。
このめまいの根本的な原因は寝不足による自律神経の乱れが影響しています。
そのため改善するためには自律神経を正常な働きに戻すことが重要です。
【寝不足で起こるめまい②】起立性めまい

二つ目は、立ちくらみように血の気が引くめまいです。
このめまいは起立性めまいともいいます。
貧血の症状と似ていますが、酸素が体にうまく行き渡っていないことで脳への血液や酸素も滞っていることが原因です。
このめまいはしっかり眠ることで体の機能回復ができればじゅうぶんに防ぐことができます。
また、もともと低血圧の方は睡眠だけでなく食品で鉄分を摂ることも大切です。
起立性めまいは食事の栄養バランスが崩れることでも起こります。
睡眠の質だけでなく食事の栄養管理も心がけるようにしましょう。
【寝不足で起こるめまい③】回転性めまい

三つ目は回転性のめまいです。
直立しているはずなのに視界がぐるぐる回ったり、または自分自身が四方に回っている感覚が起こるものをさします。
それに伴って吐き気を催します。
このめまいは三半規管が関係しています。
耳周囲のリンパの流れが滞ったり、過労やストレスが溜まることで起こる症状です。
睡眠不足で起こるめまいは鍼灸で改善できる
この寝不足や睡眠の質の低下で起こるめまいは東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
鍼灸は自律神経の調整に優れており、西洋医学のように薬を利用せずにめまいを根本的に改善する効果があります。
当院ではその鍼灸の効果を高めるために東洋医学に基づく体質診断を用いて一人ひとりの体質にあったツボを刺激して効果を引き出します。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
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実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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